鳥まり、参る!

ご覧いただきありがとうございます。
日々のいろいろなことを記録しています。

世慣れた微笑みと残酷。

2024年05月04日 | 言いたい放題
【いい人とは、真心とは】

久しぶりにジブリ映画『魔女の宅急便』を観ました。

(こういう時の「みる」っていつも漢字に迷う…視聴だから「視る」なのか、観劇と同じに「観る」なのか。しかしどちらも常用外漢字らしい)

ニシンとカボチャの包み焼きをめぐるエピソードは人によって全く解釈が変わるところ。

「あたしこのパイ嫌いなのよね」
  ↓
ぁガーンッ

のアレです。

長年愛情深いおばあちゃんに冷たくひどい孫娘…という解釈がなされてきましたですが、最近は

「孫がいらないって言ってるんだから、その料理はやめとけ」

「喜ぶものじゃなく贈りたいものを押し付けるのは愛じゃない」

「おばあちゃんキキにはチョコレートケーキ焼いてるんだから、ケーキにしとけよ」

と孫の気持ちに寄り添う人が多くなった印象がありますね。

驚いたのは、奥さまと年齢が近いであろう大先輩世代レディーが

「このおばあちゃん、単純にだいぶボケが進んじゃってるんじゃない?」

「キキに対してハキハキ話して感じがいいのは猫被っているからよ。

 そういう老人すごく多いのよ。

 身内にはすごく困る人なの」


と情け容赦ない分析をしていたこと(笑)。

しかし解像度は高い気がする

さて、2024年の私はこのニシンパイエピソードを見てこんなことを考えていました。

「この女の子がもう少し大人だったら、あるいは世慣れた人だったとしたら…。

 きっとキキに

 「こんな雨の中、ありがとう!

  とっても嬉しいわ。

  風邪ひかないように、どうぞ御自愛なさってね」

 と優しく微笑んで、それにキキとジジは

 「なんて素敵な人だろう。

  頑張ってパイ作りを手伝って、土砂降りの中急いで届けて良かった」

 と感激する。

 そしてドアを閉めたらメイドさんに

 「これ捨てて」

 と料理の処分を頼む。

 そして、おばあちゃんには電話で

 「おばあちゃん、いつもありがとう!

  すっごく嬉しかったよ。

  私、おばあちゃんのお料理大好き」

 とでも言ってサービスしてあげるんだろうな。

 でもそれって愛かな、真心かな。

 世間は素晴らしい人扱いするだろうけどねえ…」


くだらない想像だけど、こうやって上手く切り分けてる世慣れた人はたくさんいるのだろうと思う。

話し合っても仕方がない、本音なんか聞いてもらえない、だったらこっちも割り切ろう、と。

うーん。

学生時代の先生だったか、習い事の先生だったか忘れたけど、芸能人が多数住んでいるマンションに住んでいる人にこんな話を聞いたことがある。

「芸能人の○○(←当時のスーパースター)すっごいよ。

 プレゼントなのか何なのかわかんないけど、伝票ついた段ボールごとマンションのゴミ捨て場に堆(うずたか)く置いていくの。

 半分くらいは開けてもない段ボールでさ、マネージャーさんかな、一生懸命運んでるの見る。

 他にも芸能人たくさんいるけど、伝票すら取らないのはあの人だけ。

 ストレスなのか心臓に毛が生えてるのか、とにかくあの人は印象悪い。

 テレビで笑顔で上品に振舞ってても現実アレだもん」

同じような話を別のセレブやスターでも漏れ聞いたことがあるので、そこまで珍しいことではないのでしょうね。

使い分け。

世慣れる。

雑駁。

それとも賢い?

いやはやいやはや。

まあでも、話が通じない相手にはそれでもいいのかなって気もしています、今は。

話し合ってわかりあって…が無理な事例は世の中ごまんとあるのだ。

あ、でもゴミの分別はしましょうね!







はじめての方向きの記事と対面カウンセリングのご案内です♪

※対面有料カウンセリングやってます。


※スキンケア記事・まとめ。


※宝塚の娘役さん風・ナチュラルメイクレシピまとめ。


※有名人さん風メイクレシピ・まとめ。


※大学1年生のための外見魅力アップ講座『ホンカワ』!


※モテ服関連記事・まとめ。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする