月下樹のおと

樹月けい、オタク母のブログ。アニメ・漫画。お絵かき展示等。義母の介護終わり、義父のご飯お手伝い中。

1/7 よこぐしのアートマネジメント講座 第2回 参加

2024-01-10 17:25:32 | 参加★舞台 映画 WS等

よこぐしのアートマネジメント講座
第2回 
レクチャー・ミニワーク
〈場づくり〉

2024.1.7(日)
13:30〜16:30
丸亀市保健福祉センター
(ひまわりセンター) にて

講師:石川清隆さん
………………………

・場づくり、という考え方について
・「正解」「間違い」を考え直す
・(表現)芸術活動と場づくり

ミニワークも交えながら
身近なことから
考えるきっかけになるような
講座でした。

…………………………

〈講座の内容メモ〉

●この部屋に入った時、 
 どんな感じだった?

いわゆる会議室
机と椅子が列になり
前を向いて並べられている


●この場は適している?

よりリラックスできる場に
作り変えてもいい


●学びは違いからも生まれる
何かと何かの間かに生まれる

どちらが優れているかではなく
どう違うのか分かっていこう


●まなび方の提案

いつもと違う視座で自分を見てみる

自分のやっていることを整理し、
誰かに話すとしたら?と考えてみる


●気付きが大切

新しいことを知るだけでなく、
知っていること同士を結びつけたり
結び直したりすることが大事


●どうしたら気付ける?

無意識を意識化
自分一人ではなかなかできない
他の人と一緒にやってみる

★自分の当たり前に気付く
他の人とやることによって気付く



●自己紹介ワーク
書いたものをもとに
3〜4人で話す

………………………

●コーディネーター

参加者とファシリテーターにとって
より良い状態をつくり出す人

活動を見ている人
(学校の先生、公共ホール職員、保護者など)に
こういうことを経験している、
と解説する人


●ジレンマをマネジメントする

自分で考え決めてやる
(自分のやりたいこと)
  両立は難しいが、どちらも必要
決められたことを皆でやる


●場づくりに必要なことは?
誰と何をやるかによって変わってくる

・時間的な場づくり
・空間的な場づくり
・コミュニケーションの場づくり


●自分と他者の当たり前は違うことが多い
ということを体感する(意識化)

頭で分かることと、
いわゆる腑に落ちる ことは違う

同じ文化の中では気付きにくい


●まずは自分の当たり前を知る
 (意識化 )

同じことをやっても
楽しい人、やりたくない人、
違うふうに感じる


●「正解」があること、ないこと

正解がない問いがあることを知る

答えはあなたの中にある
他の人にも “ その人の答え ” がある


●身体性と文化

人が学ぶことがらは
様々なものに埋め込まれている


●音楽やダンスを題材にする

音楽やダンス、演劇などの表現芸術には
色々なことがらや 人間の営みが
埋め込まれている

なので、
それを活用して
知識だけでないものを伝えていく

・正解がない
・時間を共有する
・協働性
・相互作用
・好奇心


●人と人の間にあるもの
 唯一の正解のないもの
 解がたくさんあるもの

学び方:
やってみながら学ぶ
だんだんわかっていく

時間がかかるが、やってみよう

………………………

●講座の終わりには、
自分の印象に残ったことを書き
話し合った

★私が印象に残ったのは… 

正解がない
それぞれに違った解がある。

そうすると…

個人がやりたいこと
↓↑
集団として必要なこと

この両者が
対立してしまうことがある。
なかなか両立できない。

けれど
どちらか片方に傾いても
成り立たない。

バランスが必要。

そのために
何が必要なのか。


それぞれの意見を
やり取りしている中で
心に留まった言葉があった。

市民劇で一緒だった
ミランダの言葉。

mindful マインドフル
留意する
と、書かれてあった。

あとで検索してみると、
気を配る、
意識している、とあった。

大事なことだと思う。


一見しただけでは
相容れないものの中にも
理解できる点があるかもしれない。

お互いに耳を傾け
よく見ることができるように
意識しておきたい。

そして…
いわゆる落とし所、妥協点、
歩み寄り、折り合いなど

考えてやってみたい。

それですぐに
全て解決できないかもしれないが、
やってみることで
少しずつ
良い方に近づけるかもしれない。

講座の中にもあった、

“やってみながら学ぶ”
“だんだんわかっていく”

私たちは
間違えることが悪いと
思ってしまいがち。

そうではなく
まずやってみて、
そこからまた方向修正してもいい。

多くの人がそう思えたら
もっと一歩が進みやすくなる。

そんなことを
同じ場所で共通理解できたことは
意味があった。


特に、
今回の講座のタイトルにもある
〈よこぐし〉

横串となって
違う分野をつなげる
文化芸術について
考えてみた。

そもそも
芸術活動には正解がない。
それゆえ
どこに着地すればいいのか
試行錯誤する余地が
たくさんありそう。

ただ、
表現として何かしらの
カタチにする必要はある。

そこで、
対立するのではなく
お互いの思いや考えに耳を傾けたい。

それが
面白さでもある。

それが
自分の肌にも
合っているなと思った。

………………

それから…
最初にあった話について。

この場所を
リラックスできる場所に
作り変えてもいい、ということ。

これも良いなと思っていた。

きっと色々な人がいるので
リラックスのカタチも色々。

なかなか
全ての人にぴったり合うように
することは難しいだろう。

でも、
“それぞれに応じて変えてもいい”
というのが、
前提にあるのとないのとでは
印象が違ってくると思う。

例えその時
十分にできなかったとしても、
あるもので、できる範囲で、
皆で工夫することに意味がある。

どんな人も
受け入れられているという
気持ちになるのではないか。


私事だけど…

調子の悪かった頃は、
車の運転して出かける時、
相棒として
小さいぬいぐるみの
キーホルダーを持っていた。
それを時々触ると安心できた。
マスクをつけることも
視線を避けられて
心が落ち着いた。

でも、
外に出るなら
その場所のやり方に
ある程度合わせないといけない
と思ってしまう。

だから、
足が遠のく場所もあった。

それぞれが
やりやすいやり方を
大切にできるなら、
行ける場所も、
参加できることも増えそう。

解決できる課題もありそう。


ひとつひとつ
手間も時間もかかりそうだけど、
自分も誰かも楽しくなるなら
その方がいい。


ひとつ、可能性を感じられた。


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11/14(火) ソーシャル・サーカス「瀬戸内みんなのサーカス」シンポジウム

2023-11-16 23:54:01 | 参加★舞台 映画 WS等

11/14(火)
ソーシャル・サーカス
「瀬戸内みんなのサーカス」
シンポジウム

19:00〜20:30  
丸亀市保健福祉センター
(ひまわりセンター)


地域社会と取り組む
ソーシャル・サーカス
「瀬戸内みんなのサーカス」
プロジェクト。

社会のなかで
生きづらさを抱えている
人たちのために何ができるか?
ということから進められた
取り組みについて。


●3つの分野より

①社会で生きづらさを感じる若者や子どもたちの居場所づくり

②子どもの身体・情操教育

③高齢者の健康増進

────────

●各分野の専門家とアーティスト

① ひきこもりの分野

 ◎アーティスト:谷口 界
 シルホイールアーティスト
 瀬戸内サーカスファクトリー
 アソシエイトアーティスト
 
 ◎専門家:宮武 将大
 一般社団法人hito.toco代表理事


② 子どもの分野

 ◎アーティスト:野瀬山 瑞希
 シルホイールアーティスト
 サーカス教室「リバティ☆キッズジム」講師

 ◎専門家:松本 博雄
 香川大学教育学部教授

 ◎専門家:宮本 寛
 言語聴覚士/ 香川県立中央病院
 フットサルチーム「リトルキッカーズ」代表


③ 高齢者の分野

 ◎アーティスト:吉田 亜希( ビデオ出演 )
 エアリアルアーティスト
 サーカス教室「リバティ☆キッズジム」講師

 ◎専門家:藤川 憲太郎
 理学療法士/アーチ株式会社代表取締役

……………………

 ◎モデレーター:田中 未知子
 一般社団法人
 瀬戸内サーカスファクトリー代表理事

 ◎行政/丸亀市:松岡 弘樹
 産業文化部文化課
 市民会館開館準備室 室長

────────

●それぞれの分野の活動報告
●分野ごとに参加講師や専門家のコメント

各分野で
専門家と共に進めていった

勉強会
プログラム作成
プログラム体験
実践編

─────────

① ひきこもり

〈ボールなど〉

ひきこもりの人にとっては
「できた」のハードルが高い。
目標が遠いところにある。

目に見える達成目標がある。
ボールをうまくとれた、など。
褒められる→積み重なる。

失敗してもいいから
やってみようという声かけ。

感情に働きかける活動。

…………………

ハードルを下げたところから始める。
ほぐれてきたところで次の段階へ。

その人の得意なことをやる。
サーカスには色々なものがある。
色々あるうちの得意なことをやる。

例えばクラウンは、
うまくいかないことも
面白さに変える。
出来ないことを肯定できる。

──────

②高齢者

〈エアリアル〉

布を使ってストレッチ。
布に親しむ。
デモンストレーションを経て
実際にやってみる。

ハンモックのような
包まれる感覚。
空中浮遊のような感覚。
楽しそうだった。

改善点はあった。

……………

社会的フレイル
人付き合いが減り、体が弱る

参加者は
何らかの繋がりがあり参加している。
続けていくことが大切。

参加者が受け身でない。
関わりが生まれていた。

体のことをよく分かって
やっているストレッチ。
良いと思った。

───────

③子ども

〈色々な道具〉

専門家のアドバイスをもとに実践。

テーマをしぼった方が良かったかも。
その場に応じて減らすなど、
事前に決めておく必要も。

進め方が色々あっていいと気づけた。
(個々に応じた関わり方など)

……………

自分でもできそう。
非日常だけど親しみやすいもの。

“ 好きな活動を見つけよう ”
主体的になる。

時間内に見つからないこともあるが
終わったあとに気付くこともある。

多様な特徴の子ども→認め合う

…………………

一人一人の特性、
個性をもとに準備し
それぞれの目標をもとに
対応できれば
継続に繋がるのではないか。

参加者の感想を次に活かす。

サーカス、
イメージしにくい人もいる。
自由にする、
というのが難しい人もいる。

小さなステップを次につなげる。

………………

サーカスには色々な道具がある。
種目を自分で選べる。

“ この道具を
あなただったらどうやって遊ぶ? ”


今回の課題をふまえて
学ぶ機会も持ちたい。

────────

色々な
キーワード、課題か出てきた。

様々な分野の文化に触れられることで新たな繋がりも生まれる。

それぞれの分野の経験や知識を
どう繋げていくかという課題あり。

あらゆる分野の知識が必要。

行政としては…
どんな課題かあるのか、
現場でがんばっている人を
繋げていく。
どういう結果を産んでいくのか
見ていく。

そのようなことが…
持続可能、ニーズに合ったものを
提供できるようになる。

──────

力を合わせて得意分野を持ち寄る
チームができた。

改善点はあるが続けていきたい。

───────

お話を聴いて。

ソーシャル・サーカスとはどんなものか?
気になりながらの参加だった。
様々な分野の専門家が揃い
それぞれの活動の話は興味深かった。


アーティストが
専門家の意見をもとに
試行錯誤しつつ
プログラムを考え実践していた。

数字などで
表しずらい分野だと思うが、
参加者の様子を丁寧に見て
進めているのだと思った。


対象となる人に
合ったものを届けるのは
大切なことだが、簡単ではない。

それを一つ一つ
積み重ねていることは
とても意味があると思った。

……………


個人的に
印象に残ったことは…

やりたいことを見つける
ということ。
得意なこと、でもいい。

自分の心が動くこと。


教えられた通りにやる、
やらねばならないことをやる、
それが第一にあるわけではない。

自分の意思を大切にできる活動は
良いと思った。


多くの人は日常生活において
自分のやりたいことを
やっているのだろうか。
それを優先することは、
はばかられるのではないか。

責任をもって
取り組むことは大事だが、
やらねばならないことばかりだと、
自分が何をやりたいのか
考える機会をもてなくなる。


嫌なことを我慢して
やらされているという気持ちでは
やる気が湧かない。
よい働きができるとは思えない。


自分が心から求めるものなら
多少の困難も苦にはならない。

それどころか
ハードルと思われていたものを
越える力にもなる気がする。

そんな経験を重ねることは
どんな背景をもつ人にとっても
プラスになると思っている。

…………

また、
今回はソーシャルサーカス
についての話だったが

個人的には、
サーカスであれ
スポーツであれ
音楽であれ…
どんなジャンルでも

参加する人に
フィットする要素は
あるような気がする。

(その人その人の好みや
向き不向きはあるかもしれないが)


例えば…
サーカスの〇〇ができるようになる
スポーツの〇〇ができるようになる
ピアノが弾けるようになる
など

技術的なことを求めるなら
〇〇でなければいけない
ことはあると思う。

けれど
その活動を通して
どんな経験ができるか
ということについては、
共通する部分はあるかもしれない。


個人的にはその部分が、
求めるものと合っていれば
活動自体が何であっても
いいような気がしている。


ただ、
どんな活動であっても
抜けてはいけない
大切なことはあると思う。


すごく上手くなって
その道のプロを目指すような人でも、

活動の中で楽しさを感じ、
意欲的になることは
必要ではないか。


気持ちが動き、
自分で選び、
やってみよう、やってみる、
ちょっとできた、嬉しい、
もうちょっとやってみたい!

その小さな繰り返しが
目に見える、できることにも繋がり
気持ちの面でも上向きになる
ような気がする。


そのような要素が
それぞれの活動の中で
具体的にどんなことなのか。

違う分野の人と
一緒に考えやってみることで
見つかることは増えるはず。

想像していたことも
想像していなかったことも
きっとどちらもありそうで。

そんな、
完全でないことも
丁寧に振り返り
次に繋げようとすれば、
より良くできるのではないかと思った。


自分自身のことも振り返り、
日々大事にしたいことを
再確認できる機会になった。




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3/22 プロブロガー ヨスさんの 「伝わらない文章」から学ぶ 『わかりやすい!』 と唸らせる文章のコツ 

2023-03-30 12:36:15 | 参加★舞台 映画 WS等


主催 丸亀市文化協会

プロブロガー ヨスさんの
「伝わらない文章」から学ぶ
『わかりやすい!』
と唸らせる文章のコツ 

■日時
 3月22日(水)18:30~21:00

■会場
 マルタス多目的ホール1,2

■講師
 ブロガー・ライター
 ヨスさん

■持ち物
 ノートパソコン(スマホ可)


講座に参加しました!

───────────

■第一章
ダメな例から学ぼう!

問題点、その理由、
そして解決法
大事なポイント
例文を元に解説!


■第二章
わかりやすい文章を書く手順

ダメな文をダウンロード。
各自のPC、スマホ等で
手順を追って考え直していく。

…………………………

ざっくりいうと、こんな内容。
講義とワークショップ。


話を聞きながら
実際に考えながらの作業は
より理解も深まる。

私生活でも仕事でも
相手に伝わる文章は大切。

自分の活動にも
生かせそうな内容でした!

───────────

■ 第一章のポイント
………………………

●メリハリと余白を考える

・大事なところだけ目立たせる
・余白を増やすと読みやすい


●「見出し」で情報を見つけやすく

・情報を整理
・見出しを目立たせる


●とにかくシンプルに!

