ひよりみっ!

ディープインパクトが三冠馬になった年からやってる日記

匂宮

2006-11-26 01:07:27 | 源氏物語
さて、ようやく第3部スタートです。
最近は、アニメ感想とかリプレイとかに時間を割いているので、
こちらにまでなかなか気が回りません、
一番時間を使っているのはツインエンジェルですが(笑)。

・光源氏の死後、彼の美しさを受け継いだとされるものがふたりいた。
一人は今上帝と明石の中宮との間に生まれた三の宮で、
もうひとりは女三の宮が生んだ光源氏の末子(本当は柏木の子)である。
・三の宮は紫の上が大切に育てたので、今でも二条の院に暮らしている。
元服をすませてからは、兵部卿の宮となった。
・右大臣(光源氏と葵の上との子)には女の子が多く生まれ、
長女は東宮(三の宮の兄)に入内し、その他の姫も兄弟と結婚するものと噂されていたが、三の宮は「自分の決めた縁組でないとおもしろくない」と思っていた。
・右大臣のほうは、六の姫をとりわけ大事にしていて、
その子はいいところに嫁がせるつもりでいた。
・一方、女三の宮の子は、冷泉院が後見人になっており、
元服も冷泉院の御所で行われたし、位階も元服した年の秋に右近の中将になるなど、急ピッチで上げられていった。
・中将の君は自分の出生の秘密については、幼いころに耳にしたことがあったが、
それを聞く相手もなく、またそれを知っていると女三の宮が知ったら気がひけるであろうと思い、自分の胸のうちにしまっていた。
・中将の君の身体から発せられる薫りは、この世のものとも思えぬほど芳ばしかった。
その噂を聞いた兵部卿の宮は、それに対抗して香をたきしめることに熱心になった。
世間では、ふたりのことを匂う兵部卿、薫る中将と言い散らした。
・匂宮はいろいろと女性に興味を示していたが、これといって執心する相手はいなかった。ただ、冷泉院の女一の宮は北の方に迎えたいと考えていた。
薫る君のほうは、この世を味気ないものと思っているので、女性など出家のさまたげになるかもしれないと考え、関わりを持たないようにしていた。

一言でいうと、派手でプレイボーイなのが匂宮で、
地味で禁欲的なのが薫る君ということですね。
では、続きはたぶん年末に(笑)。

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