子どもの表情から、家庭の状態が透けてみえる

家庭というものは、
いろいろな出来事が
あるものである。
どんな家庭であっても、
何かしら深刻な事態が
起こる場合がある。
それは
普通の
当たり前の姿だ。
そういう出来事を
子どもは
幼い、
感じ易く
傷つきやすい心に
印象してしまうから、
それが
後日ストレスになったり、
ほっとした感じになったり、
不機嫌になったり、
陽気になったりの
子どもの表情となるのである。

子どもは体で、親の心理状態を、もろ現わす

子どもは
体で
親の心理状態を
もろに表わす。
しかし教師は
教室で
子どもの状態をみるだけで、
家庭で何があったか
まったく知っていないから、
子どもに説教したり、
言い聞かせたり、
叱ったりして、
子ども一人を
指導するのみである。
子どもが何か普通でない心理状態を現わすのは
もっぱら親に原因があるのに、
子ども一人の状態だけしか教師が問題にしないのは、
本質的な子どもの改善に
つながっていかないことが多い。