プロフェッショナル

昨日の夜、会社が定休日だったため、自分の営業の仕事で日中動いていたため、夜に会社に立ち寄って仕事を片付け、家に帰ってテレビや本をじっくりと見る時間が作れた。
経営者って時間作りの名人でないとなかなか難しいように思う。
ＮＨＫで「プロフェッショナル」という番組がある。
昨日は有名アートディレクターの佐藤さんがゲストで出ていた。
この番組のアナウンサーは、知的で笑顔の素敵な人なんですが・・・
佐藤さんは今ではひっぱりだこの超有名なアートディレクターということですが、
今までにはかなりの挫折や貴重な経験を積まれてきて一つ一つ克服してきたようです。
その本人が言うことには自分では渾身の一品のデザインを「かっこつけすぎていて、かっこわるいよね」とこき下ろされたところから、自分との戦いがはじまったようです。
広告のデザインの場合、何がいいのか、どうＰＲすればいいのか、売り文句はどこにポイントをおいたらいいのか・・・
ディレクターとしての自分のこうしたいというイメージからＰＲ対象物の本質からでてくる本当の意味での「核」をとらえて余分なものはそぎ落とす・・・
答えは、必ず「対象物の中」にあるそうです。
また、方針をＡかＢか迷ったときは、一番難しい方法を選ぶというご自身の判断基準があるとのことでした。
人間は簡単なほうに簡単なほうに流れがちですが、参考になる言葉でした。
自分がいいなあと思うものが実は一番難しく、そしてハードルが高いものだそうです。
そして、佐藤さん曰く「プロフェッショナルとは、人ができないことをする人のことを言う」そうです。
やはり、「オンリーワンのもの」でないと世の中の大多数のお客様の気持ちをひきつけることはできないんだなあと、あらためて思いました。
テレビも情報の宝庫・・・
いろいろな意味で今の私には「ピ～ン」ときた内容で、大変勉強になりました。