情報不足が対人緊張症や神経症、うつ病の原因
2008年8月5日(火)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋
昨日も書きましたが、心は下記のつながりになります。
情報(洞察力) → 認知(思考) → 感情(症状)
昨日のブログで書きました新入社員のA君B君が一緒に失敗をして一緒に部長に怒られているのにA君とB君の情報収集能力に差があると、A君は部長に怒られている今の状況は大変な状況だと認知(思考)して怖いという感情を出し胃が痛いという症状を出します。
しかし、一緒に怒られているB君はA君よりも情報収集能力が長けていますから今の状況はそんなに大変な状況ではないと認知(思考)して嫌だという感情を出すだけで症状は出しません。
情報(洞察力)が不足すると、誤認知(間違った認知)になるのです。
対人緊張症や神経症、うつ病の原因は従来の書き方ですと、誤認知(間違った認知)ですが、誤認知(間違った認知)の原因は情報不足なのです。
例えば、被害妄想も情報不足から出て来ます。
対人緊張症も神経症もうつ病も大小の違いはあっても被害妄想がほとんどのケースであります。
例えば、私の経験ですが、学生時代、今のような真夏に校庭の掃除を急に10名くらいの生徒に先生が命じて来たのです。
炎天下の校庭の掃除ですから嫌々受けたのですが、実際に掃除を始めると3人いないのです。
私はこの3人に関しての情報がありませんから、サボった、逃げた、と思い怒りました。
しかし、後から分かったのですがこの三人には他の場所の掃除を私が知らない所で先生が命じていたのです。
このように情報が不足すると間違った認知をして間違った感情を出して来ます。
このケースは本当に情報が足らなかったのですが、対人緊張症や神経症、うつ病などのケースは情報収集能力に問題があるのです。
先ほど書きました新入社員のA君B君の話のA君B君の環境は同じなのに認知が違ってくるのは情報収集能力の差なのです。
同じ環境に居ても、うつ病になる人とならない人の差は情報収集能力の差と言えます。
この情報収集能力は具体的には、多方向からの洞察力なのです。
多方向からの洞察力不足、言い換えれば、対人緊張症や神経症、うつ病の人達は『頭が固い』のです。
対人緊張症や神経症、うつ病で困っているのですから従来と違う見方や考え方をすれば良いのに変えるという発想が乏しいのです。
私がクライエントさんによく言うのですが、三角錐(さんかくすい)を真横から見ると三角形ですよね。
真横からだけ、どんなに長時間見続けていても、三角形のままで三角錐(さんかくすい)とは判断できませんよね。
やわらかい思考で多方向から見てはじめて三角錐(さんかくすい)だと分かるのです。
正面だけではなく上下から見ると円形、斜めから見ると底辺がウエーブしている、など多方面から情報を収集して来ないと正しい認知、この場合は三角錐(さんかくすい)だと認知出来ないのです。
人生も同じです。
一方向からだけしか見えない人(情報収集能力の劣っている人)は人生はとても辛いものになります。
しかし、人生は楽で簡単なものです。
人生は同じような問題が何度も何度も出題され続けているようなものです。
人生が辛いという人は同じような問題をいつまで経っても解けないで困り続けているようなものなのです。
より良い人生を生きる為に、まずは多方向からの洞察力を身に付け磨いて行きましょう。
(洞察力に関しては以前、このブログで書いていますのでご興味のある方はご覧下さい。)
矢野裕洋でした。
2008年8月5日(火)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋
昨日も書きましたが、心は下記のつながりになります。
情報(洞察力) → 認知(思考) → 感情(症状)
昨日のブログで書きました新入社員のA君B君が一緒に失敗をして一緒に部長に怒られているのにA君とB君の情報収集能力に差があると、A君は部長に怒られている今の状況は大変な状況だと認知(思考)して怖いという感情を出し胃が痛いという症状を出します。
しかし、一緒に怒られているB君はA君よりも情報収集能力が長けていますから今の状況はそんなに大変な状況ではないと認知(思考)して嫌だという感情を出すだけで症状は出しません。
情報(洞察力)が不足すると、誤認知(間違った認知)になるのです。
対人緊張症や神経症、うつ病の原因は従来の書き方ですと、誤認知(間違った認知)ですが、誤認知(間違った認知)の原因は情報不足なのです。
例えば、被害妄想も情報不足から出て来ます。
対人緊張症も神経症もうつ病も大小の違いはあっても被害妄想がほとんどのケースであります。
例えば、私の経験ですが、学生時代、今のような真夏に校庭の掃除を急に10名くらいの生徒に先生が命じて来たのです。
炎天下の校庭の掃除ですから嫌々受けたのですが、実際に掃除を始めると3人いないのです。
私はこの3人に関しての情報がありませんから、サボった、逃げた、と思い怒りました。
しかし、後から分かったのですがこの三人には他の場所の掃除を私が知らない所で先生が命じていたのです。
このように情報が不足すると間違った認知をして間違った感情を出して来ます。
このケースは本当に情報が足らなかったのですが、対人緊張症や神経症、うつ病などのケースは情報収集能力に問題があるのです。
先ほど書きました新入社員のA君B君の話のA君B君の環境は同じなのに認知が違ってくるのは情報収集能力の差なのです。
同じ環境に居ても、うつ病になる人とならない人の差は情報収集能力の差と言えます。
この情報収集能力は具体的には、多方向からの洞察力なのです。
多方向からの洞察力不足、言い換えれば、対人緊張症や神経症、うつ病の人達は『頭が固い』のです。
対人緊張症や神経症、うつ病で困っているのですから従来と違う見方や考え方をすれば良いのに変えるという発想が乏しいのです。
私がクライエントさんによく言うのですが、三角錐(さんかくすい)を真横から見ると三角形ですよね。
真横からだけ、どんなに長時間見続けていても、三角形のままで三角錐(さんかくすい)とは判断できませんよね。
やわらかい思考で多方向から見てはじめて三角錐(さんかくすい)だと分かるのです。
正面だけではなく上下から見ると円形、斜めから見ると底辺がウエーブしている、など多方面から情報を収集して来ないと正しい認知、この場合は三角錐(さんかくすい)だと認知出来ないのです。
人生も同じです。
一方向からだけしか見えない人(情報収集能力の劣っている人)は人生はとても辛いものになります。
しかし、人生は楽で簡単なものです。
人生は同じような問題が何度も何度も出題され続けているようなものです。
人生が辛いという人は同じような問題をいつまで経っても解けないで困り続けているようなものなのです。
より良い人生を生きる為に、まずは多方向からの洞察力を身に付け磨いて行きましょう。
(洞察力に関しては以前、このブログで書いていますのでご興味のある方はご覧下さい。)
矢野裕洋でした。