goo blog サービス終了のお知らせ 

月下樹のおと

樹月けい、オタク母のブログ。アニメ・漫画。お絵かき展示等。義母の介護終わり、義父のご飯お手伝い中。

4/24 まるがめまなび文化遍路 スタートアップ編 第1回 参加

2025-04-25 20:40:55 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等


😀初回、参加しました!

丸亀市文化芸術推進サポーター養成講座
「まるがめまなび文化遍路」

<スタートアップ編>
第1回 4/24  @マルタス
テーマを見つけよう!ストーリーを作ろう!

コーディネーター:井上 優さん
( 宮崎県のNPO法人iさいと代表理事 )

…………………

😊今年度通しての3部構成
(1)<スタートアップ編>( 4〜6月 )
 第1回 4/24(木) テーマを見つける
 第2回 5/15(木) プランを立てる
 第3回 6/5 (木) チームを作る

(2)<準備・実践編>( 6〜1月頃 )
 チームで
 *講座の企画
 *講師の選定・依頼
 *受講生の募集・広報
 *講座の運営

(3)<ブラッシュアップ編>( 1〜2月 )
 *講座のふりかえり
 *次回の講座に活かす改善策を検討
 
────────

新年度最初の講座に参加。

久々に会ったメンバーも、
よこぐしのアートマネジメント講座で
ご一緒した方も、
たぶん初めましての方も。

どんな感じになるのかな?
どきどきしつつのスタート。
よろしくお願いします!

…………………

■まるがめまなび文化遍路について

 ●丸亀に根ざした幅広いまなびを
  「お遍路」のように体験や交流を通して
  深く追求し、継続的に深めていくことを
  目的とする
 ●参加者自身が運営
 ●従来の「与えられる学び」ではなく
  「自ら創り出すまなび」に注目
 ●参加者全員で協力して講座を作り上げる


■この講座で得られること
 
 ●自分の学びたいことを実現できる
 ●実践的なスキルの習得につながる
 ●新たな仲間との出会い

■昨年度の振り返り
 「遊び」と「学び」はシームレス


■「学び」の場を考える

 ●チラシを見て
  思ったこと感じたことを話し合う

  例) はにわふね 蚊取り線香立てを作ろう
    主催:iさいと
    共催:西都原考古博物館

 ●何を提供している?
  ・楽しみ・知的好奇心・意外性………
    ⇒目的は?

 ●企画書
  ・目的・意図


■受け身⇒主体的な「学び」を創る

 ●企画書(ワークシート)書いてみる
 
 ●共感を得る:ガンツ・メソッド
  (オバマを大統領にした男)

  Story of Self:
   自分のストーリーを語って
   聞き手の共感を呼ぶ

  Story of Us:
   聞き手と自分自身が共有する
   価値観や経験といった
   “私たち”のストーリーを語り
   コミュニティとしての一体感を創り出す
   
  Story of Now:
   行動を起こすことについての
   ストーリーを語ることで
   共に行動する仲間を増やすこと

 
  ↑上のことをふまえて書いてみよう


■企画書(ワークシート)書いてみる

 〜まるがめまなび文化遍路テーマ企画書〜
  ( 受講したいor実施したいプログラム )


①テーマ名

②自分の関わり方
  受講者/告知・仲間集め/運営補助/企画運営

③受講or実施したい理由・動機
 ( 個人的 )

④受講or実施したい理由・動機
 ( 行政を納得させよう )

⑤プログラム内容
⑥実施頻度
⑦ターゲット

……………

今回は
①〜④まで書いた

ワークシートは持ち帰り
次回5/15までに
手直しできることろがあるか
考えてみることになった。

……………………

既存の講座は色々あっても
自分にフィットするものとなると
なかなか無いかもしれない。

そもそも、
企画側から“与えられたもの“だから
そういうミスマッチが起こるのかも
しれない。

“創り出す”という視点で、
まずは自分自身が欲しているものを。
そして、他にも多くの人が
共感しそうな理由を見つけ、
今やるべき必要性も考えられたら
実現できそうだと思った。

せっかくするなら
心が動くものがいい!


次回からも新たなものが
見つかりそうで楽しみ。

皆さまよろしくお願いします!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4/19 ドリアン助川氏 講演会+ミニコンサート(オペラシアターこんにゃく座)

2025-04-21 20:26:49 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等

4/19(土)
ドリアン助川氏講演会
 +ミニコンサート
  ( オペラシアターこんにゃく座 )

坂出市民ホール
15:00-17:00
…………………

ユープラザうたづ にて
5/22 こんにゃく座の
オペラ『あん』が上演される。
それに先立ち
原作・台本作家の
ドリアン助川さんの講演、
そして、こんにゃく座の 
ミニコンサートが開催された。

▼オペラシアターこんにゃく座HP
https://konnyakuza-news.blogspot.com/2025/03/20255.html?m=1

━━━━━━━

ハンセン病問題が背景にある
小説『あん』
その著者、ドリアン助川さん。

生まれつき、
ご自身が抱えていたもの。
生きる意味、平等についての疑問。
そして出会い。
『あん』で描きたかったもの。
ハンセン病問題の奥にある
もう一つの「人の生きる意味」

後半は…
オペラシアター こんにゃく座
ミニコンサート

●こんにゃく座のソング
●オペラ『あん』より 
●宮沢賢治の詩によるソング

それぞれ数曲
ピアノ伴奏
歌う方も
鍵盤ハーモニカやリコーダーなど
演奏を交えて
……………

300円以上の寄付で
パンフレットもらえる!
ドリアン助川さんの
サインを書いてもらえる!

もらってきましたー✨
  
━━━━━━━━

●講演会

ドリアン助川さんは
生まれつき見えにくい色があり、
希望していた職種の
(テレビ局、映画会社、出版社など)
就職試験を受けられなかったとのこと。

その後、
色々な不条理に直面することも
多かったらしい。

ラジオのパーソナリティとして
若者の悩み相談などを受ける中、

“ 社会の役に立たなければ
 生きている意味がない ”
という意見に、
激しい違和感を覚えたのだと。

社会の役に立つ立たないは
その人の価値をはかる
基準になるのだろうか?

人の平等とは
どういう意味だろうか?
.
.
そして、
小説『あん』を書くにあたり
ハンセン病に関する本を
たくさん読んだそうだ。
しかし、
読めば読むほど
当事者ではない自分には無理だと
思うようになったそうだ。

何度も断念しそうになりつつも
色々な出会いもあり
出版できることになった。
.
.
印象に残ったのは…

塔和子さんの詩を読んだ話。

外の世界に出られないながらも
素晴らしい感性をもって
ものを見て、感じて、綴っていること。
.
.
また、
療養所で暮らす方の話。
そこでは製菓が重宝されていた
というもの。

患者は
あらゆる感覚を失っていくけれど、
最後に残るのは、
甘みを感じる舌の感覚。

甘いものを食べることが
何よりの喜びだったことが想像される。
.
.
そして
ドリアン助川さんが
苦悩の末に思い至ったこと。
積極的感受について。
存在はすべて
関係性の中にある。
世界や自分自身は不可分である。

