月下樹のおと

樹月けい、オタク母のブログ。アニメ・漫画。お絵かき展示等。義母の介護終わり、義父のご飯お手伝い中。

萌え歌@平井堅

2009-05-22 17:08:14 | オタク BL やおい考
平井堅さんの歌の話題が出て、色々思い出した。

日ごろ聴いている歌の中には
自分的“萌え歌”というのがあって、

男性、女性の歌に限らず
勝手な妄想で 萌える、ものがある。

私がいうところの“萌え”とは
もちろん腐女子的、BL的 萌えでは あるのだけれど(笑)。

色々あって、語りつくせないほど何曲もある。


ちなみに そのひとつ、平井堅さんの場合。

ぱっと思いつくのが
「even if」

切ない歌詞の数々。


キャンドルが優しく揺れる
この店のカウンターで
君はうれしそうに
彼にもらった指輪を眺めてる

君の心に 僕の雫は落ちないけど
このバーボンとカシスソーダが
なくなるまでは
君は 君は
僕のものだよね


鍵をかけて 時間を止めて
君がここから離れないように

~~


だけど全ての言葉を
また飲み干して
君から目をそらした



………………

ちょっと泣きそう。(;_;)


切ない片思いとは
まさにこのこと。


二人で酒を飲むほど
親しい間柄であるにもかかわらず


“僕”の気持ちが
相手に伝わらない
伝えられないというのが

また 更に 泣かせる(ToT)。




ええ もちろん、

私の妄想では

この歌詞の“僕”が想う“君”は

オ/ト/コ でーーす。(笑)




どんだけ 男同士で
恋愛してんだよ!という
少々現実離れした
設定は さておき(^_^;)



何となく

この歌の“僕”に
感情移入してしまうのは

男女に限らず

腐女子で あるなし にも
限らないかと思う。



ただ、私の嗜好からいえば
男同士の方が

あま~く せつな~く
響いてくるだけ。



BLとかにも
ありそうな話 だし?(*^_^*)


ちなみに私の
現実的な好みでは

キャンドルが灯るバーで
バーボン カシスソーダより

肴が美味しい居酒屋で
焼酎 梅酒 あたりですかね。
(こっちの方が落ち着く・笑)

・・・・・・・・・・・・・・・

平井堅さんの曲では

他に

「哀歌(エレジー)」も ある。


ちょっとエロチックな
香り漂う感じが

また…(*^_^*)ね。

BL的に

いかにも察しがつきそうな
歌詞の内容だが

長くなるので



また。(^_^;)

コメント (2)
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腐女子考#12

2009-03-12 21:00:52 | オタク BL やおい考
注!腐女子話あります。苦手な方はスルーされたし。m(_ _;m)


腐女子考#12―――――


【BLにおける愛】


なんだかんだありながらも

現実の私は

その後
普通に結婚することになった。


そんな縁など、
ないと思っていたのに

不思議なものだ。



不思議ついでに

その相方は

今まで女の友達に
話せなかった諸々のことを

全部話せた相手だった。


オタクであること。

女の子へ思いをよせたこと。

付き合いのあった彼のこと。

話したのは
結婚前に一度きり。


話して
どう受け止め
返してくれるか

見極めたかった。


それで幻滅されてもいい、

それをせずに黙って結婚…
という訳にはいかなかった。

(さすがに腐女子は言わなかったが(^_^;)当時モードオフだったし)

オタクという点では

彼もかなりのオタクだった。
(ジャンルは違うけれど)

そういう意味では
お互いさまかもしれない。

………………


どことなく
BLでいうところの
○○×□□ような
関係でもある。


たぶん
相方が男でなくても

私は好きなのだと思う。
(見た目完全なオッサンだが)

