ふぶきの部屋

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君が心をくれたから・・・が不調らしい

2024-02-03 07:00:00 | ドラマ・ワイドショー

 かつて「月9」と言えば高視聴率の代名詞だったのに、ここ数年は低迷しているらしい。

特に冬ドラ「君が心をくれたから」は視聴率が下がり続けてるらしい。

1回目を見た時から「これは視聴率取れないな」と思いました。

何でって・・・・設定が暗すぎるから。

2回目3回目見て、うーん・・・ものすごく味のあるドラマなのに、やっぱり視聴率とれないなと思いました。

舞台が長崎。これはOKです。とてもムードがあるし、そこにヒロインが挫折して戻って来た家もとても素敵。

そして再開した先輩の太陽君がこれまた誠実さを絵にかいたような人で。

ゆったりと流れる過去と現在の応酬はそれなりにいいなと思うんです。

思うんですけど。

これは好き嫌いがわかれる作品で、視聴率がとれなくてもこのまま頑張れという気持ちと、どっかで大逆転がないとまずいよなと思う部分があります。

正直、雨ちゃんと太陽君の過去の話は取っ払って、どんどん物語を進めてくれないと苦しいわという所です。

二人の出会いや、愛し合っている事ももうわかったからさ。

どんどん前に進んでいって。1話ごとに五感を失うんじゃなくて1話に2つくらい入れてもいいと思います。

また、「味覚」「臭覚」を失った時の、戸惑いや絶望感が全く描かれないのもどうかと思うし、雨ちゃんのママはいつまで精神病院に入っているんだろうとか、このままおばあちゃんが死んだらどうする?

太陽君が引き起こした火事の罪悪感って簡単に消えるものかなと思ったり。

母が死に、それから自分も色覚に異常をきたした状態で本当に花火師になれるのか。

父親の思いはどうなのかとか。

そういう所を泣かせる設定で描いてくれないとダメだわ~~~と。

完全オリジナルで書いてもなかなか視聴率を取るのは難しい。

今のテレビドラマというものは、見る側の多様性もあり、高視聴率だけを追い求めるのはどうかとも思います。

ゆえに原作付を選ぶのでしょうけど、今になって原作者があれこれテレビ局に文句を言っていますけど、それはちょっと違うと思います。

また、死んだ者勝ちはやめて欲しい。

原作者が気に入らなかったとはいえ、出来上がった脚本を必死に読みこみ、演じた人達がいる。そういう人たちを否定しないで欲しいです。

小説、漫画、それらをドラマ化、映画化、舞台化するのは本当に難しいです。

原作者のプライドを守りたければ、依頼を全て断るくらいの覚悟は持ってほしいです。

ご自分で書いてみて、「こんなに違うんだ」と思ったろうと。想像がつきます。

実際、限られた時間の中で、言いたいことを全部伝えるのは難しい。

だから、長い原作程取捨選択しなくてはならないのです。

それを間違えると悲惨な結果になってしまいます。

 

昔は私も、原作付を見て「イメージと全然違う」と怒った事あるなと。

特に漫画ファンは、それがアニメであれドラマであれ、形を変えられるのを嫌います。

それだけ作品を愛しているからなんですよね。

でも、出版界といえども利益を上げなくてはいけません。

そうそう、視聴者の意見ばかりを聞いていられない理由は何となくわかります。

とにかく、せめてキャストだけでもちゃんとイメージ通りにやって欲しいなと思うばかり。

 

考えてみるとフジの「大奥」も史実と偉く違うなと思いました。

徳川家治って知ってる人います?って世界ですよね。

韓ドラ並みのいじめ地獄で、「大奥ってこんなんだったんだ」と思われるのも、当時の人なら嫌だと思ったに違いないとかね。

だけど、視聴率を取るにはそれこそ史実にそってはいられない。

今までの時代劇はそこまで極端ではなかったけど、韓ドラ史劇のせいですよね。

同じ人物が作品によって、性格や立場が見事に違うというのがあり、他の国のドラマならそれも許せるけど、日本のドラマでそれをやられちゃうとねえ・・・

 

話それちゃったけど、基本「君が心をくれたから」はいい作品に、最終的にはなって欲しいと思います。

それと、あまりにも一方的な見方をして他人を誹謗中傷するのはやめて欲しいです。

誰がなんと言おうと死んではいけないのですから。

 


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2 コメント

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Unknown (まほろば)
2024-02-03 08:19:40
芦原さんが亡くなられたのはとても残念です。生きるとか死ぬとか本人の価値観も左右するので、何とも言えません。が亡くなった石原慎太郎さんが良純さんに「死ぬって詰まんねえな」って余命宣告されて言ったそうです。
変な話、日本テレビの番組プロデューサーが一言、脚本家に「未だこれから続編あるので、漫画の原作に忠実に御願いします」と一言頭下げていたらこんなことにはならなかったのでは?悪く言えば気が利かない。多分原作者とは面識がなく、脚本家とはなあなあだったんでしょうね。海猿の原作者がフジテレビと絶縁した経緯も読みましたが、自分の書いたものは子供のようなものだから嫌なんだろうけど、作品が映画化ざれたりtv化されるときは両眼をしっかり閉じて終わるまで見ない覚悟で契約するしかないです。そう言えば宝塚のポーの一族はほぼ原作通りでした。漫画はお宅のものテレビは一般視聴者対象。こだわりないんですよね。阿部サダヲの主演のテレビ作品、ゲラゲラ笑ってみてますが時代のズレってほんとに面白い。
Unknown (sesiria)
2024-02-03 16:31:27
「今になって文句をつける」のは、脚本家の方でした。
脚本っていうか、脚色ですね。

芦原妃名子さんは
事前に原作に忠実に、漫画連載がまだ終わってないので、ドラマ終盤は
オリジナルになるが、連載に影響を及ぼさないように配慮し、場合によっては原作者が筋運び、
台詞を考える、という条件を
つけられました。それでもいいですかと。そしたらTV局側は
それでいいです、と条件をのんだのです。
しかし、それが守られなかった、
それで粘りに粘って、加筆修正を
加え、結果的には放送されたものは原作にほぼ近いものになったと。
随分、疲弊されたようですが、
それでも無事最終回は放送された、それで終わっていたはずでした。ところが、9.10話を
原作者が担当したことに
強い不満を持っていた
脚本家が、遠回しにではあるけど、自身のインスタでそのことについて文句を吐いた、
そのせいで、芦原妃名子さんは、
誤解を解きたくて
事の経緯を説明するに至った、
時系列は簡単ですが、こんな感じです。
脚本家の方が嫌味なインスタを
投稿しなければ、
芦原妃名子さんは黙して語らず、だったんです。
脚本家の投稿が年末で、
芦原妃名子さんが
SNSで公表したのが1月の末頃なので、随分逡巡されたと思いますよ。
ただ、わかってほしかっただけなんだと思いますよ。
随分、辛抱して粘って
加筆修正をしてもらい、そのあげく最後は自分でシナリオを書かざるを得なくなった経緯を。
脚本家は、原作者が権利を
振り回して素人のくせにしゃしゃり出て、自分は最終話を
外された・・・と思っていたから不満たっぷりだったのでしょう。
でも、そうじゃない、やむにやまれずの事だった、って
理解してほしかったんだと思います。
でも確かに死を選ぶのは
良くないと私も思います。

死人に口無し、で
原作者の真の思いとは別に、
好き勝手に解釈され、生きてる者の都合のいいようにされて
しまうのですから。
長文、失礼いたしました。

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