現実的に
何かの役に立たないとしても、
それでもできることはある。

何かを見て感じる
自分の視点。

そのことで、
空の月も
それこそ道端の草も
自分が見て感じることで
なにか繋がりが生まれるのでは
ないだろうか。

金銭的収入に
繋がらないとしても
それが無意味とは言えない。
.
.
色々な回り道をしてきた
ドリアン助川さんだからこそ
思えたことかもしれない。

けれど境遇は違っても
多くの人は
多かれ少なかれ
何か切実なものを抱えて
生きているのではないか。

それは人によって違うけれど
切実さはという面では
繋がる部分もあるだろう。
.
.
生きている意味は
どんな人にもある。

そう思えるお話だった。

厳しい現実の前では、
心身ともに全力を尽くし
最低限でも人並み程度を
求められがち。

そんな局面もあるだろうけど、
それが全てではないと思えた。

自分や子どもにも通じる
生きにくさの面で
共感することも多く
涙が止まらなかった。

自分では
そうだと思っていても、
やはり誰かに
それでいいよと
言ってほしいものなのだ。

……………

●ミニコンサート

オペラシアターこんにゃく座
ミニコンサート

●こんにゃく座のソング
●オペラ『あん』より 
●宮沢賢治の詩によるソング

それぞれ数曲
ピアノ伴奏と共に。

また、歌う方が
鍵盤ハーモニカやリコーダーを手に
演奏も交えながら。

あまりオペラを
観る機会がないけれど
アコースティックで
身近に感じられるなと思った。

しっとりした歌もあれば
コミカルなものもあり
楽しい時間になった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4/13 ロクディムりょーちん即興の旅「たんぽぽプロジェクト」四国ツアー2025 《ひとり即興芝居「イチディム」&ワークショップ》in 香川

2025-04-16 18:49:27 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等






ロクディムりょーちん即興の旅
「たんぽぽプロジェクト」四国ツアー2025
≪ひとり即興芝居「イチディム」
 &ワークショップ≫

4/13(日) 
コトリコワーキングアンドホステル琴平にて
午前*ワークショップ
午後*イチディム〈ゲスト〉株式劇団マエカブ

行ってきましたー!!

すごくお久しぶりでした✨
ワークショップも楽しかったです!!

■■■■■■■

ワークショップ参加、
即興芝居 観劇 しました!

ロクディムりょーちん即興の旅
「たんぽぽプロジェクト」四国ツアー2025
≪ひとり即興芝居「イチディム」
       &ワークショップ≫

●4/13(日)《 香川 》
●会場
 コトリ
 コワーキングアンドホステル琴平

●10:00-12:00
 ワークショップ
 「人間関係で疲れやすい人のための、
  即興ワークショップ」

●14:00-
 ひとり即興芝居「イチディム」
 〈ゲスト〉
  岡田敬弘 宮本はるか 三嶋孝弥
  (いずれも株式劇団マエカブ)

………………………

四国ツアー時には
いつもご案内いただいている、
りょーちん。
数年前にWSに参加して以来
ずっと予定が合わず残念だった。

今回、即興芝居のゲストは
こちらも長い間ご無沙汰していた
マエカブさん。宮本さんに三嶋さん。
なかなかお会いできる機会も少ない。

これはぜひ行きたい!
都合ついて良かったー。

────────

会場は、初めての場所。
〔コトリ コワーキング
 アンドホステル琴平〕
以前の建物をリノベされた素敵な場所。

案内された3階
コワーキングルームは、
人工芝を敷き詰めた奥に
板張り2段のスペースがあり客席のよう。
天井にはフェイクグリーンが絡まり、
雰囲気のあるライトが下がっていて、
ちょっとしたアウトドア気分。

寝っ転がりたくなるような
落ち着く場所だった。

…………………

以前、丸亀でのインプロWSで
ご一緒した愛媛の方とも再会。
初めての方もいたけれど
少人数で和やかな雰囲気での
スタートになった。

───────

午前
●ワークショップ
 「人間関係で疲れやすい人のための、
  即興ワークショップ」

連想ゲームから。
2人組で、相手の言葉に続けて連想。
ふりかえりでは、
なぜそれを連想したのか?
分からない言葉の意味など
色々質問してみることに。

人が違えば、連想するものも違う。
その人のエピソードなどを聞いて
それでなのか〜と、分かることもあり。
……………

違うのは、そもそも当たり前、
ということを改めて感じた。

急いで言葉を出さなくてもいい。
自分のペースでいい。
というコメントも有り難かった。

うまくやらなきゃ…と思うと、
とたんに苦しくなってしまうので。

自分の頭に浮かんだことや
実感が持てる状態で
言葉を発するのでいい、と。

相手がどう受け取っているか
というより、まずは
自分がどう思っているか
が軸になる、ということも。

確かに。
相手が多くて色々すぎると、
それに全部対応するのは
難しすぎる。
まずは自分、から。

といっても、
自分勝手というわけでもない。

思えば…
色々な場所、色々な相手に応じて
自分の関わり方は自然と変わっている。
どれも同じ自分。

自分はこうなんだよと、伝える。
相手はどうなの?と、聞いてみる。

そこで初めて
違いやズレなど
改めて気付くこともあるだろう。

そうなれば、
知らないままに怖がったり
嫌なままにならなくて
すむかもしれない。

そんな、練習ができる場
だったように思う。

ワークショップだから
皆がそういう
お約束のもとに参加している。
分からなかったら聞いていいし、
自分から言ってもいいし、
それをお互い聞きましょうという
場が約束されている。

それがとても安心できる。


「人間関係で疲れやすい人のための、
即興ワークショップ」
と、題されてるように

何かと不安を抱えがちな人には
安心して試すことができる場になった!

─────────

午後
●ひとり即興芝居「イチディム」
〈ゲスト〉
  岡田敬弘 宮本はるか 三嶋孝弥

始まる前に、
お客さんは紙にひとこと書く時間。
「〇〇に言いたいこと」など
それを初めにバラまいて、
即興芝居の間で引いていく。


最初は
りょーちんの ひとり即興芝居

お客さんで来ていた
お付き合いの長いご家族から
色々な話を聞き、
そこからシチュエーションなど
決めてスタート。


次は、
りょーちんとゲストの3人
一人ずつの組み合わせ。

りょーちん
 ×宮本はるか ( はっちん )

 ×三嶋孝弥 ( ちゃっぴー )

 ×岡田敬弘 ( 社長 )
 

始める前に、
りょーちんが相手に質問。

好きなことや やりたいことなど
聞いていく中で
シチュエーションや場所
お互いの関係 ( 兄妹、夫婦、など )
一緒に決めていった。


自分だったら
すごい緊張するだろうな
…と思いつつも

だんだん
思わぬ方へ転ぶ展開に
わくわくしたり

途中で引く紙の言葉をに
どきどきしたり

周りのお客さんと一緒に
笑ったり


どの即興芝居も面白かった〜〜!
一緒になって楽しめた。

────────

はっちんとは
昔、単発の裏方お手伝いで
ご一緒した思い出があり。
懐かしい話もできた。

りょーちんのトークで
出身、長野県の話から思い出し、
昨年親子で行った白馬の
ローカル事情を聞けたり。

そんなちょっとしたことも
楽しい時間だった。


参加していた皆さまも
ありがとうございました!

#たんぽぽプロジェクト
#ロクディムりょーちん
#香川 #琴平

写真↓









































































































































コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3/30 子ども演劇WS ツクルブタイ2024 〜グランドフィナーレ〜 発表会

2025-04-04 17:11:52 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等

子ども演劇ワークショップ
ツクルブタイ 
〜グランドフィナーレ〜

発表会 3/30(日) 14:00〜
丸亀市生涯学習センター 3階ホール
 

2025年5月末に閉館する
丸亀市生涯学習センター。
その場所で2019年から
このワークショップは始まり
6年間 続けられてきました。
そこで創作された最後の舞台。
無事 終わりました!

……………… 

ワークショップの対象は
小学1年生から、
最後となる今年度は
中学3年生まで。

初回2019年から
毎年参加していた三女でしたが、
今年度は受験生ということもあり、
稽古期間には参加できませんでした。

ただ、前日に
中学生メンバーと打ち合わせ、
一部と二部の幕間のトークに
参加しました。

小4の秋から中3まで、
長い間活動させてもらった
思い出深い場所で
最後の舞台に立てて良かったです!


