月下樹のおと

樹月けい、オタク母のブログ。アニメ・漫画。お絵かき展示等。義母の介護終わり、義父のご飯お手伝い中。

6/22 映画「虹色はちみつ」上映会&ロケ地巡りツアー 参加

2024-06-27 18:37:49 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等
6/22(土) 12:00〜16:00
映画「虹色はちみつ」
ロケ地巡りツアー付き上映会

参加しました!



─────────

★会場
〈五人百姓 池商店〉
※参道を少し上がったところ

🥤虹色冷やしあめソーダ🌈
受付後にいただいた。
見た目もかわいく美味しかった!

映画の完成当初
琴平での上映時、
このコラボメニューが
作られたとのこと。

こんぴら土産〔加美代飴〕を
売っている〈池商店〉さん。

普段はノーマルな
冷やしあめソーダなので
レアなメニューをいただけて
ラッキー。

……………………

■上映会&トーク

中庭に面した
イートインスペースより
更に奥のお部屋へ。

・映画「虹色はちみつ」上映
・関係者によるトーク

──────────

■ロケ地巡りツアー

撮影の裏話を聞きながら
ロケ地巡り

石段を上り
神馬のいる場所や
裏参道へ

丸い池に寄り

道を下っていく。

〈金陵の郷〉
参道の裏側に到着。

くすのき広場、
建物内を少し見て

参道を上がり
〈敷島館〉の足湯前を通り

最後の場所
〈こんぴらうどん 表参道店〉へ。

🍜虹色うどん🌈 いただいた。

これも
特別なコラボメニュー。

カラフルな天かすがミックスされて
見た目も鮮やか。
美味しかった!

─────────

あいにくの雨だったけれど
楽しかったです。

皆さんと一緒に
石段をがんばって上ったり
滑らないように下りたり…と
なんだか
野外活動を終えたような
仲間のような感覚😁

特に私は
普段あまり歩き回らないので
足が筋肉痛になりました。

皆さまお疲れさまでした。
関係者の方々、お店の方々
お世話になりました!

────────

★余談

ちなみに、
その週末には弟が帰省しており。
昨年結婚した奥さんと、
奥さんのお母さんも一緒に。

せっかくなので
香川のお土産を
持って帰ってもらおうと

五人百姓でおなじみの
〔加美代飴〕を買いに。

お世話になった〈池商店〉へ。

トークの時に
お話されていた
池さんご夫婦も居られて
ちょっとお話できた。

奥さんがつけていた
加美代飴のようなブローチ。

気になったので尋ねてみた。

実は、
お店の方の娘さんが作った
プラバン&レジンのブローチ
とのこと。

この日、もらって
初めてつけたのだとか。

すごい!!!

そして、
かわいい!!!!

加美代飴の
キーホルダーは売られていて
気になっていたのだが、

この手作りブローチ
かわいい✨✨✨
(写真が無いのが残念)

また時間のある時に
寄ってみたい。

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6/16 ハンセン病 ドキュメンタリー映画 上映会 NAGASHIMA 〜 “かくり” の証言 〜

