月下樹のおと

樹月けい、オタク母のブログ。アニメ・漫画。お絵かき展示等。義母の介護終わり、義父のご飯お手伝い中。

9/18 演劇集団よろずや 第32回本公演『青眉のひと』 13時公演 ❲ 演劇三昧 ❳ 配信視聴

2021-09-26 14:23:35 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等
9/18 演劇集団よろずや
第32回本公演『青眉のひと』
13時公演
❲ 演劇三昧 ❳ の配信で
後日視聴しました!



三女が参加した映画
『ある夏の送り火』で
お母さん役をされていた
竹田朋子さんが主演。
しかし今年劇団を休団、
関西を離れるとのこと。

いつかは三女を連れて、
大阪で観劇したいと
思っていたけれど……これは大変😳

観に行けないけれど、配信がある❗
リアルタイムでは
観れなかったけれど、
都合のつく時間に視聴しました。

あの世とこの世が繋がるところ、
能楽堂のつくりが活かされてる✨
世間に認められなくても
やりたいことをやればいい。
時に苦しいこともあるけど
やりたいことなら頑張れそう。
…などなど、
自分も励まされ
胸が熱くなる舞台でした。

………………………
vol.32『青眉のひと』

場所は大槻能楽堂。
行ったことはないけれど、
配信の映像で見るだけでも
素敵な感じ。
機会があれば行ってみたい。

その能舞台、
本舞台へと繋がる
長い渡り廊下がある。
本舞台が現世なら、
廊下の先は幽界。

描かれるのは、
日本画家、美人画で知られる
上村松園さんの人生。

松園さんの人生を描く物語には、
この世のものではない存在が
行き来して
松園さんとやり取りをする。
彼女の心の内を
覗ける場面としても楽しめた。


それにしてもあの時代、
絵画に生きた彼女と
彼女を支えた人たちの
心意気に感銘を受けた。

現代でさえ、女性の社会進出が
遅れていると言われているほど。
女性が絵を描き
未婚の母として生きる困難は
想像を超えるものだったに
違いない。

その苦しさは物語の中でも
吐き出されていた。

それでも、
女性初の
文化勲章受章にまで到るには、
描き続ける努力やその積み重ねが
あったのだと思う。

それができたのは、
彼女の強い意志や、何より
絵が好きだという気持ち
だったのではないだろうか。

そして、それを肯定してくれた母。
その存在は大きかったはず。


言いたい人には
言わせておいたらいい、
堂々としていたらいい、
やりたいことをしたらいい、

なかなか
言えそうで言えない言葉。

しかし、
自分自身にも響く言葉だ。


やりたいこと、
好きなことをやっていても
苦しい時はある。

でもそこに
やりたい!
という気持ちがなければ、
楽な方、無難な方に流れても
生きる喜びは
感じられないかもしれない。


“一生のうちには
いろんなことがある”

確かに。
松園さんの人生を振り返り
本当にそうだなと思った。


今を生きる自分たちは
思うようにならない中、
踏み出す一歩の方向を
探しあぐねている。

でも純粋に単純に、
好きと思うことや
喜びを感じるものを
求めてもいいのだと思えた。

きっと、
人それぞれに違うもの。

それを、あたたかく見守り
あと押しする眼差しが
いたるところに溢れるように。
自分もそのひとつになれるように。

震えるような気持ちで
舞台を去る
松園さんたちを見送った。


生演奏も良かった。
生で聴きたかった(笑)。

奥で奏でられる
笛や鼓、だけでなく

脇には
二胡、ギター、
ジャンベらしき太鼓も。

どこか懐かしい
心に染み入るような
メロディだった。

コメント
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9/3 学校のチャイムを聞くとイジメを思い出す

2021-09-04 17:16:48 | 子ども ボランティア 読み聞かせ


学校のチャイムを聞くと
イジメを思い出すと、
三女は苦い顔😣。

放課後用事で学校へ。
久々にチャイムを聞きつつ
車の方へ戻る時。
三女がふと思い出したように
話し始めた。

3年の頃だっけ?
いや、実は2年からだったよ、と。
マジメな話としては
ハジメて聞いた。
ふとした瞬間に語るのね〜😅

長めの休み時間に集団でやられ、
チャイムが鳴ると
帰りなよと言われ…。
だから嫌な音なのだとか。

三女は一気に全部は話さない。
何かのきっかけで
話したり話さなかったり。
隠していた訳ではなさそうだけど
数年間言わなかったこともある。

親でさえ
このくらい話さないものなのか…
親だから話せないのか。
私だから?この家族だから?
あの頃あの状況だったから?

うーん
どうでも…いいかな。

それは投げやりではなく😁
マイナス要素探しを
そこまで頑張ることもないか、
ということ。

見つけて
即座に改善できたらいいけれど
現実的に
ハードルが高いことも多い(笑)。

当たって砕け続けるより、
ハードルが低いことの方がいい。

更にそれが自分にとって
気分が上向くことなら 尚いい。
それは、
続けていくために
大事な要素だから。


それから…
ある程度誰にでも共通する
心がけるポイントは
あったとしても、
こうすれば解決できる!
という決まった策が
あるわけでもない。

次女もイジメを受けていて😅
その時は6年生。
状況も違うし、対応の仕方など
同じようにはいかない。

仮に同じことをされたとしても
その子の性格や生育歴
感じ方考え方によっても違い、
ケースバイケースだと思う。
単に心が強い弱いの問題ではなく。


それこそ…
接する親の生育歴や
その親の生育歴、そのまた親の…と
無関係ではないと
思うようになった。
取り巻く環境とか
広くいえば社会とか、
背景として
微妙に影響するものがある。

いや、うちが
問題家系という訳じゃなく(笑)
ふつうに真面目な人たちだ。
私も含めて。

ただ、
もうちょっと向きを変えたら
いいかなと思うことはある。
普段気に留めない、
当たり前に思うことが
壁になっていたりするのかな、と。

心の壁を取り払うのは
たぶん物理的な壁より難しい。


気持ちの問題で
すべて解決できるとは思わない。
けれど…
どうしたい、とか
心が動く、とか
そういうものが
案外大きな原動力になるような
気がしている。

だからこそ、人それぞれで
見極めるのが難しい。

そういう
難しいことをしているのだから
分からないことを
気に病むことはない。

自分がどうにかしないと
道が開けないわけでもない。

その場その時を大切にして、
思ったことを
こんな感じで書き留めておくのも
無意味ではなかろう。

………………

ついでに…
その日の夜に三女、
急に頭が痛いと唸り続けた💦
頭のことは分かりにくい。
夜中寝付くまで
その他の異変がないかだけ確認。
翌日も多少しめつけ感はあるが
起きて動ける程度ではある。

連日のPC画面の見過ぎ…
ということも考えられる😅。

その辺の
偏った生活習慣の可能性が
皆無ではないことは
忠告させてもらった(笑)。

あとは、
本人の不調の訴えを
ただただ受け止め、
時には手を握り、
分からないなりに
調べたことを話し、
一緒に考える存在であることを
体現するくらい、かな😊!
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