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自ら助くるを、応援する指導

2012-10-11 14:37:59 | 日記
私が神経症で
もう5年近く苦しんでいた青年時代に、
私の神経科主治医のK医師は
私に入院をさせるのも病気治癒の手かなと思い、
私の父を病院に呼び、
入院の是非について
父と話し合ったことがある。
その時私の父はK医師に
「息子はそんなに強い子ではないので、
ここで入院させたら、
生涯、
この病気から
立ち直れない人に
なってしまうかもしれない」と
このように言ったのである。
私は結局入院などせず、
何年もかかったが、
生活自身の中で、
自力で
この大変な病を
克服したのであった。
私がこの時入院していたとしたら、
私は今ここで。
ブログで私の考え方を
お伝えする自分は
いないと思う。
父は教育者だったから、
私が悩もうと苦しもうと、
達観して客観的にみながら応援してくれたのであって、
素晴らしい父親のもとで、
私は助かったのであった。

親の過干渉は、子どもを弱くしてしまう

2012-10-11 14:12:46 | 日記
今朝のNHKテレビは
最近、親の過干渉が
成人した子供を
スポイルしてしまうケースが
増えていると
報道した。
息子や娘が
仕事がないとか
仕事に失敗して、
親と同居している場合に、
何につけかににつけ、
母親が子どもに干渉し、
その結果
子が自由な行動が取れず、
自信を失い、
あげくの果て
パソコンで救いを求め、
相談相手を見つけるが
そんなやり方では結局は
救いにならず、
かえって
主体性から遠ざかる、
というのである。
親が子どもに対して
援助もどき手助けをしたところで、
本人は自力で立ち直ろうと
しているのだから、
困難に耐えて力強く生きていく力を与えずに、
却って
「折れやすい心」を
作ってしまうことがあるのだ。
「艱難汝を玉にす」
という昔の格言があるが、
これこそまさに真理であり、
子どもが苦しみのなかにも強い心を養っているときに、
途中で親がタオルを投げてやるなどをすれば、
子どもは挫折心を味わい、
逆にくじけやすい心を
植え付けられて
しまうのである。