2024-06-21 23:12:38 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等


6/16(日)
ハンセン病 ドキュメンタリー映画 上映会
NAGASHIMA 〜 “かくり” の証言 〜

10:00〜12:30
マルタス 多目的ホール1・2

映画上映後
宮崎 賢 監督 アフタートーク

────────

岡山 瀬戸市 長島にある
国立ハンセン病療養所
長島愛生園と邑久光明園。
入所者らの証言を記録した
ドキュメンタリー映画。

………………

ハンセン病や、
患者の強制隔離については
ニュースやテレビの報道などで
見聞きしたことはあった。

しかし今回、
そこで生きてきた人の話を聞き
より胸に迫るものを感じた。

これは単に
過去の出来事ではない。
今にも通じる課題があると思った。

ハンセン病に限らず
今も色々な方面で
生きづらさに苦しむ人がいて、
解決されていない問題も多い。

その当事者でなければ
目を向けられることが
少ないのかもしれない。

けれど
誰でも当事者になる、
私たちの問題でもある。

解決のために
何ができるのか。

知ること、人の声をきくこと、
一緒に考えること、

私たちは
何を大事にすればいいのか
改めて考える機会になった。

……………………

まずは、
入所者の方々が
自らのことを語る映像や
過去の写真や資料などが
多く記録されていることに驚いた。

アフタートークの
宮崎賢監督の話にもあったように、
語られるまでに
三十数年かかったそうだ。

それくらい、
これまで伝えなれなかったことも
多いだろう。

自由がない、
人間扱いされないとは
どういうことなのか。

プライバシーのない
閉ざされた場所。

素行不良とみなされれば
極寒の重監房送り。

戦時中の重労働。

断種手術。
生まれた子どもは殺されて。

隔離が始まって
1947年にはプロミンという
特効薬が出来たそうだ。
けれど
1995年に廃止されるまで
らい予防法は続いてきた。

なんと長い年月だろう。

それでも、
廃止運動などがあって
やっと実現したことなのだ。

…………………

今回、
ハンセン病の歴史を
ざっくりだが調べてみた。

すると、
古くは飛鳥時代から
あった病らしい。

明治の終わり頃から、
浮浪患者の救済として
収容するということも
あったらしい。

しかし、
昭和初期には「無らい県運動」、

日中戦争が始まった頃から
強制収容が強化され

ハンセン病に対する
人々の恐怖心や嫌悪感が
煽り立てられていったようだ。

長く隔離が続いたのには
そんな国民全体の感情も
影響していたのではないか。

そう思うと、
当事者ではない多くの人も
無関係とは言えない。

人の目に触れず
話題に上がらないことで
問題が長い間
置き去りにされることはある。

同じようなことが
今も起きていないだろうか。

コロナ禍で
深刻な問題があったことも
記憶に新しい。

過去に学ぶことをしなければ
また同じような過ちを犯してしまう。

映像の中に出てきた、
ドイツの
ヴァイツゼッカーの言葉

“過去に目を閉ざす者は
現在にも盲目になる”

その通りだなと
胸に刺さった。

……………………

しかし、
映画の中では

心が温かくなる話もあった。

患者の高校ができて
学校生活が楽しかったという話。

絵や川柳など
文化芸術を通して
社会と繋がることができた話。

地元住民も参加する
夏まつりを楽しみにしている話。

失った時間は取り戻せないが、
今何が求められていているのかに
目を向けることはできる。

自分たちに
できることは何か
考えたいと思った。


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6/9 MOISA ポールダンスショーへ!

2024-06-12 00:52:34 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等

MOISA
POLEDANCE PARTY

2024.6.9(日) 14:30〜
Danze バルロッサ +on にて

昨年の市民劇で一緒だった
弥生さんが出演する
ポールダンスショーへ!!

観るのは初めて。

アクロバティックな力強い動きもあれば、
優雅な、セクシーな動きも。


いわゆる
セクシーなものだけじゃなく、
それぞれの演目ごとに
曲の雰囲気や衣装なども違っていて
面白かった。

なつかしの昭和歌謡や
しっとりバラード、

耳馴染みのある
かわいい曲もあれば、
ちょっとハードなロック調の
曲もあり…

バラエティーに富んでいた。


皆さんそれぞれに
パフォーマンスを楽しんでいるように
感じられた。


そして、
客席の皆さんと一緒に
手拍子しながら
自分も楽しめた。

……………

各演目の前に、
ダンサーさんのエピソードなど、
話があった。

ポールダンスについても、
少し知ることができて良かった。

ケガもよくあるということ。

観ていて
そうだろうなと思った。

だからこそ、
安全を大切にしていることなど、
納得できた。


やはり
ポールを使った技もあるので、
見せるものとして
成立させるまでには、
なかなかのハードルが
ありそうだ。

地道な練習の積み重ねが
あったに違いない。

前の方で見ていると
皆さんわりと
小さなアザも結構あって…。

見た目は華やかだけど、
スポーツに通じるような
力強さを感じた。

……………

ショーの
各演目が終わった後や、
ショーの最後、
お花を渡す、
レイをかける、
というのも初めて知った。

会場で、
色々な種類(金額)の造花や
お札風カードのレイが
買える仕組みになっていた。

それを
お目当てのダンサーさんに
渡す、というもの。


ささやかですが、私も🌹✨

……………

そして、
市民劇メンバーも数人、
ミランダも来ていた!

ポールダンスをしている彼女。

ショーが終わった後の
自由な時間、

ダンスのレオタードと
ヒールのブーツ姿に!!

ステージの
ポールを使って
少しやってみてくれた✨

市民劇の稽古場所では
ポールが無かったので
どんな感じか分からなかった。

今回、
少し見られて良かった!

………………

皆さま
お疲れさまでした!

ポールダンスショー
楽しかったです😊✨


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5/25 清水宏と小倉あんこの空飛ぶコラボ 観劇

2024-05-31 18:21:22 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等

5/25(土)
清水宏と小倉あんこの空飛ぶコラボ 
(丸亀編)

昼間は三女の
中学最後の運動会。

夜は、商店街で観劇!


