月下樹のおと

樹月けい、オタク母のブログ。アニメ・漫画。お絵かき展示等。義母の介護終わり、義父のご飯お手伝い中。

🧡声をかけてくれた人に感謝🧡 2/18

2021-02-25 00:31:27 | 子ども ボランティア 読み聞かせ

2/18
🧡声をかけてくれた人に感謝🧡

先週の夜、私が観劇で出ていた時、
三女がとあることでプチ家出😅
「ごめんなさい」と
書き置きをして
コッソリ出ており、
後で気付いた次女が
探していたけれど見つからず、
しばらくしてから
帰宅したとのこと。

後日、
本人からその時の話を聞いた。

その間 近くの川沿いを歩き、
時おり車が通るので、
隠れるように
うずくまっていたとか。

何台か通り過ぎていく中で、
一台の車が止まり
「どうしたの〜💦」と
声をかけてくれた。
「家出してるんです」と答えたら
とても心配して
「はよ家に帰りなよ〜」
と言ってくれたのだと。

こんな自分にも、温かい言葉を
かけてくれる人がいるんだと
胸がじーんとなったと語った三女。

その日は寒く、
じっとしているのも限界になり、
その人が声をかけてくれた
こともあり、
帰る気持ちになったのだとか。

いい人で良かった。
声をかけてくれて良かった。
…………………

こんな場合、
何がどう転んで
最悪の展開に
ならないとも限らない。
その先の人生が
一変することもある。

TVの報道や番組で
見聞きするだけでも
様々な人の何とも辛い境遇がある。

どこかのスイッチが
別の方向にいっていれば
こうはならなかったかもしれない、
というような例がいくらでもある。

それは自分にも、身近な誰かにも、
誰にでも当てはまることのような
気がしてならない。

その場、その時、その瞬間を
どうにかできるすべはない。

ただ、
あそこに行けば取りあえず
何とかしのげる という場所が、
頭にあるとないとでは
だいぶ気持ちも違う気がする。

近くても、敷居が高い場所ならば
ないのと同じ。

そうじゃない、障壁の低い場所。
物理的な場所、だけでなく
心の居場所も必要。
そんなことを
改めて考えさせられた。


たいそうなことは出来ないが、
せめてひと言声をかけるだけでも
何かの力になれるかもしれない。

ちょっとしたひと言が
意外と誰かを
救っているかもしれないから。

(その逆もアリ😁💧)



✽写真はイメージです(笑)
いつかの自分の徘徊写真…
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2/19(金) 平田オリザ講演会 「アートで育む子どもの学び 〜新たな時代を 生きる力〜」

2021-02-24 15:59:21 | 参加★舞台 映画 WS等



2/19(金) 平田オリザ講演会
「アートで育む子どもの学び
〜新たな時代を 生きる力〜」

教育に特化したお話だった。

身体的文化資本とは?
入試が変わる、
地方の文化格差が大変!

存続をかけて今始まっている
演劇を取り入れた授業。
多様性が必要な理由。
などなど
子どもに限らず
誰にでも関わりのある内容だった。

▼詳しいことは動画で❗
3/31まで公開✨


●大学入試で直面する
 地方の文化格差

大学入試が変わる、
以前のオリザさんの講演で
それを聞いてからはや数年、
まさにもう始まっている!
地方の文化格差をどうにかせねば。

そんな問題もあるとして。

結局、社会で生きていく中で
避けて通れないことがある。

それを身につけないことには
入試うんぬんだけでなく
それこそ地方の格差、
存続がヤバい。

小さい頃から本物に触れる体験。
詰め込み教育のようにはいかない。
それが 《身体的文化資本 》

子どもの頃から始めなければ。
それが将来の地方の存続にも繋がる、という話だった。


●多様性が必要な理由

確かに、地方、
地域のこれからに必要なこと。

でも最終的には我が事なのだ。
我も、我が子も、
いきる道がなければ辛い(笑)。

今回は
そういう目線で話を聴いていた。

対話劇を使った授業や、
アクティブラーニング的な活動。
そんな能力を求められる入試例。


課題解決の上で、
色々な考え方が必要になってくる。

ひとつの考えだけでなく、
全然違う考えてを
演劇を通じて経験する。

色々な人、色々な考えがないと
議論が活性化しない。
だから、多様な人が必要。
そこを重視した入試の話。


これらの考え方が
広く浸透していくなら
それこそ、どんな人も
必要とされる場があるはず。

要らない人間はいない、
という理屈も現実のものになる。


●自分の身近なところを見渡すと

現実はまだ
そこまで進む勢いが感じられない。

身近なところでは、
自分が排除の対象に
なるかもしれない
という危機感を感じることがある。

一般的な生産性から見て
価値を感じられにくい、
いわゆる金を生まない存在。
そこに向けられる厳しい視線。
それに反論する力や根拠を
示し辛い、自分の不甲斐なさ
でもあるのだけど(笑)。


