平成21年7月13日 天候曇り
茅ヶ岳の番人、末木さんから標柱が無事であるというメールと写真を送っていただいたのはもう2ヶ月以上前のことだ。今回はいたずらされている様子は無いのだが、心配なのは標柱の文字だ。特にいちばん損傷のひどかった「茅」の文字は黒ペンキが剥げて木肌が露出してしまっているように見える。見栄えの問題もあるが、それ以上に心配なのは水を吸い込んで標柱の木が朽ちてしまうことだ。トレーニングを兼ねて、午後から茅ヶ岳に向かう。
いつものように大明神林道に車を止めてルートを短絡する。今回は尾根道を登ることにした。トレーニングのため、30分ほどハイピッチ(私としては)登ると、右足の足首から足底にかけて痛みが出てきた。以前から時々あったが、歩いていると良くなっていたのでそのまま歩くが、この日は全く痛みがひかず、むしろ増してきた。たまに慣れないことをするとこんなもの、いつものスローペースに戻して歩く。
尾根道を行く.藪っぽく見えますが道はしっかりしてます.
野草がたくさん咲く.この花はママコナ?と???
キバナノヤマオダマキ
ウスユキソウ
このルートは山頂の直下だけ急勾配になっており、その途中の右側に土の斜面が露出した場所がある。ここは赤紫色の濃いビランジが咲く場所で、毎年この花を見るのを楽しみにしている。立ち寄ってみたが、まだ葉っぱだけで蕾もついていない状態だった。8月が見頃だろう。ここからは富士山も眺めることができる。
ビランジはまだ葉っぱだけ.
ここからは富士山が見える.下に咲くピンクの花はシモツケ.
相変わらず足の痛みは改善しないが歩くには支障ない。ちょうど2時間で山頂に到着し、靴を脱いでマッサージとストレッチを行なう。標柱を確認すると、やはり茅の文字を中心にペンキが剥げ落ちている。黒ペンキを取り出してまず文字の修復を行い、(見栄えの良い文字を書くのは結構難しい)さらにニスを取り出して標柱全体にニスを塗る。ここで問題発生、昨年9月に標柱修復以来、放置してあったニス塗り用の刷毛が乾燥して石のようにカチカチに固まってしまっている。溶解液に浸してみるが全く柔らかくなる気配が無い。止む無し、標柱にニスを直接垂らしてこの硬い刷毛で引き伸ばすようにしてニスを塗り、なんとか修復を完了(?)した。
山頂到着.これで6度目くらいか?
山頂標柱の文字.予想通り剥げている.
整備終了.ひとまずは見られるようになった?
天候がやや回復し,富士山が見えるようになってきた.風が強く木が揺れる.
午後5時だが,日はまだ高い.写真の真ん中に太陽を持ってくるとゴーストが出ないと聞いたので試したが・・・若干のゴーストが出る.
下山は女岩側のルートをとる。女岩の水場に行くと、末木さんたち、山梨山の会が置いてくれたマグカップがきれいに並べて置いてあった。足は痛いが、歩行や踏ん張るには支障なし。下りながら気がついたのだが、以前に比べて女岩から上のルートがかなり踏まれていて道幅が広くなっており、さらにトラロープがつけられて歩きやすくなっていた。順調に下山し、1時間少々、まだ日が沈まないうちに車に到着した。
曲岳,升形山,黒富士方面を望む.5月にのぞむ君,カズ君と楽しく歩いた山域.
足の痛みは翌日も続き、トレイルランニングをやっている先生に聞いてみたところ、これは足底筋膜炎という肉離れの一種のようなものとわかった。扁平足の人がなりやすいそうで、私はまさに扁平足。風呂上りに自分の足跡が一目瞭然にわかってしまう。なので、走ることは昔から苦手なのだ。痛みは2日で改善、連休はいずこへ?