私は、衣装・小道具作り、
会場設営や 受付まわりを
お手伝いしました。

………………………

●第一部
午前のWSメンバー創作
『どたばた シェアハウス!!
〜私の部屋はあけないで〜』


●幕間
中学生サポーターによる創作


●第二部
午後のWSメンバー創作
『友情の味はSPICY』


参加者の皆さんが
自分たちで物語を考え、話し合い、
協力して創り上げる舞台。
ツクルブタイ。

午前、午後
それぞれのグループの
持ち味が出ているお話でした。

………………

前日稽古から入っていましたが、
ちゃんと通して観れたのは
当日午前のゲネプロでした。
(最終リハーサル)

私は創作過程に
携わっていませんが、
皆さんが 悩み、考え、
頑張ってきたのだろうな…など
色々想像されました。


うまくいくこともあれば
いかないこともあったでしょう。
でも、
ひとつの舞台を創るために
向き合ってきたこと自体に
意味があるのだと思います。

結果だけではなく、
その過程にも意味があるのだと。

だからこそ
これまでの積み重ねが
今に繋がっているのでは
ないでしょうか。


初めは、やりたいことが
はっきり分からなくても、
一度 舞台をやってみることで
見えてくるものもあるでしょう。

そんな人が何人か増え、そこに
また新しくやって来た人もいて。
誰かが経験したことが
次の機会に活かされて、
それがまた誰かに伝わって。

メンバーは変わっても
まったくのゼロからでは
なかったはず。


だから、
大人が思う子どもの視点とは違う
斬新な発想も出てきたのではないかと
思います。

とはいえ、
ひとつの舞台として創り上げるのは
簡単ではありません。
伝えたいものが伝わるようにするのは
経験のある大人でも難しいもの。
 

けれど、進んでいるからこそ
壁にぶつかることもあるのだと、
健闘を称える気持ちでいっぱいです。


それこそ年齢差もあり、
一人ひとりのチカラも
持っている事情も大きく違います。
その中で、ひとつの舞台をつくる、
それは想像以上に大変なことです。

しかし、
与えられたものではなく
自分たちが生み出すものが
何かのカタチになることは
他にはない楽しさ、
喜びもあるはず。

そんな経験になっていれば
いいなと思います。

……………………

まさに、
三女もそうした経験を
させてもらってきました。

きっかけは、
私がこのワークショップの
スタッフとして参加することになり
声をかけたことから。

ちょうど、
学校へ行きづらくなっていた頃。
本人いわく、
参加することに
迷いはあったようです。


けれど、いざ参加すると
5〜6人程度の少人数。
こぢんまりとアットホームな
雰囲気が良かったようです。

初めはなかなか
自分の意見を言えませんでしたが、
ゆっくり聞いてくれる
メンバーばかりだったので
徐々に話せるようになりました。


翌年コロナ禍に突入し、
参加者が半分になりましたが、
状況が落ち着くと
人数が増え、一気に大所帯に。

その頃には三女も高学年。
集団の年長者として
年少メンバーに気を配る
立場になりました。

バラバラの意見をまとめる
難しさに悩みつつも、
お姉さんとして慕われることで
自分の存在意義を
感じているようでした。


その頃は
どっぷり不登校の最中。
生活リズムが崩れ
心身のしんどさに喘ぐ
日も多かったのですが、
なぜかワークショップを
休むことはありませんでした。

学校でも
家庭(きょうだい間)でも
胸を張れるものがない状況で

自分にもできることがある
と思える、自信を持てる
場所だったのではないでしょうか。


孤立しがちな時期に
外の世界との繋がりを持ち、
自己肯定できる場があったことは
本当にありがたいことです。

2年前、私が現場を離れた後も、
三女はメンバーと共に 
活動を続けてこれました。



最後の舞台を終え、
スタッフ、盟友Nちゃんと共に
おつかれさまの食事中。
ふと初期の話から
色々思い出したのか
三女、しばらくむせび泣き。

それだけ
思い入れのある人と場、
活動になっていたのだなと
改めて思いました。


三女は、この3月に中学卒業。
新たな場所で
新たな学びを始めることに。
その節目に、勇気づけられる
良い経験になりました。


先のことは分かりませんが、
その時々で良いと思えるやり方を
試していけばいいかなと思います。

その一歩を踏み出すための
心と体の栄養をもらえた数年間でした。

皆さまありがとうございました!

…………………

なお、
本番の映像は
丸亀市生涯学習センターのHPにて
配信されるそうです。
( 4月下旬予定 )

前回の様子は
こちらの記事のURLから観られるようです。
↓   ↓   ↓
■丸亀市生涯学習センター  
 Facebookページ

 ●2024.9.18  
  ツクルブタイ2024 参加者募集 
  記事より
 https://www.facebook.com/share/p/1AbJdhX6CW/
  
  ▼丸亀市生涯学習センター     
   YouTubeチャンネル
   2024年3月 舞台発表の様子 

 https://youtu.be/atnn3Jqf-nA?si=X2eqeTDGUSt34D5x
  ※限定公開( URLを開くと動画視聴できる )



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3/22 映画エキストラ 体験型ワークショップ 参加

2025-03-22 17:25:46 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等

3/22(土)
映画エキストラ体験型ワークショップ 

10:30-12:30 マルタス 多目的ホール1

講師:梅木佳子(映画監督)

ご案内があり参加しました。
市民劇のメンバーも数名参加! 
お久しぶりの方にも
会えて良かったです。
……………………

最初は
集まった人たちでアイスブレイク。
和やかな雰囲気で始まりました。


映画『虹色はちみつ』より、
地元エキストラさんが
多数参加している場面を視聴。

映画で使う〈カチンコ〉

映像と音が別なので、
それを合わすための
目印としているのだとか。

「アクション!」カチッ
「カット!」カチカチ
カチンコを鳴らすタイミング。
その中で演技をする範囲は
どこまでか、など
ひと通り説明を聞いた。

そして 
エキストラ体験。

2グループに分かれて
実際に動きを録って
見てみることに。

移動する人たちの
後側と前側、
同じシーンを別の方向から撮影。

映画は
色々な方向から録り、
繋ぎ合わせて編集するそうだ。

皆で振り返り。
自分でこうだと思っていても
実際の映像で見ると
ちょっと違いはあるもの。

また、
映像に映る場面だけでなく、
その前後に何をしているか、
その余韻も大切との話もあった。

確かに。
その場面で
急に演技が始まる…というより
その前には何かをしていて、
その後にも何かをしているはず。

そこがあることで
映っている場面が自然なものに
なるのかもしれない。

そういう意味では、
エキストラも共に
その場面をつくっている
大切な存在だと思った。

また
ある地域が舞台の場合、

その地域で生きる人が
エキストラとして参加することで、
醸し出す雰囲気に
地域らしさが表れるのかもしれない。

映画を観ていて
祭りや、食にまつわる場面などで
特にそのようなことを感じた。

地域の人が
映画に関わることで、
自分たちの住む地域の
特色や良さに
改めて気付く機会にもなる。


映画エキストラの
楽しさを感じつつ
そんなことも考えた
ワークショップでした。

……………………

● 参加者全員にステッカーもらった!

●グッズの斜めかけバッグ買った!

●5/25(日)ユープラザうたづで
 『虹色はちみつ』上映会&講演会
 チラシもらった!

