性格改善の心理療法ハッピーライフ 1998年開業 認知療法、よむだけでも役に立つ内容を提供しています。。

対人緊張、対人恐怖、神経症、うつ病、等の心理療法、認知行動療法、人生勉強療法。電話、スカイプでも通院と同じように治ります

鳴かぬなら殺してしまえホトトギス

2009年10月12日 | 心理療法ハッピーライフ
鳴かぬなら殺してしまえホトトギス


2009年10月12日(月)
心理療法(認知行動療法)ハッピーライフ、矢野裕洋


織田信長 「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」
豊臣秀吉 「鳴かぬなら鳴かせてみようホトトギス」
徳川家康 「鳴かぬなら鳴くまでまとうホトトギス」

上記は皆さんのほとんどが知っているお話だと思います。

念の為に意味を書くと、ホトトギスが鳴かない、それを見て、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、の各々の性格だったら、こう言うだろうという後世に作られた話です。


何故、矢野先生は突然にこのような話をするのかと思われた人もいたと思いますが、心の公式

本(部長に怒られる、花) → 見る、聞く、臭い、触るなど、あなたの五感で感じる → あなたの認知(考え方や価値観など) → 感情(怖い、奇麗、鬱など) → 症状、結果、行動など

上記が納得出来ていない人たちが、ハッピーライフに通われている人達の中にも、いるのです。

もちろん、ハッピーライフに通われているのですから、分かってはいます。
しかし、100%の納得をしていません。
また、『あなたの認知(考え方や価値観など)』を修正するには、『分かった』ではなく『100%その通りだと納得する』必要があると言っているのですが、それを受け入れていないのです。

人の心はコンピューターと違って100か0かというものではありませんから、例えば、70%は分かっているけれども30%はモヤモヤしている、という感じなのです。

学校の勉強ではテストに答えが書ければOKですから70%も分かっていれば十二分に大丈夫です。
しかし、心は『分かっちゃいるけど止められない』という状態ですと以前の困っている時と変わりません。

私は毎回、セラピーの初めに、「何かありますか?」と聞きます。
「何もありません。」という人は一見優等生のように見えるかも知れませんが、『納得する』という基準ではなく『分かった』に基準を置いている人たちの方が多いのです。

そういう人たちは、結局、
「先生の言う事は分かっているのに対人緊張症や神経症、うつ病が治らない」
などと言うのです。
そして、連絡をして来なくなり脱落をして行く人たちになる可能性があります。


『分かった』ではなく『100%の納得』を目指して行かなければ駄目なのです。


さて、心の公式、を今日のブログを読んで頂き、改めて『分かった』を深めて『納得』の方向に進んで頂きたいと思います。

本(部長に怒られる、花) → 見る、聞く、臭い、触るなど、あなたの五感で感じる → あなたの認知(考え方や価値観など) → 感情(怖い、奇麗、鬱など) → 症状、結果、行動など

上記の公式に、ホトトギスが鳴かない、という事を当てはめると、

☆織田信長の場合
ホトトギスが鳴かない → 見る、聞く、臭い、触るなど、五感で感じる → 織田信長の認知(考え方や価値観など)) → 感情(腹が立つ、怒り) → 症状、結果、行動など(殺す)

☆豊臣秀吉の場合
ホトトギスが鳴かない → 見る、聞く、臭い、触るなど、五感で感じる → 豊臣秀吉の認知(考え方や価値観など)) → 感情(何とかしてやろう、鳴かないホトトギスを鳴かせられたら面白そうだ、など) → 症状、結果、行動など(工夫をする、アイデアを見つける、ホトトギスの専門家の意見を聞く、など)

☆徳川家康の場合
ホトトギスが鳴かない → 見る、聞く、臭い、触るなど、五感で感じる → 徳川家康の認知(考え方や価値観など)) → 感情(鳴かないものは仕方がない、今鳴かなくても大勢に影響はない、など) → 症状、結果、行動など(待つ、ホトトギスの存在を心の焦点から外す、など)


お分かり頂けたと思いますが、ホトトギスが鳴かない、という現象が感情や行動を決定しているのではなく、その人その人の認知、考え方や価値観、が感情を発生させ、行動を決定させているのです。


対人緊張症(対人恐怖症、社会不安障害)、神経症(パニック障害、トラウマ、PTSDなど)、うつ病は上記と同じ原理で発生しているのです。


本当に楽になりたいのでしたら、あなたの認知、考え方や価値観、を多くの困っていない人たちに合わせる事です。
感情や症状を薬や開き直り、言い聞かせ、気をそらす、などで抑えているのは、見せ掛けの状態でしかありません。


★「無料資料」の請求方法

心理療法ハッピーライフの認知行動療法のセラピーに興味が有る方は、郵便番号、住所、氏名、電話番号を書いて
 a@happylife.jp
に無料資料請求と題名を書いて無料資料を請求して下さい。
心理療法という言葉が気になるという人がいらっしゃいますので個人名(矢野裕洋)で手書きでお送りしております。
電話番号はまれにある配達先不明の場合に必要ですから必ずお伺いしております。
こちらから配達先不明の場合以外にお電話をする事はありません。
ヤマト運輸メール便にて約30枚ほどの資料を無料でお送り致します。
心理療法ハッピーライフ公式ホームページhttp://www.happylife.jp
心理療法ハッピーライフは1998年8月開業ですから12年目になります。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 人に嫌われたくないわがままな人 | トップ | 多くの困っていない人たちに... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

心理療法ハッピーライフ」カテゴリの最新記事