「商店街は個々のお店の集合体、元気なお店が集まって
こそ元気な商店街になる。だから優先順位は個店支援が
先だ!」と言い続けてきましたが、経済産業省には個店支援
に対して強いアレルギーがありました。
その経済産業省がついに個店支援に舵を切りました。
昨日(1月24日)の安倍首相の施政方針演説で「中小・小規模
事業者の底力」として「日本のイノベーションを支えてきたのは
大企業の厳しい要求に高い技術力で応える中小・小規模事業者
の底力です」と切り出された後、
「ものづくり補助金を大幅に拡充します」
「ものづくりのための設備だけでなく、新たな商業・サービスを
展開するための設備に対する投資も支援してまいります」
「あわせて、『個人保証』偏重の慣行も改めてまいります」
「小規模事業者がどんどん活躍できるための環境を創るための
基本法を制定し、小規模事業者支援に本腰を入れて乗り出します」
等々の約束をされました。
来週は、まさにこの発言の根幹である「ものづくり・商業・サービス
革新補助金」を所管する中小企業庁の創業・技術課さんから詳細を
伺いたいと思います。
また、農林水産省の商店街担当とも言われる小売・サービス課さん
から来期に向けての施策の詳細をお聞きしたいと思います。