▼映画監督 梅木佳子 LINE公式アカウント

LINE Add Friend

LINE Add Friend



〔友達追加〕すると
最新映画情報、イベント案内など
新しい情報が届くそうです!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3/16 「よこぐし」のアートマネジメント講座 〜わたしとあなたの小さなワークショップ〜 第4回 参加

2025-03-19 20:12:57 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等


令和6年度
「よこぐし」の
アートマネジメント講座
〜わたしとあなたのための
小さなワークショップ〜〈全4回〉

第4回
3/16(日)13:30-17:00
ひまわりセンター 
4階 研修会議室 3
.
.
講師
・古賀今日子 さん
( 俳優 )
 ●自分たちが考えたワークショップ      
  を、お互いに試してみる。
.
・宮武将大 さん
(一般社団法人 hito.toco代表理事)
 ●社会課題のひとつとして、
  ひきこもり状態にある方の話を聞  
  き、意見交換する。
……………………

1ヶ月ほど空いてのワークショップ。
行けて良かった!

色々考えを出し合って
ワークショップを作り、
いよいよやってみよう
という段階だった前回。

やむを得ない事情で
延期になったが、
日程調整し実施されて
本当に良かった。

とはいえ
忘れていることもあるので
思い出さなきゃと思っていると
なんと!
皆で作ったワークショップ案を
まとめた小冊子をいただいた。
嬉しい。
………………………

初回以来、参加する方もいて
アイスブレイクからスタート。
●ボディーシェイク
 前回、出ていた
 ワークショップ案のひとつ
.
.
■ワークショップ実践
・進行(2〜3人1チーム)
・振り返りしつつ進行の相談

● ほめ達ゲーム ●──────

〔困りごと〕ネガティブ
   ×
〔あそび〕キャッチボール
 
・困りごと聞いて
  →皆「いいじゃない」
・皆で振り返りシンキング
  →「いいじゃない」
    +フォロー言葉

*自分では良くないと思っていても
 見方を変えればいいこともある
*実際に「いいじゃない」と 
 声かけられることで気持ちが上向く
.
.
● イメージ玉入れ ●──────

〔困りごと〕人を見た目で判断
   ×
〔あそび〕玉入れ

・見た目の印象 付箋に書く
        (一人2枚)

・本人が見て ◯or☓ 仕分け
・◯◯…な自分です (言ってみる)
.
.
*クラスの最初の自己紹介にいいかも
*仕分けしてる途中も見るの面白い
*自画自賛になりそうなことも
 言いやすい (例…声がいい等)

*◯×の数を点数化してチーム戦
 できるかも
.
.
● なめ短歌 ●────────

〔困りごと〕嫌なこと
   ×
〔あそび〕短歌

・短歌(五七五七七)

・嫌なこと(五文字 七文字)
・前向きワード(七文字)
・白付箋 7文字 嫌なこと
 青付箋 5文字 嫌なこと
 桃付箋 7文字 前向きワード

・上の句(白2枚、青1枚)
 下の句(桃2枚)
 ランダムに引いて
 出たカードをよむ

*思いがけず
 意味が繋がるものあれば、
 全然繋がらないものもあり面白い。
*演劇のシーンづくりにいいかも
.
.
● ハンディ付き尻相撲 ●────

〔困りごと〕自分のウィークポイント
   ×
〔あそび〕尻相撲

・ウィークポイント→付箋に書く
・四股名→A4用紙に書く
 例) 落ち着きない→じっとしな川
   考えすぎる→頭つかれ山

・2人で対戦
・四股名紹介
・自分のウィークポイントを叫ぶ
・それに対して
 相手は褒める(良い点を言う)
・言われた方は「◯点」と言う
  点数つける
・観客はどちらが
 より良い褒めだったか挙手
 多い方の勝ち
・ヒーローインタビュー
.
.
*相手の褒めが攻撃になる
*四股名として名付けることで
 →役割の意味、変わる
  遊びにできる
.
.
〜休憩〜

■宮武 将大 さん より
(一般社団法人 hito.toco代表理事)

・ヒトトコ、活動の紹介
・活動に至る経緯
・福祉の大学

・支援の現実
 本人がどうしたいか
 自己決定がない

・不登校 ひきこもり 障害
 認知はされたが 
 理解は広まってない

・生きることの選択肢をつくりたい

・体験などを通して自信
 小さなステップから
.
…………

■意見交換

・古賀今日子さん
 演劇活動そして
 ワークショップとの出会い

・宮武将大さん
 肯定の言葉
 本当にいいと思ってるか
 どうかは伝わる。
 うそは言えない。
 例) なるほど そうなんだね

・演劇は虚構の世界
 その良さもある。
 嘘から出たまこと…のように
 一度肯定されることも必要かも。
 優しい嘘 上手に使う嘘

・ひとつの物差しで評価しない。
・答えのない世界でやっていい。

・他人からの言動に落ち込むことも
 多い。そう感じる気持ちを変える
 ことはできない。
 ただ、その分今回のような場で
 温かい雰囲気や肯定的な言葉の
 シャワーを浴びることは大事だと
 思える。
 嫌なことがあっても中和される。

・バラバラの関係がいい。
 答えはひとつではない。

など
…………………

●感想

ワークショップを作るのは
難しそうだと思っていた。
自分で最初から最後まで
考えようとすると先が見えない。

しかし、
〔困りごと〕×〔ゲーム〕の
組み合わせで考える、という
ある程度 制約のある進め方が
逆に考えやすかった。

そして、
自分一人では考えつかないものも
色々なメンバーがいることで
思いもよらない組み合わせも生まれた。

そこからどうする?
具体的なことについても
その流れに乗って進めたと思う。
.
そして何より
“とりあえずやってみる”で良い
というスタンスが
気持ちのハードルを下げてくれた。

やってダメなら
またその時考えればいい
というような。

パッと何も思いつかない時も
相手とあれこれ話す中で
見つかることもある。
その感覚が新鮮だった。
.
……………

ワークショップについて、
今後どんな場で
どんなことが出来そうか?
ということも話した。

個人的には
糸が絡まったような人間関係にこそ
こんなワークショップが
効くような気がした。

現実の生活の中では、 
渦中にいる者では
どうにもできない状況もある。
ちょっとしたズレが
修復できない状態になる前に  
何とかできたらいいのにと思う。

ワークショップやゲームの中なら
自分自身や人間関係から
一旦離れることができる。

遊びであるし、
それこそ嘘でも許される場。

その中で
相手とやり取りしてみて
意外とズレが気にならない
こともあるだろう。
もしかしたらそのズレを
面白く感じることもあるだろう。

そこで解れた気持ちが
日常にフィードバックできたらいい。
現実的な問題が変わらなくても
心が軽くなるだけでも
生きやすくなると思う。
.
.
どのワークショップにも
共通していたのは、
肯定すること、表に出すこと、
自分も、相手も、お互いに。

実際に誰かに
温かい言葉をかけてもらえることが
こんなに心解れることなのだと
改めて思った。

一人ではできないことなので、
このような場は大切だと思った。
.
.
そして、
ワークショップ案をまとめた小冊子。
自分たちが頑張った足あとのようで
嬉しい。
これで十分ではないかもしれないが、
その場、その時に合うように
調整していけばいいのだと思う。

それは、
決まった手順の羅列ではない。
それに至った普段の困り事や
そこから大事にしたい思いが
記されている。
それをもとに、
今目の前にいる人、
あなたとわたしに丁度いい感じを
一緒に探せたらなと思う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3/9 即興演劇シーソーズ×渡猛×永田マミ インプロショー 三女と観劇

2025-03-13 00:08:06 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等

3/9
インプロショー
即興演劇シーソーズ× 渡猛× 永田マミ

三女と観劇!

