gifted：ギフテッド

生まれて間もなく母親を亡くした7歳のメアリーは、独身の叔父フランクとフロリダの小さな町でささやかながら幸せな毎日を送っていた。

しかし、メアリーに天才的な特別な才能が明らかになることで、静かな日々が揺らぎ始める。メアリーの特別扱いを頑なに拒むフランクの

もとに、フランクの母イブリンが現れ、孫のメアリーに英才教育を施すため2人を引き離そうとする。そんな母に抵抗し、養育権をめぐる

裁判にのぞんだフランクには、亡き姉から託されたある秘密があった・・・・

父と子（娘みたいなもの）愛情の物語リアルスティール（父と息子の愛情の物語）と大変よく似て居た様な気がします　そして本題

まず映像が美しい！！！夕凪の海岸。愛する姪にまとわりつかれるうっとうしいけど、大切な瞬間。

そんな愛おしい瞬間が美しい映像で次から次へと続いていく・・・・私もスチールでこんな画が撮りたいと魅入ってしまいました。。そして

悲しい瞬間もたくさん出てくる・・・だけど愛に溢れている。姪を想う主人公の愛しさがラストまで保たれて、素敵な映画が成立している。

また、人種差別のある社会にあって、この映画は人種差別を暗に否定しているようで、好感が持てました。例えば、7歳の少女の1番の友達が

年配の黒人女性「ロバータ（オクタビア・スペンサー）」であったり、弁護士費用の差はあっても、黒人の弁護士の能力は白人の弁護士の能力

に劣らない。裁判官も、人種で勝ち負けを決めるのではなく、子どものためを考えて決める。世の中は、そうありたいと思う。

子供の純粋さ 大人故に難しい問題様々なものを超えて最終的には二人が求めていた正解にたどり着く・・・

子役のマッケンナ・グレイス（メアリー）さんは天才的な数学者と子供っぽさも素晴らしい演じ方で更に可愛いと・・・凄い子役だな～

　　とにかく映画の見せ方がうまい。

久々に優しい気持ちになれる名作なので、是非見てみてほしい　今年の一月はどうした？？　良い作品ばかりが目立ちます　　　☆☆☆☆★