信州諏訪発気まぐれ親父のブログ

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2018年の映画を振り返る 「邦画」編

2018-12-30 07:30:30 | 日記

2018年もそこそこの数の邦画を鑑賞させて頂きました。 個人的に良かったものを選びたいと思います

1月    すみません!!これと言った作品と出会わなかったようです

2月    すみません!!今月も・・・・

3月    北の桜守     北の三部作の最終作品でした。戦争で人が亡くなるシーンもありましたが

               劇中歌を入れる事で、重くなりすぎ無い作品となり、夫婦愛、親子愛、様々な

               人間愛が描かれていました。 ともあれ「小百合ワールド」たっぷりの作品でした

4月    邦画の鑑賞がありませんでした・・・・

5月    面白い作品はあったのですが・・・年度代表には??? 

6月    空飛ぶタイヤ   ホープ自動車という財閥系で、銀行とかバックにいるとてつもない大きな会社と

               赤松運送というとてつもなく小さな会社が社運をかけ、それぞれの人生をかけ戦い

               抜く人間の姿を描いた作品だと思った。下町ロケット」や「陸王」にストーリーは

               似ていたが最後はスッキリした作品でした

7月    友罪       罪は罪・・・人は人・・・生き続ける罪と、いつか死ね人間。

                  それぞれの生きるを考えさせられる作品でした

8月    ごめんなさい 私の心に響く作品とは巡り合えませんでした

9月    コーヒーが冷めないうちに 

               未来がわかっていれば・・・それが限りあるものならば優しくなれるのかも

               しれません。

               改めて自分の未熟さに気付かされた作品でした。

10月   散り椿       日本の、溜息が出るような美しい風景がいくつもあったし、麻生に岡田が身を寄せる

                シーンなども構図が斬新でした。流石カメラマンが監督だけある映像でした

               三歩さがって男を立てる、女性の美。どれもこれも日本人なら心に染み入る、わびさび

               とも言えるものでした。 

11月  人魚の眠る家     人の死とは何か?脳死は人の死か?生と死の境目は何か?脳が死んでいるのに

                自力で呼吸しているのは生きていることになるのか?死んだ人間を電気信号で

                動かすことは許されるのか?臓器移植は? 人の『死』について考えさせられる

                作品でした

12月  日日是好日      11月にも鑑賞していた作品なのですが12月にもニ回目の鑑賞となりました。

               茶道の所作、茶菓子の華やかさ、季節の移ろいなど、日本の風景と心の美しさが

               描かれたほのぼのとした作品の中にも樹木希林さんの死を予感していたかのように

               彼女にフォーカスし、日本の精神の原点である茶道の奥深さに迫り、二十四節気の

               行事、四季折々の風景を織り込みながらの素晴らしい作品でした 

 2018年も邦画は21作品と少なめの鑑賞でした。。。 2018年は誰に何と言われようと「日日是好日」が私の選ぶ

               ベスト作品でしょう。樹木希林さんはもとより黒木華さんの名演には樹木さんの後を

               継げるような巧さが思います。

               勿論、他の共演されている方々も素晴らしかったですね。

     

               日本人の心を思い出させてくれる本当に心に染みる作品でした

2019年も多くの良作に巡り合えることを期待します。 私などの陳腐な評論ご覧くださってくれる方に感謝です