五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

四国の旅(2)

2008年10月11日 | 日々のつれづれに
高知の夜はなんと言っても皿鉢料理。カツオのたたき(今は戻り鰹のシーズン)を中心にイセエビや刺身、鮎の塩焼き、貝や寿司などを大きな皿に盛った料理です。
カツオのたたきはどっさりと別の大皿に盛られて供されましたが、さすがにそんなに食べれない。

料理もさることながら、一緒に飲むお酒のまた美味しいこと!「生中」で乾杯した後は、地元の銘酒(坂本龍馬ゆかりの「船中八策」がすっきりしていておすすめです)や焼酎(高知は焼酎も有名なんですね)を飲みながらいただきました。仲居さんに色々料理の説明をしてもらいながらですから箸がすすみます。



散々料理をいただいた後は、「べく杯」というサカズキを使った「べろべろ」という遊びを教えてもらいました。
写真にあるとおり、「おかめ」の小さな杯、穴が開いていて一度注いだら飲み干すまで下に置けない「ひょっとこ」の杯、それに鼻の部分までお酒の入る「天狗」の杯があります。
それらの絵の描いてあるコマのようなものを回しながら「べろべろの神様は正直な神様よ、○○○な方へとおもむきゃれ♪」と歌い、コマの軸が指し示した人が、絵に書いてある杯でお酒を飲むというものです。○○○はてきとうに「スケベ」とか「のん兵衛」とかにします。

おかめは全然問題なし、ひょっとこもまあまあいけますが、天狗は少ししんどい。これを何度も続けて当たると、さすがにふらふらになります。

このほかに、中に一つ「当たり」を作った人数分の杯を伏せておいて、順番に開けていって当たった人が開いた分だけお酒を飲む、というロシアンルーレットのような遊びもあり、私はこれに何度か当たったもので最後は文字通りべろべろになりました。(酒屋さんのねらいにまんまとはめられた気がしないでもありませんが)

実はこの遊び、翌日の道後温泉に泊まったときもやりましたが、盛り上がりはイマイチでした。遊びなれた土佐の仲居さんがいればこその遊びなのかもしれません。



翌日は宿から車を走らせて桂浜に向かいました。桂浜を見下ろす小高いところに有名な坂本龍馬の像が建てられていて、はるか米国の方を見ているというこの銅像は思っていたよりも大きなものでした。
前日と違いこの日は晴天に恵まれて、このあと太平洋の荒波が打ち寄せている桂浜を歩きましたが、平日(月曜日)だったせいか観光客も少なく、砂浜を独り占めすることができました。

桂浜には闘犬センターもあり、たまたま取り組みをやっていたので本場の闘犬と言うものを初めて見ることができました。横綱の土俵入り、それから二頭の犬による激しい取り組みは、見ているものが息を呑むようなものでした。(ただし、残念ながら写真はホームページに載せてはいけない、ということなのでゴメンナサイ)

桂浜のみやげ物屋さんでお土産を買い込んで(ここでも少し時間を使いすぎました)、2台のレンタカーに分乗し、高知自動車道、松山自動車道と乗り継いで夕方近く、道後温泉に無事到着しました。

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