Yoshikoの『リビング』へようこそ

16年間脳梗塞後遺症の夫と101日間世界一周クルーズをした。その記録を「リビングを船に乗せて」として著す。

孫のボランティア

2012-09-20 | 日記
大学生の孫は勉強、就職活動、アルバイトもあり、忙しくして
いるようだ。
その子が被災地のボランテイアに応募して2泊3日の活動をしてかえってきた。

「こんな小さな働きでは大したことじゃないのだけど・・」
と言いながら沢山の人が全国からバスで集まってきているとのこと。

学校の教室に畳を敷いて寝泊りをして朝7時から日没までがれきの処理など
してきたと言う。しかしまだまだ復興できていないがれきの山を見て
帰宅して一人で眠れないほどショックを受けているようだ。夜遅くにバスで
帰ってきたが、翌日、写真を見せながらいろいろ話をしてくれた。一年半も経った
今頃・・・と思うか、一年半も経ってもまだ・・・というか・・・複雑な心境だが
人々に伝え話し、忘れさせないようにすることも大切なことだ。

リピーターは多く、また時間を見つけて行きたい。その時は中学生の
妹たちと一緒に行こうと誘っている。

大切な貴重な経験をしてきた。

先日Y子さんもご主人と「どうしても行かなければ」と福島方面に行かれたそうだ。
放射能の心配される村では他県の車は不審に見られるし、尋問を受けいろいろ複雑な
思いで帰ってこられたそうだ。報告をためらうくらいショックを受けたそうだ。

私は勇気がないけれど代わりに将来をになう孫が出かけてくれた。

まさに「置かれた場所で咲きなさい」の一片である。