月下樹のおと

樹月けい、オタク母のブログ。アニメ・漫画。お絵かき展示等。義母の介護終わり、義父のご飯お手伝い中。

2/23 SARP vol.22 『セブンスター』観劇

2023-02-28 18:47:45 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等

四国学院大学アーティスト・イン・レジデンス・プログラム(SARP)vol.22
『セブンスター』2/23 観劇

特別な何かは起こらない。
どこにでもありそうな思い出話。
でも、誰の胸の中にもある
その人にとっての特別な何か。
それをもう一度
大切にしたいと思える舞台だった。

観せたい人が頭に浮かんだ。

遅すぎる事なんてない。
大人も子どもも、
どんなところに置かれていても。
……………………

ノトススタジオ、
いつもより狭い空間。
壁で囲まれているせいか、
ぐっと近づいているような
感覚だった。

出ている人たちが
何となく素顔な雰囲気。

これまでの舞台で
見たことがある人を
覚えているのだが、
その舞台上での雰囲気が
ニュートラルな感じがする…
ということ。

もともとは、
一人芝居の作品らしい。

それが、8人の役者さんで
一人を演じている。
それも違和感なく面白い。

舞台奥の壁が
黒板になっていた。

語りながら
白いチョークの線が引かれる様が
なんとも心地よかった。
子どもの頃の
自由な落書きを思い出すからか。

………………

宇宙飛行士になりたかった
思い出話だけど、
観ている人それぞれに
自分と重なる部分が
あるかもしれないと思った。

自分も同じ、
人に自慢できるような
経歴や実績は持ってないなと
思いつつ観ていたけれど、

はっとするような
ほっとするようなことが
色々あった。

主人公の少年時代のように、
子どもは現実を知らないからこそ
無謀な夢を語る。
がむしゃらに挑むけれど、
現実の壁にぶつかり
諦めてしまったのだろう。

それでも、
形を変えて思いを叶えることは
できるかもしれない。
それが最後の…
20日間の休みをとって
やろうとしたことなのかな
と思った。

周りの人は
それに何の意味があるのか?
大した成果は見込めないと
見向きもしなかったり
するのだろう。

だとしても、
やってみて、その先に
何か見えるものはあるはず。

失敗は悪いことじゃない。
失敗の中に、
次へ繋がる何かを見つけて
また挑戦できるなら
それは大切なステップ。

何度失敗しても
やりたいと思えることは、
きっとその人にとって
特別な何か、だから。
好きだからこそ
大変なことにも挑戦できる。

好きなもの、
やりたいことがあるのは、
それだけで
大きな財産なのだろう。

物語を観ていて、
そういうことを
肯定してくれるような
温かい気持ちになった。

今が
うまくいってなくても
“遅すぎる事なんてない”

歌の歌詞が
寄り添ってくれた。

…………

そして“セブンスター”
タバコか!
ようやく分かった。
(そういえばタバコの箱を
トランシーバーみたいにしてたなぁ)

セブンスター、懐かしい。

子どもの頃、
父のタバコを買いに自販機まで
よくおつかいに行っていた。

色々なタバコのパッケージを
目にする機会もあったのだ。

うちは
マイルドセブンだったけど(笑)
今は無き銘柄。

昔はよく吸っていた父も
実母の介護を機に禁煙。
しかしそんな父も
昨秋、逝ったばかり。
喫煙の影響がなかった
とは言えない。
空の上で
苦笑いしていることだろう。

突然入院した父の
容体は急変続き。
薬が効かず
苦しい時もあったと思う。

けれど父は
先があるのか無いのか 分からない
病院のベッドの上でも
趣味の俳句を書いていた。

続けていた、
新聞への投稿は諦めても
目に留まる
カレンダーの絵と詩から、
湧き上がる自分の言葉を
綴っていた。

最期を前にしても
できることはある。
それがどんなに小さなことでも
意味があると思いたい。

意味があるのだと
思えることが
残された者の救いにもなる。

ラストを観ながら
そんなことを考えていた。

私もまだ
遅すぎることなんてない。

けれどやはり限りはあるのだから、
大切にしたいことは
早めにしなきゃなぁと
我が身を省みるのだった。

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2/19 兵庫県立ピッコロ劇団第75回公演 ピッコロシアタープロデュース 「三文オペラ」観劇