小倉あんこさんは
以前から市民劇等で関わりあり。


清水宏さんは
もう何年前になるだろう。

高松で最初に
スタンダップコメディの公演を
された頃に拝見してから数回…

けれどそれから
ずっと観る機会がなかった。


とにかく、
最初に観た時のインパクトが凄かった
清水宏さん。

今回、
近くに来られることを知り、
せっかくなので観たかったのだ。

……………………

最初は、
あんこさんの即興芝居から。

お客さんが
事前に書いた言葉を引きつつ
即興で芝居を進めていくもの。

笑いとともに場も和む。


そして、
清水さん。

そうだった。この感じ!

普段、
面白くても
笑いのリアクションが少ない自分が
これだけ腹を抱えて笑えるなんて。
かなりの腹筋運動だったと思う。


清水さんの外国でのエピソード。
たぶん一度
聴いたことはあると思う。
それでも
涙が出るほど笑ってしまう。

それが…
いつの間にか別の涙に。


自分の中の切実さと相まって
心にガツン。

人間誰しも
壁にぶち当たることがある。
相容れないことに
絶望的になることも。

あれから数年
自分にも色々なことがあった。

清水さんの話とは
全く違うけれど
切実さの部分で
響くことがあったのだと思う。


笑いながらも
奥歯を噛みしめ
勝手に流れる涙が
止まらなかった。


そもそも
事態は無理ゲー。
うまくいく見込みなど
全く想像できない状況。


暗い岩場で
必死にあがくような
切羽詰まった気持ち
だったのが…

最後のオチで
ぽっと心に明かりが灯った。


ストンと
腑に落ちる感覚。

理屈や
何かの方法論じゃなく。


あ、
これもアリだな、と。



生きるか死ぬかの瀬戸際で
相手をヤるか
自分をヤるか

相手をヤるくらいなら
自分を…と思いがちだけど

こんな
突拍子もない
飛び込み込み方も
アリかな、と思えた。

当たって砕けろ
じゃないけれど。


そこには
言い古されたような
無責任さは感じず

よく分からないけど
地の底から湧いて出る
血のアツさのようなものを感じた。


どちらかじゃなく
どちらも。
もちろん
自分が消える必要もない。


これは…
自己肯定感の低い
自分にとっては
なかなか良い感覚だった。


うまく言えないけれど。

定期的に
摂取すると良いんじゃないかと。

ヤバい時でも
それを上回る
ヤバいノリで復活できそう。


………………


休憩を挟んで…

清水宏さんと
小倉あんこさんの
コラボ!

二人で即興芝居。


設定など
お客さんから
希望を聞いて
そこからスタート。


途中で、
例の紙( 言葉 )を引いていく。


どう転んでいくか
分からないドキドキ感。

まさかの展開も
面白かったー。


どちらにしても
2人の間で交わされる
キャッチボールが
いいなと思った。

片方が投げかけたものを
受け取り、返す
そのやり取りの繰り返し。

その時、
そこで生まれるものを
一緒に楽しむことができて良かった。


体の疲れも
忘れてしまうひと時だった。


ありがとうございました!



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5/11(土) 朗読劇『小さな家族草子』観劇

2024-05-13 18:46:43 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等




5/11(土)
『小さな家族草子』


阿波おどり&ミュージック
コティ
( 徳島駅近く、ぽっぽ街 )

市民劇でお世話になった
明樹由佳さん。
劇団まんまる
の皆さんとのコラボ公演。

『家族草子』という
台本を手にしながらの演技、
朗読と芝居を融合させたもの。

朗読劇の
色々な可能性を感じた。

演劇は敷居が高いと
躊躇する人も、
これなら
出来ることがありそう。

楽しくできる
入り口になりそうな。

今回、
観る機会ができて良かった!