あったかい気持ちになった。

今思っていることを
正直に出していいんだ。
そして、周りの人たちが
全力で受け止めてる姿が
サイコーだった。

難しそうだなと
思ったりもするけど、
皆が助けてくれると思えば 
ちょっと気が軽くなる。
そういうの大事だなと
改めて思った。
 
……………

シーソーズと
渡猛さん永田マミさん
との公演は
2年前にも観たことがある。

今回も即興で
キーボード演奏もあった。

………………

始まる前には
渡さんからの前説というか
場がほぐれる話あり。

インプロを観たことある人は?
と、お客さんに問いかけ。
手を揚げた人は
意外と多かったが
初めての人もいた。

お客さんも気を楽に。
声出し反応してもいい、
…というか、その練習も。

写真オーケー
SNSオーケーなどの話も。


一般的な演劇の
公演前にはあまり無い光景。
でも、緊張感が和らいで
いいなと思った。
お客さんも一緒に
この場をつくる仲間
という感覚になった。

………………

●インプロゲーム
 NGサウンド
・タイトル決めて
・言ってはいけない音
 例) 「シ」の場合
   わかりま(し)た
   (し)が含まれる
    
・言ってしまったら
 理由つけて退場

・今回は「き」
 場所 キャンプ場

 思わず言ってしまうのが面白い。
 言わない、なんてのは不可能。
 どんどん人が入れ替わりつつ
 話を続けていこうとしているのを
 応援するような気持ちになった。

 
●2人のシーンで… 
・やってることや言ってることなど
 相手のそれが、自分のイメージと
 違うなと思った時点で、
 「パン」と手を叩いて知らせる。
 さて、どこまでいけるか。

 けっこう早かった。
 会場にも笑い。

 なぜ?聞いてみると
 そうなんだー、
 ちょっと意外な理由。
 個人や世代の感覚の違いも
 あるのだろう。

 とはいえ、日常の中でなら
 違和感があってもそのまま
 相手に合わせそうな内容。

 でも、インプロの中では
 知らせていいんだ
 というのが新鮮に感じられた。
 
 それぞれのイメージが
 違っていることは
 意外と多いのかもしれない。
 良い悪いじゃなく、
 気付くことは面白い。
 

●やってみたいことから(場面)
 皆で協力しながら

・その時思ってることから連想して
 場所やシチュエーション
 出てくる人など

 *相撲部屋 ちゃんこつくる力士
 *夜の動物園 ラマたち
 *夜のビニールハウス 
  自由を満喫 家を出た男 
  暖かさに誘われ侵入し…

 ストーリーは決まってないのに
 最初の相手との会話から進んでいく。
 思っていること、
 会話の中から浮かび上がったり。
 新たな登場人物で
 思わぬ展開に転がったり。


●ピアノの音をメインに

・ピアノの音で…
 歌を歌うor芝居をする 
 客席の拍手量で→芝居をする(決定)

・タイトル
 お客さんからのワード…からの
 連想→湯気 けむり
 それをイメージするピアノの音

・インスピレーション受けて
 即興で誰か入っていく

 途中で歌も!
 気持ちを歌にできるなんて凄い。
 それにあわせられるピアノ伴奏も!


そして残り時間…
●やってみたいこと 
 別の人バージョンで

 *同窓会 当時言えなかった告白

 *3人の希望をミックス
  アメリカでバーベキュー
  結婚前日 妻と夫と
  夫の弟(トイレから戻る)

 *全部の話の人たち集合で
  ラストシーン

 おおいに笑った。
 最初に渡さんに言われてた通り、
 お客さんも
 感じたことを素直に出した。
 笑ったり、
 思わずもれる声も抑えずに。
 一緒に場をつくる仲間のように。
 それが何とも心地よかった。

………………

後で三女に聞いてみた。
色々話してくれた。

舞台の中心に
出てきてる人はもちろんだけど、
脇にいる人が
出ようとしている様子を
いつ来るかな〜と思って
見てるのも面白かったらしい。

確かに。
出てない時も、
やりたいことは何かな…
そのために何ができるかな…
など、何かを受け止めようと
しているのだと思う。

そして皆それぞれに
イメージしているのだろう。

結果として、
どれが舞台で形になるかは分からない。
どれがぴったりくるかもその時次第。
でも、それが面白い。


また、時には
展開がガラッと変わるような
人の登場やセリフもあった。 
三女いわく
勇気がいることだ、
自分なら難しいかもしれないと。


やっぱりそこは
稽古も含め、 
何回も一緒にやってきたからこそ
かもしれないね…と話した。


お互いがお互いの
やろうとしてることを
全力で受け止めようとする。

それでも、
やってみた結果
イメージが違っていることも
あるかもしれない。

けれど、 
元々そういうものだから、と
一緒にやっている人同士が 
同じ思いなら気も楽かな。


相手に絶対あわせなきゃいけない
わけでもない。
自分の思うものだけが絶対でもない。
その辺の、
いい感じのバランスを見つけると、
いわゆる上手いオチにならなくても
見ている人は楽しいと思う。


普段の生活にも
通じるところがありそう。
現実には難しい時もあるけれど、
みんなで“いい感じ”を
共有できる場は大切だ。

オープンな場で、
演じる人も観る人も
反応できる、受け止められる。
あったかい時間だった。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3/2 安立清史 氏 講演会 「ことば」の呪文からどう脱出するか?

2025-03-06 17:22:31 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等

丸亀市
文化芸術推進サポーター養成講座

安立清史 氏 講演会

「ことば」の呪文から
 どう脱出するか?
 ~映画からのヒント~

日時:2025.3.2(日)
   13:30-16:00
 
場所:丸亀市生涯学習センター
   5階視聴覚室

講師:安立 清史氏
    ( 九州大学名誉教授 )

コーディネーター:井上 優氏
  ( NPO法人iさいと代表理事 )

━━━━━━━ 

安立さんは数年前にも
丸亀での講演をされていた。
私も過去2回、拝聴したことがある。

なじみのある映画から、
グローバル時代の問題や
働くことの意味など
社会学の観点で語られていた。

今回は
ことばの呪文という切り口で
どういうお話が聴けるか
楽しみに参加した。

……………………

〜あいさつより〜

先日、終了した講座

みんなのまなびと文化を
みんなで考えてみよう!
~遊びと学びはシームレス!?~

この全3回に続き
実践編のような、
より具体化した内容。

情報化が進み
良くも悪くも影響を受けている今、
ことばを大切にしたいという
思いから考えられた講座とのこと。

━━━━━━

■今日のメニュー

1.「ことば」の社会学
2.ケーススタディ
 (カワイイ、認知症、SNS)
3.ワークショップ
 *時間の都合でなし

……………

〜はじめに〜

何が正解か分からない時代、
「問い」の方が「答え」より
大切なのではないか。
時代の変化で答えも変わる。

私たちは、
それと気付かないうちに
呪文をかけられている。
そういうものであると
知っておくことが大切だ。


■コトバの社会学
 言葉は「社会学」である
 言葉は「呪文」である
 言葉は「もうひとつのこの世」をつくる

*言葉 人間をとらえる力がある
 無意識のうちにかかる催眠術のよう

 例) アメリカの履歴書 
  年齢 性別 人種 写真 なし
  自分の努力では変えられないもの
  先入観をもって見られる→不平等

  日本は当たり前のようにある
.
.  
■コトバの暴風雨
 SNSという台風が
 世界中で吹き荒れている
 しかし、人間と社会は
 もともと そうできている。
 この暴風雨にどう対処するか。
 それもコトバでしかない。

 ・カワイイ
 ・年齢 高齢化 人口
  *単なるデータとしてでなく、
   別のものが見えてくる。
   隠された意図がある。
  *不安をあおる言葉もある。


■新約聖書「ヨハネによる福音書」
 はじめに「ことば」ありき。
 「ことば」は神とともにあった。
 「ことば」は神であった。

 歴史はコトバでできている
 宗教もコトバでできている
 法律や制度もコトバでできている
 政治はコトバで人を動かす
    *
 心理や心も コトバで表現される
 データや数値めコトバの一種だ 
 ガイドブックの言葉は
 私たちの行動を導く

