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月下樹のおと

樹月けい、オタク母のブログ。アニメ・漫画。お絵かき展示等。義母の介護終わり、義父のご飯お手伝い中。

2/22 宮武将大 氏 講演「子どもたちの声に耳を傾ける 〜不登校の子ども・若者とその家族の支援〜」

2025-02-24 17:16:23 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等

令和6年度
丸亀市PTA連絡協議会 合同研修会

━ 丸亀市家庭教育セミナー/
  丸亀市人権・同和教育研究協議会
  児童育成部会 連携事業 ━

『子どもたちの声に耳を傾ける
〜不登校の子ども・若者と
 その家族の支援〜』


日時:2025.2.22(土) 10:20-12:00

場所:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
   2階ミュージアムホール

講師:宮武 将大 氏 
(一般社団法人 hito.toco代表理事)

━━━━━━━━━

学校の出欠アプリの〈お知らせ〉で
この研修会の案内がありました。

講師の 宮武 将大 さんは
以前参加したシンポジウムなどで
お話を聴いたことがあり、
興味があったので申し込みました。

……………………

■大事にしたいこと

 ●ワクワク感 忘れてはいけない
 ・子育ての問題について
  ネガティブなことを話す場合が多い

■不登校 ひきこもりを選ぶことは間違いか?

 ・「友だちがいなくなったとしても」
  学校に行かなくていいと思った

 ・生きる選択肢のひとつになった

 ・本人に問題があるのでは?
 ・ひきこもれる環境あってよかったね
  ……そうだろうか?

■「ひきこもれるなら、ひきこもってみろ」
 ・8年の引きこもり
 ・楽をしたいからではない

 ・今は認知されてきたが
   →理解広まってない
 ・不登校なりやすくなっている
  側面ある
 ・登校刺激→できづらくなってる
       無理やり行かせない

 ・不登校になれない子もいる
 ・過剰適応 最近気になっている
  →うつ状態 二次障害
   そのあと 反動でている
.
.
■やってきたこと
(一般社団法人 hito.toco)

 ・就労移行支援 (障害ある方)
 ・ひきこもり相談支援
 ・居場所活動 
  (オンライン ボードゲーム 瀬戸内サーカス)
 ・家族会
 ・支援者育成 サポーター育成
 ・普及啓発 *県内広報参照
.
.
■今日のはなし

 ・不登校体験
 ・不登校について
 ・不登校支援
 ・社会支援に関する状況?
.
.
■はじめに

 ●「お腹いたい」から
  ・三者の関係
   「学校に行けない」子ども
   「なんで行かないんだ」親
   「私が何とかします」先生

 ●きっかけ
  ・小6 学習面のきっかけから
  ・頑張ろうとする 体調不良
  ・相談できず 分からない 
    発熱 物忘れ 早退
  ・夏休み明け 不登校 
    何が理由でこうなっているのか…

  ・置いていかれた 絶望感
   *みんなと一緒に
   *同じ速度感
.
.
■期待に応えたい 
 でも応えられない自分
 
 ・自分の良さを発揮てきない
 ・悪いことにしか向き合えない
.
.
■環境が変われば行けるかも…

 ・中学 変わってない
  (学習面つまづき)
 ・14日間
 ・「行けない」→母「いいよ」
 ・何がどういう 心理
.
.
■不登校生活?の始まり
 
 ・頑張らないと→何を頑張れば…
 ・自分はおかしい存在では
   →外に出る不安
 ・死にたいわけではないが
   →生きる不安
 ・昼夜逆転 ゲームPC 漫画 テレビ
   ゲーム依存 時間埋めるため
.
.
■担任 訪問
.
■社会とのつながり

 ・チャット
  (コミュニティサイトのチャット)
 ・会話が楽しいというより
   →人の存在を感じる
 ・文字のやり取りで会話できる
 ・他者との関わりできる
 ・取り上げないでほしい
 ・止まったままのようだけど
  何かしら育まれている
   例) 独学で英語
     ( 英語圏の人とやり取り )
.
.
■母 窓口一本化 ( ご自身の例より)