…………………

❲ 劇団まんまる ❳
「心浮く二拍子」
作・清水宏香( 劇団まんまる )

阿波おどりの楽しさ、
心が浮くという感覚。
亡き母との思い出を胸に
この先へと進む彼女の
これからを応援したい
気持ちになった。


❲ 家族草子 ❳
「準備万端」
作・森浩美 
双葉文庫
『終の日までの』所収

終活に目覚めた母と
それに付き合う娘の
やりとりが面白く、
あたたかい気持ちになれる
家族のお話だった。

…………

どちらの作品も
ちょっとした
日常の場面ではあるが

人生の行く先を
ふと考えさせられたり

今あるものを
大切にしたい気持ちになった。



色々な家族がいて
色々な関係がある。

その中の
ある場面を目にして、

自分の
過去を振り返ったり、
これからのことを
考えたりした。


まったく同じ
境遇ではないけれど、
より身近なリアルを
呼び起こされる
感覚だった。


………………

朗読劇、
というやり方も
面白いと思った。


大がかりな
物や場所も要らない
シンプルさ。

そして、
台本を持ってできること。

セリフを頭に入れて
立って演技ができるまでには
それなりの期間や
個々の稽古も必要になる。

色々な事情で
それが難しい人も
これなら
入りやすいかもしれない。


間で
色々な動きはあったものの、
基本的には
椅子に座っての朗読&演技。

(ここでは、高めの座面の椅子
いわゆるカウンターチェア)

動きに制限のある人も
参加しやすいだろう。


そういう意味でも
色々な可能性がありそうだ。



公演後、明樹さんと
そんなお話もした。


そして、
今回どういう作品を選んだか
ということも。


確かに、何でもいい
というわけではないだろう。
ボリュームや内容
配役も考えて…

なるほど、
と思うお話も色々。

押さえておくポイントは
ありそうだ。


悩んだ時に、
明樹さんのように
意見を聞ける人がいる
というのは
ありがたいことだと思う。

( 実際 明樹さんは、
そういう 不安や疑問を
投げかけても、
真摯に応えてくれる
安心感のある存在なのだ )

……………

演じることが、
私たちの日常に
自然に溶け込める
やり方があったらいいな。

頑張り過ぎなくても
楽しく取り組めたらいいな。

そういう演劇も
あっていい。

それなら
演劇になじみのない人も、
演劇は難しそうと
尻込みする人も
気楽に一緒に楽しめそう。

そんなお話で
盛り上がった。

……………


そんなふうに
明樹さんとお話するうち、
成り行きで
他の方とのお話に
交じることになった。

視覚障がい者の
伴走をされている方。

新たに知る分野。
演劇と繋がる
活動ができるかも!
というお話。

これもまた
新たな出会い。


同じように、
演劇を通して
新たな可能性を
見つけようとしている
人がいるのだなと
嬉しくなった。


今回の公演そのものも
良かったけれど、
こんなお話を通して
考えるきっかけや
出会いなどもあり、
本当に良い機会だった。

皆さま
ありがとうございました!



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4/29 岸本景子監督特集 映画『あずさとさんぽ』 『HEAVEN』感想