2023-02-23 12:40:25 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等

ピッコロシアター
兵庫県立尼崎青少年創造劇場

兵庫県立ピッコロ劇団第75回公演
ピッコロシアタープロデュース
「三文オペラ」

開演日時:
2023年2月17日(金)~19日(日)

会場:
兵庫県立芸術文化センター
阪急 中ホール

兵庫県立ピッコロ劇団第75回公演 ピッコロシアタープロデュース「三文オペラ」 | 兵庫県立尼崎青少年創造劇場 ピッコロシアター

ピッコロ劇団×松本 修×関西俳優陣で挑むブレヒトの傑作「三文オペラ」! 関西で活躍する演劇人の力を結集して上演するプロデュース公演 第14弾 19世紀ロンドン、社会の暗闇...

兵庫県立尼崎青少年創造劇場 ピッコロシアター



2/19 観劇しました!

まずは、舞台上の
セットの大きさにビックリ。
工事現場の足場のようなものが
3階建てのようになっていたような。
その2階、3階の
移動スペースに併せて
中央には、
2階部分に連結するような
もう一つの高台が。
移動式階段で舞台上へ
上り下りできる。

もうそれだけで
ひとつの大きな建物みたい!

実際、そこは
ピーチャム商会の衣装部屋で、
働く人が居る場所でもある。
バイオリンなどの
生演奏する人も、端に居る。
照明も相まって、何だか
雰囲気のある巣窟感。

そういえば、ここ数年は
ノトススタジオのような規模の 
ホールで観ることがほとんどだった。
(ロールバックチェア使用時100席)

今回、兵庫県立芸術文化センター
阪急 中ホールは800席。

わりと後ろの方の席で観劇。
舞台全体を見るのには丁度よく、
役者さんの表情を見るのには
少し遠い。

慣れない感じではあるが
新鮮でもあった。

もう一つ
新鮮だったのは、
上から降りてきたプレート。

簡単な
場面の説明が入ったり、

歌の時に
歌詞を映し出していた。

ちなみに
「三文オペラ」については
予備知識なしでの観劇だった。

……………………

まずは
外国の古い時代のお話だな、と。

乞食を演じて金儲け、
そんな人をたくさん雇って
会社としても成立してるなんて!

いいのか悪いのか
よく分からないけど、
取りあえず貧富の差は
ヤバい状況なんだろうなと。

そこへ出てきた
盗賊の親分、メッキース。
こいつも何だかなぁ。
女の敵みたいな色男に
なびくヒロインの気持ちにも
個人的にはピンとこない。

…というように
この役が好きというのは
あまりないまま、
とにかくコレどうなるんだ?と
事の成り行きを見守る心境。

歌やダンスを楽しみつつ
たまにニヤッと笑いつつ
物語は進んで佳境へ。

印象に残ったのは
“悪者が生き残る”
“ドスのメッキースが逃げて
乞食が捕まる”
という言葉。

何が良くて何が悪いのか、
誰が善人で誰が悪人なのか、
何だかモヤモヤした気持ちが
晴れないままだった。

えっ、コレまさか
縛り首エンド…
ダークなラストを想像したら、

そりゃ仕方ない、と思う自分と
いや、
そいつだけの問題?と思う自分、
両方がいて

自分は何を望むのか
一瞬分からなくなってしまった。

でもやっぱり罪は罪…
と思っていたら
あのどんでん返し。

ずこー。
若干の肩すかし。

でも、最後の歌を聴いていたら、
皆そろって歌う声を聴いていたら、

理由は分からないけど、
あ、ここにリアルがあると
感じられた。

それぞれが手に持つ
灯りが生々しくて
ぐーっと引き寄せられる感覚に。

ふっと吹き消された後に
煙の匂いが漂って、
あ、やっぱり
本物の火だったんだなと。

離れていても
どこか手が届く感覚になった。

途中休憩を挟み2時間40分。
久々にボリュームのある観劇だった。

瀬戸内少女歌劇団 本島公演に
出演していた兼久ゆかり。
彼女の勇姿も見ることができた!

