近江牛のすき焼き用

食肉組合江東ブロック長さんから「肉屋にお肉を渡すといのも変だけど、良い
品が入ったので食べて」と御覧のような、素晴らしい近江牛のすき焼き用をいた
だきました。


昨晩は岡山から里帰りで来ている娘、息子夫婦と一緒に我が家ですき焼きを
楽しみました。１０ヶ月の孫にはちょっと早かったようですが１歳９ヶ月の
孫は喜んで食べていました。

お寿司や、すき焼きがいつから御馳走でなくなったのでしょうか。私は親代々の
食べ物商売の家で育ちましたから飢えた経験は有りません。でも、子供の頃に
テレビで見たアメリカのホームドラマの光景で大きな冷蔵庫からでかい牛乳瓶を
取り出して、まるで水のようにグビグビ飲んでいるのを見て、ただそれだけで
アメリカに憧れを持ちました。

牛乳をグビグビ飲みたかったからではありません。物が豊富にある事が幸せの
象徴のように思えたからです。

これだけ物が豊富になり、皆が食べ過ぎになった日本なのに、何故精神面での
飢餓感が充満しているのか、美味しいすき焼きからそんな事を考える昨日の
食卓でした。