 *正解はひとつじゃない
   それが分かると気も楽になる
 *解読の仕方はひとつではない
   意識的にやるのが社会学
.
.
■社会学は
 「社会からのコトバを解読すること」
 ・記号はコトバである
 ・データや数値もコトバである
 ・映像もコトバの一種である
 ・人間社会はコトバで出来ている

 もうひとつの言葉、
 もうひとつの社会、
 を見つけること
.
.
■コトバの社会学(1)
「予言の成就」
 みんながそう思うと、そうなっていく
 ( ワークショップの課題 )
 少子社会、地域消滅、限界集落
 人口減少社会、失われた30年、
 財政危機
.
.
■コトバの社会学(2)
 コトバは呪文である
 例) カワイイ 認知症 
   高齢化 SNS
.
.
■コトバの呪文・呪縛力の実例
 「カワイイ」

 四方田犬彦 著『「かわいい」論』
 *受け入れられない現実に
  フィルターをかける
 例) キモカワイイ
   正義の戦い 自己防衛
.
.  
■認知症?
 村瀬孝生 他 著
『認知症をつくっているのは誰なのか
 「よりあい」に学ぶ
  認知症を病気にしない暮らし』

 *将来の不安が生み出されている現在
 *医療、薬学 
  業界は利益を生み出している
.
.
■超高齢者会? (グラフより)
 ・なぜ年齢にこだわるのか?
 ・本当の課題は見つかるのか?
 ・一般論、データ
  →本当の入口は見つからない

 ・村瀬さんの言葉
  「目の前のたった一人から
   課題を考える」
.
.
■SNSとAIの時代?
 安立 氏 著
『ボランティアと有償ボランティア』
 ・ボランティア
  英語ではちょっと違う
  日本語では 奉仕活動 慈善活動
  しかしそれでは 人が集まらない
  日本語化された「ボランティア」

〜休憩〜

「千と千尋の神隠し」 映画より
 ・色々なメタファーがある
 ・20世紀から21世紀への引っ越し
 ・恐るべき異界に連れてこられた
 ・父、母、千尋の関係性
 ・カオナシ 言葉、顔 ない
       名前のない 匿名性

■「労働以下の労働」へ落とされる
 ブラックバイト、ブラック企業
 奴隷労働の世界!?
.
.
■「名前」を奪われる、
 「コトバ」を奪われる

 ・千尋→千 せん 1000(番号のよう)
 ・父母や名前も奪われて
  どう取り戻し 元の世界に戻るか
.
.
■自分のコトバを回復する戦い
 ・16匹の豚→この中に両親がいる
  当てたら元に戻してくれる
  チャンスは1回 
  最大限のプレッシャーかけられる
.
.
■この中に「答え」はない!
 ・両親はこの中にいない (千尋の答え)
  ( 自分のコトバを発見した )
 ・答えがない
 ・入試問題ではありえない
. 
.
■大当たり!( 喜ぶみんなの姿 )
 ・一対一の撃ち合いの場において
   撃たないようなもの
 ・戦わない人に
加勢することできるか?
 ・戦わない選択
  →正しいかどうかは分からないが
  周りが応援してくれることは大事
 ・連帯の必要性
   皆が賛成してくれるかどうか
   理解してくれる人がいる
   実感を持てたとき→成長できる
 ・悪を打ち倒すだけが正解か?
   正義が悪に打ち勝つ
   というものではないだろう
 ・これまでにない闘い方

………………

■講演の感想より

●安立先生の授業
 ・朝ドラ「あまちゃん」テーマ
  自分が生まれたところは
地元なのか?
  社会学的考察
 ・地元 呪文のひとつ
 ・地元 心が決める
 ・問いをつくることが大切

●地元と地域
 ・地域、社会
  一般的なことば
  表面的 漠然としている
 ・地元
  心がこもった存在
  問題点 ぐっとつかめる
  自分の生き方、選択、決断

●地元 心の距離感
 ・どの程度の距離?
 ・自分が動いた中での距離?
.
.
●家族 というコトバ
 ・昔は→親族
     ネットワークがあった
     個人の役割も
おのずと決まる
   ↓伝統社会 壊れてくると…
   ↓
 ・近代は→家族
     小さい単位
     それだけでは存在できない
     国家に頼る
     脆弱だが変化しやすい単位

 ・家族 色々な問題
  例) 家族介護
   ・親しい関係だからこそ
    受け入れがたいことあり
   ・家族の関係を継続させる為に
    介護の社会化も必要
.
.
●子育て
 ・子育ては誰がするもの?
  (親だけでなく周りの人も)
 ・子育ては育ち合い
.
.
●考えの立て方の実践
 ひとつの視点として社会学で考える
 周りの色々なものに目をとめて
.
.
●これから
 ・市民とは? 誰でもない?
  一人ひとりのことを見てみよう
  対話 続けてきた

 ・市民→一人ひとりの集合体では?
 ・個々に目を向けるような取り組み
  丸亀市の規模ならできそう
 ・楽しく学ぶ時間を共有する
 ・今後に向けて

…………………

■感想

●受講前に知りたかったこと
 学びたかったこと

社会学とは?
どんな切り口になるのだろう。
言葉についての考え方
なぜ言葉が大事なのか。
.
.
●印象に残っていること

・問いの方が答えよりずっと大切
・答えはひとつではない
・みんながそう思うと、
 そうなっていく
・コトバの呪縛力
・目の前のたった一人から
 課題を考える
 (一般論やデータではなく)
・この中に「答え」はない
・戦わない人に賛成できるか
・連帯の必要性
・理解してくれる人がいる
 という実感が成長につながる


●モヤモヤしていること

「カワイイ」
個人的には悪い印象はない。

・日本では幅広く使われていて、
 欧米では元々幼いものに 
 使われていた言葉だと。
 カワイイは幼く、
 美しいは成熟した状態。
・今使われているカワイイは、
 成長や成熟を拒む気持ちから
 なのだろうか?
 人それぞれ違うとは思う。
 ただ、カワイイは許容範囲が
 広いような気もしている。

・バブル前後の時代、
 ファッション雑誌で
 取り上げられていたのは
 カワイイではなかった記憶あり。
 見た目的には都会のイケてる女風。
 ステレオタイプな感じが強かった。
 右へならえの風潮もあった。

・今もいわゆる流行はあるけれど、
 許容範囲は広くなったように思う。
 似合っていたり
 本人が気に入っていれば
 いい、というような。

・それでも周りの価値観に
 とらわれている部分はあると思う。
・パーソナルカラーや
 骨格診断などにとらわれる
 傾向もありそうだが。

・正義の戦争、のように
 受け入れられない現実に
 フィルターをかける…
 という話は納得できた。
.
.
●この講座を通して
 自分自身がやってみたいこと
 誰かと一緒に取り組んでみたいことなど

・言葉の持つ意味について
 立ち止まって考えてみたい。
 プラスマイナスの2面性を
 知っておくことで、
 飲み込まれないようにしたい。

・日常の困りごと、
 やってみたいこと等
 それぞれにありそうだと思った。
 そんな思いを聞いたり話したり、
 一緒に取り組んでみたい。
.
.
●「みんな」や「まなび」や「文化」
  について 自分の考えや思い

