帰ってきた特派員報告

2004年に沖縄移住しteacupブログ開設→gooブログへ引越し

ひとり遣欧使節が行く6 旅メモ ジェノバ→フィレンツェ

2024-07-19 17:50:00 | イタリア
ジェノバからフィレンツェへ
今日は地中海の海岸をひたすら南下していく


フィオデマルミというところで茅ヶ崎海岸のような景色を見つけ、海に飛び込みたくなった



つ、冷てぇよう 今年初の海水浴だ

いつの間にかゴリラみたいな体型になってるけど、この数年で何かあったのでしょうか

泳いだら腹が減るなー
海辺のレストランでスパゲッティでも食うか

またか、、メニュウは例によって手書きのイタリア語だ
田舎では英語が通じないし、手書きはGoogle翻訳も使えない

こういう時は考えるな、、感じるんだ、、、

目を閉じて紙の上で指を滑らせ、感じたところで秘孔を突く

アタァ!! (怪鳥音)



よっしゃ大当たり!

熱っつあつのペペロンチーノの上に、冷たいスキャンピの刺身
これは真似しよう (でも何を指したのか覚えていない阿呆)

学生街のまぜそばみたいにかっこんだら、胃の中が地中海でいっぱいになった



遠くローマまで水を運ぶ水道橋が見ながら、ふと後楽園の方の水道橋を思い出していた馬鹿がいた


ピサに寄ろうと思ってたけど、眠くなってきたのでやめた

行ったところで、どうせ斜塔が倒れないように手で支えるんでしょう
そのくだらない写真をどうするの?
くだらないブログにアップしても誰も見ないよ?

などと言い訳を考えながら、ひたすら車を走らせる


4時間後、ようやくフィレンツェ到着!
今夜の宿はここか 刑務所みたいなところだな
夜露をしのげれば、もうどこだって眠れるよ


とはいえ、晩飯は気を抜けない
なんたって、肉食の街フィレンツェだからな

お目当てのレストランZAZAは長蛇の列ができていたので、却下

行列してまで物を食べるのは、救世軍の炊き出しと崩壊直後の共産圏のパン屋だけでいい



大聖堂の前で人だかりができていた


人形劇かー、イタリアの人はこういうの好きだよね
日本ではとんとお目にかからなくなったけど、ここで浄瑠璃やったらウケるんじゃないかしら


肉を食うならここ! 
第二選択のヌッティは、イタリア在住の叔母のお勧め
ナイフがやる気を見せています



でけぇ! どーんと1.3キロあるけどペロっといけました

どうりで体型がゴリラになるわけだ



店の前にはメディチ家の屋敷跡がありました



紋章は丸薬、その昔ヤクで大儲けしたってわけだな←違う

その夜は牢獄ホテルで丸くなって寝た



翌朝、郊外の革工場を訪問

今日のお仕事なのです


ペローニ家の3代目、マルコとマウリツィオが営む革工場

フィレンツェはとにかく肉をたくさん食べるので、革製品が栄えたのですね



代々受け継がれてきた道具たちには、威厳さえ感じます



マウリツィオが職人魂を見せます


 
家人にどうぞ、とペンケースを作ってくれました

お、おでにも作ってくだせぇ!


チッ、しゃぁねぇな
お前のは14ユーロだ




革製品文房具が好きな人にとっては


2階はお宝の山です



ペローニさんの革製品って日本にもファンが多いんですよ

今後も何かとよろしくお願いしますとお別れをして、さあこれから憧れのトスカーナ地方に移動だ




コメント    この記事についてブログを書く
« ひとり遣欧使節が行く5 フラ... | トップ | ひとり遣欧使節が行く 7 旅... »

コメントを投稿