 ・父と祖母 不登校に否定的
 ・5000円やるから卒業式行け
   →揺らいだ
 
■身近な理解者 支援者
 
 ・家に安心な空間つくる
 ・自分のペースで過ごせる

 ・部屋だけで過ごす人
 ・リビングまで過ごせる人
 ・外出できる人
   *理解度で世界が広がる

 ・ゲーム 勧めてくれたが
   やってみて 面白くない
   身近な親 
   →見ているようで
    分かっていないことも
    結構あるのだと思った

 ・エネルギー 回復
   料理 外出するようになった
.
.
■卒業 校長先生は…

 ・卒業させられない
 ・他の生徒に悪い
 ・この3年間で何を?教えてほしい
 ・手紙→わかりました 理解できた 
     歩み寄り 
     やろうとしてくれた

■心の変化

 ・卒業のタイミングで心が晴れた
 ・高校進学は選択肢になく
 ・選択肢が広がったと思った

 ・父→否定しない 何も言われない
 ・親に自立した姿を見せたい
   →感謝の気持ち
 ・誰かのために
   →起点になる人が多い
.
.
■たくさんのハードルはある

 ・外出→人の視線気になる
 ・食べると→お腹いたい
 ・運動不足→動くと膝関節痛くなる
 
 ・やらなければいけないこと
  分かっているが
  その過程には 不安 

 ●母の対応

 ・風呂しんどい→浸かるだけにしたら
 ・食べなくていいよ→外出はできる
 ・車に酔ったら→帰ればいい
   帰れると思ったら酔わないように
 ・ジムに行きたいんだけど 母
  →一緒に行く
   他者の視線 気になるが
   実際 誰も自分見てない
   週数回 なじみになる 
   スタッフから一般の人として声かけられ
   意外と会話できる
   お客さんになれる
.
.
■客のあまり来ないスーパーで働く
 (自分の行っていた近所の)

 ・仕事として 認知できた
  行ったことのある場所 働く
  “ゲームよりも面白い” 働くこと
  
 ●良かったこと
  ・親は のんびり構えていた
   三世代同居 
   30まで家にいても
   …と思ってたらしい

  ・スーパーの店長
   空白のある履歴書を見ても
   とやかく詮索しなかった

  ・スーパーの
   バイトリーダーおばちゃん
   神経質そうな子…
   だけど大事に育てよう

  ・4年間働いた

■良かったこと

  ●否定されなかった
  ●知ろうとしてくれた
  ●分かろうとしてくれた

  *本人も分からないこと多いはず

 ★不登校を理解することは難しい
 ★偏見が0になることも難しい
 ★その人を分かろうとすることはできる
 ★その過程に関係性を…
 ★関係性が回復につながる
.
.
■何を伝えるか( ご自身の体験より )

 ・自分は支援者に会っていない
 ・どう支援するかより 
  どう話を聞くか
 ・母に対しての支援はあった
 ・地域社会の理解の方が大きい
 ・専門性より〈 関係性
  
■不登校について
 定義は…

■実態調査

 ●きっかけ
  ・友だち いじめ 先生 勉強
   体の不調 わからない 
 
 ●休んでる時の気持ち
  ・ほっとした 
   自由な時間 勉強の遅れ
   進路進学の不安 自己嫌悪
   同級生がどう思っているか
   気になる

 ●休んでの感想
  ・もっと登校すれば良かった
   ( という人も )
  ・行かなくてもよいが
  →背中押して欲しかった きっかけ

  ★NO刺激 NOタッチでは 
   きっかけない
.
.
■登校刺激のチャンス

 ●戻りやすい 対応は?
  友だちからの声かけ 有効だと実感

  ・問題解決 
    何が問題か言わないことも
  ・どれが問題?
  ・ほっとする反面 
    勉強の不安
    取り残される 自己否定
  ・同級生 どう思ってる?
  ・行きたいけど 行けない
   行けないけど 行きたい
  ・望まれる対応 
    友だちからの声かけ
.
.
■「学校に行かない」となると、
  まず困るのは…
 
