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適応障害、発達障害と医学と教育の関係

2008年08月08日 | 心理療法ハッピーライフ
適応障害、発達障害と医学と教育の関係


2008年8月8日(金)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


最初に、

今日のお話は、脳に異常のある本当の適応障害、発達障害の方のお話ではなく、学校や職場などに馴染めないという事で精神科、神経科、心療内科に行くと、適応障害や発達障害と診断されて、「自分は病気だったんだ」と思われる方の話です。


私見ですが、優しい時代になったと思います。

医師は、禁酒、禁煙、ダイエット、ギャンブル中毒など、何でも病気にしたがっているように感じます。

一昔前では病気という発想が全くないものまで病気という事になり社会保険が効くものもあります。

また、セラピストやカウンセラーの中には禁酒、禁煙が出来ないのは病気だからと本気で思っている人までいます。

本当に優しい時代になったと思います。

もしかすると、学校で勉強をサボった為に九九が分からないからスーパーで買い物をする度にいくら買っているのかが分からなくて辛いという人が病気認定をされて疾病手当てまで出るかも知れません。


病気の方が一見、楽なのです。

一見、楽なのですが、お薬を飲む事によって九九が分かり始めるのでしょうか?

九九が分かり始めるわけがありません。

九九は勉強して覚えるしかないのです。

学校や会社に適応出来なくて困っている人達には学校や会社に適応できるようになる勉強 『人生勉強』 が必要なのです。

しかし、間違った優しいサインを受け取り、
「僕は病気だったんだ。」
「僕は病気だったのだから学校や職場に適応できないのは仕方がないんだ。」
「僕は全く悪くない。悪いのは病気なんだ。」
と受け取っている人達がいます。


多くの人が出来る事が自分は出来ないという時は、本来は、自分の心を成長させる人生勉強をするべきです。

一昔前では出来なければ自己責任だったのです。

しかし、今は、医師から診断書が出ているのだから学校や会社に優しく特別待遇で扱うようにと主張する人までいます。


あくまでも薬は頭痛薬と一緒です。

頭痛薬をどんなに飲み続けても頭痛の原因は治りません。

それと同じで抗精神薬で症状を抑えながら並行して学校や会社に適応できる自分になる為の人生勉強をしなければ本当の解決は出来ません。

何でも病気ですよと言ってくれる一見優しい時代になりましたが、多くの人が適応できているのに自分が適応できないのは今までの人生勉強が十分でなかったからではないかと疑って下さい。

ちなみに、学校の教育は算数や理科や社会だけではありません。

通信簿にはありませんが、学校は人生勉強という事を教えている場所です。

人生勉強は学校以外でも教えてくれますが、学校の授業は受けたけれども通信簿は1というのと同じで人生勉強の中身を受け取っていないのです。

私は精神科や神経科、心療内科に通っている多くの人には抗精神薬も必要でしょうが、本当に必要なのは人生勉強だと思います。

そして、人生勉強の教育を受けて多くの困っていない人達と同じような考え方になれば、もう病院に行く必要はなくなります。

心理療法ハッピーライフは対人緊張症や神経症、うつ病などを治す所ではなく、本来必要な人生勉強をする教育機関のように思われて下さい。
(注、今日の題材の適応障害、発達障害は神経症の一つです。)

以前から何度か書いていますが、私は医師よりも本当に予備校の先生に近いのです。

もちろん担当科目は『人生勉強』です。

大丈夫ですよ(笑)。大丈夫(笑)。

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