月下樹のおと

樹月けい、オタク母のブログ。アニメ・漫画。お絵かき展示等。義母の介護終わり、義父のご飯お手伝い中。

4/24 ありんこ企画 「やってみよう! 感じてみよう♪即興芝居」参加

2024-04-26 15:11:03 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等

先月からスタートした
ありんこ企画
「やってみよう!
感じてみよう♪即興芝居」

第2弾
4/24(水) 19-21時
マルタス 
オープンラウンジにて

あんこさんの
即興芝居のワークショップに
参加しました!

……………………

丸い円に並べられた
椅子に座ったところからスタート。

今回も
楽しいゲームたくさん。


それぞれ歩いてみる中で
いろいろ…

拍手まわし
いろいろ…


次はどうする?
グループの一人に
声かけて
イエス、ノー
その時、周りの人は…


ゲームをやっていく中で
色々な感想を
話し合うのも楽しかった。

それを受けて
あんこさんの話も。

私たちの日常と
繋がることも多く、

ハッとしたり
大切にしたいと
思うこともたくさんあった。

……………………

普段、
人とのやりとりは、
うまくやらなきゃ
合わせなきゃ…と
考え過ぎてしまうことも多い。

けれど、
こんなゲームを通して
もっと感じたままを
出してもよいのだと思えた。

そして、
相手がどうしたいのか
考えることも
大事なのだと。

それが
即興の芝居に繋がっていく。

……………

また、
周りの人のリアクションも
大事だと思った。

ノーと言われた時に
周りの人は
「ナイスチャレンジ!」
と声をかけるだけ…

でもそれが
意外と嬉しかった。

うまくいかなくても
周りの人が温かく
声をかけてくれると
気持ちが軽くなるのだ。



ゲームの中では、

ノーと言う場合も
ノーと言われる場合も、
冷たい
否定的な感じがしない。

単に意見が違うだけで
温かい
肯定的な感じがする。

それが
ゲームのルールではある。

でも
実際にやってみるのは
大事だと思った。



トライアンドエラー、
失敗を恐れるな、
などと言われたりするが、

やはり
失敗は嫌なもの。
失敗できない場合もある。


そんな中、
心置きなく失敗できて
重くもならない。
失敗の先にも
楽しいことがある。
そもそも
失敗という考えにもならない。

とにかく楽しい。


時々こういう体験を
したほうがいい。

楽しい積み重ねこそが、
次やってみよう
という気持ちに
繋がる気がするのだ。

………………

時回は
5/15(水) 19:00-21:00
いつもの マルタス 1階
オープンラウンジで!


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4/20 歌謳歌 Utaouka 2024 ★市民劇丸パラメンバーも参加

2024-04-21 18:03:03 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等

Plus Präparat
(プルス プレパラート)
コンサート
歌謳歌 Utaouka 2024

4/20(土) 14:00〜
マリンウェーブ
マーガレットホール

市民劇 
丸亀ユートピアパラダイスでは
私たちに歌の指導を
してくれていたエミさん。

そのエミさんが活動している
プルス プレパラートの
コンサートへ!

………………


市民劇のメンバーも
何人か行くとのことで、

市民劇で歌った
「みんなの☆ユートピアパラダイス」
ステージで
歌うことになっていた。


第1部終わりの休憩時間に
舞台裏へ集合。
簡単な打ち合わせだけで
いざ舞台へ!

久しぶりに丸パラの歌を
皆で一緒にステージで歌えた。

…………………………

コンサートは、
主にカラオケ大会等で
実績のある皆さん。

さすがの歌唱力。

懐かしい昭和平成の名曲や、
エミさん作詞や作曲の歌も。

会場も手拍子でリズムに乗ったり
歌に聴き入ったり。

歌中心のプログラムもあれば、
ものまねも!
歌や衣装がソックリだったり
歌って踊って
見ていて楽しいプログラムも。

あっという間の2時間だった。

……………………


開場の30分前から
入場を待つ人の列ができていて
大盛況でした。

最初は、
市民劇メンバーが
どこにいるのか見つけられず、
一人ドギマギしたけれど

無事
合流できてホッとしました。



コンサート自体も
楽しかったけれど、
皆さんと会えたり
一緒に何かできたのも
楽しかったです。

エミさん皆さん
良い機会を
ありがとうございました!

また
こういう機会がありましたら
どうぞよろしくお願いします。



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4/14 「ワレワレのモロモロ」ワークショップ 参加

2024-04-16 22:38:26 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等

「ワレワレのモロモロ」
ワークショップ

2024.4.14(日) 13:00-16:30
四国学院大学 ノトススタジオ

《ワレワレのモロモロとは》
   ↓ノトススタジオHPより

ハイバイ主宰で劇作家·演出家の
岩井秀人さんが全国各地に赴き、
ライフワーク的に取り組んでいる
企画「ワレワレのモロモロ」。
参加者自身が
「自分の身に起こった
話を書き、演劇化する」という
この企画を
ワークショップとして体験。
…………………