 ・家への負担 周りが困る
 ・低学年の不登校増えている
   三世代家庭 減ってる
   サポートする人いない
   祖父母いない 
   夫婦でみないといけない
   家族の負担多くなる
   4人に一人仕事やめてる

■学校の代わりがない

■登校するだけで解決?
 色々な問題もある

 ●環境要因 
 ●個人要因

 ●引きこもることで
   経験 体験不足 関係性減る
   「どうせ自分なんて」
   あきらめ 孤立の長期化 絶望

 例)30年間ひきこもり 
   両親の死きっかけ
   ハローワークきた
   日本語 たどたどしい
   その人、親戚にも隠されていた
   他者とのつながりで 
   人間らしくなる
.
.
■支援 ありがちなこと…

 通信制高校 福祉 医療 
  などへつなげよう

 ●目の前の人が 
  何に困っているのか?
  
 ・支援する側にとって
  都合のよいサポートしようと
  してないか

 ・本人 どう伝えていいかわからない

 ・専門性 より 関係性

 ・できそうなこと
  興味を軸に
.
.
■回復プロセス 

高松 丸亀 教育委員会 
 ネットで見られる
目安があったほうがいい 保護者には
.
.
■生きづらさ 減る改善する 理由

 ●自分のことを話せる相手・場所
 ●隠さなくてもよい相手・場所
.
.
■おわりに

 ・人それぞれ 背景ある
  求められることも違う

 ・自分のことを話せる場があるか

 ・自分でしたい気持ち
  できるかもしれないと 
   …思えることの積み重ね

 ・生きることの選択肢を
  一人でも一つでも 増やしてほしい

 ・不登校は 通過点のひとつ
  不登校のその先が
  あることを知ってほしい

━━━━━━━

■感想
 まさに人それぞれ、
 背景も理由も
 求められることも違うのだと、
 自分の場合を振り返り改めて感じた。

 支援について、
 専門性より
 (必要な場合もあるかもしれないが)
 関係性がまず大事だということ。
 誰でもできることはあるのだろう。

 他の色々な課題についても
 共通することだと思った。

 いわゆる
 当事者が話せる場も大事だが、
 広く多くの人が課題に触れて
 語り合える場も必要だと思った。


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2/19 四国学院大学 演劇コース 12期生卒業公演 観劇

2025-02-24 02:47:28 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等

2/19(水)
四国学院大学
演劇コース12期生卒業公演

初日、三女と観劇!

●ダンスパフォーマンス『As it is』

劇場の隣にある部屋が客席に。
そして主な舞台が、
そこから見える外のスペース。

そこには不思議なオブジェ。
冷蔵庫やソファ、
木でできた
ドアや小さな階段など
組み合わせて作られた何か。

夕暮れ時、それらが
イルミネーションライトと共に
うっすらと照らし出されている。

客席には音声。
出演者、関係者の声で
「私の好きな〇〇は〜〜です」など
自己紹介のようなものが流れていた。

始まると
おもむろに自転車に乗った青年が登場。
そのあと、台車を押して来た青年も。

2人のやり取りが
とにかく観ていて面白かった。
.
.
ものを投げたり拾ったり
子どもが思いつくまま
いたずらしたり
遊んだりするような流れに
観ている方も身を任せて
いるような心地だった。

三女いわく、
夜中のEテレ番組みたいな。
芸人さんが何か
面白いことやってる
…みたいな。
私は、
ちょっと方向は違うけど
ついつい見てしまう
夜中のNHK タローマン
みたいな。
.
.
外のスペース奥には
一般の道。
自動車も走り、行き交う人もいて。
その中を、演者も自転車で走ったり
こちらを覗く場面もあったりして。
ドキドキワクワク。

