両院議員総会の開催を求める

本日（７月１６日）午前８時からの「武部 勤・政経文化フォーラム」に出席した後、武部会長と一緒に参議院会館に向かい、若林 正俊自民党両院議員会長に両院議員総会の開催を求める皆さんの会合に同席しました。

若林両院議員会長に１３３名の総会開催を求める皆さんの署名と開催要求の文書を提出しました。

自民党の党則には「所属国会議員の１／３（１２８名）の要求が有れば会長（両院議員会長）は１週間以内に両院議員総会を開かなければならない」と書かれているそうです。

開催要求に対して若林会長は「党則に則って対応させていただきます」と答えられていました。「解散」すれば衆議院議員は国会議員としての資格を失う訳ですので両院というわけにはいきません。

署名をされた人に、いろいろな方面からの締め付けが始まっているという噂が飛び交っていますが、もし本当なら最低だと思います。こんな噂が出ること自体末期症状のように見えますが私は新生自民党の生みの苦しみだと思っています。

「挙党一致」は重要ですが

今回の「７月２１日解散、８月３０日の総選挙」は、どう考えても順番が違うようなきがします。「ここまで来たのだから」とか「総裁が決めた事だ」「今更言っても」という言葉にも同調は出来ません。

何故ならこの「解散」によって国連安全保障理事会の北朝鮮制裁決議の根拠法になる「北朝鮮貨物検査特別措置法」や「障害者自立支援法改正案」などの政府提出の１７法案と「児童買春・自動ポルノ禁止法改正案」など既に提出されている議員立法９１本が廃案になります。党よりも国家、国民を考えることが先です。

地方選挙の総括もまだですし、何よりも「総選挙」に向けて最重要のマニフェスト、公約作りもまだ終わっていません。

麻生総裁には「２１日解散」を取り下げ、総選挙に向けて自民党が一体になれるような指揮をとっていただきたいと思います。