五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

用悪水路

2017年11月09日 | 新米組長
山梨県教育庁学校施設課財産管理担当という方から呼び出され、11区長と一緒に町役場に出かけてきました。

なぜ二人の区長が呼び出されたかというと、峡南北部の三つの高校(市川高校、増穂商業高校、峡南高校)が統合されるにあたり、新設高校の用地として、町が所有していた町民会館と町民体育館を県に譲渡するため、それらの雨水の排水路として使っていた部分(ここだけは国の持ち物)の用途廃止を申請する必要があるから、とのことでした。

この排水路のことを「用悪水路」というのだそうです。

初めて聞く言葉です。


上の地図で紫色に塗ってある部分が用悪水路。
左側が市川高校のグラウンド(県の所有地)、右側が町民体育会館(町の所有)になります。

新しく県立高校が立つ土地に国の土地があってはならないので、まずは付近の住民に、その部分が排水路として使わなくてもいい、という申請を出させる必要があるのだそうです。
その上で、すべての土地を県の所有にし、建設を始めることになります。

私たち二人が地域住民の代表、ということなのでしょう。


先日行われた町長選で、高校新設推進派の現職が当選し(対立候補が必ずしも建設反対派だったかはともかくとして)、建設GO!に支障が無くなったことで、今回の同意に至りました。

要した時間はわずかですが、地域住民の総意を反映させる行為というのは緊張するものです。
個人的には良い経験になりました。

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