遠出して観にいけて良かった。


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2/18 ファシリテーター・コーディネーター養成講座 第6回

2023-02-22 21:42:05 | 参加★舞台 映画 WS等

社会と文化芸術をつなぐ  
ファシリテーター・コーディネーター養成講座
2/18 第6回 レクチャー・まとめ

講師:吉野さつきさん
ファシリテーター:石川清隆さん

社会と芸術活動の結びつきについての事例紹介や、コーディネーターの役割などのお話でした。

********

うまくまとめられませんでしたが😅
参考になることが色々あったので
長々とメモしてます
↓ ↓ ↓

■表現を通してのワークショップ
そこで
人が関わる場をどうつくる?
どんな可能性がある?
ワークショップを通して
得られるもの、
生まれる関係、
どんな出会いができるだろう

このようなことを踏まえて
■事例
穂の国とよはし芸術劇場プラット

地域の中で人材育成をするための
ワークショップ

●前期
ワークショップを体験
進行役を体験する
ワークショップをつくる
実際にやってみる
振り返る

●後期
「まちに聞く、考える」
・まち歩き
・聞き書き…目と耳で記憶、メモ
・壁新聞作り…印象に残ったトピック→台本に

・演劇作品づくり
・発表会…ワークショップ縁日
(複数の演目をお客が好きなのを選んで回る)
・振り返り


■発表した作品の例

●「そんなこんなでもうすぐ2年」
日本で結婚した女性を看取るために
やってきた、彼女の母と兄が
コロナ禍で国に帰れなくなって2年

さつきさんの知り合いの関係で
話を聞かせてもらった

●集団就職で豊橋に
●手話通訳士、
障害のある人の支援センターで働く人
そのきっかけになったエピソード

★特別な境遇の人だけでなく、
そうでない人にも、
人の人生の中に
演劇的なことはある


■聞き書き演劇作り

最初は立ち場の話だったのが
聞いているうちにだんだん
子どもの頃の思い出や
今に繋がるエピソードが出てきた

まち歩き
聞き書きから
どんな演劇が出来上がった?

それぞれの事情や思いが演劇に
5〜10分の小さな演劇
朗読するやり方、セリフは覚えない
(短い期間でするための工夫)

・少しずつ観てもらう
・題材になった人も観にきてもらう
・集まった何組かの人たち同士の交流も
★色々な人たちを繋げていく可能性がある


演劇での表現)
コロナ禍の日本滞在中に
7回ビザの更新。
言葉でさらりと伝えるのではなく

3回くらい場面の再現を繰り返し
(これが7回繰り返された…と言う)
★実際に見る体験で
より実感できる
演じる人も、ひとつの体験になる


■10年くらい続けてきて

入れ替わりもあったが、残る人も。
アシスタントの役割するようになった。自分の仕事に活かす人も。

いきなり上手くできた訳ではない。
小さいワークでやってみる、
グループでやってみる、
そして振り返る。
繰り返すことで
だんだんできるようになる。


■表現活動の可能性

すずきこーた さんのチームでは
ウクライナから避難してきた人の
新聞のインタビュー記事を取り上げた。

インタビューされている場面を再現。

遠いところの戦争。しかし、
その人たちになってやってみると
近づける感覚を持てた。

★他人事になりがちなことも
表現することで
近づける可能性がある。


■Q&Aより

●発表までの期間や時間など
ある時の一例は…
全8日間(12月〜1月)
午前〜午後 6時間くらい?
1チーム5人以下(多いと動きづらい)
演じる時間5〜10分

●面白さは?

豊橋の町の人との関わりができた。
最初は手書きのメモが、壁新聞、
そして演劇へ。
だんだん変化していく
演劇が生まれる場に立ち会える
面白さあり。

公共の施設の役割も
演劇づくりを通して
人の関係を編みなおすことができる。
その地域の人を知る機会になる。
地域の人材を育てる場にもなる。

………………………………

■事例
「あっちこっちde門前ズ!?」

開放型まちなかパフォーマンス
三明寺と 豊川稲荷表参道 周辺 
(資料:パンフレット)より

●企画運営
とよかわ舞台公演実行委員会
こりんぐ
アートマネジメントの講座で
運営の仕方を学び、
そのメンバーから立ち上がった団体

門前ズを企画

最初の頃は
出来上がった公演を企画していた

だんだん新しい繫がりが増えてきた
音楽チーム…穂の国ウインドオーケストラ
黄柳野高校ダンス部 など


●出演 
・門限ズ 
ジャンルをこえて集まり活動する集団
(ミュージシャン/俳優//ダンサー/コーディネーター)
・創作ワークショップ参加者 など


■ワークショップですること
(門前ズのイベントでやること)

