月下樹のおと

樹月けい、オタク母のブログ。アニメ・漫画。お絵かき展示等。義母の介護終わり、義父のご飯お手伝い中。

3/13 次女中学卒業式

2020-03-15 20:51:33 | 子ども ボランティア 読み聞かせ



3/13 次女、無事卒業しました。

三姉妹の中では一番 世渡り上手に
見える次女(笑)。
その分、本音や弱音など見せないよう
努めているような気もします。
小学校卒業前、
大変な時期もありましたが
家も負けないくらいに大変で😅
親には頼れないという
境地だったのかも。
今回も受験を前に日常が崩れ…
申し訳なかったなとは思っています。

部活では、吹奏楽部のトランペット。
上手くないとは言っていたけれど、
歯科矯正のワイヤーを装着したまま
結局3年間。よく吹けていたものです。
トランペットのパートリーダーも
全うできたことだし、
よく頑張っていたと思います。

何はともあれ皆さまに感謝。
無事卒業できて良かったです。

………………

新型コロナの影響で、
在校生は出席しない等
中学校も規模縮小でしたが、
高校とは少し違う点もありました。

全員マスク着用ではなく、
出席の保護者は1家族1名に限らない。
上部の窓、開け放しではない(笑)
校歌など、歌う場面あり。
閉式後、学級への保護者移動可。


前例のないことに対して
何をどこまでするのか、
皆の気持ちも考慮しつつ
ギリギリの判断だったと思います。

本来なら生徒たちがやっていた準備も
先生方がやって下さっていました。
時間短縮の為に、
最後に合唱の台を並べる
リハーサルを何度もされたという話も。
ありがたいことです。


先生の話の中にも
印象に残る言葉がありました。

式の中で、校長先生の言葉より。
一隅を照らす、
片隅を照らす人になって欲しい
というお話でした。

光の当たらない存在にも
目を向け、心を向けられたら。
一人ひとりが少しずつ
片隅を照らせたら。
小さな光が繋がって
社会全体が明るくなるように、
自分もその小さなひとつに
なりたいと思いました。


閉式の後には学年主任の先生より。
学年で、心がけてきた
「○○で良かった」ということ。

ともすれば、
○○が良かったと
現状を嘆きがちだけど、
今ある、良い部分を見つける
ということなのでしょう。

大切なことだけど
大変な状態の渦中にあっては
簡単ではない…とも思います。

それでも、
良かったという境地に至ることを
目指していくことに意味はあるはず。
心にとめておきたいことです。
葛藤する過程も大切に
進みたいものです。



なかなか
楽観できない性分なので(笑)
素直に感動の涙は出ないのですが、
そんな先生方の言葉を聴き
ぐっとくるものがありました。


きっと山あり谷あり、
親や子どもや
家庭全体のこれからが想像され…
しみじみとしつつも腹を据える
そんな心地になりました。

卒業は、ひとつの節目。
子も親も、またこれからに向けて
新たな道を行きます!

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3/5 長女 高校 卒業式

2020-03-07 16:28:15 | 子ども ボランティア 読み聞かせ


長女、先日卒業しました😊。起立性調節障害のため、今の高校に入り直して3年。途中、三年で卒業するコースを選択してからは、より多くの授業時間。働きながら頑張ってきました。
本来なら昨年、高校卒業だった歳。中学の友達は進学や就職という姿を見て、少しでも早く…という気持ちがあったのかもしれません。
今だから思うことかもしれませんが、決まった歳に決まった進路じゃなくても、その人に合ったペースや方向、やり方でいいのかな…と。それができるような環境があれば、本人の希望で選択できます。道はひとつではないと、現実の中で分かったことは大きな収穫だと思います。
………………………………

思えば2015年…長女中3の頃から、成長期の低血圧である起立性調節障害、朝起きづらいことが増えました。吹奏楽部、3年生の引退となる四国大会の8月末までは何とか全うしたものの、その後朝起きれない状態が酷くなり、悪い時は昼夜逆転に。学校はずっと欠席。家での勉強もできず。そのまま高校受験。入試の朝、起きれるかどうか…相当の覚悟(笑)をもって向かい、受かってホッとしたものでした。

でも、やっと入学できた高校も、朝起きれず欠課欠席が続き留年決定。留年か休学か、退学してその他の学校か…悩んで今の定時制を受験。病院をいくつか変わったものの症状の改善が見られない状態だったので、夕方からの授業なら起きて行けるのではないかと。

入学後、1年経った頃、本人がバイトを決めてきました。前からやりたかった職種で、現場を知ることもできるからと。朝9時から仕事…起きれるの⁉と心配したけれど、何とか今まで勤めてこれたのは、自分で選んだ道だからこそだと思います。

高校の進路を決める頃、「どうせ私にできることはない」と無気力だった長女。多くの人は決まった時間に合わせて動いている。希望したところで、できなければ無理だと。
私たち自身も、決まった時間やルールに合わせて生きてきたので、そこから外れたやり方が…あるとしても身近な例を見てきませんでした。長女自身も中学まではそうでした。

それまでの多くの友達とは別の道を選んだけれど、そこにも色々な境遇の人がいて、支えてくれる人も現実にいて。その中で学ぶこともありました。最後の年には生活体験発表の県大会に、学校の代表に選ばれ出させてもらい、大きな自信になったと思います。

人間いつどうなるか分からないし、災害や事件もあるし、正規のルートで進めないこともあります。そういう時に、柔軟に変えられる体制があれば、せめて気持ちは楽になるのではないかと。
その人の事情と、希望に合った方向、やり方を個別に探っていけたなら、「できること」は、きっとあると思えるはずです。

そんなことを考えさせられた数年間でした。

その中で、親子のいい関係ができてきたとはいえ、日常的には色々あります😅まだまだ思春期の子どもでもあります。最近も、大きな衝突があり(笑)。三女の不登校で、いわゆる“ いつもの生活 ”の歯車が狂い、家庭の空気も変わり、その中で小さな火種が大火事に…。

私自身は(場合によっては)一時的に、生きるか死ぬかというような精神状態に陥るのですが、その度に何とか乗りきっていることに自信を持ちたいと思います。思春期の子ども問題や、自分の鬱の問題。どう両立すればいいのか、悩みは尽きないですが、これも決まった答えがあるわけじゃなく。自分たちに合ったやり方を探していけたら…と思っています。
………………………

卒業式後、定時制は教室のある別棟に親子で移動。全体の記念撮影や表彰状授与がありました。
長女は何にあたる表彰か分からないけど(笑)、前に出て表彰状を貰っていました。

その後教室で、先生や卒業生の言葉を聞く時間もありました。表彰状を入れる額を貰ったり、先生の書を貰ったり。人数が少ない分、アットホームな感じで良かったです。

次の進路には期待と不安もあります。でも、先生が「何かあったら、(やめるなど)決めてしまう前に相談に来てね」と声をかけてくれ、嬉しく、心強かったです。ちょっとしたことですが、大きな支えになる言葉だと思いました。
………………………

来週は次女中学の卒業式。コロナの影響で同じく規模縮小…ですが、その前に、公立受験です😅 とにかく元気でその日を迎えられることを願っています。

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