●今 どんな人にも必要なこと

自分は、
排除されたくはないし、
誰かを排除したくもない。

どちらかになる
危険を感じて生きるより
どれもいかせる
可能性を感じていたい。

その方がずっと
生存の確率が上がりそう(笑)。

それが結局は
全体の利益にも繋がるのではないか。

まさにウィンウィン。
自分のために。
明日の我が身のために
とても重要なことだと思った。

今まさにコロナ禍で
“ これまで ”が通用しなくなるなど、
より新しい考え方が
求められている。
ある意味
変わるチャンスかもしれない。


▼丸亀市文化課市民会館 建設準備室
▼You Tubeチャンネル
2021/02/19 ライブ配信
♦️2021/3/31 まで 限定公開♦️
 ↓ ↓ ↓

🔽You Tubeチャンネル

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2/18(木)青年団公演 「眠れない夜なんてない」観劇

2021-02-23 16:12:08 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等



2/18(木)青年団公演
「眠れない夜なんてない」観劇

マレーシアの
日本人向けリゾート地。
それぞれの
背景や事情が垣間見える。

なぜ日本に帰らないのか。
改めて日本のことを考える。

きっと現実は、日本を離れたくても
叶わない人がほとんど。
物価?金?心許ない拠り所は
いつか崩れはしないのか。
足もとから変えていかねば
安らぎの地はない。
そんな気がした。

…………………

日本を嫌う日本人。
海外にいてもなお、
折あるごとに追ってくる
日本のしがらみ。


それぞれ理由や
背景を持つ人が住んでいて。
そこに短期滞在で
やって来る日本人もいて。
起こる波風(笑)。


誰が見ても明らかに
不遜な人は 分かりやすい(笑)。

誰だって嫌でしょうとも!
納得がいく。

でもそんな人から
被害を受けていたという彼女も、
他の誰かに対しては
配慮のない言葉を
それと気付かずに発している。

私にはそう思えた。

いじめを受けていたらしい
同じような立場であるから
親近感がありそうな間柄なのに。

結局、まったく同じ立場には
なり得ないということなのか。

よく考えれば当たり前。
どんなに近い存在でも
100%分かるなんて、まずない。

だから微妙なズレも生まれる。

それは別に悪いことでもないし、
人間性がどうこういう訳でもない。
お互いさまだ。

でも、
あまりにも相容れない人より、
ちょっと似てる人との違いに
小さな棘のような
痛さを感じたりする。

皆と同じをよしとする
環境のもたらす呪縛なのか?
改めて自分のことを
考えさせられた。


でも、あの父と娘の姿を見ていると

身の振り方は
自分で決めたらいいんだと
楽な気持ちにもなった。


自己責任という訳ではないが、
先々の心配をしてもきりがない。
何がどう変わるか、
予想を超えることも起こる昨今。
ならば、誰かや何かに従って
決めなくてもいいんじゃないかと。
従ったところで、結局
自己責任になるのなら。

もちろん現実的、
金銭的に難しいことはある。
物価が日本の半分といっても
あんなリゾート地に住めない
人の方が多いと思う。

離れたくても離れられない、
コロナ禍に増えたDVのように
行き場のない
難しい問題も頭をよぎる。

だったら、
一人自力で何とかするより
皆で、
今いるところを変えていくとか
出来ないのかな?と。

結局、どこに居ても
心理的な生きづらさがある限り
平穏には暮らせないと思うから。

どう生きよう。何が出来るだろう。
考えが甘いのは分かってるけど
楽しいことを思い巡らす
自由はあっていい。
そんなことを考えた観劇後。

……………

そんなこんなで
気持ちも上向く帰路だったが
現実に戻ると、金、金、問題(笑)
稼がずに外に出てる身に
向けられる視線はキビシイ…
自分が、観劇で得られる
世界とのギャップがエグい。

生きてるだけで価値があるのなら
こうやって色々
感じたり考えてることにも
何かしらの意味や
お金に換算できない利益も
あると思いたい。
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1/31(日)「演劇ワークショップで見つめる おやこのつながり」 オンライン講座