ダンス、音楽、演劇
それぞれプロが関わる

その人の持ち味を活かすことを大切に。

アーティストがつくったものを
そのままやる、というやり方では
受け身になってしまう。
そうではない活動を。

色々な人の関係が生まれ
出会いがあった。


■ワークショップでアーティストは

1日目はワークショップ
2日目は別の団体と交流
その人たちも「門前ズ」イベントに
来るかもしれない。
(参加のハードルが下がる)


……………………

■地元とのつながり

地元の人との関係は大切
コンタクトしていく時間も大事


■コーディネーターの役割

●参加者にフィットするように
例えば、
得意な人がそのパートを
受け持てるようにするなど

コーディネーターの仕事は
なかなか外からは見えない
事前準備などの裏方の部分


●その人に合った話し方

同じアーティストでも
人が違えば、合う話し方も違う


●ワークショップを使って場をつくる

思ったような反応がないこともある。
けれどその中で色々なことを学んでいく。
やれることがある。

せっかくの場がある。 
その空間に人が集まり
専門の人も加わって活動する。

これからの可能性があるので
繋がってほしい。


■事例
愛知大学の卒業制作として

ワークショップで、
今まで出会わなかった人と
繫がりをつくる

ファシリテーター
コーディネーターの力で成立

最初から上手くはできない。
失敗できる場があってもよい。
小さな失敗を大事に。

練習、お試しが必要。
それには相手が必要。
・事例
プラットワークショップ

簡単なチラシを作り
場所を貸して
実験に付き合ってくれる人を募集。
あくまで練習ということで。

ワークショップする側も
参加する側も気軽にできる。
そういう場も大事。

シミュレーション、
やってみて、それを振り返り
そのようなことを行った上で、
本番のワークショップに臨む。


プロや(慣れている人)は、
その場に合わせて調整できるが
最初からそれは難しい。

…………………………

■まとめ

2つの事例と
学生のみの場づくり

みんなの劇場 開館に向けて

地域の色々な人が関わりあって
社会的包摂がてきる劇場を目指す


■障害者による文化芸術活動の推進に関する法律及び基本的な計画(厚労省)
吉野さつきさん、有識者会議に参加

関心をもつことが大事

どんな状況にあっても
文化芸術にふれて暮らせるように

障害者に限らず
色々な人に関係することでもある

(パブリックコメントも見てみよう)

アートは親和性がある
仮の体験ができる

何を障害と捉えるか
関わりあって
分断されているものを
色々なことを結びつけたい


■社会包摂
(ソーシャルインクルージョン)

もともとは
社会的排除
(ソーシャルエクスクルージョン)
その対義語として
言われはじめた

***********

■感想

最後の話が、私には強く響いた。
障害って何だろう?と思った。

私たちの
型にはまったようなやり方が、
生み出している部分も
あるかもしれないと。

もっと寛容で自由度の高いやり方が
世の中に浸透しているのなら、
障害に感じられない
度合いの人もいるのではないか。

これは、
限られた人の問題ではない。

その狭間でいる人も、
自分は関係ないと思っている人も、
多数派の基準次第で
いつ困難を感じることになっても
おかしくない。

だから、
すべての人の問題だと思う。

どうにもならない
大変なことはあるのだから、
せめて気持ちだけでも
楽にいきたい。


良かれと思ってやっていることが
結局自分たちの
首をしめている場合もある。

良いと思っているだけに、
なかなかきっかけがないと
気づくことは難しい。

自分も含めて
そんなきっかけを
つくるための場が必要。

そのための場として、
アートなどの表現を通しての活動、
今回、お話を聞いたやり方も
アリなんじゃないかと思った。


10年かけて進んできた話も
印象的だった。

今すぐ実現できなくても
じわじわと
カタツムリのように進むのだ。


自分一人ではできないことも、
じわじわと共に進んでいける
人の輪が広がれば、
何とかなりそうな気がして、
明るい気持ちになった。

吉野さつきさん
石川清隆さん

ありがとうございました!