・漢字少なめ、端的な表現
・同じジャンルの内容でかためる


──────────

■ 第二章のポイント

 ● ダメ例文を元にワーク
…………………………

【1】目的を明確に
  ● 目的によって必要な情報、          
   文体が変わる

【2】対象を明確に
  ● 対象によって文章が変わる

【3】必要な情報
  ● 必要/不要な情報を分別
  ● 必要な情報を書き出す
   ・いつどこで何があるか?
   ・対象は誰か?
   ・費用は?
   ・禁止事項は?
   ・定員は?
   ・持参物は?

【4】類似情報をまとめる
  ● 見つけやすい

【5】見出しを作る
  ● 目立つような「見出し」
   ・単語登録しておくと便利

【6】順番を考える
  ●わかりやすい順番
   ・基本情報ほど前、
    補足情報は後
   ・大事なこと理解
    →次のこと理解しやすい
   ・縦紙面→上から下
   ・横紙面→右から左


【7】シンプルな文章にする
  ※【1】〜【6】
   までできていたら
   文章が多少まずくても伝わる

  ●構成
   ①文じゃなくてもいい

   ②漢字の比率を減らす
    ・余白をつくる

   ③あいまいに書かない
    ・主観もハッキリ

   ④箇条書きはわかりやすく
    ・重要なものから先に

   ⑤シンプルな表現に
    ・敬語は最小限

   ⑥一文は短く
    ・二文に分ける
    ・接続表現は
     多くて2つまで
 (〜ですが、〜のため、〜であり)

   ⑦結果として
    全体は長くなってもOK
    ・情報量が多くても、
     どこに何があるか
     分かればOK

────────────

★ 印象に残ったこと

  ▶文章の
  〈目的〉を明確にする!◀

   とにかく
   コレだけでも覚えて帰って!
   と、講師のヨスさんが
   話していた。

   伝われば、目的達成
   読み手も書き手もハッピー

   まずはそこから
   やってみようと思った!

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2/18 ファシリテーター・コーディネーター養成講座 第6回

2023-02-22 21:42:05 | 参加★舞台 映画 WS等

社会と文化芸術をつなぐ  
ファシリテーター・コーディネーター養成講座
2/18 第6回 レクチャー・まとめ

講師:吉野さつきさん
ファシリテーター:石川清隆さん

社会と芸術活動の結びつきについての事例紹介や、コーディネーターの役割などのお話でした。

********

うまくまとめられませんでしたが😅
参考になることが色々あったので
長々とメモしてます
↓ ↓ ↓

■表現を通してのワークショップ
そこで
人が関わる場をどうつくる?
どんな可能性がある?
ワークショップを通して
得られるもの、
生まれる関係、
どんな出会いができるだろう

このようなことを踏まえて
■事例
穂の国とよはし芸術劇場プラット

地域の中で人材育成をするための
ワークショップ

●前期
ワークショップを体験
進行役を体験する
ワークショップをつくる
実際にやってみる
振り返る

●後期
「まちに聞く、考える」
・まち歩き
・聞き書き…目と耳で記憶、メモ
・壁新聞作り…印象に残ったトピック→台本に

・演劇作品づくり
・発表会…ワークショップ縁日
(複数の演目をお客が好きなのを選んで回る)
・振り返り


■発表した作品の例

●「そんなこんなでもうすぐ2年」
日本で結婚した女性を看取るために
やってきた、彼女の母と兄が
コロナ禍で国に帰れなくなって2年

さつきさんの知り合いの関係で
話を聞かせてもらった

●集団就職で豊橋に
●手話通訳士、
障害のある人の支援センターで働く人
そのきっかけになったエピソード

★特別な境遇の人だけでなく、
そうでない人にも、
人の人生の中に
演劇的なことはある


■聞き書き演劇作り

最初は立ち場の話だったのが
聞いているうちにだんだん
子どもの頃の思い出や
今に繋がるエピソードが出てきた

まち歩き
聞き書きから
どんな演劇が出来上がった?

それぞれの事情や思いが演劇に
5〜10分の小さな演劇
朗読するやり方、セリフは覚えない
(短い期間でするための工夫)

・少しずつ観てもらう
・題材になった人も観にきてもらう
・集まった何組かの人たち同士の交流も
★色々な人たちを繋げていく可能性がある


演劇での表現)
コロナ禍の日本滞在中に
7回ビザの更新。
言葉でさらりと伝えるのではなく

3回くらい場面の再現を繰り返し
(これが7回繰り返された…と言う)
★実際に見る体験で
より実感できる
演じる人も、ひとつの体験になる


■10年くらい続けてきて

入れ替わりもあったが、残る人も。
アシスタントの役割するようになった。自分の仕事に活かす人も。

いきなり上手くできた訳ではない。
小さいワークでやってみる、
グループでやってみる、
そして振り返る。
繰り返すことで
だんだんできるようになる。


■表現活動の可能性

すずきこーた さんのチームでは
ウクライナから避難してきた人の
新聞のインタビュー記事を取り上げた。

インタビューされている場面を再現。

遠いところの戦争。しかし、
その人たちになってやってみると
近づける感覚を持てた。

★他人事になりがちなことも
表現することで
近づける可能性がある。


■Q&Aより

●発表までの期間や時間など
ある時の一例は…
全8日間(12月〜1月)
午前〜午後 6時間くらい?
1チーム5人以下(多いと動きづらい)
演じる時間5〜10分

●面白さは?

豊橋の町の人との関わりができた。
最初は手書きのメモが、壁新聞、
そして演劇へ。
だんだん変化していく
演劇が生まれる場に立ち会える
面白さあり。

公共の施設の役割も
演劇づくりを通して
人の関係を編みなおすことができる。
その地域の人を知る機会になる。
地域の人材を育てる場にもなる。

………………………………

■事例
「あっちこっちde門前ズ!?」

開放型まちなかパフォーマンス
三明寺と 豊川稲荷表参道 周辺 
(資料:パンフレット)より

●企画運営
とよかわ舞台公演実行委員会
こりんぐ
アートマネジメントの講座で
運営の仕方を学び、
そのメンバーから立ち上がった団体

門前ズを企画

最初の頃は
出来上がった公演を企画していた

だんだん新しい繫がりが増えてきた
音楽チーム…穂の国ウインドオーケストラ
黄柳野高校ダンス部 など


●出演 
・門限ズ 
ジャンルをこえて集まり活動する集団
(ミュージシャン/俳優//ダンサー/コーディネーター)
・創作ワークショップ参加者 など


■ワークショップですること
(門前ズのイベントでやること)

ダンス、音楽、演劇
それぞれプロが関わる

その人の持ち味を活かすことを大切に。

アーティストがつくったものを
そのままやる、というやり方では
受け身になってしまう。
そうではない活動を。

色々な人の関係が生まれ
出会いがあった。


■ワークショップでアーティストは

1日目はワークショップ
2日目は別の団体と交流
その人たちも「門前ズ」イベントに
来るかもしれない。
(参加のハードルが下がる)


……………………

■地元とのつながり

地元の人との関係は大切
コンタクトしていく時間も大事


■コーディネーターの役割

●参加者にフィットするように
例えば、
得意な人がそのパートを
受け持てるようにするなど

コーディネーターの仕事は
なかなか外からは見えない
事前準備などの裏方の部分


●その人に合った話し方

同じアーティストでも
人が違えば、合う話し方も違う


●ワークショップを使って場をつくる

思ったような反応がないこともある。
けれどその中で色々なことを学んでいく。
やれることがある。

せっかくの場がある。 
その空間に人が集まり
専門の人も加わって活動する。

これからの可能性があるので
繋がってほしい。


■事例
愛知大学の卒業制作として

ワークショップで、
今まで出会わなかった人と
繫がりをつくる

ファシリテーター
コーディネーターの力で成立

最初から上手くはできない。
失敗できる場があってもよい。
小さな失敗を大事に。

練習、お試しが必要。
それには相手が必要。
・事例
プラットワークショップ

簡単なチラシを作り
場所を貸して
実験に付き合ってくれる人を募集。
あくまで練習ということで。

ワークショップする側も
参加する側も気軽にできる。
そういう場も大事。

シミュレーション、
やってみて、それを振り返り
そのようなことを行った上で、
本番のワークショップに臨む。


プロや(慣れている人)は、
その場に合わせて調整できるが
最初からそれは難しい。

…………………………

■まとめ

2つの事例と
学生のみの場づくり

みんなの劇場 開館に向けて

地域の色々な人が関わりあって
社会的包摂がてきる劇場を目指す


■障害者による文化芸術活動の推進に関する法律及び基本的な計画(厚労省)
吉野さつきさん、有識者会議に参加

関心をもつことが大事

どんな状況にあっても
文化芸術にふれて暮らせるように

障害者に限らず
色々な人に関係することでもある

(パブリックコメントも見てみよう)

