五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

わずか4周

2013年08月22日 | ミニカー
2011年のル・マン24時間レースに出走したアストンマーチンAMR-One。
これはそのうちの「007」号車です。

アストンマーチンといえば、映画「007」シリーズのボンド・カーとして何度か使用されたことでも有名なイギリスの高級スポーツカー・ブランドでカーナンバーもその映画に関係しているのかもしれません。
ちなみに同社は現在、英国やクウェートなどの投資会社グループによって経営されているそうです。



私の大好きなガルフカラーをまとったこのAMR-One、いかにも速そうな感じが漂っていますが、実際のレースではクルマの熟成不足がたたり、かなり悲惨な結果に終わります。
予選は「007」がトップから20秒遅れの22位で僚友車の「009」は25位。
決勝では「007」がわずか4周しただけでリタイヤ、「009」にいたってはたったの2周しただけで姿を消してしまったのです。

この年、AMR-Oneはル・マンも含めて4レースに出場する予定だったのですが、結局残り3レースには出走せず、さらに翌年のレース参加も中止となり、2011年のル・マンに姿を見せただけのレースカーとして記録に残ることになってしまったのです。



オープンタイプのAMR-Oneの運転席後方にそそり立つ壁のようなものは、シャーク・フィンというのだそうですが、ボディ横に大胆に切り込まれたスリットと合わせて、いかにもサメを思わせるフォルムが特徴ですね。
エンジンは2リッター直列6気筒、ターボチャージャー付き。
モデルはスパーク製、1/43スケール。


以下の写真はおまけのものです。

まずは、2年前の2009年ル・マンに出走して4位に入ったローラ・アストンマーチンDBR1-2の同じ「007」号車。
形はだいぶ違いますがAMR-Oneのモデルになったクルマですね。
モデルはイクソ製、1/43スケール。



もう1枚は、2011年のル・マン24時間で最後まで走り切って優勝したアウディR18 TDI、こちらもシャーク・フィンつながりで載せてみました(この年の流行だったのでしょうか)。
モデルはスパーク製、1/43スケール。



アウディR18はこの後ハイブリッド化するなど進化しながらル・マン三連覇(継続中)を果たします。


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