演目が終わるころには
外はすっかり暗くなり。

外の世界と融合してるような
不思議な感覚。

野外の演劇でもなく
劇場の演劇でもなく
その中間で観ているような感じで
とにかく楽しかった。
.
.
.
●演劇作品『星を求める 蛾の願い』

そして、次はいつもの
ノトススタジオの劇場で。

時間の流れに沿った
起承転結…というよりは

印象的なシーンが
次々と出てきたり、
過去と行き来するような
不思議な雰囲気。

私はあまりものを知らないので
ワードの意味など
はっきり頭にないままの観劇。

けれど、
三女はちょっと違っていたようだ。
ところどころ
気になるワードや場面があったらしい。

“エーミール”
ヘルマン・ヘッセ著
『少年の日の思い出』
その登場人物。

三女が調べたところ、
中1の国語の教科書に出てくるらしく
割と広く知られているらしい。

もっとも彼女は
小4後半から不登校で
中1の時もその最中。
個人的に勉強もしていないので
教科書にあることは知らなかったとか。

ではなぜ
エーミールや
「そうかそうか、つまり君は…」
のセリフを知っているのか。

どうやらネットで、
文学の名言を歌詞に入れた曲を
聴いたことがあったようだ。

そういえば、以前
彼女からオススメされていた
ことを思い出した。
.
.
いわゆる
文豪の名前も随所に出てきて、
その著書の名前も出てきた。

気になるワードとワードが繋がって
更に気になる気持ちを
くすぐられたのだろう。
熱量高く語っていた。
.
.
あと、
三女が気になった細部。

パパ活女子の
インスタ画面が映し出されたところ。

画面の右上に
グリーンの★マーク。
これは親しい相手に
登録された者の画面に出るそうだ。
なので、それ以外の人は
見られない画面なのだと。
.
.
なるほど…。
周知のことかもしれないが、
そういうのに疎い私は知らず。
ピンきてなかった。

三女いわく、つまりは
そういう親しい間柄
となっている相手が、
外部にリークしたということ。

これに限らず、
色々なところで
リークされてる問題を見るにつけ
なんか闇を感じるらしい。
.
.
その他…
電話で友だちとのやり取りが
すごく自然で
いわゆる演じてる感がなかったと。

彼女自身はほとんど電話をしないが、
身近なところで
電話の会話を耳にすることはあり、
それが似ていると言うのだ。

なるほど…。
実際に学生さんだし、
その辺はリアルなのかもね。

学生から◯十年経った私としては
何がリアルか
分からないことも多い。
.
.
しかし、
カレーの匂いは分かった!
やっぱり、そうだったよね。
と、観劇後
最初にお互い確認したのは
ソレだった。
(すみません…)
.
.
それと最後、印象的だった
蛾か蝶か、その羽の画像の真ん中に
人が現れたところ。

綺麗なのは羽じゃなく、
からだの部分。
ぱっと見てすぐに
わかるところじゃない…
というのが、
何だか深いなーと三女。

確かに。
色々と深いけど
私にとっては
ぱっと見てすぐに分かる
という感じではない。

けれど
こんなふうに
お互い話すうちに、
感じるものが浮かび上がる…
というのは
何だかいいなと思った。
.
……………

観劇後、三女は
これ誰がお話作ったんやろーと
興奮気味だった。

しかしロビーに出ると
途端に気恥ずかしくなるようで。
関係者の方々がいても何も話せず。
後でそれを
ちょっと残念がっていた。

なので…
人知れずここに
書いておくことにした。


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2/20 みんなのまなびと文化を みんなで考えてみよう! ~遊びと学びはシームレス!?~ <第3回> 参加

2025-02-22 20:12:46 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等


みんなのまなびと文化を
みんなで考えてみよう!
~遊びと学びはシームレス!?~

<第3回>
あなたもできる!
楽しい「まなびと文化」を創るヒント

 2/20(木)
 19:00-21:00
 丸亀市生涯学習センター
4階 講座室1
. 
.
■講師
 荻上 健太郎氏
 東京学芸大学学長補佐
 教育インキュベーションセンター
 准教授
.
■コーディネーター
 井上 優氏
 NPO法人iさいと代表理事

