修了式で話をしましたが、その中から・・<o:p></o:p>
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「先月は、バンクーバー冬季オリンピックが開かれました。日本中がわきましたね。その後、パラリンピック冬季大会が行われました。一般にパラリンピックはテレビや新聞での報道の扱いがオリンピックより小さいのですが、今回は比較的とりあげられていたようです。日本人選手も大活躍でした。メダル11個と報道されています。<o:p></o:p>
パラリンピックというものに、皆さんはどのような印象を持っていますか?身体障がい者の人たちによるスポーツ世界大会ですね・・。では、どのような種目がありますか?そして、その競技レベルは?<o:p></o:p>
一般的な印象・・・チェアスキーとか、アイススレッジホッケーとか、(夏は)車椅子マラソンとかがあります。身体に障がいを持った人がリハビリを兼ねてスポーツをしている・・。という印象でしょうか?<o:p></o:p>
私も、少し前まではこのようなイメージが強かったのですが、よく考えて、見方を変えてみると、すごいことに気づきました。<o:p></o:p>
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身体障がい者のスポーツなのではなく、(例えば)足を使わないというルールでアイスホッケーをしているのがアイススレッジホッケーではないのか。足が不自由であるかどうかは問題じゃなく、普通のアイスホッケーに足を使わないというルールが加わっただけなのです。車椅子マラソンも同様です。「手を使う自転車」の競技なのです。例えば、健常者の人が車椅子マラソンに出たらどの程度活躍できるでしょうか?また、健常者の人が車椅子に座ったままでバスケットのシュートが力強く打てるでしょうか?そう考えると、パラリンピックの出場選手はすばらしい運動選手なのではないでしょうか?ある制限(例えば足を使わないというルール)のもとに、自分の可能性を精一杯出そうとがんばっているのです。<o:p></o:p>
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世の中には、制限された自分の環境(や境遇)に不平や不満ばかり言って、その中で最大限の努力をしようとしない人が多いのではないでしょうか?まずは、自分が今できることを精一杯がんばりましょう。」<o:p></o:p>
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