2024-05-11 00:22:00 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等

4/29(月祝)
三女と大阪 2日目

シアターセブン (大阪 十三)
「岸本景子監督特集」

『あずさとさんぽ』
『HEAVEN』
………………

『あずさとさんぽ』

場所は総社市。
引っ越しのため、
家を探しに来た親子3人。
小学生のあずさは
引っ越したくない様子。
ふとしたことで親とはぐれ
あちこち歩き回るうちに…

舞台挨拶の中でも
話されていたように、
子どもの視点になって
一緒についていくような
気持ちになった。

3.11後の作品。  
その頃の移住に対する
世の中の雰囲気も
気になっていたとか。

……………

『HEAVEN』

監督の初作品。
舞台挨拶では
意外なきっかけから
撮ることになったエピソードも
面白かった。


家を出た人、
家に残った人、
それぞれの思いを
考えさせられた。

立場や境遇は違っていても、
気持ちの面で
自分にも重なる部分があった。


重く肩にのしかかるもの。
なぜか自分でも下ろせないもの。
もっと軽くできたらいいのに。

境遇は違っても
誰もが何かを抱えている。
身勝手ではなく
もっと身軽になっていい。



舞台挨拶での話。
許しを与える人、
存在していい、
あるがままでいい、
というような話。

そうだなと思った。

天国のような楽園は
現実の世界には
ないのかもしれない。


自分たちの手で
作るしかない。
手の届くところからでも。

そうやって
世の中も変わってきた。
時代の変遷を思う。


法律のことに
関わっていたという
監督の経緯も
今回初めて知り驚いた。

この作品も
そんな視点があったとは。

…………………

監督の作品づくりが、
身近な疑問や問題、
その地域に目を向けている
ことなど…

共感できるなと思った。


今回、
パンフレットに
監督のプロフィールや
これまでの作品の解説など
書かれてあった。

映画制作の
もとになった考えや
背景などを改めて知り、

ああ、そうだったのかと
思うことが多かった。


日常の中で
生きづらさを感じる
人の目線が
大切にされている。

このパンフレットも
色々な人に
読んでもらいたいと思った。

…………………

自分は
文化芸術の分野に
興味があるけれど、

いわゆるプロでもないし、
芸術性の追求というより
それらを通して
自分たちの日常が
より生きやすくなれたら、
と思っている。



現実的な
生産性や効率などでは、
価値がないと
切り捨てられるような
ものの中にも
大切なものはある。


映画など
文化芸術の分野を通して、
一方向だけでない
色々な視点を持つことが
課題解決にも
繋がるのではないかと思う。

………………

2日目の終わり、
皆さんとの食事。

電車の時間があり
途中退席だったのだが

最後の方に、
地域の行政の方と
そんなことを
お話することができた。

たぶん初対面、
お話している中で
行政の方だと
気がついた次第。

同じようなことを
大事にしている人が
この地域にもいるのだと
嬉しくなった。

丸亀市で
活動していることについても
お話させてもらった。


今回、
ちょっとした合間ではあったが
お話できて良かったと
思うことは沢山あった。


三女も
なかなか大人の食事の席に
参加することはないので
興味深かったらしい。

色々な大人の話も
聴けて良かったと思う。


……………

この2日間、
舞台挨拶などご一緒し、
お世話になりました!

岸本景子 監督
竹田朋子 さん( 母親役 )
福永信也 さん( コーディネーター )
川瀬陽太 さん( 地元の漁師役 )
石垣のぼる さん( 祖父役 )

別日で
お会いできませんでしたが

倉増哲州 さん( 父親役 )
堤健介 さん( 脚本 )

また
機会があれば
よろしくお願いします!

…………

余談ですが😊

1日目、
舞台挨拶のために
控室でいたところ、

一緒に
舞台挨拶をする
俳優の
川瀬陽太さんも居られました。

監督が、
「友達迎えに行ってくる〜」
と言って出られて

私と三女と
川瀬さんだけになり。


実は撮影では
ご一緒したことがなく
リアルでは初対面。

テレビで見かける俳優さん…
一瞬
何を話せばよいかと
慌てたけれど

とても話しやすい方でした!

テレビでの
強面の刑事役などの
イメージがあったけれど
実際は
気さくな方で😊

コロナ禍で
現場大変だったですよね
的な話から、

地域の祭りなど
一度中断した行事の
継続が難しいんですよねー
など、
私の話にも
色々こたえて下さり…

開場したのも気づかず、
監督が呼びにくるまで
話し込んでおりました。

本当に
ありがたい限り。


そんなこんなで
ミーハー的ではあるけれど
それも含めて
良い機会でした。

お世話になりました!


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4/28 岸本景子監督特集 映画『ある夏の送り火』感想

2024-05-10 00:15:41 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等











4/28(日)三女と大阪
「岸本景子 監督特集」
大阪 十三 シアターセブン
映画『ある夏の送り火』
三女も撮影に参加した作品。
上映後、皆さんと一緒に登壇。
最初は緊張してたようだけど…
何とか話せて良かった!