定員は10人。
いわゆる外部のワークショップに
参加するのは久しぶり。
演劇経験ある人も多いのでは…と
行く前から緊張でドキドキ。

結果、
演劇関係の人ばかりだった。
けれど、
市民劇のメンバーも2人いて
少しほっとするスタートだった。


講師は岩井秀人さん。
劇団ハイバイの主宰。

昔、ノトススタジオで、
ハイバイの「て」という作品を
観たことがある。

個人的に好きな、
心のお守りのような作品。

自分が見ているものが
全てではない。
だから、
どんなに打ちひしがれたとしても
どこかに救いの余地はある。
とSNSで感想を書いていた
2013年。
まだ心療内科に通ってなかった頃。

その後バランスを崩し
病院に通い始めるのだが、
さらにまたキツい状況にもなり、
このお守りを
何度思い出したことか。


そんなこともあり、
今回、ハイバイの岩井さんの
ワークショップがあることを知り
申し込んだ次第である。

………………………

ワークショップでは
参加者が
それぞれのエピソードを話し、
その中で再現できそうなものを
何人かで演じてみた。

基本的に
こりゃヒドいと思うような場面。

登場人物の
動きや言葉を
ひとつひとつ振り返りつつ。


ひと通りやった後、
本人が演じる本人役を
別の人が代わってやってみたり。

もし、
その場面の後は
どんなだったろう。
こんな場合は?という
場面もやってみたり。

それを観て、
感じたことを話したり。

………………

私のエピソードも
やってみることになった。

他の人が演じる自分を見るのは
ちょっと不思議な感覚。


そして、
もしもその後〜〜だったら
という場面も観て、
ちょっと泣けてきたり。

うん、これは
私が見たかった場面かも。
現実にその場では
見られなかった場面だけど。



でも、たぶん
見てないだけで
そういうこともあったのだろうと
頭の中では想像していた。

何年も経って
心の整理はついてた
つもりだったけど、
実際に目の前で見ると
ちょっとこみ上げるものがあった。

他の人の
演じている姿ではあったが。

(それだけ、演技的に
すばらしかったのだとも思う)

見ることができて良かった。


そんな
エピソードの中の例の人は、
今はもう雲の上。

まさか自分のことが
さんざん話題になっていたなんて、
びっくりだったろうな。

…………………


今回の参加者は
演劇に関わりのある人ばかり。
けれど
よくよく話を聞いていると、
どうやら
人付き合いは得意じゃない
という人が多かった。


つまりは
普段から自分のことを
ぐいぐい話さないタイプ。
まさに自分もそのタイプ。


今回のワークショップでは、
普段は話せないようなことも
話すことができた。
特に、内面に触れるような内容も。


そういうことを
じっくり話したり
聞いたりできたのは
良かったなと思う。


そして、
皆で演じてみる中で
一見、理解できないような言動も
少し違う視点で観ることができた。


何より、
演じたり観たりしていると、
衝撃的、悲劇的な場面ではあっても
どこか面白く感じたりもした。

そして
単なる観客という立場ではなく、
その場で言葉を交わす数人と
何かを共有しているという
感覚も生まれていた。


初対面の人もいて、
自分より演劇経験もありそうで、 
最初はちょっと
気後れもあったけど、
だんだん近くに感じられた。

良い時間だった。

…………………


余談になるが…

意外だった共通点。
他の人の話を聞いていて。


人は
極限に達すると歌いだす、
のかもしれない。

よかった
私だけじゃない!!



そういえば
他にもあったな…と
帰ってから思い出した
極限の行動。


ペンで
自分の顔やら手足やらに
ひたすら書き続ける行為。

電源も切れず
危険な暴走の方向を変える
手段としてのソレ。


きっと
人や場合によって
良くない衝動も色々あるだろう。


外に向けられるか
内に向けられるか
という違いもあるが。


大人も子どもも
どんな人も

よく分からない
意味の分からないことでも、
ひたすらやってみるような
機会があってもいいと思う。

うまく表現できなくても
ただただ表出するのも良き。


分からないことも
面白がれる、
そんな場もきっと必要。


終わってから
そんなことも考えた
ワークショップだった。


皆さま
ご一緒できて楽しかったです。
ありがとうございました!



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4/7(日) 「瀬戸内みんなのサーカス」シンポジウム 

2024-04-12 16:54:23 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等

4/7(日)
瀬戸内サーカスファクトリー
ソーシャルサーカス
「瀬戸内みんなのサーカス」
シンポジウム

ソーシャルサーカスが
地域に起こす、新しい風。
ーフランスPPCMの事例からー

14:00〜
KITOKURAS キトクラス
山一木材 施設内 ラボラトリー

【ソーシャル・サーカス「瀬戸内みんなのサーカス」シンポジウム】「ソーシャルサーカスが地域に起こす、新しい風。〜フランスPPCMの事例から」

住友生命健康財団 2022年度「スミセイコミュニティスポーツ推進助成プログラム」 【ソーシャル・サーカス「瀬戸内みんなのサーカス」シンポジウム】 ソーシャルサーカスが地...

