ひよりみっ!

ディープインパクトが三冠馬になった年からやってる日記

世の中楽しんだもの勝ち

2007-03-21 22:35:40 | つぶやき
ひとつのたとえ話。

「貧乏だったけど、一生楽しい気分ですごせた人と、お金持ちだったけど、一生怒ってばかりだった人。どっちが幸せだったと考える?」
「それは前提がおかしい。貧乏人が楽しい気分ですごせるわけないだろ」

また別のたとえ話。

ある女性が入社3年目にとても相性のあう男性とめぐり合い、そのまま結婚退職しました。別の女性が言いました。
「ああいう子がいるから、女性の地位が向上しないのよ」





「まなびストレート!」に対する感想・考察において面白いのは、
肯定派・否定派ともにそれなりの支持者がいて、
どちらが優勢ともみえないところです。
多数派に少数派がかみついているのではなく、
がっぷり四つに組んでいる感じで。

ただ、否定派の意見を見ていて気になったのは、
「安直な萌えアニメが増えたせいで、アニメファンのリテラシーが下がり、
それゆえに『まなびストレート!』程度のキャッチーなだけの作品がもてはやされる状況になっている」
という文脈で批評が行われているんじゃないかということ。
「ケータイ小説が人気だと聞いても、理解できない」というのと同じようなものでしょうね。

どうも文化というのは高尚と低俗の軸で比較されることが多いようです。
萌えアニメは、アニメの中でも低俗だとされているかもしれませんが、
そもそもアニメ自体一昔前は子供が見るものと思われていて、
さらに遡るとテレビも低俗でした。
そして、高尚になればなるほど、触れる人間が少なくなる不思議。

これは、自分の所属する文化圏を周囲より上と見る人間が、
その素晴らしさを積極的に伝えてこなかったせいではないかと。
伝えようと頑張るのは、いつだって周囲から認められない下の文化圏の人たち。
でも、頑張った成果としてみんなから認められるようになると、
次に現れた新文化を「低俗」っていうのよね、これが(笑)。

そういえば「のだめカンタービレ」は、クラシック音楽という「高尚っぽい文化」を、コミックという「低俗っぽい」文化と融合させて成功した例だと思います。
自分たちの文化が理解されないのなら、
「理解できないやつが愚かなのだ」と相手を見下さずに、
「理解されない自分たちに問題がある」と相手の目線まで下がる姿勢。
こういう態度が、文化と人間を幸福にするのだと私は考えています。

結局、何が言いたいのかというと、
何かに対して「楽しい」とか「面白い」とか思えることが多い人は、たぶん幸せということ。
そういうふうに思うのは、ARIAの影響なんですけど、
「まなびストレート!」の作風はARIAに似てると思うんですよ。
恥ずかしいセリフいっぱい出るところとか(笑)。
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最後のひとコマで救われたかな

2007-03-21 00:46:57 | 雑記
……ついさっきまで仕事してました。明日も仕事です。
23日納期の仕事が5本重なって、うち3本は内容未決です。
私は本当に24日に旅立てるのだろうか……。

そんなくそ忙しい状況でも、今月の「電撃大王」は確保しました。
「かしまし~ガール・ミーツ・ガール~」が最終回を迎えたからです。
まあ、どちらエンドになったかというと、
「私が応援する堀江キャラは負ける」の法則に今回もはまったわけですけども(笑)、
最後のひとコマで、3人が楽しそうに笑っているのを見たとき、
きっと彼女たちは3人揃って仲良く過ごしていけると確信できたので、
それで私は満足しています。
それに、はじめははずむくんにすがるようにしていたやす菜が、
はずむくんの運命がわかってからは、はずむくんを支えるようになり、
最後には、はずむくんと距離を置いても、ひとりで力強く立てるようになった成長っぷりを、私は評価してますよ。

さて、スクランもぼちぼち終盤だと思うんですが、
「私が応援しない堀江キャラ」は勝つのかしら(笑)。
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