後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「ミレーの『種まく人』など名画がある山梨県」

2024年08月05日 | 日記・エッセイ・コラム
このブログでは北海道や鹿児島のような地方をご紹介しています。
今日は葡萄や桃で有名な山梨県ご紹介してしたいと思います。「甲州ワイン」は近代国産ワインの先駆けでした。
さて第一回目にはミレーの『種まく人』で有名な山梨県立美術館をご紹介いたします。
甲府市の山梨県立美術館は1978年の開館以来「ミレーの美術館」として有名です。70点ものミレー作品を所蔵する美術館は世界でも他に無く、『種をまく人』をはじめ、『落ち穂拾い、夏』や『角笛を吹く牛飼い』などの名画を見ることができます。
そしてミレーだけでなく、バルビゾン派の画家たちの作品や、山梨県ゆかりの美術家の作品も展示されています。総点数は現在約1万点もありコレクション展は年4回展示替えを行っています。
それでは展示作品の写真を示します。

1番目の写真はミレーの『種まく人』です。
この絵では広大な農地で一人で働く田舎の労働者を中心とした人間の姿を描くことに重点を置いています。1850年のパリ・サロンに出品され、多くの注目と批評を浴び、批評家のクレマン・ド・リスは「躍動感に満ちたエネルギッシュな習作」と賞賛しました。
ミレーは1849年に、パリから少し離れた場所にあるフォンテーヌブローの森にあるバルビゾンという村に移り住みました。
彼はバルビゾン派と呼ばれる 芸術家グループの一員となり、伝統的でロマンティックな劇的風景画とは対照的な、控えめで写実的な風景画やモチーフを描くようになります。

2番目の写真は山梨県立美術館の屋外の彫刻展示の風景です。

3番目の写真はミレーの「落ち穂拾い」です。

4番目の写真はトロワイヨンの「市日」です。

5番目の写真はルソーの「フォンテンブローの森のはずれ」です。

6番目の写真は米倉壽仁の「ヨーロッパの危機」です。このような抽象画も多数展示されています。他にも山梨県ゆかりの作品も展示されています。
また美術館の外にはにはロダン、また、施設のある芸術の森公園内にはロダン、へンリー・ムーアやブールデル、ザッキン、マイヨールなどの彫刻が置かれ展示されています。

7番目の写真はへンリー・ムーアの彫刻です。

今日はミレーやバルビゾン派の画家たちの作品や山梨県ゆかりの作品も展示されている山梨県立美術館をご紹介いたしました。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)

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