瀬戸内サーカスファクトリー





■第一部:
地域パートナーの取り組み紹介

「丸亀市の文化と社会をめぐる取り組み」
松岡弘樹( 丸亀市 協働推進部 まなび文化課 市民会館準備室 室長 )

「日本社会で生きづらさを感じる人々と
hitotocoの取り組み」
宮武将大( 一般社団法人 hitotoco 代表理事 )


■第二部:
フランスPPCMの取り組み紹介

「PPCMの活動が地域に与えてきた影響や効果について」
エレクテリオス・ケチャジョグルー
( PPCM ディレクター )

「ソーシャルサーカスの手法が体験者にもたらす変化とは?」
カタリナ・フローラ ( PPCM 教育主任 )


■第三部:パネルディスカッション
モデレーター/田中未知子( 瀬戸内サーカスファクトリー 代表理事)


資料配布
・ソーシャルサーカス
「瀬戸内みんなのサーカス」
2023年度報告書 冊子

・ライト&ライフ 2024.3月号
 特集 
 香川から全国へ発信する
 「現代サーカス」の魅力

──────────

会場は、
山一木材敷地内のラボラトリー。
まだ床や壁など建設途中で
その段階が見られる状態だった。
7月に完成するらしい。
……………………

■第一部
丸亀市の取り組み
hitotocoの取り組み

2023年
ひまわりセンターで
「瀬戸内みんなのサーカス」
シンポジウムがあったが、
その時と重なる内容が
ぎゅっと詰まった感じ。

…………………

■第二部
フランスPPCM※の取り組み

※PPCM
(Le Plus Petit Cirque du Monde)
フランスの国定サーカス施設


▼簡単なメモ▼


◎拠点となる建物

木造の建物 
フランスの有名な建築家

サーカスの学校
滞在型の制作ができる場
その他のジャンルもできるホール

町と共存 
90年代に始まった活動より



◎サーカスの高校をつくる

フランスでも
今の学校制度は
社会に適応していない
という考えがあった

町の中でも公演
身体を使う芸術 
町の中でどう存在するか 
試み

…………………

◎つながりを作る活動

サーカスに対する理解を深める

演目をつくる途中に
見てもらう→意見をもらう


パリの郊外、
社会的に裕福ではない地域
労働者や移民が多い

30国籍の子がいる
人種差別もある
個人的な問題も乗り越えて


地域サーカス
稽古
自分たちで公演内容を考える

協力 助け合う場所
成功事例をつくる 
信頼関係

家庭の問題を抱えている
→柔軟に対応 長期的に

結果として評価されている
普段の学校でも良い変化



◎職業訓練センターの役割もある

資格がとれる
サーカスを使った制作と運用
サーカスの公演 
プロデューサー的な仕事をする


◎プロ向けの計画も

サーカスのアーティスト以外にも
体の使い方 仕組み 理解

自分の活動に合った体の使い方

高齢者向けも

…………

人は体である
体そのものでなく

なぜサーカスなのか
サーカスの何が 
社会を動かしているのか

地域の核になるもの
そこにあるもの、
資源を活用することは大事

………………

■第三部 
パネルディスカッション

自分の体と対話すること
自分を理解すること
あらゆるジャンルに通ずる
アプローチできる基礎になる

フランスでも
学校制度は社会に適応してない
例えばどんな?
成績など
ふるい落とされるような
古いシステムあり

特に社会的な課題が多い地域

サーカスを取り入れると
クラスがまとまる
自信 
学校外での問題も少なくなった

やろうとしていること
違っていることは いいこと
力になること
みんな力を合わせて つくれる
それが自信につながる 
プラスになる

……………

・対象をしぼること、どう考える?
(例 学校へ行きづらい子)
しぼっていいと思う

対象をしぼってやっても
他にも共通することが出てくる



・子どもの課題についてヒアリング
(学校などへ行き)

その子にとって何が課題か
判断は難しい
専門的な知識や経験のある人が
入っている?

