世なおし倶楽部

①ことば遊びから哲学へ②安全な国産の農産物等の生産、流通③人に健康社会に平和④地球環境とエネルギー⑤矛盾の活用

どら焼き

2007-08-09 16:50:29 | 自然・環境・生活
甘いものに目のない甘党は、年をとっても、やっぱり甘党だ!
「どらやき」と聞いただけでミラーノイロンが振るえてきます。

母親の愛情こもった「甘み充分」の栗きんとんを、正月にたらふく食べた。40年近く前の話だ。健康とか、医療についての見識のほとんどない若造のときです。
はっきりとした感覚で「胃」のうしろあたりがザワザワしているのです。

「砂糖」に胃がやられたのでした。

そのときはそれでうやむやに。

数年後、食と、心と身体のバランスが健康に大いに関わりがある、というごく当たり前のことに気づく機会に恵まれ、「愛のこもった甘い栗きんとん」は要注意という、なんとも、切ない矛盾研究にこころ奪われることになりました。

ところで、どらやきと云えば、もなかを無視できません。最中は、江戸のむかし、酒飲みの酔い覚ましに食べた「汁こ」のインスタントバージョンだったとか。経験で、アルコールに疲れた肝臓の機能回復に多少の甘みは効果がある、ということが知られていたのでしょう。特に甘みの中でも「果糖成分」が効く。江戸の庶民は「果糖」などの知識は無かっただろうが、当時は「砂糖の代わりに干し柿の甘み」を活用していたので、必然的に果糖成分の効用にあやかっていたということになります。

最中といえば、最中に、蜂蜜をかけて食べたら、考えている最中に胃がザワツイテ着ました。もなかは、そのまま食べたら甘さが強いはず。湯か水でのばしていただいてちょうどの甘みになるはず。・・・

おいしいものを腹一杯食べたい、という生き物としての本能的欲求があり、一方では、生き物を殺生して自分がのうのうといい気分に浸っている。その、大いなる矛盾と葛藤、人間存在の悲哀、切なさを克服したいとの思いが高じて現在に至る。

披露聡秘との出会い・・・

ダチョウどら焼き・・・
【すがの商店】は
●大空町東藻琴353(東藻琴市街)
●電話番号:0152-66-2723
●営業時間:朝8時~夜7時まで、
  定休日は日曜日です。だそうです。

飛棒

2007-08-09 15:26:39 | 自然・環境・生活
大和の象徴でもある「とんぼ」は「あきつ」ともいう。実りの秋、黄金色の田んぼの上をスイスイ飛ぶ光景は、いかにも豊かさと平和を感じさせます。

写真はかぼちゃの葉に停まるとんぼですが、明らかに「棒状の飛行物体」であることがわかります。

ところで、カサカサ感の強いトンボの羽の水分はどんな割合かと、ふと思って調べたら、なんと、あのカサカサで、60%が水分と言うことでした。意外と水っぽいのです。

飛行機なら機体の構造体の60%も水だったら、飛べないと思いますが、生き物は違うのですね。生き物と金属機械の大きな違いは「水の活用」だということです。
水博士の平井孝志師は、水こそ命とおっしゃっていました。水原弘は君こそ命と歌っていましたが。

ついでに、トンボのあの硬そうな「目玉」の感触はいかに、と思い食べてみましたが(35年前のことですが!)、これも意外、ふわっとしたソフトな感じでした。

自然界は「意外」が多いものです。「自然」を意の外と感じるのは「人間の意」が狭い了見だったということの裏返しですね。反省。

世なおしは、ニンゲンの謙虚な反省から・・・

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