アートは親和性がある
仮の体験ができる

何を障害と捉えるか
関わりあって
分断されているものを
色々なことを結びつけたい


■社会包摂
(ソーシャルインクルージョン)

もともとは
社会的排除
(ソーシャルエクスクルージョン)
その対義語として
言われはじめた

***********

■感想

最後の話が、私には強く響いた。
障害って何だろう?と思った。

私たちの
型にはまったようなやり方が、
生み出している部分も
あるかもしれないと。

もっと寛容で自由度の高いやり方が
世の中に浸透しているのなら、
障害に感じられない
度合いの人もいるのではないか。

これは、
限られた人の問題ではない。

その狭間でいる人も、
自分は関係ないと思っている人も、
多数派の基準次第で
いつ困難を感じることになっても
おかしくない。

だから、
すべての人の問題だと思う。

どうにもならない
大変なことはあるのだから、
せめて気持ちだけでも
楽にいきたい。


良かれと思ってやっていることが
結局自分たちの
首をしめている場合もある。

良いと思っているだけに、
なかなかきっかけがないと
気づくことは難しい。

自分も含めて
そんなきっかけを
つくるための場が必要。

そのための場として、
アートなどの表現を通しての活動、
今回、お話を聞いたやり方も
アリなんじゃないかと思った。


10年かけて進んできた話も
印象的だった。

今すぐ実現できなくても
じわじわと
カタツムリのように進むのだ。


自分一人ではできないことも、
じわじわと共に進んでいける
人の輪が広がれば、
何とかなりそうな気がして、
明るい気持ちになった。

吉野さつきさん
石川清隆さん

ありがとうございました!

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2/11・12 ファシリテーター・コーディネーター養成講座 第4回 第5回

2023-02-22 18:52:48 | 参加★舞台 映画 WS等


社会と文化芸術をつなぐ  
ファシリテーター・コーディネーター養成講座
2/11 第4回 ワークショップ体験
2/12 第5回 ワークショップ見学

講師:わたなべなおこさん
ファシリテーター:石川清隆さん
………………………

2/11は…
言葉でのやり取りを中心とした
コミュニケーション、
演劇的なワークショップを体験。
それを振り返り意見交換。

2/12は…
前日に体験したのと
同じようなワークショップを
外側から見学。
その後、気付きや発見を共有する。


今回のような、
自分たちが体験した
ワークショップを
次に外側から見学する機会は
これまでほとんど無かった。

これも貴重な体験になった。

====================

2/11(土) 13:30〜18:00
丸亀市役所2階 会議室

■ワークショップ

前半は
緊張がほぐれるようなゲーム
①〜③
(だんだん、段階をふんで)

ほぐれたところでグループになり
④セリフの書かれたカードを読む
(相手に話しかける、簡単な内容)

そして
⑤選んだ3つのセリフでシーンを作る(グループで話し合って)

⑥発表
(グループごとに発表。
他のグループの作品を観る)


■振り返り

●テンショングラフをかく

ワークショップの中で
テンションがどう変わっていったか

横軸は①〜⑥
縦軸はテンションの高さ

その変化の中で
どんなことが印象的?それはなぜ?
思ったことなどメモ


◎3〜4人のグループで話し合う
(テンショングラフを元に)



●「私って意外と〜」「他の人って意外と〜」
ワークショップに参加した自分を振り返り思ったことを書く

◎3〜4人のグループで話し合う
(書いたものを元に)



■ファシリテーター、講師より

ワークショップのプログラムは
①〜④で、アイスブレイク
流れをつくる
そして⑤⑥ 
更に踏み込んだコミュニケーションへ

無理なく進んでいけるように
考えられている。


★参加者にフィットするように
決めた通りにやるのではない。
あくまでもそれは目安。
その場に応じて変えていく。

★プロセスが大事
演劇の出来ばえではなく
ねらいは
コミュニケーションやプロセス。
その体験ができるように。


★場をつくっていく時に必要なこと(メモ)

・チームで補い合う
それぞれ得意なことは違う。
頼ったり頼られたりしながら。
それぞれを、どう活かし合い
どう繋いでいくか

・いきなり上手くはできない
やってみて試してみて、
失敗するのもプロセス

・失敗することを怖がるような場作りはしない
失敗もOKというような雰囲気が伝わるように。
むしろそれを面白がれるようなプログラムに。


■Q&Aより (メモ)

・ワークショップには決まった答えはない
でも、目的がある。
それに、どう近づけるか

・やりすぎ、押し付けは良くない
そのためには “見る力” が重要
(感じとることなど)

・何を基準に見るのか
能動的かどうか。
(動きは少なく“見ているだけ”でも
気持ちが向いていることもある)

・みんなと同じでなくてもOK→伝えていく
同じでなくても、別の課関わり方もできる

=================

翌日
2/12(日) 13:00〜16:30
ひまわりセンター4階会議室

演劇的な方法を用いて行う
ワークショップを見学。
自身が体験する時と
外側から場を観察する時に
「見える、分かる」ことについて
気づきや発見を共有する。

…………………

■事前の説明

■ワークショップ参加者入場
挨拶の後、開始。
前日と同じようなワークショップを
外側から見る
①〜⑥発表
…………………

■振り返り

●シーン作りで同じグループを
見学した人同士で意見交換

その後
A、B、Cグループに分かれて
各グループの感想など伝える


自分が中に入ってやっていると
なかなか見えないことも多い。
外から見ることで、分かることもあった。


■Q&Aより

・前日と少し違うやり方もあった。
前日より参加人数が多い。
普段関わりの少ない人同士が多い。
より関われるように、
顔を合わせられるように、
などの工夫。

・シーン作りでの声かけ
能動的な状態だと感じられれば
あまり多くの声かけはしない

=================

これまで
ワークショップに参加する機会はあり、
ファシリテーターに必要なことを
学ぶ機会もあった。

けれど、同じようなプログラムを
参加者として体験した上で
外から観察する機会はほとんど無かった。
今回、両面から見ることができて良かった。

ファシリテーターが
何を見てどう関わるかは大切。
そのためには
参加者の気持ちの動きを捉える
必要があるだろう。

参加者側に立つことで、
気付けたことがある。
その上で、
ファシリテーターの役割は何か
より考えることができた。

とはいえ、
実際に動けるようになるには
それこそ何回もやってみなければ
ならないと思う。
奥が深く、難しさも感じる。

ただ、基本として
大事にすることは伝わってきた。
参加した方々も同じではないだろうか。
すぐに完璧な実践に繋がらなくても
体験を通して感じることは大きいはず。

このような体験を重ねる人が
一人、また一人増えれば、
コミュニケーションの円滑な
心地よい場も増えていくと思う。


わたなべなおこさん
石川清隆さん
ありがとうございました。

今回のワークショップに
参加した皆さんや、
2日目に見学させていただいた
参加者の皆さんにも感謝。


名前はあんまり覚えてないけど
何だか距離が近くなったような
気がして嬉しかったです。


■■■■■■■■Facebook

社会と文化芸術をつなぐ  
ファシリテーター・コーディネーター
養成講座
2/11 第4回 ワークショップ体験
2/12 第5回 ワークショップ見学

講師:わたなべなおこさん
ファシリテーター:石川清隆さん
………………………

2/11は…
言葉でのやり取りを中心とした
コミュニケーション、
演劇的なワークショップを体験。
それを振り返り意見交換。

2/12は…
前日に体験したのと
同じようなワークショップを
外側から見学。
その後、気付きや発見を共有する。

今回のような、
自分たちが体験したワークショップを
次に外側から見学する機会は
これまでほとんど無かった。

これも貴重な体験になった。

====================

2/11(土) 13:30〜18:00
丸亀市役所2階 会議室

■ワークショップ

前半は
緊張がほぐれるようなゲーム
①〜③
(だんだん、段階をふんで)