…………………

岸本景子監督とは
2015年、
『ある夏の送り火』撮影の時
初めてお会いした。

おじいちゃん役の
石垣さん繋がりで、
三女の和泉に
お声がかかったのだ。

もともと
石垣さんとは2006年に
琴平の金丸座で行われた
市民劇“さぬきシェイクスピア”
で、ご一緒していた。

その後、
石垣さんが2013年に出演した
映画『しあわせ獅子あわせ』に
次女も出演することになり、
お会いする機会も増えていた。

そんなご縁もあり、
参加することになった
『ある夏の送り火』。

あの撮影から9年。
改めて映像の中の
我が子の姿を見ると、
時の流れを感じる。

色々なことがあった。
自分にも家族にも
彼女にも。
そんなリアルと重なって
感慨深かった。


この映画に
参加することができて良かった。
普段なかなか
会う機会は少ないけれど、
Facebook等で
繋がってきた縁に
感謝している。

…………………

三女は
映画の中では
事故で亡くなってしまう役。

生きていれば
こんなに大きく成長して
いたことだろう。


映画の小道具には、
うちの子どもたちが
実際に使っていた
幼稚園のかばんや制服、
衣類などもあった。

実際使っていたものなので
ひとつひとつに思い出がある。
映画の中で
それらが目に入ると
そんな思い出がよみがえった。


物語の中の母親が、
亡くなった我が子の
ものを捨てられず、
夫に責められる場面があった。

時が経った今
よけいにその時の気持ちが
分かるような気がした。

一観客として
だけでなく、
より個人的な気持ちも
重なっていた。

……………………

そして、
現実と重なり合うからこそ
生きていれば…という
感傷的な気持ち
だけではなく

生きているからこそ
生まれる、
重いものも感じていた。

撮影時、
三女は幼稚園の年長、5歳児。
義父母含め
家族が混乱の最中だった。


前年、
要介護の義母(三女の祖母)
が亡くなり、
そのあと長女が不登校に。

それより前、
義母が入退院を繰り返す
ようになった頃から、
私は次の世代として
地域の女性の役割を
担うことも増えていた。

家庭内では
初めて直面する問題が多く
子どものことは
二の次三の次状態。


三女は
幼稚園児だったが、
自分がしっかりしないと
…というような
振る舞いも見られた。

ちょっと
過剰適応の傾向を感じ
気がかりではあったが、

その時すでに
自分の鬱傾向が進んでおり
何かできる状態ではなかった。


その後
小4で不登校が始まるまで
優等生的だったけれど、
ずいぶん無理があった
のではないかと思う。

現在、中3。
色々な局面を経て今。

あの時、終わっていれば
こんな思いをすることも
なかったのかもしれない。

しかし、これが
生きているということなのだ。
その重さとともに
噛みしめる思いがあった。

…………………

映画の中のお母さんは、
三女演じる娘が亡くなった後
鬱になり、家族とぶつかる
場面も描かれている。

実際、自分もその後
心療内科に通うようになり
8年が経つ。
その間、何度か作品を
観る機会があったが、
少しずつ感じることも
違っていた気がする。


鬱になり、最初は
家庭外の人との関わりが重く、
距離を取るようになった。

しかし、何年も続くうち
家庭内の人との関わりも
重くなってきた。

家族それぞれ、年齢を重ね
置かれた状況も変化していた。


考えや感じ方の
ズレによる衝突が生まれる。
それは、
特に問題を抱えてなくても
どんな家庭にもありそうなこと。

しかし自分が
それを受け止めるだけの
余力がなかったのに、
それぞれを全て
受け止めてしまったのが
良くなかった。


いわゆる他人なら
やりすごせたのかもしれない。
しかし身内、しかも
懸命に関わってきた存在との
衝突はダメージが大きかった。
鬱の初期になかったような
危機も感じた。

大切な家族、
だからこそ辛い境地。

映画の中でも
それぞれの役に
分かり合えない思いが
あることに胸が傷んだ。

でも、
それは当然
なのかもしれない。

誰かの
人間性の問題でもない。

そして、
家族という小さな集団は
時に追い詰められがち。
抜け出せないループに
はまることも
あるのではないかと。

そして、
映画での
送り火の光景が目に浮かんだ。

そんな家族にとって
これは
必要な場だと思えた。

…………………

送り火は、
お盆が終わり
亡くなった人の魂を
あの世へ送る地域の行事。


地域に
“祭り”は よくある。


自分の地域にも祭りはある。
村の講中で
獅子舞をしたり
神輿を引いて回ったりする。

しかし、
喪中には参加できない。

義母の喪中が明けても、
神社の祭りで
楽しそうな祖父母と孫の姿に
疎外感を抱くことはあったので

弔事の際は控える
という慣習は理解できる。


祭りは
喜びを共有する場。

しかし、
悲しみを共有する場は
あまりない。


改まって語り合う場や
専門的なケアも必要だが

何となく一緒にいて
たわいもない話をしながら
その中で
ふと漏れ出すものを
受け止め合える場も
必要なのではないかと思う。


あの家族にとって
送り火の場面が
そんな場のような気がした。

映画の中では
そこへ出向くのに
何年もかかっていたようだ。

それほど
前へ進むための
一歩は重く大きい。


そして、
そんな場があっても
すぐさま何かが
解決できる訳でもない。


しかし
受け止めてもらえると
思えることが始まりとなり、
ほんの小さなことから
次へと繋がるのではないかと思う。


残念ながら
あの送り火は、
一度復活しながらも
コロナ禍もあり
今は途絶えているそうだ。


もとのカタチではなくても
何かのカタチで
繋がっていけたらなと思う。

この作品は
そのひとつかもしれない。

映画での
物語は終わったけれど、
あの家族は、
これからも続いていく。

同じように、
この世界で生きている
自分たちも続いていく。

なくしたものも
見つけたものもある。
今この場所で
探し続けている人がいる。


今回の
映画祭を通して
そんなことを肌で感じられた。

行けて良かった。

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4/24 ありんこ企画 「やってみよう! 感じてみよう♪即興芝居」参加

2024-04-26 15:11:03 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等

先月からスタートした
ありんこ企画
「やってみよう!
感じてみよう♪即興芝居」

第2弾
4/24(水) 19-21時
マルタス 
オープンラウンジにて

あんこさんの
即興芝居のワークショップに
参加しました!