━━━━━━━━━

第3回 最終回

■はじめに

 ●面白がること 必要では?
  まじめに考えすぎる

 ●コーディネーター大事

  コーディネートとは?
  思いを汲み取る
  ビジョンを持てる

 ●博物館ボランティアガイドの例

  もともと
歴史に興味ある人は少ない

  知識も大事だが
  その土地に対する
  思いや愛情も大事

   ガイドに必要なもの…
   ・一緒に動く人 友だちがいる
   ・知識
   ・リーダーの存在

 ●エディター( 編集者 )
  自分のことより…
  相手のものを引っ張り出す
  →形にする

  ※一人でやるのは大変
   しかし、
   誰かと一緒ならできそう
   →前向きの考え、出てくる

 ●偶然の産物 ( 前回の話から )
  エディター 難しく感じるが…
  偶然の産物として
  エディター機能を果たす
  →面白がること

 ●枠を外す………分かるけど難しい
.
.
.
■主権者教育
 「主権者として求められる力」
  を子供たちに育む
  
■育成を目指す資質・能力

 思考力 判断力 
 課題解決 合意形成
 学びに向かう力 主体的に参画

 ●事例
  〈話し合いの約束〉
  はんのうする
  自分の意見は理由をそえて
  少数意見も大切に

  ※話し合いが主権者教育の始まり
  ※枠を外して考えている

■すぎなみ大人じゅく
 「はじめの一歩コース」

 〈大切にしたいこと〉
 正解を探さない、求めない!
 学びと遊びは表裏一体!
 意外・偶然・偶発を楽しむ!
 それぞれの一歩を大切に!
 私も含めて全員が学び手・創り手
 「教えないコース」宣言

 *枠を外すことについて
  ・いきなりガツンと外さない
  ・徐々に外す
  ・それなりの理由を用意する

■とある福祉支援団体の例
 
 ・支援しない( 特に何もしない )
 ・居心地がいい場所
 ・信頼関係
 ・そのうち…何かやりたい
 ・2〜3人でやりたいこと生まれ
 ・やってみる
 ・新しく来た子のお世話係など

  *ピアカウンセリング
   同じような悩みや立場の
   人同が仲間として支え合い
   相談し合うカウンセリング

■未来の学校みんなで創ろう。
 PROJECT
( 東京学芸大学 )

 ●“好きに、挑む”
 多様な業種、規模の企業などの法人、
 地域をまたいだ複数の教育委員会、
 多様な専門分野の大学の研究者、
 幼小中それぞれの教員、
 みんなが一つのチームになって、
 「学び」「授業」「環境」を
 包括した「学校」という社会的な
 システムを変革していく。
 子ども達が「好き、に挑む」
 ことのできる学校を、
 みんなが
「好きに、挑んで」創っていく。


 例) 職員室をコワーキングスペース
   ↓
   学校内をコワーキングスペース
.
.
 *枠を外す ワクワクすること
       面白がれること
  ワクワクすることから始めてみる
  →結果的に枠を外すことになる。

〜〜〜休憩〜〜〜〜

■ワーク

●丸亀まなびと文化のお遍路MAP

 お遍路文化 と まなびと文化
 を掛け合わせてみませんか?
.
.
 お題:◯◯◯ やりたいこと

 お接待:◯◯◯ できること

 *お接待できること
   →「これならできる」言える
    言える場をつくる
.
.
 お遍路 風土
 文化 一人がつくるものではない
    みんなでつくるもの

 みんなで楽しもう
 という文化があれば

 結果、そうなる 
 ということが大事
.
.
■終わりに

 前回の 教育基本法
 今までの話と通じる
.
.
■丸亀市教育大綱
「丸亀市人づくりビジョン」

 市民が学びでつながる

 学び→気持ちが変わり→行動
 →活動→続き→文化

 受け止めるだけじゃなく 行動に
 それを決めるのが学び
 学び合う(一人じゃなく)
.
.
■次年度
 今回のつながりを活かし
 皆での主体的な活動を構想中
.
.
.
◆関連 安立清史 氏 講演会
3/2(日) 13:30-16:00
生涯学習センター5階 視聴覚室

〜映画からのヒント〜
「ことば」の呪文から
どう脱出するか?

