昨日に引き続き、トヨタ7の話題で恐縮ですが...。
1968年の日本グランプリ(日本GP)に完敗したトヨタは5リッターの新しいトヨタ7を開発しました。
そして、7月と8月に行われた2つのレースに優勝して、5台のニューマシンをそろえて自信満々で臨んだ日本GPだったのですが...。
結果はまたしても6リッターのエンジンを搭載したR382の後塵を拝することになり、ヨーロッパから持ち込まれたタキ・レーシングのポルシェ917/908を抑えて3位~5位を占めるのがやっとでした。
カーナンバー2は久木留博之/細谷四方洋選手の運転で予選4位、決勝5位。
カーナンバー3は川合稔選手の運転で予選5位、決勝は3位。
カーナンバー5は鮒子田寛/高橋晴邦選手の運転で予選9位、決勝は5周目でリタイヤ。
また、カーナンバー6は蟹江光正/見崎清志選手の運転で予選8位、決勝は12位。
カーナンバー7は高橋利昭/V.エルフォード選手の運転で予選6位、決勝4位。
日本GP後、トヨタ7は日本で開催された日本Can-Amというレースに出場し、ローラ、マクラーレン、オートコーストなどの7リッターマシンを相手にバトルを繰り広げ、カーナンバー8の川合稔選手のトヨタ7が見事優勝を飾ります。
このときのトヨタ7はリアカウルをカットし、大きなウィングを装着していました。
以上のミニカーはすべてエブロ製、1/43スケール。
トヨタは1970年のレースに向けてさらに新しいトヨタ7(これをニュートヨタ7と呼ぶ場合もあります)を開発しました。
排気量は同じ5リッターながら、ターボチャージャーを装着し出力は何と850馬力以上にもなるという「怪物」マシンでした。
しかしニッサンの不参加等の理由により1970年の日本GPは中止となってしまいました。
行き場を失ったトヨタ7は北米で行われる本場のCan-Amレースへの参加を決めた矢先に練習中の事故を起こしドライバー(川合稔さん)が死亡するということが起きて、プロジェクトは中止を決定されてしまいました。
こうしてこのトヨタ7は一度もレースに出場することなく幻のマシンとなってしまったのです。
下のミニカーは、あるレースのイベントに出走したときの3台のニュートヨタ7をモデルにしたものです。
※ミニカーはQ-Model製、1/43スケール。
私はある展示会で実際のニュートヨタ7を見たことがありますが、思っていたよりもずっと低くコンパクト(というか、小さい)という印象を受けました。この車体がサーキットを走る姿を一度でいいから見たかったと思います。
まあ、そのときの気持ちが高じて今トヨタ7のミニカーを集めるようになったわけなのですが。
今も私にとって一番思い入れの深いレースカーであることに変わりはありません。
1968年の日本グランプリ(日本GP)に完敗したトヨタは5リッターの新しいトヨタ7を開発しました。
そして、7月と8月に行われた2つのレースに優勝して、5台のニューマシンをそろえて自信満々で臨んだ日本GPだったのですが...。
結果はまたしても6リッターのエンジンを搭載したR382の後塵を拝することになり、ヨーロッパから持ち込まれたタキ・レーシングのポルシェ917/908を抑えて3位~5位を占めるのがやっとでした。
カーナンバー2は久木留博之/細谷四方洋選手の運転で予選4位、決勝5位。
カーナンバー3は川合稔選手の運転で予選5位、決勝は3位。
カーナンバー5は鮒子田寛/高橋晴邦選手の運転で予選9位、決勝は5周目でリタイヤ。
また、カーナンバー6は蟹江光正/見崎清志選手の運転で予選8位、決勝は12位。
カーナンバー7は高橋利昭/V.エルフォード選手の運転で予選6位、決勝4位。
日本GP後、トヨタ7は日本で開催された日本Can-Amというレースに出場し、ローラ、マクラーレン、オートコーストなどの7リッターマシンを相手にバトルを繰り広げ、カーナンバー8の川合稔選手のトヨタ7が見事優勝を飾ります。
このときのトヨタ7はリアカウルをカットし、大きなウィングを装着していました。
以上のミニカーはすべてエブロ製、1/43スケール。
トヨタは1970年のレースに向けてさらに新しいトヨタ7(これをニュートヨタ7と呼ぶ場合もあります)を開発しました。
排気量は同じ5リッターながら、ターボチャージャーを装着し出力は何と850馬力以上にもなるという「怪物」マシンでした。
しかしニッサンの不参加等の理由により1970年の日本GPは中止となってしまいました。
行き場を失ったトヨタ7は北米で行われる本場のCan-Amレースへの参加を決めた矢先に練習中の事故を起こしドライバー(川合稔さん)が死亡するということが起きて、プロジェクトは中止を決定されてしまいました。
こうしてこのトヨタ7は一度もレースに出場することなく幻のマシンとなってしまったのです。
下のミニカーは、あるレースのイベントに出走したときの3台のニュートヨタ7をモデルにしたものです。
※ミニカーはQ-Model製、1/43スケール。
私はある展示会で実際のニュートヨタ7を見たことがありますが、思っていたよりもずっと低くコンパクト(というか、小さい)という印象を受けました。この車体がサーキットを走る姿を一度でいいから見たかったと思います。
まあ、そのときの気持ちが高じて今トヨタ7のミニカーを集めるようになったわけなのですが。
今も私にとって一番思い入れの深いレースカーであることに変わりはありません。
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