ほぐれたところでグループになり
④セリフの書かれたカードを読む
(相手に話しかける、簡単な内容)

そして
⑤選んだ3つのセリフでシーンを作る
(グループで話し合って)

⑥発表
(グループごとに発表。
他のグループの作品を観る)

■振り返り

●テンショングラフをかく

ワークショップの中で
テンションがどう変わっていったか

横軸は①〜⑥
縦軸はテンションの高さ

その変化の中で
どんなことが印象的?それはなぜ?
思ったことなどメモ

◎3〜4人のグループで話し合う
(テンショングラフを元に)

●「私って意外と〜」
「他の人って意外と〜」
ワークショップに参加した自分を
振り返り思ったことを書く

◎3〜4人のグループで話し合う
(書いたものを元に)

■ファシリテーター、講師より

ワークショップのプログラムは
①〜④で、アイスブレイク
流れをつくる
そして⑤⑥ 
更に踏み込んだコミュニケーションへ

無理なく進んでいけるように
考えられている。

★参加者にフィットするように
決めた通りにやるのではない。
あくまでもそれは目安。
その場に応じて変えていく。

★プロセスが大事
演劇の出来ばえではなく
ねらいは
コミュニケーションやプロセス。
その体験ができるように。

★場をつくっていく時に必要なこと
(メモ)

・チームで補い合う
それぞれ得意なことは違う。
頼ったり頼られたりしながら。
それぞれを、どう活かし合い
どう繋いでいくか

・いきなり上手くはできない
やってみて試してみて、
失敗するのもプロセス

・失敗することを怖がるような
場作りはしない
失敗もOKというような
雰囲気が伝わるように。
むしろそれを面白がれるような
プログラムに。

■Q&Aより (メモ)

・ワークショップには
決まった答えはない
でも、目的がある。
それに、どう近づけるか

・やりすぎ、押し付けは良くない
そのためには “見る力” が重要
(感じとることなど)

・何を基準に見るのか
能動的かどうか。
(動きは少なく“見ているだけ”でも
気持ちが向いていることもある)

・みんなと同じでなくてもOK
→伝えていく
同じでなくても、別の関わり方もできる

=================

翌日
2/12(日) 13:00〜16:30
ひまわりセンター4階会議室

演劇的な方法を用いて行う
ワークショップを見学。
自身が体験する時と
外側から場を観察する時に
「見える、分かる」ことについて
気づきや発見を共有する。

…………………

■事前の説明

■ワークショップ参加者入場
挨拶の後、開始。
前日と同じようなワークショップを
外側から見る
①〜⑥発表
…………………

■振り返り

●シーン作りで同じグループを
見学した人同士で意見交換

その後
A、B、Cグループに分かれて
各グループの感想など伝える

自分が中に入ってやっていると
なかなか見えないことも多い。
外から見ることで、
分かることもあった。

■Q&Aより

・前日と少し違うやり方もあった。
前日より参加人数が多い。
普段関わりの少ない人同士が多い。
より関われるように、
顔を合わせられるように、などの工夫。

・シーン作りでの声かけ
能動的な状態だと感じられれば
あまり多くの声かけはしない

=================

これまで
ワークショップに参加する機会はあり、
ファシリテーターに必要なことを
学ぶ機会もあった。

けれど、同じようなプログラムを
参加者として体験した上で
外から観察する機会は
ほとんど無かった。
今回、
両面から見ることができて良かった。

ファシリテーターが
何を見てどう関わるかは大切。
そのためには
参加者の気持ちの動きを捉える
必要があるだろう。

参加者側に立つことで、
気付けたことがある。
その上で、
ファシリテーターの役割は何か
より考えることができた。

とはいえ、
実際に動けるようになるには
それこそ何回もやってみなければ
ならないと思う。
奥が深く、難しさも感じる。

ただ、基本として
大事にすることは伝わってきた。
参加した方々も同じではないだろうか。
すぐに完璧な実践に繋がらなくても
体験を通して感じることは大きいはず。

このような体験を重ねる人が
一人、また一人増えれば、
コミュニケーションの円滑な
心地よい場も増えていくと思う。

わたなべなおこさん
石川清隆さん
ありがとうございました。

今回のワークショップに
参加した皆さんや、
2日目に見学させていただいた
参加者の皆さんにも感謝。

名前はあんまり覚えてないけど
何だか距離が近くなったような
気がして嬉しかったです。
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2/11 劇場サポーターの“お仕事” ワークショップ vol.3 〜CAL.Mの 「これから」を語り合いましょう〜

2023-02-14 16:21:50 | 参加★舞台 映画 WS等


市民会館「みんなの劇場」 
劇場サポーターの“お仕事”
ワークショップ vol.3
〜CAL.Mの
「これから」を語り合いましょう〜

2/11(土) 
9:30〜11:30 市役所3階会議室
ファシリテーター:井上優 氏

令和8年、劇場の開館に向けて
令和5年度はケーススタディを
更に進めたい!
ということで…
丸亀市文化芸術推進サポーター
CAL.M(カーム)の
今後の活動について話し合いました。

…………………

まずは、
井上さんの、宮崎での事例を元に
満足度が得られるイベントを
どうプロデュースするか?というお話。

■公共文化施設 ( 劇場 )

●鑑賞事業
●創造事業
●育成事業
●参加型事業

それぞれの内容、
そこで、市民のできることは?
参加者それぞれ
思いついたことを挙げて。

■宮崎の例より⬇️
宮崎県立西都原考古学博物館の
ボランティアガイド一泊研修
(宮崎から→福岡)

・なぜこの企画を?経緯や意図
・どんなプログラムに?講師やガイド
・気をつけたことは?
・満足度は?エピソードなど

どう巻き込んで、
どうプロデュースするかが大事!

■令和5年度 私たちの企画は?

これまでの話を踏まえつつ
何が必要か?挙げてみる

これを元に
近日ミーティング!

……………………

短い間に
色々な話を聞いたり、
意見を出し合ったりしました。

余談ですが…
この時期、宮崎の博物館の方では
チョコで銅鏡作りをやっていて
以前、実物を見せて頂いたことあり。

今回は、かわいい古墳型😳❗
(慌てて撮ったので
分かりにくいですが
前方後円墳ですね)
これもよき!
楽しそうな活動が目に浮かびました。

……………

この後、午後からは
同じく市役所の2階で
ファシリテーター・コーディネーター養成講座に参加しました。
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1/22 ファシリテーター・コーディネーター養成講座 第3回 ワークショップ見学 【身体表現】 

2023-01-26 23:50:29 | 参加★舞台 映画 WS等
社会と文化芸術活動をつなぐ
ファシリテーター・コーディネーター養成講座  

1/22(日)
第3回 ワークショップ見学
【身体表現】
13:30〜16:30 丸亀市役所2階
講師:
新井英夫さん(体奏家/ダンスアーティスト)
板坂記代子さん(身体表現者/美術家)


前日は講師お二人による
ワークショップでした。
私は父の百箇日で
行けませんでしたが
2日目は参加!
最初に軽く体験もあり、楽しく
その後のお話も
分かりやすかったです。

