舞台は、戦時中1944年の。東京大空襲で起きた火災で母を失った牧 眞人(まひと)は
父と共に疎開(空襲に備えて他の地域に移ること)して東京を出る。そこで、父の子を
妊娠した母の妹・夏子と共に新しい暮らしを始めることになるのだが、眞人は夏子の事を
新しい母だと認めることができない。お手伝いのキリコとの会話でも「夏子おばさん」
と距離を置いた呼び方を使っている・・・
スタジオジブリ最新作にして宮﨑駿監督の10年ぶりの新作となります しかし本作に
ついて事前に公開された情報は最小限で、予告編やキャストの発表もないまま劇場公開
の日を迎えていましたので、不安と期待にかられ観に行かせて頂きました
予告編無しという事で予備知識一切無しで観ましたが正直言って私には難しかった・・・
私が観た限りでは論理建てた世界観やストーリーがあるとは思えず、かなり抽象的な
感じがしました。塔が人体を表していたり、生命について表現されていたりしていた
のはもちろん理解できましたが、正直なところ「だから何?」という感じです要するに
「どういう事?」って感じです。
ただ、こういう世界観を絵にできるというのはやはりすごいと思う。
考えて考えて出した答えは・・・題名でもあるように現実を受け入れる事が出来たから
こそ、これからどう生きていくのか!は君たち次第であって、あえて完結的には描か
なかったのかな?と思います。
エンドロールの声のキャスト名には少しびっくりしました
どうだった?と聞かれたら・・・解らん!と答えるでしょう ☆☆★