
【1日目】----#2
態度の悪い
プロレスラーと
にらみ合いになる
シーンを撮った。
よく、
有り得ない想像なんかで
“悪い奴に からまれたら”
というのがある。
やっぱ、相手と比べたら
私は背低いし
力もそんなに無いだろうから
間合いを見極めて
狙うなら顔かな…
だとすれば
相手が仕掛けてくるのを
ギリギリまで待ちつつ
かわすか、迎え撃つ
ための
態勢は こう かーーっ!?
などなど
かなり突飛な妄想で。(^_^;)
それより
逃げるきっかけを作る方が
現実的なんだろうけど。
そういうこともあり
実際に にらみ合うシーンを
結構楽しみにしていたのだが…
意外とあっさりしたものになった。
相手がもっと
くってかかるかなと
思っていたが
文字通り
にらみ合う 感じだったし、
役のキャラでは
さすがに
戦闘モードにはならないだろうし。
いくら
あれこれ想像していても
相手次第
相手の動きを受けて
自分も動くようになるから…
相手をよく見ることは
だいじだと思った。
舞台と違って
相手とのやりとりを
あまり練習なしに
その場でしなくちゃいけない
というのが
映像の難しいところかも
しれないなと思った。
…………
おおむね
時間通りに撮影終了。
渡された
スケジュール表には
どこに何分とか
いろいろ段取りが
書かれているのだが
この
時間配分を考えるだけでも
たいへんだよね…。
実践講座では
撮影技術以外にも
そういう
進め方についても
勉強したりするのかな?
撮影の
前にも後にも
仕事はたくさんあって、
ほんと、キャストより
大変なのだろうなと 思った。
役者は役者の仕事を
きっちりできるように
しなくちゃなあ…。
そういえば、
現場で
女優さん入りまーす!
とか
声をかけられることがあった。
ひぃぃ~
女優さんだなんて
とんでもないです。
現場では、そういうふうに
言うものなのだろうか…
びっくりした。
他にもいろいろと
気を配ってくださった。
面識のある人が
まったくいない現場に
ぽっとやって来て
演技をする自分にとって
あたたかい気遣いや言葉かけは、
ありがたかった。
その分
自分は演技で応えていかねば。
プロじゃないし
演技の経験も
さほどない自分だけど
できる精一杯のことを…と
強く思った
一日目の帰り道
だった。

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