このお知らせもあった。
楽しみ!
.
.
━━━━━━━━

■感想

●前回の講座を受けて
 ・枠を外すことについて
  実際どうすればいいかなど
  考えていた。
.
.
●印象に残っていること
 ・ワクワクすることから始めてみる
 ・結果、枠を外すことになる
.
.
●モヤモヤしていること
 ・実際に何かやる場合の費用、場所
  スケジュールを決めたりなど
  現実的なことも考えなければ…
.
.
●この講座を通して
自分がやってみたいこと
誰かと一緒に取り組みたいことなど

・一番身近なのは食に関すること。
 例えば…持ち寄った食材で
 なにか作って食べる。
 鍋やホットプレートなど。
 一緒に活動することで
 距離が縮まりそう。

・気軽に集まれる場づくり。
 簡単なお茶ができる、
 今、やっていること、楽しいこと
 今、困っていることなど
 話したり聞いたりしやすい場。
.
.
●「みんな」や「まなび」や
 「文化」について考えや思いなど

 ・お話を聞いていて
  今ある、お遍路文化について
  興味も出てきた。
  ゼロから始めるより今あるものを
  活かすことができたら
  いいなと思った。

 ・一人ではなくみんなで。
  それが積み重なって
  文化になるなら、
  今もその大切な途中だと思う。

 ・気づかないだけで
  そういうものが
  身の回りにあるかも。
  それも、一人では気づけないので
  話し合う中で見つけていきたい。
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2/8 みんなのまなびと文化を みんなで考えてみよう! ~遊びと学びはシームレス!?~ 第2回

2025-02-18 17:00:55 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等


みんなのまなびと文化を
みんなで考えてみよう!
~遊びと学びはシームレス!?~

<第2回>
これからの「まなびと文化」を考えてみよう!

 2/8(土)
 13:30-16:00
 丸亀市生涯学習センター 5階 視聴覚室
. 
.
■講師
 荻上 健太郎氏
 東京学芸大学学長補佐
 教育インキュベーションセンター
 准教授
.
■コーディネーター
 井上 優氏
 NPO法人iさいと代表理事

………………

★“みんな”で考えることを大切にしたい
★前回の振り返り

■「遊び」
 ●「具体の遊び」としての遊び
     …トランプ、鬼ごっこ等
  「理念・概念」としての遊び
     …余白、余裕、夢中 等

 ●遊びを利用して何かの役に立たせる
  ◯◯のために学ぼう 遊ぼう
  というやり方もあるが……

 ●遊びの価値とは?
   とにかく、面白い
   →夢中になるから
    やってみる( 試行錯誤 )

 ●ヨハン・ホイジンガ著 
  『ホモ・ルーデンス』
   遊びの中から文化が生まれた
     ↓
   目的があって遊ぶ
     のではなく
   遊んだ結果として
     “偶然に変化が生まれる”

■「学び」

 ●〈学習〉
   目標を明確にした
   知識・スキル習得という意味
  〈学び〉
   目標を明確にしない知識や習得
   を含む意味合い
.
.
■「遊び」と「学び」はシームレス

 ●遊び も学び も
  目的が明確ではない中で
  偶然に、あるいは結果的に
  “何かに出会って変化すること”
        ↓
   遊びと学びは
   偶然と 変化で 繋がる
     似たもの同士( シームレス )

 ●“ 枠を外す ” 意外と難しい
  ・なぜか?
    まじめ過ぎ
    可逆性が足りない 
    失敗が許されない

    ひとつの側面しか見ない
    はっきり具合が強い

  ・昔の日本、
   あいまいな良さもあったが
   現在は、整理 
   分かりやすいことが
   大事にされている

  ・枠を外すことをためらう理由
   不安になる 枠の中の方が安心

 ●「遊び」の特性
  ・間( 余白 )がある
  ・動き( 体・心 )がある
  ・独特な 安心感 がある

  *遊びならやり直しができる

 ●“枠を外す” 意外とむずかしい…
    ↓
   遊び心=失敗を許容する
   子どもたちが
   遊ぶように学び、
   学ぶように遊ぶ
   “遊びと学びはシームレス”

