後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「秋は喨喨(りょうりょう)と空に鳴り」

2024年09月02日 | 日記・エッセイ・コラム
高村光太郎の詩で「秋の祈り」です。

      秋の祈り
秋は喨喨(りょうりょう)と空に鳴り
空は水色、鳥が飛び
魂いななき
清浄の水こころに流れ
こころ眼をあけ
童子となる

多端粉雑の過去は眼の前に横はり
血脈をわれに送る
秋の日を浴びてわれは静かにありとある此を見る
地中の営みをみづから祝福し
わが一生の道程を胸せまって思ひながめ
奮然としていのる

いのる言葉を知らず
涙いでて
光うたれ
木の葉の散りしくを見
獣(けだもの)喜喜としてとして奔(はし)るを見

かくの如き因果歴歴の律を見て
こころは強い思愛を感じ
又止みがたい責(せめ)を思ひ
堪へがたく
よろこびとさびしさとおそろしさとに跪(ひざまず)く
いのる言葉をしらず

ただわれは空を仰いでいのる
空は水色
秋は喨喨と空に鳴る
    (大正3年作「道程」の巻末に収められている)

写真の出典は、https://www.kobo-momo.com/.../%E3%81%84%E3%82%8F%E3%81.../ です。

「北海道の紫竹ガーデンの秋の花園の写真」

2024年09月02日 | 写真
北海道ガーデン街道の紫竹ガーデンの秋の花園の写真をお送りいたします。
帯広~旭川にガーデン街道があります。花園のつながりです。その中に紫竹ガーデンもあります。
紫竹ガーデンの花園の写真を、https://www.hanagoto.daiichi-engei.jp/hanatabi/1486.html からお送りいたします。
1番目の写真は「白樺並木の散歩道」です。
十勝平野と紫竹ガーデンをさりげなく繋ぐ、白樺のパーテーションです。
2番目の写真は「紫竹(しちく)ガーデン」です。紫竹ガーデンは紫竹昭葉さんが60代で残りの人生をかけて庭づくりを始めて、2019年で30周年になりました。
3番目の写真は紫竹ガーデンの花の小径です。150mに渡ってさまざまな宿根草が植えられた小道です。
4番目の写真は紫竹ガーデンのイヌサフランです。薄紫の花が満開です。

「秋を告げる花々の写真」

2024年09月02日 | 写真
秋を告げる花々の写真です。
写真の出典は、https://gardenstory.jp/plants/72049 です。

1番目の写真はリンドウです。
リンドウ科多年草、主な花色:青・紫・白・ピンク・複色、開花期:9~11月

2番目の写真はシュウメイギクです。
キンポウゲ科多です、主な花色:白・ピンク、開花期、9~11月

3番目の写真はケイトウです。
ヒユ科一年草、主な花色:赤・ピンク・黄・オレンジ・緑、/主な開花期:7~11月

4番目の写真はハギです。
マメ科低木、主な花色:赤紫・白、開花期:7〜9月


「邯鄲の夢と秋の山林の中の小屋」

2024年09月02日 | 日記・エッセイ・コラム
人生にはいろいろなことがあります。でも終りに近づくと、嗚呼、邯鄲の夢だったと思う日々が多くなります。
その人生の中で私は自慢出来ることがあります。それは山梨県の甲斐駒岳の麓の山林の中に小屋を持っていることです。1974年に作ってから50年間も通っていることです。何故、自慢に思うのか理由は分かりません。
高齢になると自然の風景に一層深く感動するようになります。
2016年には11月の紅葉の美しい時に行きました。撮ってきた写真を示します。
1番目の写真は紅葉の雑木林の中を登りつめた所にある山林の中の小屋です。
2番目の写真は小屋の窓からの風景です。この部屋には妻と何度も泊まりました。子供や孫たちも連れて行きました。
3番目の写真は小屋への道路の様子です。こんな道を根気よく2Kmほど登ると小屋に着きます。
小屋の窓の下によく野生の猿が来ます。鹿や狐やイノシシも時々見かけます。本当に深い山林なのです。
4番目の写真は標高2,967 m の甲斐駒岳です。

以上の写真で示した山林の中の小屋へはもう行けなくまりました。車の運転免許を返納したので行けません。懐かしい小屋でした。

しかし山林の中の小屋のおかげで私の人生が豊で楽しいものになりました。

皆様も趣味を楽しみ、楽しい老境をお過ごしなるようにお祈り申し上げます。 後藤和弘( 藤山杜人)

「秋の風物詩、菊の花、お彼岸、塩鮭乾し、干し柿」

2024年09月02日 | 日記・エッセイ・コラム
まだまだ残暑が厳しく毎日ですが空を見上げると秋の白い雲が流れています。高い空には秋が来たのです。そのうち秋になります。暑かった夏も過ぎ涼しい秋晴れの日々がやって来るでしょう。
菊の花も咲き秋のお彼岸がやってきます。晩秋になると村上の塩鮭乾しです。山国では家々の軒に干し柿が並びます。秋の風物詩です。
お彼岸には墓参りのためにお寺に行く人も多いと思います。毎年、お彼岸の季節になると昔の兵庫県の祖父のお寺のことを懐かしく思い出すのです。
そんなことを思い出しながら秋の風物詩の写真をお送りいたします。

1番目の写真は秋晴れの相模湖です。自分で撮った写真です。
2番目の写真は神代植物公園の菊の花です。自分で撮った写真です。
続いて鮭の遡上、塩鮭乾し、干し柿の風景写真をお送り致します。
3番目の写真は北海道の川に遡上してきた鮭です。写真はhttps://prezo.jp/column/6214 からお借りしました。
日本海側の川にも多数の鮭ガ遡上します。有名なのは新潟県の村上の三面川(みおもてがわ)での鮭の遡上です。鮭の町、村上市ではそれぞれの家庭で大きな塩引き鮭を作ります。
4番目の写真は大きな塩引き鮭が軒先にぶら下がっている村上の風景写真です。

季節はめぐり、やがて寒い晩秋になります。すると寒い山梨県や長野県の農家では干し柿を作ります。
5番目の写真は干し柿が信州の農家の軒先にある風景写真です。干し柿の写真の出典は、 https://ssl.yamagatakanko.jp/gallery/…/img/food/food012.html です。

今日は素晴らしい秋晴れの写真に続いて菊の花、鮭の遡上、村上の塩鮭作り、干し柿作りの写真をご紹介致しました。初秋、晩秋にかけての季節の風物詩です。如何でしたでしょうか。この素晴らしい季節をお楽しみ下さい。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたしす。後藤和弘(藤山杜人)