去年まで何本もの長距離ミサイルを日本越しに太平洋に打ち込んこんでいた狂気じみた独裁者の金正恩が豹変したのです。
核実験の停止とミサイル発射の停止を宣言したのです。
これはトランプさんが空母打撃群を同時に3隊も北朝鮮沖に派遣して金正恩を脅迫した結果でした。
本当に金正恩は既に実戦配備している核兵器と長距離ミサイルを放棄するでしょうか?
私は疑問に思っていました。
ところが昨日、金正恩さんが負傷した中国人の観光客を見舞い、その上、平壌の中国大使館を自ら訪問し中国から在任していた中国人大使へ遺憾と哀悼の意を伝えたというニュースが飛び込んできました。
一国のトップが外国の大使館を訪問するのは破天荒な出来事です。その上、事故で負傷した中国人観光客の手を握って勇気づけている金正恩さんの写真も大きく公表されているのです。この写真を見て私は昨年まで独裁者、金正恩と呼び捨てにしていましたが、少し礼儀正しく、「金正恩さん」と書くことにしました。
何故なら、彼は本気で核兵器と長距離ミサイルを放棄する決意だと感じたからです。
この私の個人的な勘が正しければ日本に真の平和が来るのです。北朝鮮が日本にとって投資先になり日本企業の大きな市場になるからです。北朝鮮は共産党独裁の現在の体制のまま市場経済に移行して、現在の中国を小さくしたような国になる筈です。懸案の拉致問題も解決します。
それでは昨日の産経、電子版のニュースを見てみましょう。
『金正恩氏が中国大使館訪問 北朝鮮交通事故で哀悼』2018.4.24 13:23
https://www.sankei.com/world/amp/180424/wor1804240037-a.html
まず大きな一枚の写真が掲載されています。それは事故で負傷した中国人観光客の手を握って勇気づけている金正恩さんの写真です。
(朝鮮中央通信=共同が配信した写真です)
そして以下のニュースの文章が続いています。
中国外務省は23日、北朝鮮の黄海北道で22日夜に交通事故があり、中国人32人を含む計36人が死亡したと発表した。中国国営中央テレビのニュースサイトによると、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は23日朝、在北朝鮮中国大使館を訪れ、遺憾と哀悼の意を伝えた。
金氏が他国の大使館を訪れるのは異例。事故から一夜明けてすぐに訪れることで、3月の中朝首脳会談で改善した中国との関係を重視する姿勢を表した。金氏は病院も訪れて負傷者を見舞い「全力で治療に当たり、中国側と協力して事故後の処理をしっかりと行う」と表明した。北朝鮮の朝鮮中央通信も24日、金氏が大使館と病院を訪問したことを報じた。
中国国営通信の新華社によると、事故では中国人観光客の一行が乗ったバスが橋から落ちた。死者には北朝鮮人4人が含まれる。ほかに中国人2人が重傷という。中国国家衛生健康委員会は23日、医療チームの北朝鮮派遣を発表した。(共同)・・・・・
以上のニュースは北朝鮮が中国に非常に強い親近感を感じていることを示しています。そして北朝鮮が中国を手本にして市場経済体制に移行したいことを暗示しています。
6月に予定されているトランプ大統領との会談で北朝鮮とアメリカは、1950年の朝鮮動乱以来続いている戦争状態を停止し平和条約を作る可能性が大きいのです。
そうすれば北朝鮮は外資導入をし、国内の工業を活性化する筈です。勿論、北朝鮮は日本企業にとっても大きな市場になります。懸案の拉致問題も解決します。
その結果、東アジアには真に平和な時代がやって来るのです。そこには巨大な中国と日本があり、少し経済規模の小さな韓国、台湾、北朝鮮、ロシア(極東地区)という独立国が経済関係を強めながら平穏な世界の一地方になるのです。そしてこの地域はアメリカ、カナダ、オーストラリアとの経済的結びつきが非常に重要になって来るのです。
経済的結びつきは戦争防止の強力な保険です。
上の方で、私が「真の平和」と言っているのはこのような意味の平和なのです。
さて今日の挿し絵代わりの写真は人間が育てた藤の花の写真2枚と、山に自然に咲いている藤の花の写真3枚です。
栽培した藤の花の色は鮮やかです。一方、山に自然に咲いている藤の花は何とも言えない美しい淡い藤色です。山の藤の写真は中央高速道路の藤野サービスエリアの後ろの山の写真です。一昨日撮った写真です。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)




核実験の停止とミサイル発射の停止を宣言したのです。
これはトランプさんが空母打撃群を同時に3隊も北朝鮮沖に派遣して金正恩を脅迫した結果でした。
本当に金正恩は既に実戦配備している核兵器と長距離ミサイルを放棄するでしょうか?