そういう
性別を越えたところに
感じるものがあった
ということだろうか。


好き、というより
必要、が近いかもしれない。

例えば私が
死にそうで
沈みそうなとき

手を掴んで引っ張り上げて
くれるのは
今の相方だと思う。

普段
幾度となく
浮き沈みを繰り返す
自分にとって

必要な存在なのだ。



でもそんな関係が
愛、なのかどうかは
今でも揺らぐところではある。


相手が同じように
沈みそうな時、

なりふり構わず 力の限り
手を離さないでいられるかと
問われたら

自信がない。


ぞっとするようなものが
私の肩を叩く。
出来るものかと。


そうじゃない、
きっと出来る。

先は分からない
その時はその時だ。

それでいいじゃないと
もうひとりの私が
肩を叩く。



浮き沈みを繰り返すうちに
絶望と希望の
両方の自分が
存在するようになったみたいだ。

何事も表裏一体。
どちらか一方だけ
存在するなんて有り得ない。
だから
絶対の希望はなくても
絶望はしない…と思う。

……………


うまく言えないけど

相方との関係は
そんな感じだ。




そんなことを考えてくると、
BLにおける愛は

究極の愛じゃないかと
思ったりする。


相手が同性だろうと何だろうと

どんな容姿であろうと
(物語ならキレイな方がいいけどf^_^;)

どんな境遇であろうと


時には
常識をひっくり返すくらい

目茶苦茶なことを
しでかしながらも


信じる愛を
まっとうしていくのである。


有り得ないほどの
お話を読みながら

涙し、勇気付けられ

時には
清々しく思うのだ。


だから、
お話の世界でいいのだ。

だから、
BLなのだ。(…こじつけ?)



もちろん、

単純にエロ話を楽しみたい
という
側面もある。


そのあたりは
男性がエロ本やAV観る感覚と
さほど変わらないのではと

思っているのだが…


あくまでも個人的な意見。(^_^;)



………………


ちなみに

ネットでBLにハマる前に

唯一手元に持っていた
BL本、

それこそバイブル
といってもよい
その一冊は

「終わりのないラブソング」である。

グインサーガなど
著名な作品を数多く出している作家

栗本薫さんの作品だ。



強烈な濡れ場は
もちろんだが

それ以上に

二人の心の結びつきが

痛いくらいに迫ってくる


涙なしには読めない作品だ。


休みの前の晩には

布団に潜って読み

気がつけば朝、
ということも少なくなかった。

そういう場面だけを
拾って読む、という楽しみ方もあった。(^_^;)

文字だけでイケる、っちゅうのも
すごいと思う!(笑)


あー
また何かいい話ないかな。
新しいBL、読みたくなった。
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腐女子考#11

2009-03-10 20:25:54 | オタク BL やおい考
注!腐女子話あります。しかも重いデス。苦手な方はスルーされたし。m(_ _;m)


腐女子考#11―――――

【現実の自分に失望】


彼が何に悩んでいたか

結局

本当のところは
分からないままだったのだ。

相手に対して
好きという気持ちは
あったのだろうが

結局、私は

自分が大事だったのだ。


何と言い訳しようと

きれいな言葉で
おさめようと


それは変わらない。


どこかにある愛、

だけど私の中には無い

そんな気がした。

与えられることはあっても
与えることが出来ない自分に

失望した。



………………


仕事を始めてしばらくした頃、

妄想でしか萌えない腐女子でも

ついにリアルに
お付き合いすることになった。


とあることから
お付き合いは始まり
親しくなった。


すぐ深刻になる私と違い(^_^;)
おおらかで
あっけらかんとした人間で

男女としての付き合いも
心配していたより
抵抗が無かった。


話しやすい
ということもあり

分かり合えていると
思っていた。


しかし、

親が持ってきたある話を
私が打ち明けたことから

(かどうかも分からないが)

とにかく

色々あって


彼は




自殺未遂をした。

(らしい)←自己申告


というのも
情けない話ではあるが


連絡がつかない
下宿に行ってもいない
ことが続いた為


どうしようもなかったのだ。

私が
仕事の特性上
支障があるという理由で

交際のことは
職場など周囲の人に
話さないで欲しいと
堅く口止めしていたので
(ひどい(^_^;))