メモ書き的ですが
ワークショップの内容です。
↓ ↓ ↓
………………

「ほぐす・つながる・つくる」
からだを奏でるワークショップを見て学ぶ
事例紹介をみて・きいて・(少しやってみて)・みんなで考える

■ウォームアップ
少しワークショップをやってみる
■からだを奏でる事例紹介
 Q&A
■対話タイム
ワークショップを
アレコレ自由に考えてみる
(3〜4人のグループで)
………………………

■ウォームアップ
輪になってイスに座って

・順番に太鼓を叩いたり
風船を回したり拍手を回したり

・楽器など音の鳴るもの
たくさん並ぶ中から
好きなのものを選び
鳴らしてみる
前に出た誰か一人 好きな音(楽器) を指す(2つ)
指された音を鳴らす
みな音を鳴らす
前に出た誰か一人
好きな音を3つ残す
〈音の花束〉

自分で選ぶことは大切。
音を鳴らすのには
決まったカタチはない。
雑多でよい。

難しく考えることなく
自然とほぐれた。
笑いも生まれる和やかな雰囲気。
…………………

■事例紹介 ワークショップ
▼小学校
▼地域医療 高齢者 予防介護の場
▼障害者芸術文化活動支援センター

コーディネーター役が必要
ファシリテーターとの
間で調整する役割


▼小学校

いわゆる授業ではなく
体を使って、
体育のような…音楽のような…図工のような…
へんてこな時間

・力を抜いてバラバラ動く

・自分の体と他の人の体
例えば肘と膝をくっつけるなど

・生花ダンス(3人で)
自分と他の体、2ヶ所くっつけ
3人繋がったら、1番目が離れて
また別のところにくっつく

・浴衣の帯
持っている人が主役になって踊る 
2人で持って踊る

言葉ではない表現方法

勝ち負けが決まらない
自由な時間
友達とも自由に関われる
楽しい時間

★体を緩めることで心も緩める

……………………

▼地域医療 高齢者 予防介護の場

からだで気づくワークショップ

これまでは…
体操の先生の動きを見て真似るやり方

このワークショップでは…
参加者同士、横の繋がり
一人ひとりの紹介
関係づくり、仲間づくりに重点をおいて

・ぽんぽん、どーこ?
掛け声の後、
「膝」「かかと、膝」など
聞いた部位にタッチ
面白いポーズ
(ストレッチにもなる)

・へび、にょろにょろ
毛糸でできた長い
へびのようなものを
輪になった人で、どんどん回す

体ほぐし、関係づくり

民族芸能
「数珠まわし」にも似ている。
お祭りには
ワークショップの
関係作りのエッセンスがある。


・帯ダンス(浴衣の帯を使って)
太鼓や笛の音で祭りの雰囲気に

・つぼみと花のダンス
2人で交互に、
手で、つぼみから花を咲かす
最後は 飛んでいく 
終わりにはハーモニカ(音がある)


★うまい表現ではなく、できることをやる
その人からにじみ出るものを認め合う

笑い合ってできる活動が、いい



▼障害者芸術文化活動支援センター
(東京アートサポートセンターRights)

「体を奏でよう!」
音の鳴るものを使って

施設の中だけでなく
人と出会うことも大切

話すことが難しい人も
太鼓を叩くことが自己紹介にもなる

うまい下手ではなく
些細なことも表現、
やらないことも表現。
その場にいていいんだ、と思える場

目的を決めてやるリハビリも必要だが、
目的を決めずにやってみる中で
予想もしない反応もある。

やってみて分かることもある。

遊びの中で
その人なりの表現も出てくる。
いつもと違う人が入ることで
良い影響もある。

競技性より
遊び、認め合う

偶然性、間口が広く
コラボレーションして面白い
セッションして場をつくる


〈アウトプット〉だけでなく
多様な〈インプット〉も必要
それが、アウトプットにも繋がる

お互いがお互いを支え合う


ワークショップをコーディネートする人と
ワークショップの前と後に、
ミーティングが必要。
それがあって
ワークショップが成立している。


根本的なものは同じであるが…

目的と対象に合わせて、
現場を見て、観察する。
柔軟に、
次のプログラムにフィードバックする。

……………

★体を緩めることで心も緩める
力を抜く…
ほぐす、ゆるめる、スキマをつくる
自然と対話が起こる

自分自身のからだとの対話
そして
他者(人、もの、こと)との対話

力を抜いた対話が
→つながる、つくる 

対象は違っても
共通の流れのようなものがある。
それが
ほぐす・つながる・つくる
ワークショップ
……………

■Q&Aより

・障害の原因の捉え方
個人モデル
社会モデル ある。

個人……個人の心身機能が原因
障害を解消するために
リハビリなど 個人の努力や訓練、
医療・福祉の領域の問題


社会……社会的障壁
障害のない人を前提に作られた
社会の作りや仕組みに原因がある。
それを解消するために
施設や設備、ルールや条件、
どう変えるか
働きかけるかなど


・参加しない子への働きかけ

進行役とは別にサポートがいる

寄り添う、
不安にならないようなサポート
あと一歩、
そんな心の動きがあるか?見る

チームで動く。
心が動き始めたら
いきなりワークではなく
参加できる何か、
別な参加の仕方など
参加のきっかけになることへ。

例えば…音を鳴らすお手伝いなど。


・新しいつながりのために
学校や施設などの
困り事を聞いて課題を把握。
解決とまではいかなくても
まずは緩める方向へ

先生も入ってもらうと…
普段、指導する立場や
目線から離れて
子どもを見る機会になる。

関係が緩んで
新しい繫がりが生まれる。

表現がうまくできることが
目的ではない。

………………

いつもと同じメンバーでは
いつもの関係性のまま。
ワークショップでは
新しい関係性ができる。
いつもなら
やっていいよと
言えないようなことも
やることができる。

………………………

■対話タイム
(3〜4人のグループで)
困り事、気になること
WSなどでやりたいことなど

発表
………………………

■今回の講座を通して
考えたことを用紙に書く

私が印象的だったのは…

うまい表現でなくていい
その人ができることを表現し認め合う

お互いがお互いを支え合う
支援する側、される側ということでない。
お互いに何か受け取れるものがある。
支え合える関係を築きたい。

些細なことも表現である。
(やらないことも)
ぱっと見える部分だけでなく
小さな心の動きなども
見つけられるようにしたい。


考えさせられたのは…

事前事後の
ミーティングをすることで
ワークショップは成り立っている
ということ。
課題を聞いて、それをふまえて、
ということなのだが、
なかなか難しそうではある。
これも経験。一歩ずつなのだろう。


自分の活動で活かせそうなこと…

ワークショップ等においても、
普段の生活においても
通じることがあると思った。

小さなことにも
大きな意味があるかもしれない。

理解しがたい状況の中でも
その人なりの理由のようなものがある。
(それを、本人も自覚していない場合もあり、
相手に伝えることが難しい場合もあるだろう)

理解できるかどうかではなく、
その人なりの感じ方、思いなどが
あるかもしれないな…
という心づもりで関わりたい。

ただ、
自分一人が大切に思って
受け止めたとしても、
周りの価値観が全く違っていると
なかなか行動を起こしにくいもの。

大切に思う人の輪が広がるようにしたい。
その中で様々な違いを認め合い、
お互いに支え合う関係を築きたい。
……………………

特に困難を抱えている人はもちろん、
そうでなくても
この厳しい世の中、多くの人が
大変な思いをしているのだから
心をゆるめる場は必要!