・「まなび」は
 日々を生きるために必要なもの。
 単なるスキルに留まらず、
 よりよく楽しく心地よく
 生きるために必要な道しるべとなる。
.
・一人きりでは難しい。
 身近な人との対話を通して
 自分だけでは見つけられなかった
 道も開ける。
 そこに関わる「みんな」が、
 いつしか繋がる輪になれたらいい。
.
・そんな輪がいくつも重なって
 大きな網のようになれば
 そこに根付く「文化」になる。
 それはきっと破れにくく、
 迷える人をすくい上げてくれる
 柔らかい布のようになるのでは
 ないかと思っている。
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2/22 宮武将大 氏 講演「子どもたちの声に耳を傾ける 〜不登校の子ども・若者とその家族の支援〜」

2025-02-24 17:16:23 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等

令和6年度
丸亀市PTA連絡協議会 合同研修会

━ 丸亀市家庭教育セミナー/
  丸亀市人権・同和教育研究協議会
  児童育成部会 連携事業 ━

『子どもたちの声に耳を傾ける
〜不登校の子ども・若者と
 その家族の支援〜』


日時:2025.2.22(土) 10:20-12:00

場所:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
   2階ミュージアムホール

講師:宮武 将大 氏 
(一般社団法人 hito.toco代表理事)

━━━━━━━━━

学校の出欠アプリの〈お知らせ〉で
この研修会の案内がありました。

講師の 宮武 将大 さんは
以前参加したシンポジウムなどで
お話を聴いたことがあり、
興味があったので申し込みました。

……………………

■大事にしたいこと

 ●ワクワク感 忘れてはいけない
 ・子育ての問題について
  ネガティブなことを話す場合が多い

■不登校 ひきこもりを選ぶことは間違いか?

 ・「友だちがいなくなったとしても」
  学校に行かなくていいと思った

 ・生きる選択肢のひとつになった

 ・本人に問題があるのでは?
 ・ひきこもれる環境あってよかったね
  ……そうだろうか?

■「ひきこもれるなら、ひきこもってみろ」
 ・8年の引きこもり
 ・楽をしたいからではない

 ・今は認知されてきたが
   →理解広まってない
 ・不登校なりやすくなっている
  側面ある
 ・登校刺激→できづらくなってる
       無理やり行かせない

 ・不登校になれない子もいる
 ・過剰適応 最近気になっている
  →うつ状態 二次障害
   そのあと 反動でている
.
.
■やってきたこと
(一般社団法人 hito.toco)

 ・就労移行支援 (障害ある方)
 ・ひきこもり相談支援
 ・居場所活動 
  (オンライン ボードゲーム 瀬戸内サーカス)
 ・家族会
 ・支援者育成 サポーター育成
 ・普及啓発 *県内広報参照
.
.
■今日のはなし

 ・不登校体験
 ・不登校について
 ・不登校支援
 ・社会支援に関する状況?
.
.
■はじめに

 ●「お腹いたい」から
  ・三者の関係
   「学校に行けない」子ども
   「なんで行かないんだ」親
   「私が何とかします」先生

 ●きっかけ
  ・小6 学習面のきっかけから
  ・頑張ろうとする 体調不良
  ・相談できず 分からない 
    発熱 物忘れ 早退
  ・夏休み明け 不登校 
    何が理由でこうなっているのか…

  ・置いていかれた 絶望感
   *みんなと一緒に
   *同じ速度感
.
.
■期待に応えたい 
 でも応えられない自分
 
 ・自分の良さを発揮てきない
 ・悪いことにしか向き合えない
.
.
■環境が変われば行けるかも…

 ・中学 変わってない
  (学習面つまづき)
 ・14日間
 ・「行けない」→母「いいよ」
 ・何がどういう 心理
.
.
■不登校生活?の始まり
 
 ・頑張らないと→何を頑張れば…
 ・自分はおかしい存在では
   →外に出る不安
 ・死にたいわけではないが
   →生きる不安
 ・昼夜逆転 ゲームPC 漫画 テレビ
   ゲーム依存 時間埋めるため
.
.
■担任 訪問
.
■社会とのつながり

 ・チャット
  (コミュニティサイトのチャット)
 ・会話が楽しいというより
   →人の存在を感じる
 ・文字のやり取りで会話できる
 ・他者との関わりできる
 ・取り上げないでほしい
 ・止まったままのようだけど
  何かしら育まれている
   例) 独学で英語
     ( 英語圏の人とやり取り )
.
.
■母 窓口一本化 ( ご自身の例より)

 ・父と祖母 不登校に否定的
 ・5000円やるから卒業式行け
   →揺らいだ
 
■身近な理解者 支援者
 
 ・家に安心な空間つくる
 ・自分のペースで過ごせる

 ・部屋だけで過ごす人
 ・リビングまで過ごせる人
 ・外出できる人
   *理解度で世界が広がる

 ・ゲーム 勧めてくれたが
   やってみて 面白くない
   身近な親 
   →見ているようで
    分かっていないことも
    結構あるのだと思った

 ・エネルギー 回復
   料理 外出するようになった
.
.
■卒業 校長先生は…

 ・卒業させられない
 ・他の生徒に悪い
 ・この3年間で何を?教えてほしい
 ・手紙→わかりました 理解できた 
     歩み寄り 
     やろうとしてくれた

■心の変化

 ・卒業のタイミングで心が晴れた
 ・高校進学は選択肢になく
 ・選択肢が広がったと思った

 ・父→否定しない 何も言われない
 ・親に自立した姿を見せたい
   →感謝の気持ち
 ・誰かのために
   →起点になる人が多い
.
.
■たくさんのハードルはある

 ・外出→人の視線気になる
 ・食べると→お腹いたい
 ・運動不足→動くと膝関節痛くなる
 
 ・やらなければいけないこと
  分かっているが
  その過程には 不安 

 ●母の対応

 ・風呂しんどい→浸かるだけにしたら
 ・食べなくていいよ→外出はできる
 ・車に酔ったら→帰ればいい
   帰れると思ったら酔わないように
 ・ジムに行きたいんだけど 母
  →一緒に行く
   他者の視線 気になるが
   実際 誰も自分見てない
   週数回 なじみになる 
   スタッフから一般の人として声かけられ
   意外と会話できる
   お客さんになれる
.
.
■客のあまり来ないスーパーで働く
 (自分の行っていた近所の)

 ・仕事として 認知できた
  行ったことのある場所 働く
  “ゲームよりも面白い” 働くこと
  
 ●良かったこと
  ・親は のんびり構えていた
   三世代同居 
   30まで家にいても
   …と思ってたらしい

  ・スーパーの店長
   空白のある履歴書を見ても
   とやかく詮索しなかった

  ・スーパーの
   バイトリーダーおばちゃん
   神経質そうな子…
   だけど大事に育てよう

  ・4年間働いた

■良かったこと

  ●否定されなかった
  ●知ろうとしてくれた
  ●分かろうとしてくれた

  *本人も分からないこと多いはず

 ★不登校を理解することは難しい
 ★偏見が0になることも難しい
 ★その人を分かろうとすることはできる
 ★その過程に関係性を…
 ★関係性が回復につながる
.
.
■何を伝えるか( ご自身の体験より )

 ・自分は支援者に会っていない
 ・どう支援するかより 
  どう話を聞くか
 ・母に対しての支援はあった
 ・地域社会の理解の方が大きい
 ・専門性より〈 関係性
  
