ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
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「赤い疑惑」と「anego」

2005-06-16 09:33:18 | ドラマ・ワイドショー
昨日、思わず前半の「赤い疑惑」をみてしまいました。
新聞に載っていたけど「(昔のバージョンを)見ていない世代にはその古さが新鮮」なんだそうです
あまり期待しないで見始めたんだけど、確かに不思議な感覚ですね
オープニングからBGM、脚本に至るまで30年前とほとんど変わらず。
(飛行場の映像が昔のだった時は笑ったけど)
ただ出演者だけが違っているというような感じで、懐かしく感じる人には
感じるし、若い世代にとっては、あのセリフの一つ一つがチープで、それがかえって
「新鮮」という事になるんでしょう。
(ナレーションが宇津井健ってところがミソ)
特に最初のシーンで、幸子と母親が一緒に歴史問題のだしっこしている
シーンや、お父さんに「マグナカルタも知らないの?」なんて
言ってる幸子をみると、「昔の学生はお勉強してたんだなー」と
妙に感心してしまった

私も実は30年前は途中から見始めた口なので、最初のとっかかりが
よくわからなかったのね。
だから今回はとってもお勉強になりました・・・が・・・
いいようのない時代の流れというものを感じました。
あの作品は「百恵&友和」
だったからヒットしたんですよ
特に「山口百恵」
の持つ気品と儚さと素直さはドラマの最大の魅力であり、ヒットの鍵だったのね。
「幸子」がいかにも「お医者のお嬢様」で「頑張り屋でいいお嬢さん」だったからこそ
回りのお父さんやお母さん、悪役の方々が引き立ったし、感情移入も出来たと思います

はからずも今回はそれを露呈した印象。
「石原さとみ」嬢には
悪いけど、30年前の百恵さんと同世代の割にはそこまでの品格がないし
あまりに健康的。「影」がないんだよね。
決して言葉遣いが古いとは思わないけど、「上品」に聞こえないっていうか、
今時の子はああいう喋り方すら出来ないのかな・・と思ったりしたの
一方、光夫役の「藤原竜也」髪型も現代風だし、早口だし、役柄に合わないと思っていたら
これが中々どうして「お育ちのいい医学生のおぼっちゃま」に見えるから不思議
彼のおかげで石原が救われているのは事実かも。

話を縮めているので、何となく展開が早すぎて喜怒哀楽がより一層
激しい感じはするけど・・今後に期待。

さて「anego」
昨日、うちの小さなヨン様のせいで行けなくなってた職場に電話した。
「来週から行けるかも」なーんて事務の女の子と話したの。
彼女いわく「色々ふぶきさんのところも大変ですね。やっぱり独身でよかったー」
さらに
「来月から新しい事務が来ます。40歳なんですよ」っていうので
「私と同じ歳かあ」と答えたら
「あらーでも独身でですから、私と同じ負け犬ですわ」とのたまった
ちょっと待ってよ。
「私が勝ち犬って見える?」
「でも、世間ではそういうことになってます」
だそうで。

あ・・ドラマの話よね。
こちらも同じ。30代負け犬の奈央子の方が「勝ち犬の絵里子」より
幸せそうに見えるのだ
ともさかりえの演技は鬼気迫るものがあり、篠原涼子とかなりいい対比。
気分的には私も絵里子さんだなー
(決して夫が浮気したという事ではなく、夫に頼って生きるしかない
自己実現なしの人生という点ではというお話)

まあ・来週が楽しみかも
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