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五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

ガス室

2005年08月29日 | 日々のつれづれに
私の会社には、私がひそかに「ガス室」と読んでいる部屋があります。言わずと知れたオフィス内の喫煙所のことです。
喫煙者には次第に肩身が狭くなる昨今ですが、置いたタバコから立ち上る煙や他人が吐き出した煙(副流煙)が人体に与える影響が取りざたされて、会社などのオフィスでは、喫煙できる場所が次第に少なくなり、ついに強制排気装置の付いた小部屋に押し込められるところとなりました。

ただでさえ狭い部屋に加え、入り口にはタバコの害を訴えるポスターが張ってあります。内容は、タバコを吸っている人とそうでない人の肺のカラー写真!
そうまでして吸いたいか?とも思いますが、愛煙家の方はあまり気にしないのか、あるいは一種の反発心からなのか、あまり関係ないよという顔つきで平気でタバコをくゆらせています。

部屋の中と通路を仕切る大きなガラスは、タバコのヤニですっかり変色しており、それだけ見ただけでも、そんな煙を肺の中に吸い込むなんて、と思ってしまいますが...。

そういう私も、これまでタバコを吸ってみたこともありますが、もともと気管支が強くないこともあって、タバコが美味しいと思ったことはありませんね。
また、実家がタバコ屋のせいもあって、普段は「タバコは売るもので吸うものではない」などと言っているのですが、自分なりに愛煙家の方への理解はあるつもりです。
ですから、「ガス室」にこもってタバコを吸っている人は可愛そうだなと素直に思うのですが、それにしても、ヤニ臭い部屋の中で、目を閉じて一本のタバコを吸っている人を見かけるたびに、ツヨイツヨイ意志の力を感じてしまいますね。

でも、ファブリーズは手放せないだろうな。
コメント
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