   *いきなりやろうとしても
    できない
    安心感のある学びを
    重ねていく
    外す塩梅を身につける
    
   *そもそも枠って? 疑う
    常識を疑ってみる
    学校教育などで
    刷り込まれている

━━《まなびと文化》

■「遊び」と「文化」

 ●偶然の産物
  →その積み重ね
   蓄積されたもの→文化では?
  ・偶然の産物
   →シームレスと共通する
.
.
■「遊び」と「学び」と「文化」

 ●「遊び」と「学び」と「文化」は
  実は、シームレス

  ・結果として◯◯になった
  ・文化は… 人・歴史・風土 
   が重なって
   作り上げられたのでは

  ・学校 枠が多い
    枠があって成立つものもある
    枠がある大切さもある
    枠のとらえかた試行錯誤
      
   *学校こそ
    枠を外すチャレンジできる場

  ・新しい風( 外からの視点 )が必要
   変えるべきこと
   差し迫った状態はあるが
   すぐにすべてを変えるのでは
   次に繋がらない。
   そこに
   新しい風を送り込む存在は必要
  ・モヤモヤすることは出てくる
  ・枠を外して→何を?どんな方向?
         みな違っている

━━《みんなのまなびと文化》

■「みんな」ってどういうこと?
.
.
■みんな=高齢者?

 ●とある公民館の利用者
  →年配の方が多い
   70〜80代 1/3
  ・みんな…全ての人のはずだけど
.
.
■みんな=学校卒業したら、終了?
.
.
■法律をおける生涯学習・社会教育

 ●教育基本法

  ( 生涯教育の理念 )
   生涯にわたって、あらゆる機会、
   あらゆる場所

  ( 社会教育 )
   社会教育施設の設置、
   学校の利用、
   学習の機会及び情報の提供

  ( 学校、家庭及び 地域住民等の
   相互の連携協力 )
.
.
■生涯教育にかけている予算は?
.
.
━━《ウェルビーイングって?》

■日本社会に根ざしたウェルビーイング

 ●ウェルビーイングって?
  ・多様な個人が幸せで
   個人だけでなく、
   とりまく地域社会も幸せな状態

 ●「調和と協調」に基づく
  ウェルビーイングの
  向上が求められている

  ・自己肯定感、自己表現
   ( 獲得的な要素 )
  ・人とのつながり、
   利他性( 協調的な要素 )

■教師のウェルビーイング
 
 ●学校・地域・社会の
  ウェルビーイング

■みんなのまなびと文化
 
 ●みんなとは?
  これからの まなびと文化 とは?
  みんなで考えてみよう
.
.
■最後に

 ●「なんでモヤモヤしたんだろう?」
   考えてみてほしい

 ●「自分に枠ってあったかな?」
   そういう考え
   →次につながっていく

 ●みんなとは?
  これからのまなびと文化とは?
  →どう考えるか

 ●次回のテーマ
   あなたもできる!
   楽しい「まなびと文化」を
   創るヒント

  「楽しい」「創る」キーワード
   主体感がある

…………………………

■感想など

●前回、印象に残った
「枠を外す」ということから
 ・実際どうしたらいいのだろうか。
  そもそも、
  枠とはどんなことだろうか
  という思いがあった。

●今回、印象に残ったこと

 ・夢中になるからやってみる
  →試行錯誤につながる。
 ・目的は特にないままでも、
  夢中でやってみた先で、
  何かに出会う。
  それは偶然に、
  何かに出会って変化する。
 ・枠を外すことは大事だが、
  実際には難しい。
  外すのをためらうのには
  理由もある。
  しかし、
  遊びであれば失敗も許される。
  枠を外しやすいのかもしれない。
  そういうことを少しずつ
  重ねていくことが
  大事なのかもしれない。