彼の電話番号以外
何も知らず

どこにも
問い合わせることが
出来なかった。



やっと連絡がつき

彼が巻き込まれていた
という重大事を聞き、


私は電話口で彼を

見切ったのである。


親が持ってきた話がなければ
友達として
付き合いたいと思っていた。


自分と同じにおいがしたのだ。

性格は全く違うけど
弱い部分が似ていると感じた。

彼女、という立場では
共倒れになることでも

友達なら、冷静に受け止め
かかわれる。


いっときでも付き合った人間として
相手に感謝の気持ちはあり、
何か力になりたいと
純粋に思った。



しかし、
現実問題として

どちらも
平行して続けることは
出来なかった。

事はもう、動き始めていた。


申し訳ない気持ちを切々と話し、

彼もそれは理解してくれた。


だけど、
よく考えれば

本当に愛があれば

彼を選ぶという選択肢も
あったのである。


しかし、
先立つものがなかった。


お互い
いわゆる正採用の身ではなかった。

彼との道を選ぶなら、
それなりの覚悟を決めて
進まなければならない。


甘ったれた私には
その勇気がなかった。


結局
好きとか何とか言ったって、
自分で何とかしよう
という強い意思は
無いんじゃないか…

好きという気持ちも
その程度のものだった
のかもしれない。


そういうことが
彼には分かっていたのだろう。
引き止めはしなかった。

私の将来を気遣ってくれた
彼の思いやりなのかもしれない。



半年くらいたった頃だろうか。
仕事絡みで偶然
会う機会があり

その時に
手首の傷を見せてもらった。
うやむやにしか
話してもらってなかった
未遂のことも
その時、きちんと聞いた。


暗くてよく確認できなかったけれど

話す口調から、
嘘ではないと感じられた。


やっぱり
私のことも
関係していたのかな…

何となくそう思ったが


ずるい私は
何も核心に触れられないまま
別れ、

それ以降
二度と会うことはなかった。


……………


自分が親の立場で

事の次第を客観的に判断すれば


それで良かったのだと
間違いなく言うだろう。

自殺云々より
彼が巻き込まれていた
と言った事柄は

へたをすれば警察沙汰、
加害者ではないが
全くの被害者ともいえない
状況だったから。


少なくとも
その時選んだ道は

“自分にとっては”
最善だったのだと思う。


その結果、今

精神的にも
金銭的にも
それなりに安定した生活を
送ることが出来ている。



しかし、

人を見捨てたということに
変わりはない
と思っている。

忘れてはいけない。

ただ

彼の幸せを願うことは
許してほしい。


………………

そんなこんなで(∋_∈)。


それでかどうだか分からないが、
男女のヘビーな恋愛話となると
何だか生々しくて

なかなか、ときめかない。


男と男の
性別を越えた

ついでに
女である自分の
都合の悪い現実を越えた


BLの世界でのみ

ときめきを感じられる
のであった。


そんなの
偽物だの何だの言われようが
構わなかった。


すべて私の脳内の出来事だ。
何も生まれなくても、

少なくとも

誰も傷付けない。

それで十分だと思った。


………

でも当時は、

BLどころじゃなかったかも。

仕事で重大任務抱えて

必死だったから。(^_^;)


それが 唯一の救いだった。
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腐女子考#10

2009-03-05 20:51:08 | オタク BL やおい考
注!腐女子話あります。苦手な方はスルーされたし。m(_ _;m)

腐女子考#10―――――

【現実では叶わない世界】


BLの世界は
ある種、有り得ない設定でも
あったりする。(^_^;)


