ドイツの教会はカトリックとエバンゲリッシュ で多少違います。エバンゲリッシュ とはプロテスタント教会のことです。
ドイツは本来キリスト教国でしたが近年イスラム教の難民を200万人受け入れたので宗教事情は複雑になりました。詳細は後にしてドイツの教会の写真を示します。壮大なケルンの教会等が有名ですが村の小さな教会も紹介します。
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1番目の写真はローテンブルクのカトリック教会です。私が1969年秋に4ケ月間通った教会です。
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2番目の写真はウルムの教会です。ドイツの都会にある典型的な教会です。
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3番目の写真はドイツの都会にある典型的な教会の内部にあるパイプオルガンです。
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4番目の写真はヴィースの巡礼教会 です。南ドイツのどかな田舎の牧場の中にポツリと建つ 教会です。
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5番目の写真はヴィースの巡礼教会の内部 です。世界遺産に認定されています。
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6番目の写真は南ドイツの田舎でよく見かける村の教会です。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/af/6c8bf68f1cf9e5460e32d558024eaa23.jpg)
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7番目の写真も南ドイツのコロマン教会 です。山並みを背にし草原に立っています。
さてドイツの宗教事情を簡略に記しておきます。
オットー1世が戴冠した962年以降の神聖ローマ帝国時代の宗教事情から紹介します。
ドイツ王オットー1世が戴冠を受けたことによってはじめて成立したのが、イタリアから西ヨーロッパ全体を包括する神聖ローマ帝国 です。
次の歴史的転換期として、1517年にはマルティン・ルターによる宗教改革が起こったのです。
この宗教改革からエバンゲリッシュ(プロテスタント教会)が派生します。
現在「エバンゲリッシュ」は、カトリックとともにドイツにおいて最大規模の宗派となっています。
そして1990年の東西ドイツの統一後、東ドイツの無宗教の人が多数加わったのです。
更に流入した200万人以上の移民はイスラム教徒なのです。
イスラム教団体との対話を進めるための場を作るべく、ドイツ政府は「ドイツ・イスラム会議(Deutsche Islam Konferenz、DIK)」を2006年から設置します。
この会議の最終目標は、イスラム教を公法上の宗教団体として国家システムに組み入れ、公立学校でのイスラム教育を実現し、社会の様々な分野でより幅広く活動できるようにすることです。
しかし議論が紛糾しこの会議は具体的な成果をあげていません。
ドイツは伝統的なカトリックとエバンゲリッシュ(プロテスタント教会)の2つだけの社会だったのです。
なおこの記事を書くために、http://www.newsdigest.de/newsde/backnumber/7650-1021/ を参考にしました。記して謝意を表します。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)