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2/11・12 ファシリテーター・コーディネーター養成講座 第4回 第5回

2023-02-22 18:52:48 | 参加★舞台 映画 WS等


社会と文化芸術をつなぐ  
ファシリテーター・コーディネーター養成講座
2/11 第4回 ワークショップ体験
2/12 第5回 ワークショップ見学

講師:わたなべなおこさん
ファシリテーター:石川清隆さん
………………………

2/11は…
言葉でのやり取りを中心とした
コミュニケーション、
演劇的なワークショップを体験。
それを振り返り意見交換。

2/12は…
前日に体験したのと
同じようなワークショップを
外側から見学。
その後、気付きや発見を共有する。


今回のような、
自分たちが体験した
ワークショップを
次に外側から見学する機会は
これまでほとんど無かった。

これも貴重な体験になった。

====================

2/11(土) 13:30〜18:00
丸亀市役所2階 会議室

■ワークショップ

前半は
緊張がほぐれるようなゲーム
①〜③
(だんだん、段階をふんで)

ほぐれたところでグループになり
④セリフの書かれたカードを読む
(相手に話しかける、簡単な内容)

そして
⑤選んだ3つのセリフでシーンを作る(グループで話し合って)

⑥発表
(グループごとに発表。
他のグループの作品を観る)


■振り返り

●テンショングラフをかく

ワークショップの中で
テンションがどう変わっていったか

横軸は①〜⑥
縦軸はテンションの高さ

その変化の中で
どんなことが印象的?それはなぜ?
思ったことなどメモ


◎3〜4人のグループで話し合う
(テンショングラフを元に)



●「私って意外と〜」「他の人って意外と〜」
ワークショップに参加した自分を振り返り思ったことを書く

◎3〜4人のグループで話し合う
(書いたものを元に)



■ファシリテーター、講師より

ワークショップのプログラムは
①〜④で、アイスブレイク
流れをつくる
そして⑤⑥ 
更に踏み込んだコミュニケーションへ

無理なく進んでいけるように
考えられている。


★参加者にフィットするように
決めた通りにやるのではない。
あくまでもそれは目安。
その場に応じて変えていく。

★プロセスが大事
演劇の出来ばえではなく
ねらいは
コミュニケーションやプロセス。
その体験ができるように。


★場をつくっていく時に必要なこと(メモ)

・チームで補い合う
それぞれ得意なことは違う。
頼ったり頼られたりしながら。
それぞれを、どう活かし合い
どう繋いでいくか

・いきなり上手くはできない
やってみて試してみて、
失敗するのもプロセス

・失敗することを怖がるような場作りはしない
失敗もOKというような雰囲気が伝わるように。
むしろそれを面白がれるようなプログラムに。


■Q&Aより (メモ)

・ワークショップには決まった答えはない
でも、目的がある。
それに、どう近づけるか

・やりすぎ、押し付けは良くない
そのためには “見る力” が重要
(感じとることなど)

・何を基準に見るのか
能動的かどうか。
(動きは少なく“見ているだけ”でも
気持ちが向いていることもある)