もちろん、現実に
男同士で恋愛関係にある方たちは
いるだろうし

成立しない関係ではないと
基本的には考えている。


しかし、
ここでいう空想世界での
お話の世界での
男同士の恋愛は

また

現実とは違う
のかもしれない。


男女の恋愛もそうであるように

現実と理想の間には
少なからず
隔たりはあるもの。


現実では叶わない理想に

夢物語でもいいから

とことんのめり込んでみたい、

そんな一面も

お話の世界には
あるような気がする。


それが私の場合、
BLという男同士の世界の話
だったのだと思う。



ある時
男が男に恋をして、

場合によっては
相手はノンケだったりするのに
色々な困難を乗り越え
成就する。

心に響く美しい話もあるし、
はたまた

拉致監禁まがいの、
オイ!それ犯罪やろぅ~~(汗)て
無茶苦茶な展開からでも
うまくいったりする
冷静に考えれば
ぶっ飛んだ話もあり…

とにかく
何でもあり。

だけど

現実を遥かに越えた
愛に対するエネルギーを感じる

という点では
ある種、ファンタジー。

思う存分
ふがいない現実の自分を
脱ぎ捨てて

物語の世界に浸れるところが
好きだった。


…………


もう随分昔になるが、


現実の自分は

男性とのお付き合いで


現実を思い知らされ

自分自身に失望する

ことがあったからだ。



……ヘタレな話は つづく。
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腐女子考#9

2009-03-01 14:42:46 | オタク BL やおい考
注!腐女子話あります。
…ちょっと違うかもしれないけど。
苦手な方はスルーされたし。m(_ _;m)


腐女子考#9――――

【親子関係の影響か?】


私は第一子。


長男長女というものは

どの家庭でも
風当たりが強いものらしく


うちもそのような
感じだった。


親はとかく
下には甘くなる。

上には厳しくなりがち。

(親としての自分もそうだから、わかる)



それは、まあ
それでも良かった。


私が下を
羨ましく思ったのは


母親に甘えられる

ということである。



フルタイムで働いていた母は
今思えば忙しく

とても上の子まで
スキンシップをはかる
余裕は無かったのだと思う。

だけど私は

母に振り向いて欲しかった。

笑いかけて欲しかった。


誉めて欲しかった。



父が厳しいのは
さほど苦にはならなかった。

男はあまり
ベタベタ愛情表現するものではないと
思っていたし、


凧あげや模型飛行機飛ばし
など
父親の趣味に連れ回されることもあり、

母よりかかわりは多かったので
不思議と渇望感は無かった。



子どもの頃
男の子に間違われることも
あったくらい、

“かわいい”とは無縁の
色黒めがねっ子だった私。


その点
妹は目がぱっちり
弟は色白女顔

比べて自分は
とても好きになってもらえない容姿だと
思っていた。


だから尚更
母である“女性”に

目を向けてほしいという
気持ちが強かったのかもしれない。


女友達への思いも
そのへんが影響している
のではないかと思った。

だから自分は
“変”ではないのだと
思いたかったのかもしれない。

しかし、
どんなに
理由を探して納得しようと

現実は
不毛なことに変わりはなかった。


現実の私の恋愛は
どこにも進展しようがなく

でも
どうにかしよう
という意欲もなく


ただただ
空想世界で遊ぶことで
満足していた。



……………

そんな私も


社会に出て働き始め、


リアルに
男性と関わる機会も生まれた。



そこで

普通の現実の恋を
経験することに…


なるはずだった。


本当の恋

本当の愛、って

いったい何なんだろう。



果たして自分に
それはあるのか、

大きな疑問にぶつかった。



ひとつの出会いが
またひとつ
自分の恋愛観に大きな影響を
与えることになった。
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腐女子考#8

2009-02-27 14:46:17 | オタク BL やおい考
注!腐女子話あります。
しかも、妙。(^_^;)
苦手な方はスルーされたし。

腐女子考#8――――


【気になる女友達】

女友達への
訳の分からない思いは

その後
大学など学生時代から
今に至るまで

忘れた頃に

ひょっこりあらわれる
ことがあった。

あまり、腐女子に
直接関係ないようにも思えるが

自分が
なぜ腐女子になったのか
考える上で
現実の恋愛観が影響していることも
あるかと思うので、
あえて書いてみる。(^_^;)


********


別に、“女の子”が好き
というわけではなかった。


そういう子たちを
思い浮かべていくと
何となく共通点はあったので。
そうなのかな、と。



まず
女くさくない、ということ。

宝塚の男役、というのとも違うが
ボーイッシュで爽やかな感じではあった。

間違ってもお色気たっぷりな
感じではない。


あと、少しなりとも
自分に好意を持ってくれて
いる
(らしい)ということ。

その子との間に
ちょっとしたエピソードがあった
ということ。



例えば、こんなこと。(^_^;)