2021-02-01 18:45:30 | 参加★舞台 映画 WS等



1/31(日)「演劇ワークショップで見つめる おやこのつながり」
オンライン講座

◇四国こどもとおとなの医療センター 
児童心療内科医長 牛田美幸さん
「虐待予防・子育て支援に関わる方々に求められるもの」

◇丸亀市産業文化部文化課市民会館建設準備室長 村尾剛志さん「劇場と社会課題」

◇株式会社アズ代表取締役 宗像佳代さん(劇団プレイバッカーズ)
「”そのまま”受け止める支援?何かを伝える前に、その人の心の景色を一緒に感じてみませんか??」
       
▼ブレイクアウトルームに分かれて簡単なグループワーク
……………………

初めましての方がほとんどでした!
30名くらいの参加者の皆さんと共に
お話を聞いたり、グループワークをしました。
………

牛田さんからは虐待に関わるお話が。

その人の目に見える
事実だけではなく、その背景にも
目を向けることが大切だと思った。

気持ち、心の景色、置かれた状況。
それを想像する。
それと同時に自分の気持ちを感じる。

普段無意識でやっていることに
意識してみたい。
……………

文化課 村尾さんより
劇場と社会課題について

新しく作る劇場。
なかなか足を運べない状況の人にも
届けられるように。
体験、共感、繋がり…

心の動きや変化が
新たな力を生み出していけそう
だと思った。

………………

アズ代表の宗像さんより
劇団プレイバッカーズのお話。

プレイバックシアターとは
どういうものか。
観客や参加者が
自分の体験した出来事を語り、
それをその場ですぐに
即興劇として演じるもの。

劇場以外にも色々な場所で。

社会から孤立している人
招き入れることも。
なかなかすっと話せるものではない。場が無いと言えない。
ここなら言える、という場に。

プレイバックシアターを通して
新しい視点を見つけたい。
……………

プレイバッカーズ代表の
小森さんより

子どもに関わる4つの短いお話。
主に親子のやり取り。
ある人が話したことを
“ 物語として語り直す ”
実際にどのようにするか、
今回参加者のお一人の話を
小森さんがきいて “ 語り直す ”
例を見せてもらう。

▼3人ひと組でグループワーク

3人のブレークアウトルームへ移動

A.自分の話をする人 (1〜2分くらい)
B.それを聞いて語りなおす人
C.観客として聞く人

※Bは
そのまま受け止める、メモ取らない
その人の気持ちに集中する
(ここが言いたい…ということ)
※AはBに語り直ししてもらった後に感想

A、B、C 交代して

………………

感情と心の問題解決
いくら良い方法を教えられても
心の問題が解決していないと
自分には無理だな…
と思ってしまう。

語る、語り直すことで
その人のストーリーが
記憶に残りやすくなる。

3つの話に繋がるものが生まれる。

プレイバックシアターは
色々な気づき、体験の場。

そのまま受け止める支援が必要。

………………

終了後も、
色々な質問とそれに答えるお話が。

語り直す、コツは…
勝手に解釈しない。
自分の解釈が入らないように。

受け止めどころは何か?
受け止めて欲しがっているところ。
キーワードとして。
キャッチする力が大事。

繋がりにどう気付くか?

一歩踏み出せない人にも
届くように。

劇場に工夫。
ネット環境にない人も
オンラインできるような
場所の提供。

継続できる仕組みを作る。

その時々でフィットするように
形を変えつつ継続できたら。

…………………

アンケートフォームがあり、
そちらにも感想を送りました。

■ワークショップに参加して学んだことや気づいたことなど

• 事実だけにとらわれず、その背景にも目を向けたい
• 相手の状況や気持ちなどを想像したい
• 自分の気持ちにも気付く
• 心の問題解決が大切
• そのまま受け止めるようにしたい
• 自分の解釈や意見を出すというより相手の受け止めて欲しいと思うことは何か?ということに集中する
• なかなか踏み出せない人や
声を出し辛い人の声を聞きたい
• まとまった言葉でなくても
少しずつ出てくる言葉を
ひとつひとつ丁寧に受け止めたい
• 続けやすい仕組みを考えたい
• その時その状況に応じて柔軟に
変わっていくことも大切
• 分かってもらいたい気持ち、
それは自分も相手も同じだと思うと
少し肩の力が抜けそう。

■前問で回答したことを、今後どのようなことに生かしていきたいか

例えば子どもの活動、
ワークショップ等で。
困った言動、消極的な姿、など
進めたい道筋から外れた子がいる時
ついついマイナスな目線で見てしまいがち。けれどそこにどんな気持ちがあるのか想像したり、受け止めるために何が出来るのか…ということを考えたい。

家庭内や私生活などでも
生かせるかもしれない。
誰かが誰かを非難する時。
強い口調で相手を非難する人が
いたとして。そういう人を悪く思ってしまう。けれど口に出して言うことは受け止める機会のひとつかもしれない。納得できるできないは別としてそうなのね…と受け止めることはできる。
気持ちを吐き出しそれが伝わるだけでも少し軽くなることはありそう。
考えや感覚は違っても、そういう部分は相手も自分も同じだと思えば
敵対するような気持ちを和らげられそう。

■今回のワークショップや今後の事業に関して、意見・要望など自由に

プレイバックシアターのことに触れるのは初めてでした。参加する部分など、うまくできるかなという不安も少しありましたが、実際やって良かったです。思ったことをただ話すだけでもいいと思うと、気が楽になりました。難しいかもという思い込みのハードルを無くして、色々な人が話したり聞いたりする機会を持ち、それが続いていけるようになれば、と思います。

講師の皆さん
参加者の皆さん
主催 文化課の皆さん
お世話になりました!

一緒にグループワークした
お二人にも感謝!
初対面だけど(笑)
心がほぐれました〜〜
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