・みんなと同じでなくてもOK→伝えていく
同じでなくても、別の課関わり方もできる

=================

翌日
2/12(日) 13:00〜16:30
ひまわりセンター4階会議室

演劇的な方法を用いて行う
ワークショップを見学。
自身が体験する時と
外側から場を観察する時に
「見える、分かる」ことについて
気づきや発見を共有する。

…………………

■事前の説明

■ワークショップ参加者入場
挨拶の後、開始。
前日と同じようなワークショップを
外側から見る
①〜⑥発表
…………………

■振り返り

●シーン作りで同じグループを
見学した人同士で意見交換

その後
A、B、Cグループに分かれて
各グループの感想など伝える


自分が中に入ってやっていると
なかなか見えないことも多い。
外から見ることで、分かることもあった。


■Q&Aより

・前日と少し違うやり方もあった。
前日より参加人数が多い。
普段関わりの少ない人同士が多い。
より関われるように、
顔を合わせられるように、
などの工夫。

・シーン作りでの声かけ
能動的な状態だと感じられれば
あまり多くの声かけはしない

=================

これまで
ワークショップに参加する機会はあり、
ファシリテーターに必要なことを
学ぶ機会もあった。

けれど、同じようなプログラムを
参加者として体験した上で
外から観察する機会はほとんど無かった。
今回、両面から見ることができて良かった。

ファシリテーターが
何を見てどう関わるかは大切。
そのためには
参加者の気持ちの動きを捉える
必要があるだろう。

参加者側に立つことで、
気付けたことがある。
その上で、
ファシリテーターの役割は何か
より考えることができた。

とはいえ、
実際に動けるようになるには
それこそ何回もやってみなければ
ならないと思う。
奥が深く、難しさも感じる。

ただ、基本として
大事にすることは伝わってきた。
参加した方々も同じではないだろうか。
すぐに完璧な実践に繋がらなくても
体験を通して感じることは大きいはず。

このような体験を重ねる人が
一人、また一人増えれば、
コミュニケーションの円滑な
心地よい場も増えていくと思う。


わたなべなおこさん
石川清隆さん
ありがとうございました。

今回のワークショップに
参加した皆さんや、
2日目に見学させていただいた
参加者の皆さんにも感謝。


名前はあんまり覚えてないけど
何だか距離が近くなったような
気がして嬉しかったです。


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社会と文化芸術をつなぐ  
ファシリテーター・コーディネーター
養成講座
2/11 第4回 ワークショップ体験
2/12 第5回 ワークショップ見学

講師:わたなべなおこさん
ファシリテーター:石川清隆さん
………………………

2/11は…
言葉でのやり取りを中心とした
コミュニケーション、
演劇的なワークショップを体験。
それを振り返り意見交換。

2/12は…
前日に体験したのと
同じようなワークショップを
外側から見学。
その後、気付きや発見を共有する。

今回のような、
自分たちが体験したワークショップを
次に外側から見学する機会は
これまでほとんど無かった。

これも貴重な体験になった。

====================

2/11(土) 13:30〜18:00
丸亀市役所2階 会議室

■ワークショップ

前半は
緊張がほぐれるようなゲーム
①〜③
(だんだん、段階をふんで)

ほぐれたところでグループになり
④セリフの書かれたカードを読む
(相手に話しかける、簡単な内容)

そして
⑤選んだ3つのセリフでシーンを作る
(グループで話し合って)

⑥発表
(グループごとに発表。
他のグループの作品を観る)

■振り返り

●テンショングラフをかく

ワークショップの中で
テンションがどう変わっていったか

横軸は①〜⑥
縦軸はテンションの高さ

その変化の中で
どんなことが印象的?それはなぜ?
思ったことなどメモ

◎3〜4人のグループで話し合う
(テンショングラフを元に)

●「私って意外と〜」
「他の人って意外と〜」
ワークショップに参加した自分を
振り返り思ったことを書く

◎3〜4人のグループで話し合う
(書いたものを元に)

■ファシリテーター、講師より

ワークショップのプログラムは
①〜④で、アイスブレイク
流れをつくる
そして⑤⑥ 
更に踏み込んだコミュニケーションへ

無理なく進んでいけるように
考えられている。

★参加者にフィットするように
決めた通りにやるのではない。
あくまでもそれは目安。
その場に応じて変えていく。

★プロセスが大事
演劇の出来ばえではなく
ねらいは
コミュニケーションやプロセス。
その体験ができるように。

★場をつくっていく時に必要なこと
(メモ)

・チームで補い合う
それぞれ得意なことは違う。
頼ったり頼られたりしながら。
それぞれを、どう活かし合い
どう繋いでいくか

・いきなり上手くはできない
やってみて試してみて、
失敗するのもプロセス

・失敗することを怖がるような
場作りはしない
失敗もOKというような
雰囲気が伝わるように。
むしろそれを面白がれるような
プログラムに。

■Q&Aより (メモ)

・ワークショップには
決まった答えはない
でも、目的がある。
それに、どう近づけるか

・やりすぎ、押し付けは良くない
そのためには “見る力” が重要
(感じとることなど)

・何を基準に見るのか
能動的かどうか。
(動きは少なく“見ているだけ”でも
気持ちが向いていることもある)

