後藤和弘のブログ

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「キリスト教を簡単に理解する方法」

2024年01月15日 | うんちく・小ネタ
キリスト教を簡単至極に説明したいと思います。
さて、ユダヤ民族だけの民族宗教として旧約聖書が前 900年頃に出来ました。それから、長い年代にわたって改正が続きましたが、ユダヤ民族がバビロニアに捕囚されていた時代に大部分が編集されたそうです。

この旧約聖書は長い間、ユダヤ教の基本でしたが2000年前にイエス・キリストが改正をして世界の全ての民族に通用するキリスト教を作ってしまったのです。
この宗教の特徴は『神はヤハウエ神だけである。偶像崇拝は行わないこと』ということにあります。

キリスト教では「この世のことに執着しないで天の神様やイエス様のことを愛せ」と教えます。
佛教もキリスト教も、この世の全てのことに執着するなと教えている点は全く同じなのです。
キリスト教では「神やイエスさまを愛せ」、そうすれば「神やイエスさまが貴方を愛します」と教えます。

人間が神の愛、イエスさまの愛を信じ、確信出来れば、この世のことには執着しなくなります。いろいろな悪い欲望が消えるので心が平和になります。幸福になれます。
ここで一休みしてユダヤ民族だけのためにあったユダヤ教が全ての民族へも普遍的に通用するようにしたのがイエスさまでした。
その改革の重要な部分を考えて見ましょう。
それはは「神は全ての人を、異民族も平等に愛す」と言い出したのです。異教徒のサマリア人も愛したのです。取税人も愛したのです。
イエスさまは弟子たちに全ての言語が話せるようにして外国へ派遣したのです。

これは神は人種、職業、金持ち、貧しい人を問わず全ての人を愛しているという、当時としては衝撃的な教えでした。
これはユダヤ教徒だったイエスさまの大きな宗教改革だったのです。
キリスト教で毎週一回教会に集まり、神やイエスさまにお祈りをささげます。そして驚くべきことにイエスさまの肉体の一片に模したパン片をたべる宗派もあるのです。カトリックがその宗派です。

この宗教的儀式はミサと言いす。そしてその儀式の概略は以下のようになっているのです。
まず簡単に言えばミサは次の4部分から成り立っています。
1、開  祭
2、ことばの典礼(旧約聖書、新約聖書の朗読)
3、感謝の典礼
4、交わりの儀と閉祭。
この4つの部分で一番重要なのが、4、交わりの儀なのです。
この時、信者一人一人が神父の前に行って、イエスさまの肉体の一片に模したパン片(聖体)を拝領します。

キリスト教では神がこの世に派遣したイエスさまを非常に大切にします。
キリスト教はどんな国々の人にも普遍的に通用するのです。
如何でしょうか?キリスト教の内容がご理解頂けたでしょうか?

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)


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