……………………

丸い円に並べられた
椅子に座ったところからスタート。

今回も
楽しいゲームたくさん。


それぞれ歩いてみる中で
いろいろ…

拍手まわし
いろいろ…


次はどうする?
グループの一人に
声かけて
イエス、ノー
その時、周りの人は…


ゲームをやっていく中で
色々な感想を
話し合うのも楽しかった。

それを受けて
あんこさんの話も。

私たちの日常と
繋がることも多く、

ハッとしたり
大切にしたいと
思うこともたくさんあった。

……………………

普段、
人とのやりとりは、
うまくやらなきゃ
合わせなきゃ…と
考え過ぎてしまうことも多い。

けれど、
こんなゲームを通して
もっと感じたままを
出してもよいのだと思えた。

そして、
相手がどうしたいのか
考えることも
大事なのだと。

それが
即興の芝居に繋がっていく。

……………

また、
周りの人のリアクションも
大事だと思った。

ノーと言われた時に
周りの人は
「ナイスチャレンジ!」
と声をかけるだけ…

でもそれが
意外と嬉しかった。

うまくいかなくても
周りの人が温かく
声をかけてくれると
気持ちが軽くなるのだ。



ゲームの中では、

ノーと言う場合も
ノーと言われる場合も、
冷たい
否定的な感じがしない。

単に意見が違うだけで
温かい
肯定的な感じがする。

それが
ゲームのルールではある。

でも
実際にやってみるのは
大事だと思った。



トライアンドエラー、
失敗を恐れるな、
などと言われたりするが、

やはり
失敗は嫌なもの。
失敗できない場合もある。


そんな中、
心置きなく失敗できて
重くもならない。
失敗の先にも
楽しいことがある。
そもそも
失敗という考えにもならない。

とにかく楽しい。


時々こういう体験を
したほうがいい。

楽しい積み重ねこそが、
次やってみよう
という気持ちに
繋がる気がするのだ。

………………

時回は
5/15(水) 19:00-21:00
いつもの マルタス 1階
オープンラウンジで!


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4/20 歌謳歌 Utaouka 2024 ★市民劇丸パラメンバーも参加

2024-04-21 18:03:03 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等

Plus Präparat
(プルス プレパラート)
コンサート
歌謳歌 Utaouka 2024

4/20(土) 14:00〜
マリンウェーブ
マーガレットホール

市民劇 
丸亀ユートピアパラダイスでは
私たちに歌の指導を
してくれていたエミさん。

そのエミさんが活動している
プルス プレパラートの
コンサートへ!

………………


市民劇のメンバーも
何人か行くとのことで、

市民劇で歌った
「みんなの☆ユートピアパラダイス」
ステージで
歌うことになっていた。


第1部終わりの休憩時間に
舞台裏へ集合。
簡単な打ち合わせだけで
いざ舞台へ!

久しぶりに丸パラの歌を
皆で一緒にステージで歌えた。

…………………………

コンサートは、
主にカラオケ大会等で
実績のある皆さん。

さすがの歌唱力。

懐かしい昭和平成の名曲や、
エミさん作詞や作曲の歌も。

会場も手拍子でリズムに乗ったり
歌に聴き入ったり。

歌中心のプログラムもあれば、
ものまねも!
歌や衣装がソックリだったり
歌って踊って
見ていて楽しいプログラムも。

あっという間の2時間だった。

……………………


開場の30分前から
入場を待つ人の列ができていて
大盛況でした。

最初は、
市民劇メンバーが
どこにいるのか見つけられず、
一人ドギマギしたけれど

無事
合流できてホッとしました。



コンサート自体も
楽しかったけれど、
皆さんと会えたり
一緒に何かできたのも
楽しかったです。

エミさん皆さん
良い機会を
ありがとうございました!