・みんなと同じでなくてもOK
→伝えていく
同じでなくても、別の関わり方もできる

=================

翌日
2/12(日) 13:00〜16:30
ひまわりセンター4階会議室

演劇的な方法を用いて行う
ワークショップを見学。
自身が体験する時と
外側から場を観察する時に
「見える、分かる」ことについて
気づきや発見を共有する。

…………………

■事前の説明

■ワークショップ参加者入場
挨拶の後、開始。
前日と同じようなワークショップを
外側から見る
①〜⑥発表
…………………

■振り返り

●シーン作りで同じグループを
見学した人同士で意見交換

その後
A、B、Cグループに分かれて
各グループの感想など伝える

自分が中に入ってやっていると
なかなか見えないことも多い。
外から見ることで、
分かることもあった。

■Q&Aより

・前日と少し違うやり方もあった。
前日より参加人数が多い。
普段関わりの少ない人同士が多い。
より関われるように、
顔を合わせられるように、などの工夫。

・シーン作りでの声かけ
能動的な状態だと感じられれば
あまり多くの声かけはしない

=================

これまで
ワークショップに参加する機会はあり、
ファシリテーターに必要なことを
学ぶ機会もあった。

けれど、同じようなプログラムを
参加者として体験した上で
外から観察する機会は
ほとんど無かった。
今回、
両面から見ることができて良かった。

ファシリテーターが
何を見てどう関わるかは大切。
そのためには
参加者の気持ちの動きを捉える
必要があるだろう。

参加者側に立つことで、
気付けたことがある。
その上で、
ファシリテーターの役割は何か
より考えることができた。

とはいえ、
実際に動けるようになるには
それこそ何回もやってみなければ
ならないと思う。
奥が深く、難しさも感じる。

ただ、基本として
大事にすることは伝わってきた。
参加した方々も同じではないだろうか。
すぐに完璧な実践に繋がらなくても
体験を通して感じることは大きいはず。

このような体験を重ねる人が
一人、また一人増えれば、
コミュニケーションの円滑な
心地よい場も増えていくと思う。

わたなべなおこさん
石川清隆さん
ありがとうございました。

今回のワークショップに
参加した皆さんや、
2日目に見学させていただいた
参加者の皆さんにも感謝。

名前はあんまり覚えてないけど
何だか距離が近くなったような
気がして嬉しかったです。
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2/11 劇場サポーターの“お仕事” ワークショップ vol.3 〜CAL.Mの 「これから」を語り合いましょう〜

2023-02-14 16:21:50 | 参加★舞台 映画 WS等


市民会館「みんなの劇場」 
劇場サポーターの“お仕事”
ワークショップ vol.3
〜CAL.Mの
「これから」を語り合いましょう〜

2/11(土) 
9:30〜11:30 市役所3階会議室
ファシリテーター:井上優 氏

令和8年、劇場の開館に向けて
令和5年度はケーススタディを
更に進めたい!
ということで…
丸亀市文化芸術推進サポーター
CAL.M(カーム)の
今後の活動について話し合いました。

…………………

まずは、
井上さんの、宮崎での事例を元に
満足度が得られるイベントを
どうプロデュースするか?というお話。

■公共文化施設 ( 劇場 )

●鑑賞事業
●創造事業
●育成事業
●参加型事業

それぞれの内容、
そこで、市民のできることは?
参加者それぞれ
思いついたことを挙げて。

■宮崎の例より⬇️
宮崎県立西都原考古学博物館の
ボランティアガイド一泊研修
(宮崎から→福岡)

・なぜこの企画を?経緯や意図
・どんなプログラムに?講師やガイド
・気をつけたことは?
・満足度は?エピソードなど

どう巻き込んで、
どうプロデュースするかが大事!

■令和5年度 私たちの企画は?

これまでの話を踏まえつつ
何が必要か?挙げてみる

これを元に
近日ミーティング!

……………………

短い間に
色々な話を聞いたり、
意見を出し合ったりしました。

余談ですが…
この時期、宮崎の博物館の方では
チョコで銅鏡作りをやっていて
以前、実物を見せて頂いたことあり。

今回は、かわいい古墳型😳❗
(慌てて撮ったので
分かりにくいですが
前方後円墳ですね)
これもよき!
楽しそうな活動が目に浮かびました。

……………

この後、午後からは
同じく市役所の2階で
ファシリテーター・コーディネーター養成講座に参加しました。
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