■不登校について
 定義は…

■実態調査

 ●きっかけ
  ・友だち いじめ 先生 勉強
   体の不調 わからない 
 
 ●休んでる時の気持ち
  ・ほっとした 
   自由な時間 勉強の遅れ
   進路進学の不安 自己嫌悪
   同級生がどう思っているか
   気になる

 ●休んでの感想
  ・もっと登校すれば良かった
   ( という人も )
  ・行かなくてもよいが
  →背中押して欲しかった きっかけ

  ★NO刺激 NOタッチでは 
   きっかけない
.
.
■登校刺激のチャンス

 ●戻りやすい 対応は?
  友だちからの声かけ 有効だと実感

  ・問題解決 
    何が問題か言わないことも
  ・どれが問題?
  ・ほっとする反面 
    勉強の不安
    取り残される 自己否定
  ・同級生 どう思ってる?
  ・行きたいけど 行けない
   行けないけど 行きたい
  ・望まれる対応 
    友だちからの声かけ
.
.
■「学校に行かない」となると、
  まず困るのは…
 
 ・家への負担 周りが困る
 ・低学年の不登校増えている
   三世代家庭 減ってる
   サポートする人いない
   祖父母いない 
   夫婦でみないといけない
   家族の負担多くなる
   4人に一人仕事やめてる

■学校の代わりがない

■登校するだけで解決?
 色々な問題もある

 ●環境要因 
 ●個人要因

 ●引きこもることで
   経験 体験不足 関係性減る
   「どうせ自分なんて」
   あきらめ 孤立の長期化 絶望

 例)30年間ひきこもり 
   両親の死きっかけ
   ハローワークきた
   日本語 たどたどしい
   その人、親戚にも隠されていた
   他者とのつながりで 
   人間らしくなる
.
.
■支援 ありがちなこと…

 通信制高校 福祉 医療 
  などへつなげよう

 ●目の前の人が 
  何に困っているのか?
  
 ・支援する側にとって
  都合のよいサポートしようと
  してないか

 ・本人 どう伝えていいかわからない

 ・専門性 より 関係性

 ・できそうなこと
  興味を軸に
.
.
■回復プロセス 

高松 丸亀 教育委員会 
 ネットで見られる
目安があったほうがいい 保護者には
.
.
■生きづらさ 減る改善する 理由

 ●自分のことを話せる相手・場所
 ●隠さなくてもよい相手・場所
.
.
■おわりに

 ・人それぞれ 背景ある
  求められることも違う

 ・自分のことを話せる場があるか

 ・自分でしたい気持ち
  できるかもしれないと 
   …思えることの積み重ね

 ・生きることの選択肢を
  一人でも一つでも 増やしてほしい

 ・不登校は 通過点のひとつ
  不登校のその先が
  あることを知ってほしい

━━━━━━━

■感想
 まさに人それぞれ、
 背景も理由も
 求められることも違うのだと、
 自分の場合を振り返り改めて感じた。

 支援について、
 専門性より
 (必要な場合もあるかもしれないが)
 関係性がまず大事だということ。
 誰でもできることはあるのだろう。

 他の色々な課題についても
 共通することだと思った。

 いわゆる
 当事者が話せる場も大事だが、
 広く多くの人が課題に触れて
 語り合える場も必要だと思った。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2/19 四国学院大学 演劇コース 12期生卒業公演 観劇

2025-02-24 02:47:28 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等

2/19(水)
四国学院大学
演劇コース12期生卒業公演

初日、三女と観劇!

●ダンスパフォーマンス『As it is』

劇場の隣にある部屋が客席に。
そして主な舞台が、
そこから見える外のスペース。

そこには不思議なオブジェ。
冷蔵庫やソファ、
木でできた
ドアや小さな階段など
組み合わせて作られた何か。

夕暮れ時、それらが
イルミネーションライトと共に
うっすらと照らし出されている。

客席には音声。
出演者、関係者の声で
「私の好きな〇〇は〜〜です」など
自己紹介のようなものが流れていた。

始まると
おもむろに自転車に乗った青年が登場。
そのあと、台車を押して来た青年も。

2人のやり取りが
とにかく観ていて面白かった。
.
.
ものを投げたり拾ったり
子どもが思いつくまま
いたずらしたり
遊んだりするような流れに
観ている方も身を任せて
いるような心地だった。

三女いわく、
夜中のEテレ番組みたいな。
芸人さんが何か
面白いことやってる
…みたいな。
私は、
ちょっと方向は違うけど
ついつい見てしまう
夜中のNHK タローマン
みたいな。
.
.
外のスペース奥には
一般の道。
自動車も走り、行き交う人もいて。
その中を、演者も自転車で走ったり
こちらを覗く場面もあったりして。
ドキドキワクワク。

演目が終わるころには
外はすっかり暗くなり。

外の世界と融合してるような
不思議な感覚。

野外の演劇でもなく
劇場の演劇でもなく
その中間で観ているような感じで
とにかく楽しかった。
.
.
.
●演劇作品『星を求める 蛾の願い』

そして、次はいつもの
ノトススタジオの劇場で。

時間の流れに沿った
起承転結…というよりは

印象的なシーンが
次々と出てきたり、
過去と行き来するような
不思議な雰囲気。

私はあまりものを知らないので
ワードの意味など
はっきり頭にないままの観劇。

けれど、
三女はちょっと違っていたようだ。
ところどころ
気になるワードや場面があったらしい。

“エーミール”
ヘルマン・ヘッセ著
『少年の日の思い出』
その登場人物。

三女が調べたところ、
中1の国語の教科書に出てくるらしく
割と広く知られているらしい。

もっとも彼女は
小4後半から不登校で
中1の時もその最中。
個人的に勉強もしていないので
教科書にあることは知らなかったとか。

ではなぜ
エーミールや
「そうかそうか、つまり君は…」
のセリフを知っているのか。

どうやらネットで、
文学の名言を歌詞に入れた曲を
聴いたことがあったようだ。

そういえば、以前
彼女からオススメされていた
ことを思い出した。
.
.
いわゆる
文豪の名前も随所に出てきて、
その著書の名前も出てきた。

気になるワードとワードが繋がって
更に気になる気持ちを
くすぐられたのだろう。
熱量高く語っていた。
.
.
あと、
三女が気になった細部。

パパ活女子の
インスタ画面が映し出されたところ。

画面の右上に
グリーンの★マーク。
これは親しい相手に
登録された者の画面に出るそうだ。
なので、それ以外の人は
見られない画面なのだと。
.
.
なるほど…。
周知のことかもしれないが、
そういうのに疎い私は知らず。
ピンきてなかった。

三女いわく、つまりは
そういう親しい間柄
となっている相手が、
外部にリークしたということ。

これに限らず、
色々なところで
リークされてる問題を見るにつけ
なんか闇を感じるらしい。
.
.
その他…
電話で友だちとのやり取りが
すごく自然で
いわゆる演じてる感がなかったと。

彼女自身はほとんど電話をしないが、
身近なところで
電話の会話を耳にすることはあり、
それが似ていると言うのだ。

なるほど…。
実際に学生さんだし、
その辺はリアルなのかもね。

学生から◯十年経った私としては
何がリアルか
分からないことも多い。
.
.
しかし、
カレーの匂いは分かった!
やっぱり、そうだったよね。
と、観劇後
最初にお互い確認したのは
ソレだった。
(すみません…)
.
.
それと最後、印象的だった
蛾か蝶か、その羽の画像の真ん中に
人が現れたところ。

綺麗なのは羽じゃなく、
からだの部分。
ぱっと見てすぐに
わかるところじゃない…
というのが、
何だか深いなーと三女。

確かに。
色々と深いけど
私にとっては
ぱっと見てすぐに分かる
という感じではない。

けれど
こんなふうに
お互い話すうちに、
感じるものが浮かび上がる…
というのは
何だかいいなと思った。
.
……………

観劇後、三女は
これ誰がお話作ったんやろーと
興奮気味だった。

しかしロビーに出ると
途端に気恥ずかしくなるようで。
関係者の方々がいても何も話せず。
後でそれを
ちょっと残念がっていた。

なので…
人知れずここに
書いておくことにした。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Twitter