初舞台で緊張し、
舞台のそでの狭い場所で待つ私。
そのすぐ後ろに現れた彼女は、
黙って私の服をぎゅっと掴む。

何故なのかは 分からない。
振り向きも出来ないくらい
狭い場所で沈黙のまま、
ただ舞台だけを見続けていた。


いよいよ出番という瞬間、
その手が離れ
肩にポンと押される感覚が…

そしてライトが照らす場所へ
踏み出す私。(笑)

恋の始まり、とでも
いうのだろうか。

そのドキドキが
緊張なのか何なのか
分からないまま
一瞬の嵐に心を持ってかれた
ようだった(笑)。


そんな感じで…
人の好意、
それもある種 特別なものを感じると
ぐらっと心が揺れるのだった。


反面、
男に好意的にされると
勘ぐるのだ。(¬_¬)

何か裏があるんじゃないかと。

だから、
男性にモテたいとは

さらさら思わなかった。

むしろ、女にモテたい。(え)

でも、自分が
男として…というのとは

微妙に違っていたのかもしれない。


ただ純粋に、

女の人に
関心を向けてもらいたい

ということかも。


なぜそんなふうに思っていたのか

考えてみたとき、


自分の親子関係が
多少なりとも
かかわっているのではないかと

思えることがあった。


………

私の勝手な

考察は続く。。。(^_^;)
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腐女子考#7

2009-02-25 14:05:57 | オタク BL やおい考
注!腐女子話あります。苦手な方はスルーされたし。

腐女子考#7――――

【女友達】

腐女子の青春時代。

現実の恋愛は

妙な道をたどった。

…………………

BLに出会った、中学の頃。


仲のいいお絵描き仲間が
何人かいた。
いくつかあるクラスに
ばらけていたが

同じクラスの3人組は
必然とかかわることが多かった。


私を含めて3人。

3人というバランスは
あやういもので

一人がもう一人と
話していたら

残りの一人は
あぶれたかたちになる。


当然といえば当然で

さほど気にすることもない
ささいなことが
気になってしまうのが

思春期のやっかいなところ。

ある時期を境に
一人の友達との関係が

自分の中で揺れ始めた。



私に対して なぜか冷たい。

そうかと思えば
やけに親しくかかわる
時もあり。


私はその子のことが、
彼女の 私への言動が
気になるようになった。

その
言動ひとつひとつに
一喜一憂する。


自分でも
おかしな感情に戸惑い

これは
恋愛感情なのかと

かなり悩んだ。(^_^;)



ひどい時は
吐き気がして弁当が
食べられなかったり、

病気でもないのに
急に熱が出たりした。

それは
彼女といる学校だけで

離れている時は平気だった
のだけど。



結局
お互いの内面を
知ることも語ることもないまま

高校進学

クラスが離れて
新しい友達もでき、

しだいに疎遠になって
いった。




“気になる”女友達は

その後も何人か現れた。


そういう不思議な感情が

現れては消え
現れては消えていった。


卒業など
決まった別れの時期が
来る頃には
そんな気持ちも
うそのように消えていった。


嘘っぱちだ…。

どんなに焦がれる気持ちでも
時が経てばさめてしまう、

所詮
人に対する自分の
好きという気持ちは
その程度なんだ。

ならば
相手が誰であれ
人から思いを向けられる
資格などない。


なんて冷めていた。f^_^;


もちろん
男性にも
好意を持つこともあったが


現実的に

何か行動を起こすことが
なかったのは

そういうことがあったからかもしれない。


現実の中では

男であれ、
女であれば尚更

何も進展することなどなく
それを望むことなどなく

ただ
一方通行のひとりよがりな
思いにとどまっている
だけだった。


自分が解放されるのは
二次元の世界、
マンガやアニメや
お話のキャラクターの世界だった。

それを自分の好きなように
手を加えて妄想する。

自分勝手な妄想でも
そこでなら自分は
完全な自由だった。


現実では
男の性的な部分を拒否し、

女という性から離れようとし、
その中で
女性が同性であるという
感覚が揺らぎ始めたのか

はたまた
一部の女性を異性として感じ始めたのか

混乱するなかで


自分という肉体から離れられる
二次元の
男同士の世界に浸っていった。


……………

空想世界での恋愛は
もっぱらBL。

しかし とても人に
話せなかった。



現実世界での恋愛は

一部の女の子に片思い??


