人を良く観ることができる人は、人からも良く思われる

人から良く言われる人は
一般的に言えば
立派な人である。
「あの人は良い人だ」
こう言われることは
素晴らしいことである。
そのようになる人は、
人を（良く観ることができる）人で
ある必要がある。
観ることは観られることだから、
こちらがあの人は素晴らしいと思えば、
あの人の方でも、
こちらを
良く思ってくれている。
人を信じ愛せる人は、
人からも
愛されるのだ。

豊かな人間関係とは・・・

人間関係の豊かにある人と
そうでない人とがある。
人間同士の
心と心のつながりを基とする人間関係ならば、
急に消滅することはなく、
いつまでも不変だ。
一方心のつながりが無くっても、
一見つながりがあるみたいに見える形で
つながっている人間関係もある。
経済的な利益が目的のもの、
それ以外のなんらかの共通の利益で
つながっている場合もある。
そういうのは
つながっている土台の消滅とともに、
人間関係自体も消滅する。
定年退職とともに、
一切行き来する友だちがいなくなることは、
よくあることだ。
しかし
私たちが一切の世間的しがらみを離れても
消滅しない人間関係というものもある。
利害を離れた
人と人との心のつながりさえ存在すれば、
人間関係はなくならない・
これが豊かにある人は
幸せである。
愛が深くなれば、
心でつながれる人の数は
自然に多くなっていく。