社会サーカスの専門家と
アーティスト
親 先生 障害の専門家など
一緒に話している


・アーティスト、
(障害など)専門的知識もつ人
ソーシャルワーカー的な

両方持っていること大切

アーティスト → ソーシャルワーカー
ソーシャルワーカー → アーティスト

どちらがよいだろう?
アーティストとしては
10年くらいかかる

そういう意味では
アーティストが
ソーシャルワーカーのことを
学ぶ方が早いと思う

───────

〜感想〜

サーカスという切り口ながらも
多くのことに繋がりそうな話だった。

共に活動
協力 助け合う
信頼関係
自信
という要素

それがプラスに働いているのだと。

とりあえず一歩
やってみることができる
場所や活動がある。

それは大事なことだと思った。

………………

うちの場合を振り返ってみた。

不登校4年半の娘の場合

私は
子どもの演劇ワークショップの
スタッフとして活動していて、
娘を誘うと興味を示した。

まずは
私と一緒ならという安心感。

最初は少人数。
そこで少しずつに自分を出せた。

参加者も
話しやすい子が多かった。

年と共に
人数は増えていき
対象も小1からに広がり
個性的な子も増えてきた。

それと共に
グループワークの難易度も上った。

けれど
できた時の達成感はある。

年少者から
頼りにされる存在となり
喜びを感じ
自信も持てるようになった。


数年、継続してきたことで
ワークショップの場所である
生涯学習センター(そのホールにも)
なじみができた。


…というように、

意図してきたことも
意図してなかったことも含めて
うまく段階を踏んでこれた。

彼女のコンディションや
興味関心にも合っていた。

これは大事なことだと思う。



一連の活動は、
もともと私が関わっていたもので、
親としてそばにいることで
働きかけができる
きっかけは多かった。


しかし、
その他の色々なものについても
働きかけたことは、数々あった。

しかし
気持ちが向かなかったり、
興味はあっても
足が向かわなかったり、

少し行ったが
続かなかったものもある。

タイミングもあったかもしれない。


部分的に参加している
学校も、そのひとつ。

親しい友達は複数いて、
運動会や遠足など
一部の行事は参加したいようだ。

学校との関わりをすべて
拒否している訳ではないので、
部分的に繋がるために
個人的な打ち合わせが必要。

毎週、担任との面談時に
話すことができた。


担任の他には、
定期的に学校の教育相談で、
スクールカウンセラーとの面談。
(親だけ、または親子で)


小学校の時には、
スクールカウンセラーの他に
スクールソーシャルワーカーとの
面談もしていた。

(中学では
ソーシャルワーカーが居る午前中に
娘が起きられないこともあり
面談のきっかけは得られていない)


これら複数の関わりは、
例えば
親が勝手に申し込みをすれば
決まった日に一緒に行ける
というものでもなかった。

長い期間の中で、
色々なきっかけや働きかけを経て
少しずつ進んできたもの。


最初は私だけで面談。
そこでの話を
娘に伝える機会をつくる。
本人も
一度行ってみよう
という気持ちになる。
行く日に向けて声かけし、
本人も行きたい気持ちになる。

しかし当日、しんどくて起きられず
私だけ行ってくる。
そんな中でも、
やっと行ける日が来る
…という段階を経ている。

(それでも
なぜか行けない日もある)


そういう過程を振り返ると…

なじみのない場所や人、
初めてすることなど、
新たな一歩には
かなりのハードルが
あるような気がする。

そして、
やっと掴んだきっかけを
続けていくために
必要なこともあるだろう。

今回のシンポジウムで
取り組みの話を聴き、
大切だと思うことがあった。

当事者の課題を把握し
スムーズに進めていくために、
色々な役割の人、専門の人とも
連携を取ることだ。

もちろん本人が
どう思い、どうしたいか、
その変化も 知りたいところ。


それこそ
一人一人違うので
より良い態勢を整えるまでの
道のりは長いと思う。


全てにおいて最善の道を
求めることは難しい。

今、手の届く範囲から
無理のないところから

それこそ
小さな一歩ではあっても
大きな意味はある。

そういうことを
共通理解し関われる
場や人などが
増えていけば

自分も周りも
もっと生きやすくなるはず。


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4/1 ロミジュリContemporary 公開通し稽古 観劇

2024-04-04 14:48:48 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等

『ロミジュリContemporary』
4/1(月) 公開通し稽古 観劇

よく知られた
ロミオとジュリエットのお話。
私も、色々なところで
何回か観たことがある作品。

なのになぜか
息をするのも忘れるくらいの
ドキドキハラハラ。

コンテンポラリーダンスや
躍動感のある動き、
存在感のある声やセリフ。
その世界に引き込まれ通し。
〈公開通し稽古〉だったけど
普通に本番を観ているみたいだった。

本番の公演は4/6(土)

おなじみ
ロミジュリのストーリーなので
特にネタバレにもならないかな

…ということで
公演終了前だけど感想を。
………………………


同じロミジュリ作品でも
演者も演出も違うし、

観る自分の状態も
その時によって違う。

なので、
感じることも
少しずつ違っていたのかもしれない。


基本的に
一連の出来事を悲しむ気持ちはあった。

でも、ところどころ
ふと違う気持ちにもなった。

自分でも意外だった。

ひとつの物事にも
色々な見方があるのかもしれない。

…………………

ロミオとジュリエットは
もともと敵同士の家だけど、

ロミオの親友マキューシオが
ジュリエットのいとこ
ティボルトに殺され
ロミオは逆上。

その気持ちは分かる。

けれど
ジュリエットとの結婚を
考えているなら
もっと慎重な行動を!
と思ってしまう。

ロミオ自身も、
ジュリエットの身内は大切だと
考えているように見える
場面もあったのに。

なのに、それ!!
何やってんだよー
( 心の中でロミオにツッコミ )

