子どもの悩みごと

私は自宅で
学習の個人指導をしている子が何人かいるが、
何か悩みごとがあるみたいな時がある。
そういう時は
落ちつかなかったり、
時々ぼんやりしてしまったりする。
大人だって
心に気にかかることがあると、
それに心をとられることがよくあるように、
子どもも
学習に集中できない状態になる。
そういう時は、
無理矢理勉強を押し付けないで、
多少学習が進まなくても
仕方なしとする。
悩みごとの内容がうすうす読みとれることもあるが、
あえてそのことには
触れない方がよい。
うちでの勉強の目的は
一つは
落ちついた安定した心の状態を
取り戻してもらうことでも
あるからだ。

ツ―バイ法

私の家の真ン前に
建設中の家がある。
ちょっと前
わが家の半分と姉と共有の土地が
あった部分に
（というのは父の遺産の土地と建物を
姉と共有していたからだ）、
姉の長男が
つまり私の甥っ子が
家を建てつつあるのである。
ツ―バイ法という建築工法で、
喩えは変だが
プラモデルみたいに、
組み立てていくやり方であって、
日本の在来工法と
全然ちがっている。
このツ―バイ法というのは
最近かなり増えてきていて、
わが家の横の隣家も
その工法で建てられた。
大工さんが
骨挌を造り、
コツコツとくぎ打ちしながら仕上げていくやり方が
一般的だが
このツ―バイ法は、
見ていると
プラモデルを組み立てるやり方に
とても良く似ている。
大きなプラモデルだ。
設計図というのか
建築のプランが
練りに練られているから
こういうやり方で
できるのだろう。