茅ヶ岳の番人、末木さんから標柱が無事であるというメールと写真を送っていただいたのはもう2ヶ月以上前のことだ。今回はいたずらされている様子は無いのだが、心配なのは標柱の文字だ。特にいちばん損傷のひどかった「茅」の文字は黒ペンキが剥げて木肌が露出してしまっているように見える。見栄えの問題もあるが、それ以上に心配なのは水を吸い込んで標柱の木が朽ちてしまうことだ。トレーニングを兼ねて、午後から茅ヶ岳に向かう。
いつものように大明神林道に車を止めてルートを短絡する。今回は尾根道を登ることにした。トレーニングのため、30分ほどハイピッチ(私としては)登ると、右足の足首から足底にかけて痛みが出てきた。以前から時々あったが、歩いていると良くなっていたのでそのまま歩くが、この日は全く痛みがひかず、むしろ増してきた。たまに慣れないことをするとこんなもの、いつものスローペースに戻して歩く。
尾根道を行く.藪っぽく見えますが道はしっかりしてます.
野草がたくさん咲く.この花はママコナ?と???
キバナノヤマオダマキ
ウスユキソウ
このルートは山頂の直下だけ急勾配になっており、その途中の右側に土の斜面が露出した場所がある。ここは赤紫色の濃いビランジが咲く場所で、毎年この花を見るのを楽しみにしている。立ち寄ってみたが、まだ葉っぱだけで蕾もついていない状態だった。8月が見頃だろう。ここからは富士山も眺めることができる。
ビランジはまだ葉っぱだけ.
ここからは富士山が見える.下に咲くピンクの花はシモツケ.
相変わらず足の痛みは改善しないが歩くには支障ない。ちょうど2時間で山頂に到着し、靴を脱いでマッサージとストレッチを行なう。標柱を確認すると、やはり茅の文字を中心にペンキが剥げ落ちている。黒ペンキを取り出してまず文字の修復を行い、(見栄えの良い文字を書くのは結構難しい)さらにニスを取り出して標柱全体にニスを塗る。ここで問題発生、昨年9月に標柱修復以来、放置してあったニス塗り用の刷毛が乾燥して石のようにカチカチに固まってしまっている。溶解液に浸してみるが全く柔らかくなる気配が無い。止む無し、標柱にニスを直接垂らしてこの硬い刷毛で引き伸ばすようにしてニスを塗り、なんとか修復を完了(?)した。
山頂到着.これで6度目くらいか?
山頂標柱の文字.予想通り剥げている.
整備終了.ひとまずは見られるようになった?
天候がやや回復し,富士山が見えるようになってきた.風が強く木が揺れる.
午後5時だが,日はまだ高い.写真の真ん中に太陽を持ってくるとゴーストが出ないと聞いたので試したが・・・若干のゴーストが出る.
下山は女岩側のルートをとる。女岩の水場に行くと、末木さんたち、山梨山の会が置いてくれたマグカップがきれいに並べて置いてあった。足は痛いが、歩行や踏ん張るには支障なし。下りながら気がついたのだが、以前に比べて女岩から上のルートがかなり踏まれていて道幅が広くなっており、さらにトラロープがつけられて歩きやすくなっていた。順調に下山し、1時間少々、まだ日が沈まないうちに車に到着した。
曲岳,升形山,黒富士方面を望む.5月にのぞむ君,カズ君と楽しく歩いた山域.
足の痛みは翌日も続き、トレイルランニングをやっている先生に聞いてみたところ、これは足底筋膜炎という肉離れの一種のようなものとわかった。扁平足の人がなりやすいそうで、私はまさに扁平足。風呂上りに自分の足跡が一目瞭然にわかってしまう。なので、走ることは昔から苦手なのだ。痛みは2日で改善、連休はいずこへ?
いや~、噂してるかな~
それはさておき、標柱の修復お疲れ様です。また、茅には秋と冬にしか来たことが無いのですが、夏場はこんなに緑があるのですね。このルートはビランジの咲く8月が見頃なのですか、ヨッシーさんのレポを見ると色々な発見がありますね。