万病の原因～腸マヒ

私は何度も
宿便から来る腸マヒ（腸の蠕動不全）が
あらゆる病気の根本原因であるとの、
甲田光雄博士の説を
紹介してきた。
今日は
甲田先生が
お話しになった講話を筆記した文章で
そのことを
再び紹介したい。
なお以下の文章は
極めて大切であると思われ、
私がこれを紹介している私自身の健康ブログの住所を
ここに載せておくので、
関心のある方は
明日以降は
こっちのブログで
続きを読んでいただきたい。
http://plaza.rakuten.co.jp/kenkozukuri/

（参考　マイナス栄養のすすめ　甲田光雄著　春秋社）
朝礼講話―その二十二　宿便は万病のもと
ここへ入院して、少食・断食といったきびしい養生を続けてゆくうちに、皆さんは自分の腸が以前よりよく動くようになったのをはっきり自覚することができるようになったと思います。
この中で、それを確かに自覚できた方は手を挙げてみて下さい。ああ、大分と沢山おられますね。
私は長年、断食療法の指導をやってまいりましたが、ここへ入院してこられるような患者さんといえば、リューマチで長い間悩んでいた人とか、気管支喘息でいろいろな治療法を試みたがよくならなかった人とか、頭に髪の毛が一本もない禿頭病の人とか、とにかく難病で苦しんでいたという人達が多いです。
ところで、このような人たちが断食・少食を実行し、いままで動きの鈍かった腸、即ち腸マヒが治って、よく動く腸になってくるにつれ一様に病状が好転してくるのです。
これは非常に不思議な現象ですが、しかし事実なんです。（続きは上のブログ住所で）

「実相」は心の眼で観ることが可能なのか？

人間は実相を
心の眼で
はっきりと観ることが
そもそもできるのだろうか。
このことは
道元禅師は勿論可なりと
言っている。
ここの部分を
引用する。

（参考　正法眼蔵を読む　三十七品菩提分法の巻　谷口清超著）
＜七等覚支＞
　次に「定覚支」は、人々の先験的に保持している仏性をハッキリと観ずるのである。その実相本来の面目を眼で見る。自分の鼻を自分であけるのだ。そして自分の鼻に、自分で綱をつけて、自分で引くのである。それは自己が自分の肉体を統御し、自由に支配することであり、しかもかくの如くでありながら、あたかも一頭の水牯牛（すいくにゅう）となり切ったところのい山禅師が、自（おのずか）らの水牯牛を飼いならしているように、肉体を自由自在に養い育てる（決して圧殺しない）のである。