かしまし～ガール・ミーツ・ガール～（原作：あかほりさとる×作画：桂遊生丸／メディアワークス）

現在、電撃大王を買うモチベーションのひとつとなっている作品です。
あとは、よつばと！とガンスリと苺ましまろとニニンがシノブ伝かな。
……ああ、まともなストーリーまんががほとんどない（笑）。

で、かしましはどうかというと、あえてストーリー側におきましょう。
主人公のはずむくんは、やす菜ちゃんという初恋の人に告白しますがふられてしまいます。
そして、彼女との思い出の場所に行ったときに、
宇宙船との事故に遭い（笑）、「生命を維持するために仕方なく」
宇宙人に性別をとっかえられた……というのが１話まで。
そこから、はずむくんの幼なじみであるとまりちゃん（ツインテールツンデレだ）と、
女の子になったはずむくんに告白したやす菜ちゃん（百合……といっていいのか？）との
ややこしい関係がスタートです。

とりあえず、最大の問題は主人公のはずむくんが萌えすぎるということです（笑）。
残りのヒロインふたりより、下手すれば萌えますよ。
まあ、読者に対しては「男の子だった」はずむくんはほとんど呈示されていないので、
私から見れば実質最初から女の子だったのと大差ないんですが、
登場人物のひとりである明日太くんはそのへんで激しく悩んでいるようす（笑）。

ここらへんに、私は生物としての限界を感じるのですね。
どれほど魂が美しいものであったとしても、
その外見が同性というだけで、恋愛の対象になりえないという。
逆に、外見が異性なら、中味が同性でも平気なんかなあとか。
まあ、このへんはデリケートな問題を含んでいるように思いますので、
これ以上は触れませんが。