その大切さが
心に響いた回でした。

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1/17 宮崎県NPO企画力等向上研修 「人・アートでつながる社会を作る」ZOOM参加

2023-01-25 23:51:11 | 参加★舞台 映画 WS等



1/17(火) 18:00〜
みやざきNPO・
協働支援センター主催
第5回 宮崎県NPO企画力等向上研修
「人・アートでつながる社会を作る」

講師:播磨靖夫氏
(一般社団法人たんぽぽの家 理事長)

丸亀市役所サテライト会場にて
ZOOM視聴
………………………

これこそ、
自分たちの出来ることだと思った。
専門家じゃないけれど、
専門家じゃないからこその目線で
出来ることがある。
一人で全部するのではなく
チームで取り組めばいい。
だから、それぞれの力は
違っていていいと実感した。
……………………

後でデータで送ってもらった
レジュメを見て、
全部ではないですが
それに感想も交えつつ
書いてます。

社会の再生とアートの役割
〜多様性は新しい活力を生む〜

障害があっても不幸にならない未来をめざす。
まだまだ社会は強者の論理。
社会文化構造を見直さなくては。
ラディカル根源的)に考え、
リアルに実践する。

制度やシステムから
もれ落ちるものあり。
人間の悲しみや苦しみを救うものは
文化芸術ではないか。

エイブル・アート・ムーブメント
ABLE ART MOVEMENT
(可能性の芸術運動)

既成のものを絶対視せず
芸術の再定義しよう。

芸術とは、個人または集団の、
日常的状況を、
より深く美しいものに
変革する行為。

アートは日常の中にある。
美しいものを見つける
喜びを共有する。
その為に
環境を作らなければいけない。
(芸術家との接点をつくる等)


障害者のアートの力
・生きる意欲をかきたてる
・癒やす力
・世界への糸口
・人生に不可欠
・社会問題を提起する

社会には壁がある、
・福祉の世界…障害があると生産性が低い
・美術の世界…芸術性、低い

打ち破ったのはNPO
いわゆる専門家ではない人たち


アートセンターHANA・Good Jobセンター香芝の例
・オンリーワンからナンバーワンへ
・新しい伝統
・モノづくりの継承・感覚の継承
・新しい技術を伝統工芸に活かす


社会連帯とアートの役割
活動の例

協働・協調の時代
違いがあってもゆるく繋がる
違いをこえて新しい価値を生み出す

アマチュアリズム
・自由な発想
・身体的直感
・誤解する能力


専門家とNPO
専門家の仕事は、
細分化され狭くなる傾向。
周辺のことが見えないこともある。
NPOでは、思い込みをなくし
発見することが大事。

一人で全部やるのではなく
チームでやることが大事
それぞれの力は違っていてもいい。

…………………

丸亀市文化芸術推進サポーター
CAL.M(カーム)の一員としても、
新しくできる市民会館で
どんなことができるのかを模索中。

専門家ではない私たちが
うまくできるのか不安もある。
けれど、専門家ではないからこそ
見えるものもあり、
それが大事なのだと気付かされた。

とはいえ、これまでの価値観に
とらわれている部分もあるだろう。

こうした機会を通して、
新しい視点を持てるように
自分をアップデートしていきたい。

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1/14(土) 社会と文化芸術活動をつなぐ ファシリテーター・コーディネーター 養成講座   第1回 レクチャー・ミニワーク

2023-01-19 18:31:07 | 参加★舞台 映画 WS等


1/14(土)
社会と文化芸術活動をつなぐ
ファシリテーター・コーディネーター
養成講座  
第1回
【導入】レクチャー・ミニワーク
 1/14(土)13:30~17:00
   丸亀市役所2階
講師:石川清隆さん
(表現とまなび実践研究ラボ代表)

新市民会館「丸亀市(仮)みんなの劇場」の開館に向けて、文化芸術の特性を活かしたワークショップを行うファシリテーターや様々な分野や課題をつなぐコーディネーターについての講座です。
……………

初回の講師は、
ワークショップコーディネーターの
石川清隆さん。
ワークショップとの出会いや、
今の活動について。
ワークショップの必要性や
そこで大事にされていることなど、
実例を交えながらのお話。
また、お話を聞くだけでなく、
受講者が考えて書いたものを元に
少し話し合う時間もあり。

チラシを見て興味を持ち
初めて参加する方もおられた。
参加者の分野は様々でも
それぞれの活動や生活に必要な、
ヒントになるものを受け取れる
講座だった。

……………………

〜講師の自己紹介〜

実践分野は
ワークショップデザイン
(学習環境デザイン)
場をどうデザインするか

音楽、身体表現、演劇などの
表現芸術分野で
アーティストとの仲立ちとなり
どんなことができるか考える
など


●ワークショップとの出会い
・苅宿俊文さん(教育)
・仲道郁代さん(ピアニスト)
・マイケル·スペンサーさん(日本フィルコミュニケーション・ディレクター)

おもしろさを感じたことで
ワークショップの活動へ


●青山学院大学開設の履修証明プログラム
ワークショップデザイナー育成プログラム
(社会人が参加できる、3ヶ月120時間)
この中の一部の話を本講座で


●学生環境デザインとは…
一方的に教えられる教育ではなく
自分たちがどう学んでいくか
そのために必要な学習環境デザイン

●東京藝大 ムジタンツ
ムジタンツ…(音楽+ダンスの造語)

クラシック曲の演奏と共に
動いたり踊ったり音を鳴らしたり

クラシックにある曲の流儀
文法のようなものを
体を通して一緒にやってみる

…………………

〜受講者参加ミニワーク〜

●ワークシート記入
自己紹介や
ワークショップについてのイメージなど
4項目を記入

その後、2〜3人一組になり
自分の書いたものを元に話す

また別のメンバーと…

……………

〜講座の内容〜

講座名より

社会、文化芸術活動、
ファシリテーター、
コーディネーターとは
どんなことか など


●コーディネーター
調整役
主催者、ファシリテーター、参加者の間をつなぐ

課題やニーズから
適切なワークショップ、内容、
企画検討し  場をつなぐ


●ファシリテーター
場づくりを行う人(事前に、最中において)

参加者や場を丁寧に観察し(全体、個人)
目的に応じて参加者に働きかけ
足場かけや参加を促す人

……………

●中野民夫
『ワークショップー新しい学びと創造の場ー』
より

ワークショップ…
共同で学び合ったり創り出したり
頭が動き体も動く


●苅宿俊文
ワークショップは、
コミュニティ形成(仲間づくり)のための
他者理解や合意形成のエクササイズ

なぜワークショップが必要か
お互いに他者に貢献する
(得意なことで)

私はこのメンバーの役に立てる
という貢献感 居場所感

エクササイズ
練習ができる場
成功が目的ではない
繰り返しできる
うまくいかないことがあってもいい
成功体験も必要だが


正解がない問いがあることを知る
意見の違い
どちらかが正しく
どちらかが間違いではない


他の人にも
他の人のその人の答えがある
当たり前だけど忘れがち
これを失わせないようにする

代替不可能性
その人でなければ出来ないもの
その人特有のもの

これと相反することになるのが
持続可能性
このジレンマを
どうマネジメントするか?

…………………

●感想を書く
印象に残ったこと、もやもやしたこと、自分の活動で活かせそうなことなど

感想を書いて
3〜4人一組で話す

…………………………

★ 感想 ★

新しくできる劇場で
市民としできることを
考えている自分にとって
印象に残ったのは…
“お互いに他者に貢献する ”という言葉。

助ける側、助けられる側ではなく
自分にも他の人にも
できることがあって
それを役立てることができたら、
どんなに良いだろうと思っていた。
なので、とても共感できる言葉だった。


活動をする上で
難しい問題も出てくるだろう。
気になったのは
代替不可能性、というワード。
その人ならではの
特性を大事にしたいが
あまりにバラバラすぎると、
集団において
物事の方向を決める場合には
行き詰まってしまう。
そのバランスについても考えさせられた。

相手と自分の考えが違うのは
当たり前ということを
ベースに考えたい。

様々な違いや、
意見が合わないことは
悪いことではない。
けれど一般的には
雰囲気が悪くなったり
話し合いが滞ってしまいがち。
大事なのは、
どう折り合いをつけるか。

とはいえ、まずは
うまく折り合いをつけることに
やっきにならないことも
必要なのかもしれない。
そう思える場を経験し、
ささやかでも、うまくいけば
その楽しさや嬉しさが原動力となり
さらにその先のことにも
取り組めるようになるのではないか。

