讃岐のおっさん !Salud! 

楽天的な内容で、マニアックな面も。

浮世絵

2010-11-20 20:38:08 | 歴史・美術
讃岐のおっさんは学生時代から浮世絵が好きだった。
きっかけは記念切手収集を周りの友だちがしてて、おっさんも加わってた。
切手のシリーズで「趣味週間」や「文通週間」というのがあり、色々な浮世絵の
切手が発行されていた。
それを見たおっさん(当時は紅顔の美少年?)、思わずキレイと叫んだ。
鈴木春信、写楽、喜多川歌麿、歌川広重、葛飾北斎等の浮世絵だ。
今は手元に切手はないけど、感受性豊かなあの時代の印象は薄れていない。


これは、喜多川歌麿の「寛政三美人」。
10年前頃手に入れた木版刷の浮世絵です。
おっさんも美人に弱い。
本当は美人でもないのに、〇〇美人とか言われると、すぐその気になる。
「寛政三美人」は実在の人物です。
江戸の三美人は「難波屋おきた」「高島おひさ」「富本豊ひな」で、
これらの美人を描いた浮世絵は飛ぶように売れたそうです。
そして、喜多川歌麿は過労死しています。
おっさん所蔵のこの木版刷の浮世絵は、日光で変色するから暗部にしまっています。


ヒマなおっさんは、三田明さんの歌声聴取、パチンコ以外は浮世絵の本よく読んでます。

古寺巡礼

2010-05-11 18:36:17 | 歴史・美術
おっさんは今朝からこの本を読んでいる。
この本ご存知ですか。お若い方はご存知ないですよね。
おっさんの学生時代には人気のある書物でした。
日本を代表する哲学者・文化史家の和辻哲郎先生の著作です。
岩波書店からの出版で、初版は大正8年。
前年、先生28歳頃に奈良の寺院を見物されたときの印象が記されています。
内容が濃いのに、旧漢字さえ知ってれば読みやすい本です。
また、先生の古美術(特に仏像)に対する愛情がひしひしと伝わってきます。

斑鳩の中宮寺の有名な観音さま。見てるとうっとりします。   
おっさん、学生時代に参拝したときはナマの声で説明してくれたが、
数年後訪問すると、テープを流していた。

今年は平城遷都1300年祭のイベントがある。
そのときに、先生の訪問された各寺院も覗いてみようかな。

国立美術館名作選

2009-09-20 23:01:21 | 歴史・美術
連休2日目は、讃岐の高松市の香川県立ミュージアムで開催されている
「明治・大正・昭和100年の名画」を鑑賞してきました。


サブタイトルは「国立美術館名作選」
すべて京都国立近代美術館と東京国立近代美術館に収蔵されている作品です。
高松でこんな精選された名画を見れるとは。計71点。
もちろん撮影禁止なので、このブログで紹介できません。

少し作者を紹介すると
浅井忠、梅原龍三郎、藤島武二、岸田劉生、東郷青児、安井曽太郎、
小磯良平、菱田春草、上村松園、速水御舟、奥村土牛、鏑木清方、
小倉遊亀、平山郁夫、下村観山、猪熊弦一郎さんら著名人がずらり。


常設展で撮影できたものを紹介すると、「昭和のくらし」で
家族そろって食事をした、懐かしい丸いちゃぶ台です。


小学時代の教室の机は、二人用でした。
肩にかけて通学したバッグ。(名前忘れた)


この部屋は、御座船の中なのですよ。
高松藩主松平家が参勤交代の時に使用した特別室。
おっさんもこんな畳の上で寝たいなあ。

虎ノ門金刀比羅宮

2009-06-21 23:49:42 | 歴史・美術
以前、このブログで紹介した虎ノ門金刀比羅宮。
1660年、讃岐丸亀藩主の京極高和がこの地に建立しました。
四国コンピラサンまで出かけられない大勢の人たちがお参りされたことでしょう。

讃岐のおっさんが東京に出てきて、空きの時間ができたら、
上野の東京国立博物館と共によくおじゃまします。

そして、もうひとつ。行きたいところ。
三田明さんがよくラーメン、餃子を召し上がりに行かれる店。
ブログに載ってたのに、今見ると消えていた。新しくなったからか。
誰かご存知でしたら、お店の名前と場所教えてちょうだい。

銭形平次

2008-11-13 23:21:58 | 歴史・美術
テレビ「銭形平次」の番組に必ず出ていた「寛永通宝」の砂絵です。
銭形の親分が、この銭を投げると百発百中。狂いはありません。
上空からだと美しいのだけど、展望台からの景色です。
丸亀京極藩の殿様の巡行に際し、地元の人が歓迎のため一夜で作り上げたそうです。
林の中に見えるのがその砂絵。奥が瀬戸内海。
林と海の間が、海水浴で賑わう有明浜。
国内ではあまり話題にならなかったけど、北野武の映画「DOLLS」のロケ地。
あっ、場所知らせてなかった。ここは、讃岐(香川県)の西端の観音寺市です。