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後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

ある冬の日の三宝寺池

2013年01月12日 | 写真

平安時代末期から室町時代にかけて豊島氏の城であった石神井城の隣に三宝寺があります。その寺の裏のがけ下に大きな湧水池が広がっています。

冬になるとカモやカイツブリやバンなどの渡り鳥がシベリアからやって来ます。

この三宝寺池は石神井川の水源池です。

この三宝寺池と下流の石神井池を合わせ、その周囲は石神井都立公園になっています。

今日は三宝寺池の周囲を家内と散策して来ました。風は冷たいのですが陽射しの暖かい穏やかな冬の午後でした。写真をお楽しみ頂ければ嬉しく思います。

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日本の人口6000万人になると幸福が溢れる国になる

2013年01月12日 | 日記・エッセイ・コラム

昨日、日本人の人口は本当に6000万人以下になるのでしょうか? という記事を掲載しました。2100年頃になると6000万人くらいになるという推定結果を説明した記事です。

それを読んだ家内が暗い顔をしています。記事を読んだ多くの方々も暗い気持ちになっているかも知れません。

しかし私は明るい希望に溢れています。日本民族がより幸福になると信じているからです。その理由を以下に箇条書きで示します。

しかしその前に末尾につけた世界の国別人口の一覧表をご覧下さい。

多くの日本人が憧れているドイツは8000万人、フランス、イギリス、イタリーが約6000万人です。

これらの国々の人は日本人より不幸な毎日を送っているでしょうか?

なぜ立派な家に住み、美味しい物を食べているのでしょうか?何故キリスト教を信じ、そして宗教の自由があるのでしょうか?何故、個人、個人が輝いているのでしょうか?そんな事を考えながら以下をお読みください。

(1)国民生産すなわちDGPが増加しないので貧乏になるというウソ。

ドイツ、フランス、イギリス、イタリーのGDPは日本よりは非常に少ないのです。しかし彼らの生活水準は日本人より高いのです。

理由は簡単です。長い間経済的に豊かだったので富の蓄積があるからです。

富の蓄積とは堅固で華麗な住宅や美術館です。鉄道施設や高速道路です。アルプスへ登る多数の観光用ロープウエイ、ホテルなどの施設です。美しく整備された湖です。こういうものはハード・インフラストラクチャーと総称され、一度作ると、どんどん蓄積して行くのです。

子孫はほんの少しの修繕費でそれらを半永久的に使えるのです。

経済成長の止まった1990年以後の日本を見ると住宅がどんどん贅沢になっています。高速道路や新幹線が延長しています。

特に地方に行くと誰も通らないのに青く光る立派な舗装道路が緑の山々のなかに建設されています。

日本は現在、富の蓄積が進行しているのです。生活レベルはどんどん上昇しています。

(2)人口が6000万人になるとより広い土地が持てるようになります。

人口密度が減少するのですから当然です。家々の敷地面積や農家一軒あたりの農地も広くなります。

東京や大阪の中心街では人が折り重なるように生活していますが、それも解消するのです。下の写真のように人々が緑の沃野で悠々と暮らせるのです。これこそ幸福というものです。

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(3)人口が減少するので個人の尊厳が守られます。

それは自然現象のようなものです。個人の自由や尊厳が現在より必ず増加します。その結果、芸術やスポーツや高尚な趣味がより一層盛んになります。それは幸福なことに違いありません。

世界に感動を与える画家が出るでしょう。作曲家やオーケストラの指揮者も沢山出ます。いろいろな芸術活動を支える組織や財団ができます。高尚な趣味とは何かという議論はしないことにして、それを普及し支える組織も出来るでしょう。

この様に人々の心を豊かにする活動を支援する社会の仕組みを総称してソフト・インフラストラクチャーと言います。人口が減少し、個人の自由と尊厳が増加するとそんな社会になると私は信じています。

(4)高齢化社会になると労働人口が減少するので老人の生活が支えられなくなる。皆が貧乏になるというウソ。

現在の60歳停年制を固守していればこの理論は正しいでしょう。しかし停年を70歳、75歳、そして80歳と上げて行けば良いのです。私は75歳まで毎日働いていました。現在もこうして毎日ブログを書いています。

老人になると激しい労働は苦しくなります。しかし出歩いて人と交渉したり営業の支援活動位はできます。しかし60歳以上になると停年後の人間だからと本気で相手にしてくれません。これは社会通念として受け入れて来ました。人口が減れば自然にこの社会通念が変わります。

その上、インターネットが現在よりも発達するので下の写真のような緑に囲まれた北海道の家にいても知的な仕事なら出来ます。

日本人の人口が減少すれば労働集約型産業が次第に知的産業に変化して行くのが歴史の必然です。

ですから高齢化社会になると労働人口が減少するので老人の生活が支えられなくなるというのはウソになります。皆が貧乏になるというのもウソです。日本民族はそんなに愚かな民族ではありません。

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もっともっと書きたいことがありますが、今日はこの辺で止めます。個人の尊厳については続編で書きたいと思っています。

それはそれとして、

今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)

=======世界の国別人口===================

以下の国別人口の統計はWHO加盟国193カ国を対象としている。統計は2010年時点のもの。下表は数値が大きい順に並べた。

順位 国名 総人口
[2010年]
(人)
1 中国 1,348,932,000
2 インド 1,224,614,000
3 アメリカ 310,384,000
4 インドネシア 239,871,000
5 ブラジル 194,946,000
6 パキスタン 173,593,000
7 ナイジェリア 158,423,000
8 バングラデシュ 148,692,000
9 ロシア 142,958,000
10 日本 126,536,000
11 メキシコ 113,423,000
12 フィリピン 93,261,000
13 ベトナム 87,848,000
14 エチオピア 82,950,000
15 ドイツ 82,302,000
16 エジプト 81,121,000
17 イラン 73,974,000
18 トルコ 72,752,000
19 タイ 69,122,000
20 コンゴ民主共和国 65,966,000
21 フランス 62,787,000
22 イギリス 62,036,000
23 イタリア 60,551,000
24 南アフリカ 50,133,000
25 韓国 48,184,000