そこで思うのが、成功体験。
これについても
例が挙がっていたが、
時と場合を見極めて
バランスが必要だと思った。

あまりに手伝いすぎて
本人の力が
発揮できないのは良くない。
だからといって
自信のない人が、いつまでも
失敗ばかりして
意欲が無くなるのも良くない。
人による、
時と場合によるのだと思った。

ただ、小さな成功体験だとしても
自分の手で掴んだと思える体験は
大きな喜びにもなるはず。
ならば、そんな小さなステップを
まずは大事に考えたい。

今後、
ワークショップのような
活動の中で、
参加する者としても
導いていく者としても
大切にしたいことを共有できるようにしたい。

うまくいかないことが
あってもいい、
むしろ失敗できる場、
そして繰り返しできる。
それこそがワークショップであり、
今求められている場だと思う。

自分自身も
目先の成果だけにとらわれず
プロセスを大事に、 
(できれば楽しんで!←意外と大事)
いきたいと思っている。



*********

〜今後の講座情報〜

開催日時及び会場
※全6回講座
各回の参加も可能  定員20名

済⬇️
【導入】(レクチャー・ミニワーク)
 1/14(土)13:30~17:00
  丸亀市役所2階201、202会議室

【身体表現】
 ワークショップ体験
 1/21(土)13:30~18:00
  丸亀市役所2階201、202会議室
 ワークショップ見学

 1/22(日)13:30~16:30
  丸亀市役所2階201、202会議室

【演劇】
 ワークショップ体験
 2/11(土)13:30~18:00
  丸亀市役所2階201、202会議室
 ワークショップ見学

 2/12(日)13:30~16:30
ひまわりセンター4階研修会議室1,2

【まとめ】(レクチャー・まとめ)
 2/18(土)13:30~18:00
    マルタス多目的ホール2

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9/24 「文化芸術&社会課題」トークイベント 「学校に行きづらい日は、映画館に行こう!」

2022-09-30 17:02:09 | 参加★舞台 映画 WS等


丸亀市
文化芸術推進サポーター養成講座
「文化芸術&社会課題」
トークイベント
「学校に行きづらい日は、
映画館に行こう!」

■日時:2022 年 9月24日(土)
13:30〜16:30
■会場:マルタス
(丸亀市市民交流活動センター)
■講師:直井 恵 さん
(うえだ子どもシネマクラブ)
(草の根文化芸術コーディネーター)
………………………

参加しました!

「うえだ子どもシネマクラブ」は
学校に行きづらい子の居場所。
気軽に立ち寄れる場所として
様々な工夫をされている。

場所は長野県上田市。
大正時代に建てられた劇場、
上田映劇。
時を経て今は
「うえだシネマクラブ」の
活動の場となっている。

これまでの経緯、
色々な団体と連携する、
その新しい試みに感嘆した。

▼うえだ子どもシネマクラブ(HPより)
https://uedakodomocinema.localinfo.jp/pages/4209181/page_201603171850

▼長野県文化芸術情報発信サイト
CULTURE.NAGANO (記事より)
https://www.culture.nagano.jp/special/5172/
……………

たくさんのお話があった中
いくつかメモ ( 感想も )
↓ ↓ ↓
  
●社会と繋がる機会が大切

長野県にも
困難を抱えた子へのアプローチを
どうするかという課題があるそうだ。

困難が長く続くと
それだけ問題も大きくなる。
早い段階で
社会と繋がる機会が大切だと。

●既存の活動や場を活かす

取り組みの例いくつか。

教育委員会を始め、
民間のたくさんの団体があり、
それが繋がれるとは!
それぞれ小さいからこそ
協力することで成り立っている、
というような話も。

わが町では
果たして可能なのか…と
思ってしまうほど。

見つけること、繋ぐことは
大切だと考えさせられた。

……………

●自分で選ぶ
●取り組みが目に触れるように

月2回の映画上映。
観たい映画を選んで来る。

自分で選ぶこと、大事だと思う。


●映画だけじゃない、カフェもある

カフェ目当てで来る子もいる。
コミュニティとしての存在が大きい。


●好きなタイミングで行ける

申し込んでいて、その日行けないと
ネガティブな気持ちになる。

ならば登録制にして
行けるコンディションの時に
行く、というようにすれば
気が楽ではないか、ということで。

その子のコンディションに
合わせられて良いと思う。


●子どもたちの手伝い

平日2日、
子どもを受け入れている。

ポスター貼り替え
館内の掃除など 
色々やることがある。

やりたい人に手伝ってもらう。
自分にもできることがある!
という気持ちになれそう。


●スクールソーシャルワーカーも関わる

ある事例より。
不登校。
担任も、スクールソーシャルワーカーも会ったことがなかった子。
ソーシャルワーカー、
この映画館で初めてその子に会って
一緒に映画を観た。
シネマクラブと情報共有。

●ポジティブになれる体験を積み上げる

学校へ行けない…
けれど、ここでの活動が
登校扱いとして認められれば。

活動を通して出来ることに
目が向けられる方がいいと思う。


●社会包摂としての機能

様々な団体との連携や協力

困難は見えにくい。
地域の人と出会うきっかけ。
問題は子どもだけに限らない。

いわゆる炊き出し活動など
広く関わりが持てるように。

──────────
後半は…

参加者からの
質問カードに答えつつ
対談

………………

現場の課題の話に頷きつつ
自分が気になったところは…

うえだシネマクラブ
80〜90人近くいる中で、
学校に行きつつ
こちらにも来ている子は
半数近くいるとのこと。

本人が、
学校と繋がる可能性を
残しておきたいなら、
そうしておきつつ
シネマクラブにも来る
というように。
オープンにしている。

………………

これはまさに我が子の問題!

不登校。
学校には友達がいて、
行事は一緒にしたいという
気持ちがある。
しかし、
完全に学校から離れてしまうと
それが出来なくなってしまう。

学校とは別の場所で
活動できるなら
それも良いとは思うけれど、
本人が望むなら
学校との繋がりも残しておきたい。

本人がどうしたいかを
大切にしたいけれど、
何をどう選択すれば良いのか
親は悩んでしまう。

特に当事者であるから、
自分勝手な要望ではないかと
ためらわれることも多い。

それでなくても
イレギュラーな状態に
気が弱っているのだから、
誰かが具体的に支えたり
繋いだり提案したり、
ということがあれば心強い。

そういう人や場が
もっとあればと思った。

………………

最後に。

団体として経営的なことは
自分の苦手分野でもあり
難しそう…と思ったが、

子どもの活動の進め方については
とても自然な流れに見えて
良いなと思った。
自分の日常にも取り入れたいと。

手が足りないところを
手伝ってもらう。
できそうなことや好きなこと、
その子が得意なことを
やってもらう、という流れ。

うえだ子どもシネマクラブの
活動は、
何でもかんでも
好き勝手するというものではなく、
ある程度のものを見据えた活動を
想定しているのだと思う。

けれど、
決まったものに一律に
無理に誘導するのではなく
臨機応変、
実態に応じてやりつつ
振り返り修正もしつつ、
…というところが良いと思った。

こういう活動は、
すぐに結果が目に見える
ものばかりではない。

けれど、
見た目はきちんと揃っている
その内側には
歪みや自己矛盾が
あるかもしれない。

もしかしたら
目に見える歪み以上に
重いものかも。

それぞれの違いに沿って
色々試しながら
いい方向を探れる場は、
貴重だと思う。

うまくいってもいかなくても
隣にいつでも話せる人がいれば
それだけで気持ちが上向き
生きづらさが和らぐのでは
ないだろうか。

どんな人でも
見えないところで
色々抱えがちだから、
そんな場所が必要だと
切実に思った。

そこで、
小さな成功体験を積み重ねながら
エネルギーを貯められたらな、と。
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