●モヤモヤしていること

 ・では具体的にどのようなことを
  すればよいかと悩んでしまう。
 ・偶然の産物
  →偶然に任せるにしても何も考えず
   何もしないということでは
   ないはず。でも一人では
   思いつかないことも多い。
 ・偶然の産物
  →その積み重ねが文化と
   なっていく。
   文化とは何だろう。
   何となく分かるが
   ハッキリしない。
  例えば、ある一人が
  より良い方向へ動いても
  広く社会が受け入れる
  土壌がないとうまくいかない
  場合もあるだろう。
  そんな問題をどうしていくか、
  など。
 
●「みんな」や「まなび」や「文化」について

 ・それぞれ違う「みんな」、
  その人にとって違う「まなび」を
  どう見つけていくか。
  全てを網羅することは難しいので
  まず身近なことから考えてみたい。

 ・積み重なっていくまでには
  長い時間や道のりが
  必要だと思うが、
  目の前のひとつひとつを大事に
  していきたい。

 ・朝ドラ「虎に翼」の世界が
  思い出される。
  番組のあらすじには……
  政治でも経済でも解決できない、
  追いつめられた人々の
  半径5メートルの世界を見つめ、
  その苦境から救うため
  情熱をもって向き合っていく
  ……と、あった。
  このドラマでは法律だったけれど
  まなびや文化にも
  通じるものがあるような気がする。
  
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2/7 ワークショップ「文化芸術推進サポーターのこれからを語ろう!」参加

2025-02-08 09:59:54 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等


2/7(金)
ワークショップ
「文化芸術推進サポーターの
 これからを語ろう!」

19:00-21:00
生涯学習センター 5階 視聴覚室

コーディネーター
井上 優 氏
(NPO法人iさいと 代表理事)

………………………

これまで
丸亀市の文化課と共に
丸亀市文化芸術推進サポーター
CAL.M(カーム) は
色々なことを学んだり
活動したりしてきた。

文化課は
令和6年度から新たに
生涯学習部門が統合され、
まなび文化課に。

これからの方向性を考えるために
今回ワークショップが開かれた
とのこと。

これまでの経緯や
これからも大切にしたいこと
などの話も聞けた。

また、
集まった人たちの思いや考えなど
率直な意見交換の場にもなった。

……………………

●変化があったこと

 ・文化課→まなび文化課に
   これまでの〈文化芸術〉プラス
   〈生涯学習〉部門も統合された


●文化芸術 + 生涯学習

 ・色々なカテゴリーが入ってくる
 ・枠が広い→何をすればいい?
 ・内発的動機づけ 必要
 

●キーワード「内側からのやる気」

 ・ここから始まる
  〈疑問を持つ〉……なぜそうなった?
   ↓
  〈考える〉……なんでだろう?
   ↓
  〈学ぶ〉
   ↓
  〈仮説を立てる〉
   ↓
  〈学ぶ・検証〉
   ↓
  〈発表する〉

 ・それぞれの〈疑問〉がある
  →一人で考えていると行き詰まる
  →他の人に聞く

 ・このような〈疑問〉の数が増えると
  文化的な水準もあがる


●成果を上げることが目的ではない

 ・内側からのやる気に動かされ
  活動したことで
  →結果◯◯になる
   何かが生まれる
 ・自発的→楽しい、やらされ感がない


●枠をどう考える?

 ・集まった人で話す、
  やりたいことする
  →思わぬ方向へ行ってしまうことも
  →検証は必要

 ・ある程度の枠は必要
 ・枠にとらわれすぎてもいけない
 ・俯瞰的な視点も必要


●これからのこと

 ・顔の見える関係を大切に

 ・与えられた役割をするというより
  自発的なものを大切に

 ・身近な疑問→共に考える
   →活動、講座など

 ・つくるプロセスを楽しむ
  (成果というより)

 ・探究する楽しさ
 ・新しい気づき

 ・常に流動的でありたい
  (固定的でなくても
   別のグループが生まれても
   ゆるく繋がり
   必要な時に関われたら)
   
…………………………

吹き飛ばされそうな強い風。
そんな中、皆さん集まり
色々話せて聞けて良かった。

終わって外に出ると
車のフロントガラスには
雪?みぞれ? 
わ〜〜冷え冷え〜

翌日の
荻上さんの講座
遊びと学びはシームレス!?
も、楽しみ。

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