殺してしまっては
状況は絶望的。
追放されることになってしまった。



純粋に好きという気持ちと
現実的に立ち回るための行動が
うまくかみ合わない
もどかしさを感じていた。


ずっと
ジュリエットの
味方であった乳母。

ロミオとのことも応援していたが
彼が追放されることになり
結婚は諦めた方がよいと
意見を変える気持ちも
分かる気がする。


今、この歳になると
様々な現実を踏まえて
そういう気持ちになる
ものかもしれない。


ただ、それでも
ロミオとジュリエットが
好きだと思い合える情熱が
ちょっと羨ましくもある。

時にはそんな情熱が
大きな力にもなるので
ある意味大切。

けれど危うさもある。

やはり
良い塩梅、
落とし所を見定めるのは
生き残るための道でもある。


そんな、
複雑な気持ちが
行ったり来たりした。

……………

とはいえ、
ジュリエットの両親が
パリスとの結婚を迫る場面では、
ジュリエット目線で
胸が痛くなった。


辛い悲しいというより、
人を追い詰める
追い詰められる過程は
こういうものなのだろうと、
すーっと冷えた感情になった。


親たちの
あの言い方はキツいが、
当時とすれば
正論な部分もありそうなので、
割とよくあることじゃないかと。


しかしそれが人を追い詰め、
死の他に道はないと
思わせてしまうこともある。
悪意がなくても
心理的危機を生んでしまうのか。
そう思うとやるせない。


しかし、
悪いなりにも
道はいくつかあるもので。

実際、ジュリエットは
生きてロミオと再会する
つもりでいたのだけど…。


ジュリエットの
仮死の薬の計画の前に、
いや、それよりもっと前
ロミオが上手く立ち回れてたら…

などなど、
生きて時期を待つことが
できていたら…という
タラレバ妄想してみたり。


ロミオとジュリエット、
何回となく観てきた作品なのに
こんなに色々な気持ちになれるとは。


奥が深いし面白い。
古典すごい。


そんなこんなで
今回も楽しく観劇。


4/6の公演を観られないのは残念だけど
きっと良い舞台になると思う!
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3/24 ツクルブタイ子ども演劇WS 舞台発表

2024-03-26 23:21:58 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等

子ども演劇ワークショップ
ツクルブタイ2023

舞台発表 
2024.3.24(日) 14:00〜
丸亀市生涯学習センター 
3階ホール

★舞台発表の映像
丸亀市生涯学習センターHPにて配信
( 4月下旬予定 ※チラシ裏面より)

●丸亀市生涯学習センター
公式 LINE
⬆️
昨年度は この公式LINEより
YouTube  URLの お知らせあり
※1PO YouTubeチャンネル

───────

8月から始まったワークショップ。
対象は小学生ですが
三女は今年度も
中学生サポーターとして
参加してきました。
────────

2019年から始まった
このワークショップ。
三女は、その一年目から
スタッフの私と一緒に
参加し続けて約5年。
中学生サポーターとしては
2年目。

丸亀市生涯学習センター、
このなじみのある場で
色々な経験をさせてもらいました。
初期から参加している
気の合う友達もいて、
楽しいことも苦しいことも
一緒に乗り越えて
これたと思います。

来年度は受験生。
まだどんな状況になるか
分からないけれど、
何かのかたちで
関わりたいと
本人も思っているようです。

……………………

私は
2022年、父の死後
家や自分の事情で
フル活動が難しくなり

単発でのお手伝いに
とどまっていますが、
今回のように
時々お手伝いできれば
いいなと思っています。


今回は、
衣装づくりの時に
ミシン持参で
縫う担当として参加しました。


これまでは、 
不織布やビニール袋を
切ったり貼ったりして
衣装をつくっていました。

手縫いできる子もいますが、
実際に着る衣装を縫うには
かなりの作業時間が必要です。

自分で考え作っていく中で
ミシン縫いが必要になったところを
サポートできれば
ということでした。

今回、ミシンを使うことで
布地、古着の利用も
しやすくなりました。


衣装や小道具作りも
楽しみのひとつです。

それぞれの
思うものを形にする
お手伝いができて良かったです。



とはいえ、まだまだ
手が足りない部分でもあり。

ミシンの助っ人、
できる人がいれば
その時だけでも
ご一緒してもらえたらなぁ✨
と思っています!

──────

★舞台の内容


三女から
時々話は聞いていたが、

実際に
立って動いているのを見たのは
前日の通し稽古の時。

これまでと一味違った感じ!

第一部 午後チーム

  幕間に 中学生の寸劇

第二部 午前チーム


午後チームの、
ワークショップでの
楽しそうな様子が想像される演目。

午後チームの、
ファンタジーながらも
子どもの内面や
葛藤を感じられる
シリアスな部分もある演目。


スタッフの大人が関わっているけれど、

子どもが
やりたいことなど
考えを出し合ったり
色々悩んで話し合ったり
してきたもの、とのこと。


それまでの話を聞くにつれ
その過程自体が
山あり谷ありのドラマのよう。

本番の、舞台での姿
だけじゃない
大切なものを
経験してきたのだなと思えた。

……………………

そして幕間で
中学生の寸劇。

実は、
本番の前日に 初稽古とは!驚き…

中学生は多忙で
なかなか同じ日に
全員集まれることは少なく

LINEなどで
どんな感じの内容をするか、
( かぐやひめアレンジ )
という共有はしていたらしい。

前日の稽古の合間に
一緒にセリフを考えて。

話の中身も
午後チームのストーリーに
ちょっと関わりのあるものにと
工夫したらしい。

スマホ片手に
セリフ確認しながらの通し稽古。

なのに
次の時にはもう台本外してて、
すごい!