私は疑問に思っていました。
ところが昨日、金正恩さんが負傷した中国人の観光客を見舞い、その上、平壌の中国大使館を自ら訪問し中国から在任していた中国人大使へ遺憾と哀悼の意を伝えたというニュースが飛び込んできました。
一国のトップが外国の大使館を訪問するのは破天荒な出来事です。その上、事故で負傷した中国人観光客の手を握って勇気づけている金正恩さんの写真も大きく公表されているのです。この写真を見て私は昨年まで独裁者、金正恩と呼び捨てにしていましたが、少し礼儀正しく、「金正恩さん」と書くことにしました。
何故なら、彼は本気で核兵器と長距離ミサイルを放棄する決意だと感じたからです。
この私の個人的な勘が正しければ日本に真の平和が来るのです。北朝鮮が日本にとって投資先になり日本企業の大きな市場になるからです。北朝鮮は共産党独裁の現在の体制のまま市場経済に移行して、現在の中国を小さくしたような国になる筈です。懸案の拉致問題も解決します。
それでは昨日の産経、電子版のニュースを見てみましょう。
『金正恩氏が中国大使館訪問 北朝鮮交通事故で哀悼』2018.4.24 13:23
https://www.sankei.com/world/amp/180424/wor1804240037-a.html
まず大きな一枚の写真が掲載されています。それは事故で負傷した中国人観光客の手を握って勇気づけている金正恩さんの写真です。
(朝鮮中央通信=共同が配信した写真です)
そして以下のニュースの文章が続いています。
中国外務省は23日、北朝鮮の黄海北道で22日夜に交通事故があり、中国人32人を含む計36人が死亡したと発表した。中国国営中央テレビのニュースサイトによると、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は23日朝、在北朝鮮中国大使館を訪れ、遺憾と哀悼の意を伝えた。
金氏が他国の大使館を訪れるのは異例。事故から一夜明けてすぐに訪れることで、3月の中朝首脳会談で改善した中国との関係を重視する姿勢を表した。金氏は病院も訪れて負傷者を見舞い「全力で治療に当たり、中国側と協力して事故後の処理をしっかりと行う」と表明した。北朝鮮の朝鮮中央通信も24日、金氏が大使館と病院を訪問したことを報じた。
中国国営通信の新華社によると、事故では中国人観光客の一行が乗ったバスが橋から落ちた。死者には北朝鮮人4人が含まれる。ほかに中国人2人が重傷という。中国国家衛生健康委員会は23日、医療チームの北朝鮮派遣を発表した。(共同)・・・・・
以上のニュースは北朝鮮が中国に非常に強い親近感を感じていることを示しています。そして北朝鮮が中国を手本にして市場経済体制に移行したいことを暗示しています。
6月に予定されているトランプ大統領との会談で北朝鮮とアメリカは、1950年の朝鮮動乱以来続いている戦争状態を停止し平和条約を作る可能性が大きいのです。
そうすれば北朝鮮は外資導入をし、国内の工業を活性化する筈です。勿論、北朝鮮は日本企業にとっても大きな市場になります。懸案の拉致問題も解決します。
その結果、東アジアには真に平和な時代がやって来るのです。そこには巨大な中国と日本があり、少し経済規模の小さな韓国、台湾、北朝鮮、ロシア(極東地区)という独立国が経済関係を強めながら平穏な世界の一地方になるのです。そしてこの地域はアメリカ、カナダ、オーストラリアとの経済的結びつきが非常に重要になって来るのです。
経済的結びつきは戦争防止の強力な保険です。
上の方で、私が「真の平和」と言っているのはこのような意味の平和なのです。
さて今日の挿し絵代わりの写真は人間が育てた藤の花の写真2枚と、山に自然に咲いている藤の花の写真3枚です。
栽培した藤の花の色は鮮やかです。一方、山に自然に咲いている藤の花は何とも言えない美しい淡い藤色です。山の藤の写真は中央高速道路の藤野サービスエリアの後ろの山の写真です。一昨日撮った写真です。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)




