2022/09/20
昨夜のエリザベス女王の国葬の生中継は
とても厳かで美しかったので
ずっと見てしまいました。
黒一色ではない鮮やかな葬儀。
ウェストミンスター寺院内部の荘厳さ。
きれいでしたね。
聖職者も赤い服を着ていたりする。
正式の服装なのでしょうね。
女性も子どもも出席していて
女性聖職者も弔辞を述べている。
男女の別なくみんなが見送る。
それが本来の自然な姿だなあと
しみじみ感じたのでした。
女王がいる国
トラス首相も女性ですものね。
音楽も聴きごたえがありましたね。
聖歌隊の讃美歌
少年たちがかわいらしくて
歌声に感動。
パイプオルガンの重厚な響きや
トランペット
まるで映画の一場面のよう。
聖歌隊が歌った歌は
21歳のエジンバラ公との結婚式のときに
歌われた歌や
戴冠式のときに歌われた歌もあったそう。
葬儀に使われた曲がこちらに載っていました。
権威づけるための葬儀というより
女王の性格から来るものか
生涯を暖かく振り返っていたように
感じました。
(英語はわからないけど)
棺の上の花は
宮殿の庭に咲いていたのだそうです
こういうのがいいですね
荷車に乗って
たくさんの若い兵隊たちに守られて進む棺
みんなが棺を見られるように
考えられていますね。
見ているうちに日本の場合を
思い出していました。
昭和天皇の大喪の礼のときは
ほぼ中高年男性で取り仕切られていました。
(昭和天皇大喪の礼)
なんだか女性、子ども、家族的なものから
かけ離れている気がします。
まず女性天皇を認めない国は
こういう雰囲気になるのかな。
生涯を通じて
国民に奉仕すると決心し
それを実行し続けた女王だからこそ
国民に受け入れられて
こうして見送られているのでしょう。
(写真はすべてテレビの画面撮りです)
エリザベス女王の国葬を見ていると
安倍元総理の国葬についても
考えてしまいますね。
国葬の日に
みんなが感謝の気持ちであたたかく
見送るのでなければ
険悪な国葬になってしまうでしょう。
反対した人々を排除するための険悪な
ものものしい警備の国葬にならないように
祈るばかりです。