前日、

私が録画していた動画を
三女がチェック。

帰宅後の夜、
メンバーはビデオ電話で
位置の調整など
打ち合わせていた。

そして当日
午前の通し稽古、ゲネプロを経て
午後、本番。

その日の最初は さすがに
ぎこちなさがあったものの
合間で自主練をはさみつつ
本番には立て直し。

さすがのチームワーク!


こんな裏側を知ると
さらに感嘆。

…………………

裏側といえば…

今回、
舞台裏の様子を
映像で紹介していた。


開演の30分前
三女がレポーターとなり
マイクを持って楽屋へ。

それぞれのチームの
様子を伝える映像を
カメラさんが撮影。

それを
開演5分前に
劇場のスクリーンで
流すというもの。

ちょっと緊張しつつも
皆で盛り上がる
本番を控えた子どもたちの
姿がほほえましかった。

──────

今回も
皆さんの舞台が無事終わり
良かったです。

観にきて下さった皆さま
ありがとうございました!

受付にて
お会いできて嬉しかったです。
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3/10 ■舞鶴にて【5 終】

2024-03-21 18:53:20 | お出かけ 旅

■ 舞鶴にて【5 終】友達と再会

これが
この旅 最大の目的!

といっても過言ではない。

それくらい、
自分にとっても
大きな意味があったのだ。 

──────────

3/10(日) 午後

赤れんがパークや
北吸トンネルも見て

そろそろ
東舞鶴駅前へ戻る時間。

バスの時間に合わせて。
.
.
赤れんがパークの隣、
市役所周辺は、工事中。

まちづくり事業で
エリア整備をしてるようだ。

令和6年3月29日頃まで

きれいになったら
また、来なきゃね!
.
………………

実は前日、
サプライズで色紙を作っていた。

私、発案で準備。
.
.
ランチ会で
皆にメッセージを書いてもらい

撮った写真は
コンビニでプリント。
.
.
想定外だったのは
ホテル近くのコンビニの
印刷機が使えなかったこと。

インクタンクの交換表示が出て😅

店員さんでも、すぐに対応できないと。
こんなことはマレらしい。
(夜遅い時間だしね…)

明朝でも可能性は低いとのことで、
少し離れた別のコンビニへ。

良い酔い覚ましだ!笑
てくてく……
.
.
アプリも入れ直し
無事にプリント!

店を出る頃には
きれいな雪も見られた。
.
.
ホテルへ戻って
ひとっ風呂!
コンビニで買った
入浴剤でホカホカ。

そして色紙!
せっせと貼ってデコレーション。
.
.
喜んでくれるかな?
翌日に
渡す時のことを思いながら。
.
………………

待ち合わせは、
駅前のショッピングセンター。

彼女と会うのは
たぶん、彼女の結婚式以来。

久しぶりー!
意外とみんな変ってないよね〜〜

そして色紙も
喜んでくれたー!!

良かった良かった。
.
……………
.
.
色紙のようなものは、
いつかの
自分が欲しかったもの。
.
.
私も長い間
家から出られなかった。

状況は違うけど

その時の
何ともいえない
取り残された気持ちは
やっぱり忘れられない。
.
.
だから、
色紙を渡そうと思ったのかも。
.
.
LINEやビデオ通話もあるけれど

わざわざ書いた
手に触れられるモノもいい。
.
.
そして、会うこと。

たとえ数分の立ち話でも
会う意味はあると思っていた。

遠いから尚更。
.
.
他の人はどうか分からないが
自分は

歳の割に手のかかる子がいて
ケアの必要な
実母と義父が近くにいて
そこまで自由になる金を
持たない立場で

出かけるのにも
それ相応の理由が要るのだ。
.
.
でも、
今じゃなきゃダメだ!

そんな感覚が
体を駆け巡るような気がした。
.
………………
.
ランチ会が決まる前から
舞鶴の友達は
県外と会食がNGだった。

基礎疾患で
いわゆる重症化リスク持ち。
.
.
それに加えて
ここ数カ月のやり取りで

お実父さんの症状、
それを支えるお実母さんの骨折、
などの近況を知った。

心中
察するに余りある。
.
.
それでも思うのは…

いつ行けるようになるのか
分からない現実を抱えて
さくっと割り切れる人は
そんなにいない。

ぶっちゃけた本音や
愚痴をぶちまけられる
性格じゃないことも
知っていた。
.
.
今この時が
きっと一大事なのだ。

だからこそ
会って話さなきゃと。
.
.
LINEや電話だけじゃ
話せないこと、
大勢の中じゃちょっと
微妙な話もあるはず。
.
.
そんなことをお互い
とうとうと話し続けた 笑