これこそ、(友達だからこそ)
なおさら話せないし!


……ほんと

どないなってんの私の脳ミソ。


“自分で自分が分からない”
とは まさにこのことだった。



妙な現実は つづく。。。f^_^;
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腐女子考#6

2009-02-23 14:36:06 | オタク BL やおい考
注!腐女子話あります。苦手な方はスルーされたし。m(_ _;m)


腐女子考#6―――――

【同人誌】


それは
本屋に平積みされていた。


表紙は
当時流行っていた
「聖闘士 星矢」の
キャラクター。

粘土細工の人形の写真
だったと思う。



あまりのかわいさに

手に取ってペラペラめくってみた。



原作の絵によく似た
タッチで描かれたマンガが
載っていた。


思わず購入。


それが

運のつき………(^_^;)?


腐女子の扉を開けた

瞬間だった。




帰ってじっくり 読み進むうちに

異変に気付いた。



それはどうやら
複数の人が描いてるマンガで
いくつかの短いお話の集まりで、
それぞれタッチも違う。


原作の筋とは違う内容で


それより何より…………


Σ(T▽T;)がぁーーーん


男同士で



してんじゃんっ!!!!




ボーゼン。(゜Д゜;)。。。。



あんなに
「聖闘士 星矢」のキャラ
好きやったのに…
(ちなみに一番好きだったのは紫龍)

紫龍嫌いや~
みんな嫌いや~~~

うえ~~~~ん。°・(>_<)・°。



一週間くらい

人間不信になった。

しかし


一週間くらいで

平気になった。



………なぜだ。(∋_∈)



このへんが

腐女子の道に

足を踏み入れるか否かの


分かれ道なのかもしれない。


……かくして、


お年頃の男子が

隠れてエロ本読むがごとく



そんな禁断の一冊を


学習机の奥深くに
所持することになった私。



しかし、
それでも隠し通す
ビクビクに耐えきれず


その後
興味本位で くれと言う友達に

譲ってしまい…


彼女もあやしい道に
引きずり込むことに。

大変申し訳ないことをした…。

許せ(笑)。



…………

しかし、本屋の人!!!

あんな本を

堂々と
平積みにしちゃイカンよー(汗)

しかも、他の普通の本と
あまり変わらない並びで
置いてるからさ~。


絶対 間違って買うって!(^_^;)



………………

ちなみに。

「聖闘士 星矢」で
声が好きなキャラは

ムウ様だった。


声優、 塩沢兼人 様!!


「吸血鬼ハンターD」のカセット
(オーディオドラマ)
で虜になった。

“D”好きやし。
たぶん初恋キャラだったし。(*^_^*)

塩沢さんの声、よく聴いたー。
彼の声ならたぶん
聞き分けられるくらい(^_^)v


しかしそんな彼も

故人に。

紫龍役の 鈴置さんも 同じく。

ほんと…
早すぎるよ。(T_T)

もっと聴きたかった。
コメント (2)
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腐女子考#5

2009-02-21 17:14:24 | オタク BL やおい考
注!腐女子話あります。しかも何か暗いし?苦手な方はスルーされたし。m(_ _;m)


腐女子考#5――――

【女嫌いの男嫌い】

初めは

女性が嫌だった。(笑)


たぶん思春期には
よくあることだと思うが。


女の嫌な部分を見ることが
多くあった。
(ぶっちゃけ主に母親でしたが(^_^;)

今思えば
“女”にも色々あって

悪いとこもあれば
いいとこもある。


それだけのことだったのかもしれないが

当時の私は

自分も同じ女であることに
嫌悪を感じていた。


男に対して
過剰なまでの
あこがれがあった。

まっすぐで
ドロドロしたところがなくて
自分も男だったら良かったのに、
と思っていた。


中学の頃。



そんなキラキラしたものは
幻想だと
がっかりさせられる
出来事があった。


本屋で
痴漢にあった。(∋_∈)


