五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

四国の旅(3)

2008年10月13日 | 日々のつれづれに
さて、四国旅行3日目は、道後温泉からスタートします。この日、温泉の近在では大きなお祭りが朝早くから行われていて、時間さえあれば少し見ていきたかったのですが、帰りの飛行機の都合もあるので、ホテル内でお土産を買ってすぐにレンタカーに乗り込みました。
ちなみに宿泊したホテルは「ホテル椿館本館」、豪壮な外観もさることながら少しレトロな感じの内装が明治時代の雰囲気を感じさせてくれます。着いたときに荷物を受け取る係りだった女子従業員の矢絣の着物と、酒井法子似の笑顔が印象的でした。

昨日走って来た松山自動車道を逆に高松方面に向かいます。3日間とも感じたのは、四国の山の多さ、運転手以外はどうしても睡魔に勝てません。
高松道を善通寺ICで下りて琴平へ。いわずと知れた金毘羅さんに上ってみることに。
参道の客引き(血相を変えてクルマを自分のところに呼び込もうとします。少し怖い)をかわしながら、階段のすぐ下まで到着。「虎屋」という古い旅館の手前にあるうどんやさんに駐車させてもらうことにして、そこで杖を借りて(杖は必須です!)、いざ786段の階段に挑戦しました。昨日と違い、あまり暑くなく上るには絶好の天気ではないかと思います。



階段を上がりかけるときに左右のお店の人がうちわを貸してくれます。安易に借りると、帰りがけに「何かお土産を買ってください」と言われるのでそのつもりで。
苦しいのは最初の数百段。慣れない筋肉を使うからで、最初は少しゆっくりと上り始めるのがいいでしょう。同じ石段でも、身延山の石段は一段一段の高さがむやみと高く、上るのに難渋しますが、その点、金毘羅さんの石段はそれほどでもなく、途中に平坦な場所もあるので、慣れてくれば快調なペースで登ることができます。

平日だったので上る人はあまり多くなく、自分のペースで登ることができます。大門のところの「五人百姓」(何かいわれがあるのでしょうが、ろくに調べもせずに素通りしてしまいました)のところで飴をもらい、旭社を抜けるといよいよ本堂手前の最後の階段。一直線の階段で結構つらいですが、ここまで来てそうも言っていられないのでがんばって上りきりましょう。



目指す本殿に到着。境内からの眺めは格別です。すっきりと晴れていれば、はるか遠く本四架橋も見ることができるとか。残念ながらこの日の景色の方はイマイチでした。

写真を撮った後は、本殿の社務所で記念のお守りを買って、スタートしたうどん屋まで一気に下ります。気をつけないと膝が踊りだすはめになります。途中の土産物屋さんでお土産を買うと、重い荷物を持ったまま下りることになるので、できるだけ下ったところで買うほうがいいかな。

うどん屋さんで杖を返してぶっ掛けうどんを食べました(コシのある美味しいうどん。うどんのお土産を買う人はここで買いこみます)、少しアルコールも補給して、金毘羅参りは終わりました。
と同時に私たちの四国旅行も終わり、高松空港からジェット機で羽田へとひとっ飛び。あわただしい3日間が終わりました。山梨に帰る皆を羽田で見送って、モノレール・JRと乗り継いで帰ってきました。

今度皆と出かけるのはいつの日になることでしょうか。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (kincyan)
2008-10-15 09:37:35
四国の旅、よかったですね。私も同窓会で一泊二日の四国旅行をしましたが、満喫しました。今度行くときは是非、高知、四万十川などに行って見たいものです。
返信する
四国の旅 (のせ)
2008-10-15 23:02:55
帰ってきたばかりですが、もう一度ゆっくりと、できるならお酒抜きで、行けなかったところに行きたいですね。
返信する

コメントを投稿