ショッピングセンターの
吹き抜け
ベンチコーナーの一角で。
.
………………
.
.
彼女いわく、
こういう
人が常に動いている場所、
空気が動いている場所は
リスクが低いらしい。

逆に
劇場や飲食店など
一定時間、人が留まる場所は
主治医から止められて
いるのだと。

運良く感染しなければ大丈夫。

しかし、
ひとたび感染した場合は
命に関わる可能性は高くなる。

どちらを選ぶかという選択。
酷な話だ。
.
.
これまでは
インフルエンザの時期だけ
注意すれば良かったが、

コロナ禍になり
それが一年中になってしまった。
.
.
数年前に比べ
落ち着いてきたとはいえ、
重症化リスクのある人にとっては
まだまだ油断ならない状況。
.
.
多くの人には
それほどじゃないことが
どうにもならない障壁になる。
.
.
端から見れば
どこにでもある
誰にでもあるようなこと。

だからこその疎外感。

カタチは違えど
私も身に覚えがあった。
.
.
.
彼女と話していて

一人ひそかに
この障壁を
何とかできないかと思った。
.
.
私の周辺に限らず、
話を聞いてみると
そんな悩みを抱える人は
少なくない。

え、あなたも?
えぇ……
そんなこともあるんだ
なんて。
.
.
にも関わらず
ひとつのパターンが
デフォルトなのは
どうなのか。

そして、
それに合わせるのが
当たり前みたいな風潮も。
.
.
何か
やり方を変えることで
できることがあるなら
それを見つけたい。
.
.
誰かのためとか
そんな
たいそうなことじゃなく
結局は自分のためだ。
.
.
──────

長くなりましたが💦

そんなこんなの
大阪・舞鶴 行き

なにはともあれ

好天で良かったーー!

道中無事で良かったー!

それに尽きますね😊





























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3/19 「やってみよう!感じてみよう♪即興芝居」 参加

2024-03-20 13:13:03 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等

3/19(水) 
やってみよう!感じてみよう♪即興芝居

19:00〜21:00
マルタス 1階 オープンラウンジ

▼ありんこ企画 Facebookページより

▼マルタスHPより

やってみよう!感じてみよう♪即興芝居 | 丸亀市市民交流活動センターマルタス

香川県丸亀市のまちづくりの拠点-丸亀市市民交流活動センターマルタス


行ってきました!

進行は、
市民劇でもご一緒していた
小倉あんこさん。

会場には
よく会うメンバーも多数。
けれど、
たまたま来ていた
男子高校生グループも加わり、
かなりの盛り上がりになりました。

……………………

始まる前に、
参加者は
〔人に言われて心に残っているひと言〕
を書いた紙をボックスに入れる。


あんこさんの
即興芝居についての話から
スタート。

最初は簡単なゲームから。

◯◯について
思いついたものを3つ言う
three things

連想ゲームなど

3〜4人くらいのグループで。

…………………

休憩をはさんで
第2部は

最初に書いた紙の言葉を使って
即興芝居。

まずは、あんこさん。
中身を見ずに選んだ5枚をもとに。

途中で、
何が出るか分からない紙を引いて
それをセリフとして言う。

ぴったり合っていたり
合ってなかったり
どちらにしても面白い。

笑いと拍手の
楽しい芝居だった。

……………………

そして
参加者も体験してみるコーナー!

A.イスに座った人が
B.イスに移りたくなるような言葉かけ

心が動かなければ
「いやです」でいい。


やってみてどうだった?
「いや」より
「いいよ」の方が気持ちいい

という話に、納得。

相手のやりたいことに
イエスとして乗っかれば
それが続き、面白くなる。

“ 助け合う ”ということ、
いいなと思った。

…………………

書いた紙が残っているので
2人組で、それを引きつつ
即興芝居をやってみる。

どこ?
→客席から出たいくつか
→その中から2人で1つ決めて

2人はどんな関係?
→客席から出たいくつか
→その中から決めていく


今回は、
最初から高校生グループの皆さんが
とても積極的だった。
この回も、
発想や勢いがよくて
みな、おおーっと声が出るような
盛り上がりだった。

2人組で3セット。
素晴らしかったー。


みな、楽しかったと口々に。
楽しい雰囲気で終了。


また来月開催!

……………

第1回目に
参加できて良かった。

紙を引いての即興芝居は
見ているだけでも
なかなかドキドキする場面だった。

今回は
とても達者な人の
勢いのあるパフォーマンス
という感じだった。

すごいなーと感嘆。

とはいえ、
あんなにうまくなくても
大丈夫かな…と思ったり。

たぶんここでは
完成度というより
関係性がよりよくなれば
オッケー♪
な感じだと思っている。

どう転んでも
みんなで温かく受け止めて
つなげていければ
いいんだろうなと思う。


また
都合がつけば行ってみたい!