また
こういう機会がありましたら
どうぞよろしくお願いします。



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4/14 「ワレワレのモロモロ」ワークショップ 参加

2024-04-16 22:38:26 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等

「ワレワレのモロモロ」
ワークショップ

2024.4.14(日) 13:00-16:30
四国学院大学 ノトススタジオ

《ワレワレのモロモロとは》
   ↓ノトススタジオHPより

ハイバイ主宰で劇作家·演出家の
岩井秀人さんが全国各地に赴き、
ライフワーク的に取り組んでいる
企画「ワレワレのモロモロ」。
参加者自身が
「自分の身に起こった
話を書き、演劇化する」という
この企画を
ワークショップとして体験。
…………………

定員は10人。
いわゆる外部のワークショップに
参加するのは久しぶり。
演劇経験ある人も多いのでは…と
行く前から緊張でドキドキ。

結果、
演劇関係の人ばかりだった。
けれど、
市民劇のメンバーも2人いて
少しほっとするスタートだった。


講師は岩井秀人さん。
劇団ハイバイの主宰。

昔、ノトススタジオで、
ハイバイの「て」という作品を
観たことがある。

個人的に好きな、
心のお守りのような作品。

自分が見ているものが
全てではない。
だから、
どんなに打ちひしがれたとしても
どこかに救いの余地はある。
とSNSで感想を書いていた
2013年。
まだ心療内科に通ってなかった頃。

その後バランスを崩し
病院に通い始めるのだが、
さらにまたキツい状況にもなり、
このお守りを
何度思い出したことか。


そんなこともあり、
今回、ハイバイの岩井さんの
ワークショップがあることを知り
申し込んだ次第である。

………………………

ワークショップでは
参加者が
それぞれのエピソードを話し、
その中で再現できそうなものを
何人かで演じてみた。

基本的に
こりゃヒドいと思うような場面。

登場人物の
動きや言葉を
ひとつひとつ振り返りつつ。


ひと通りやった後、
本人が演じる本人役を
別の人が代わってやってみたり。

もし、
その場面の後は
どんなだったろう。
こんな場合は?という
場面もやってみたり。

それを観て、
感じたことを話したり。

………………

私のエピソードも
やってみることになった。

他の人が演じる自分を見るのは
ちょっと不思議な感覚。


そして、
もしもその後〜〜だったら
という場面も観て、
ちょっと泣けてきたり。

うん、これは
私が見たかった場面かも。
現実にその場では
見られなかった場面だけど。



でも、たぶん
見てないだけで
そういうこともあったのだろうと
頭の中では想像していた。

何年も経って
心の整理はついてた
つもりだったけど、
実際に目の前で見ると
ちょっとこみ上げるものがあった。

他の人の
演じている姿ではあったが。

(それだけ、演技的に
すばらしかったのだとも思う)

見ることができて良かった。


そんな
エピソードの中の例の人は、
今はもう雲の上。

まさか自分のことが
さんざん話題になっていたなんて、
びっくりだったろうな。

…………………


今回の参加者は
演劇に関わりのある人ばかり。
けれど
よくよく話を聞いていると、
どうやら
人付き合いは得意じゃない
という人が多かった。


つまりは
普段から自分のことを
ぐいぐい話さないタイプ。
まさに自分もそのタイプ。


今回のワークショップでは、
普段は話せないようなことも
話すことができた。
特に、内面に触れるような内容も。


そういうことを
じっくり話したり
聞いたりできたのは
良かったなと思う。


そして、
皆で演じてみる中で
一見、理解できないような言動も
少し違う視点で観ることができた。


何より、
演じたり観たりしていると、
衝撃的、悲劇的な場面ではあっても
どこか面白く感じたりもした。

そして
単なる観客という立場ではなく、
その場で言葉を交わす数人と
何かを共有しているという
感覚も生まれていた。


初対面の人もいて、
自分より演劇経験もありそうで、 
最初はちょっと
気後れもあったけど、
だんだん近くに感じられた。

良い時間だった。

…………………


余談になるが…

意外だった共通点。
他の人の話を聞いていて。


人は
極限に達すると歌いだす、
のかもしれない。

よかった
私だけじゃない!!



そういえば
他にもあったな…と
帰ってから思い出した
極限の行動。


ペンで
自分の顔やら手足やらに
ひたすら書き続ける行為。

電源も切れず
危険な暴走の方向を変える
手段としてのソレ。


きっと
人や場合によって
良くない衝動も色々あるだろう。


外に向けられるか
内に向けられるか
という違いもあるが。


大人も子どもも
どんな人も

よく分からない
意味の分からないことでも、
ひたすらやってみるような
機会があってもいいと思う。

うまく表現できなくても
ただただ表出するのも良き。


分からないことも
面白がれる、
そんな場もきっと必要。


終わってから
そんなことも考えた
ワークショップだった。


皆さま
ご一緒できて楽しかったです。
ありがとうございました!



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