やれやれ
といった感じだが

当時の自分にとっては
大きな出来事だった。


何より
触ってきた奴の
目が嫌だった。

振り向いて見上げる
私に向かって

人を馬鹿にしたような
下品な目つきで
にやっと笑う。


一瞬
何が起こったのか
わからなかった
自分の頭の中に

それで
すべてが
なだれ込んできた。


好きで好きで触れる
というのとは
明らかに違う感じで

自分という人間を
否定されたような気がした。


痴漢男と目を合わせたのは
後にも先にも
それ1回きりだったが、

痴漢行為より何より
そこにある精神
とでもいうのだろうか…

そんなものを
その目から感じ、

それが一番
私を嫌な気分にさせた。




男なんて嫌いだ。

あんな奴の対象にされる
女の自分が嫌いだ。

こんなに腹がたつのに
何も出来ないで
背中をにらみつけるしか
出来ない自分が
嫌いだ。


性なんて汚い。

吐き気がする。


だけど
肉体はあって

自分は女で

このままでいる限り

また
同じような
思いをするのかもしれないと
思うと


いつまでも
どす黒いものが

目の前に横たわっているような
気がした。


じっとしていられず

外へ出るなり

目的地まで
気がつけば

ずっと走っていた。


………………


普通に男子と話すのは

問題なかった。


まだ中学生で
お付き合い的なものも
なかったし。



女友達といる方が断然
楽しかった。


趣味の
マンガ イラスト描きや
小説書きをして
友達と遊ぶことで

異性である男性
という現実から

目を背けていた。

たぶん。


要は
性的な目で見られなければ

問題ないのだ。


もともと
ショートで色黒
メガネかけた
ダサい子だった私に


そういう目を向ける男子など
いるはずもなかっただろうけど。


それに輪をかけて
ミニスカートなど
女の子っぽい服は
一切着なくなった。f^_^;


むしろ
男の子に間違われるような
ナリを
好んでするようになっていた。

友達が貸してくれる
少年マンガをよく読んだ。

その影響かどうか
分からないが
無性に武道に憧れた。

とにかく
強くなりたかった。


…………

たぶん、

そんな頃だったと思う。



初めてのBL同人誌マンガに
出会ったのは。
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腐女子考#4

2009-02-20 19:50:42 | オタク BL やおい考
注!腐女子話あります。苦手な方はスルーされたし。m(_ _;m)


腐女子考#4――――



【性からの現実逃避】

#3の続き。

男同士の
カップリング
○○×□□


なぜ
片方に自分を重ねるのか
というところに

自分の
腐女子たるゆえんが
あるような気がしていた。

そのへんの話を。



*******

極端にいえば
自分はたぶん
男の子になりたいのである。

空想の世界に
おいてではあるが。


いくぶん現実世界にも
影響している…
とは思う。f^_^;



男の子、
というところがミソで


決して
女性を相手にする
大人の男性ではない。


別に
男の子にこだわるわけではないが
いわゆる
オンナ以外の身体が
よいのである。


その上で恋愛対象は
男性
なのである。

ややこしいな(^_^;)


だから
男同士の恋に
ひかれるのかもしれない。


求める
相手は男性。

しかし
自分が
女という性では

ある意味
抵抗がある。


その身代わりとして
受けキャラがいて

自分の代わりに
アレコレやって
もらうのである。(笑)



そんな
いびつな形でも

現実逃避でも


それが私にとっての
一番だった。




どうして
そんなふうになったのか

ずっと昔を

振り返ってみた。



………………

しばらく

個人的な話が続きます。


あんまり面白くないですが
(^_^;)

考察のための背景
として、

書くことで整理してる
だけなので、

あしからず。m(_ _;m)



BL世界には、

どうしても

性的なものが
大きくかかわってきます。

(恋愛観もあるかもしれない)

自分の性的なものに対する
感覚や考え方が

少なからず影響している
はずだと

思ったからです。
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