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3/3 電脳ひな祭り 参加

2024-03-05 16:16:52 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等

3/3 電脳ひな祭り  参加

梅木監督から
ご案内いただいたイベント。
どういうものか
ほぼ知らなかったけれど
面白そうだったので申し込みました。

場所は琴平町 
HAKOBUNE ハコブネビル 2階
(1階 カフェ Sando Sand. Stand
4階 HAKOBUNEホステル Cabin )

市民劇のメンバーも来ていて
久しぶりに会えた人もいて
それも楽しかったです。

……………………

最初は、
映画「虹色はちみつ」の紹介
撮影の裏話など から始まりました。

実行委員長 服部真湖さん
88歳の世界最高齢プログラマー
若宮正子さん

このイベントの
詳細を送ってくれた近藤則子さん
(途中から分かりました!)

映画「虹色はちみつ」の
エンディングテーマをつくられた
舞子さんのミニライブ

オンラインで参加されている
各地のお友達との交流

仙台の方が中心となった
インターネット防災訓練の話

1月の能登地震で被災された
新潟の高杉陽子さんのお話

若宮さんが
Excelを使ってデザインした布で
ブラウスなどの制作↓
高松のアトリエを主宰する村川先生

などなど…
順番は前後しているかもですが
色々なお話や歌を聴いたりできました。

台湾から来日の本藤靖子さんより
台湾から世界に広まりつつある
“無我茶会”の紹介も。

イベントの最初には
阿波晩茶をいただき、
そのあと台湾茶
菓子をいただきながら
楽しいひとときを過ごしました。

ありがとうございました!!

…………

会場で
市民劇の皆さんとも分かれ。

ちょうど駅へ行くトマトさんと
車をとめた駐車場の方向が
一緒だったのでご一緒して。

途中の豚まん屋さんで
豚まん買って食べました!

その後、
トマトさんが
善通寺某所に用事があるとのことで
そちらまで車でお送りして
しばしお話もできました。

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2/24 四国学院大学  演劇コース 11期生卒業公演『I‘11 be‥‥』観劇

2024-02-28 18:40:01 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等

2/24 四国学院大学 演劇コース
11期生卒業公演『I‘11 be‥‥』観劇

駐車場から
ノトススタジオへ向かう道。
建物の外壁にはいつも
チラシなどを貼って
装飾されている。

今回は、人のイラストの
切り抜きが貼ってあった。

面白い。これは何だろう。

ロビーにも
あちらこちらに貼られていた。
それらを
ひとつひとつ見つけるのも楽しかった。


後で分かったのだが、
当日パンフレットに
出演者の名前と共に描かれてある
イラストだった。


そして、
劇場に入ると
左手の壁部分が黒板になっていた。
チョークや黒板消しが置いてあり、
メッセージを書けるとのこと。

初日から4日目だったからか
すでに色々な言葉や絵も描かれていて、
いよいよ卒業だな…と
しみじみとした気持ちに。


改めて当日パンフレットを見る。

タイトル『I‘11 be‥‥』

I'll be…. じゃない?

あ、〈11〉
11期生、だからかな?

目の前の舞台には
11台の自転車が並んでいる。

そういうことなのか…

演劇コースの卒業生の
実話が基になっているらしい。

気になる……。


自分は一時期、
ノトスラボの演劇や
アートマネジメント公開講座などで
学生さんと関わったことがある。
なので
何となく親戚のような気持ちに
なることもあるのだ。

その後、
在学中の学生さんと
関わる機会はなくなったものの、

ずっとノトススタジオに通い続け
舞台を通して
その姿を見る機会はあった。

新しく入ってこられて、
気がつけばもう卒業。
早いものだ。

そんな気持ちを
何度も繰り返してきた。

記憶に残る
卒業公演の数々。

それぞれの思いが
あったに違いない。


卒業後、その先へ。
色々な道が続いていく。
道も色々に変わっていく。

その一端が
垣間見られたような気がした。

………………

それぞれの、
演劇への強い思いも感じられた。

とはいえ現実は厳しい。
そうだろうな…と
思える場面もあり。
それでも、
時にくすっと笑える
希望を感じる場面もあり。


我が子も一人、
自分の目指す方向へ進み
ひとり立ちして行った先では
困難な問題もある。

良かった面は大いにあるが、
手放しに楽観という訳でもない。

その複雑な両面は
リアルに感じるところだ。


人生の節目を
迎えている人にとって、
悩むことは多いと思う。

どの道に選んでも
すんなりいける人
ばかりではないだろう。


思うようにいかないこともある。
思いがけないこともある。

どう転ぶにしても
自分が選んでこそ。

それは強く思った。


やりたい気持ちだけで
乗り越えられる訳ではないが、

少なくとも
自分がやりたいと思う
気持ちがなければ、
がんばれない気がする。


行く手を阻まれても
別の道の方に
行きたいと思える
要素を見つけられるなら
それも良き。
いわゆる七転び八起き。


多くの人が通る道は
分かりやすい。
そうじゃない道を行くとなると
その分悩みも深い。
けれど
今までにない道を
目指す人が増えれば、
今までにない
世の中になるのではないか?

そんな期待もある。


一人では難しいことも
繋がりの中で
目指せることもきっとある。

学生だけじゃない、
誰にでもある節目の、
より良い先へ。

フレーフレー、みんな!!

私も I'll be….
見つけたい!!


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